2020-07-02

推しカプの間に恋愛感情があるのか解らなくなった難儀なヲタクの話

性別関係無く自分推しカプが要る全ヲタクにとって左右の話はとっっても大切な話だ。固定なヲタクもそうでない者も確実に存在する。

自衛表記云々〜に関してここでは割愛させて頂こう。

難儀なヲタクである私が言いたいというより抱えているモヤモヤは左右以前の問題からだ。

特定を防ぐためにかなりのエフェクトなり何なりをかけて書いているので、読む方はそのつもりで。

読みにくいところが多々あるかと思いますが御容赦を。

私の推しカプは公式10年以上の付き合い(所謂''ともだち''と同様の意味合いと思われる)であることが明かされている。

出会い高校1年生、そこからずっと現在進行形関係が続いてるといった感じだ。

学生時代からの付き合いであることが公式である以上、学生時代から恋仲だと考えて自分作品を生み出す者も居るし、大人になってから恋仲になると考えて生み出す者も居る。もちろん両片思い等々、ふたりの付き合いが長い分おのおのが生み出す作品バラエティに富んでいると言えるだろう。

左右に関してもAB、BA、に限らずABA、な方も居るけど殺し合いといったことは無く共存していて治安も良い、非常に居心地が良い界隈だ。

突如として飛び込んできた私にも多くの神々が優しく接してくれ、見知らぬ私(履修を始めたばかりのひよっこ)に布教という名の解説飛ばしてくださったりとアットホーム雰囲気である

さらに、今まで通ってきたどのジャンルでも見る専だった私に『凄く良い妄想してるのだから作品にしてみてはどうか』と優しいお声掛けがあり、生まれて初めて二次創作をしたしABのワンライなるものにも参加した。

その頃は毎週考えて書くのが楽しかったし、率直に『左右関係無く、ふたりは付き合ってる!!!ありがとう世界……』と涙していた。

しかし、だ。

Aの過去を履修してから、少し考え方が変わった。

過去編ではAとBは仲良く男子高校生らしい高校生活を送っていた訳だが、ふたり人生を180度変えるような出来事があり、それによってふたりとも''おバカ男子高校生''から自分の心で見えない''何か''を見つめ続けるようになった。

もちろん顔つきも変わり、今まで以上に勉学に打ち込んだ事が見て取れたし、だからこそ今の彼らがいる。

そういった内容だったのだ。

ただのおバカなウェイウェイ高校ふたり組が一変し、血の滲む様な努力自分を見つめ直した事で高校卒業する頃にはお互いがお互いに背中を預けられるまでになった。

そこら辺に居る高校生のままでは成し得なかったことを成し遂げて今まで以上にお互いのピースガッチリ嵌っているというか、言葉は無くともお互いに雰囲気で通じるものがあって、それが歳を重ねる毎にどんどん増えてゆき、今もふたりで仲違いすること無く一緒に居る。

出世もして忙しいのでお互いに時間を取れる事は圧倒的に少なくなっても、たまに呑みに行くしご飯に誘う。

どちらかが相手の何かを察して無理くりにでも連れ出すこともある。

言葉に出さなくても一緒に居ることで少しでも肩の重荷を減らすというか、消すことは出来ないので軽減できるよう共有する。

これを理解した時の私はふたりに対する感情が溢れて止まらなかったし『付き合ってる!!!!!!!』より、もっともっっっと大きな何かで繋がっているふたりだ、と感じた。

その時には上手く処理しきれず、何日も何日もウンウン唸りながら考え抜いた結果、恋仲なんて言葉じゃ収まりきらないしもっと違う言葉、本当の意味での『パートナー』というか『人生の伴侶』のような、お互いがお互いの足りないピースを埋めてひとつの、大抵の事じゃ崩れない強固な何かになっているという結論に至った。

ここで頭の悪い私の脳味噌バグり出す。

ふたりは付き合ってるのか…?????』

私は自分なりに上記解釈に行き着いてしまった時、ふたりを『恋人同士』という枠をブチ破って『お互いクソデカ感情どころの話じゃないパートナー同士、お互いがお互いにとっての伴侶のようなふたり』として捉えてしまったのだ。

考えれば考えるほど、お互いにピースが嵌りすぎて恋とか友情ラインを超えている…といった解釈に辿り着いてしまう。

燃え上がる恋というより熟年夫婦のような落ち着いた関係性、まさにパートナーや伴侶と言った言葉が当てはまる、そんな関係性。

それも一種恋愛関係じゃなくて何があるんだよ!と、ツッコミを入れる方もいらっしゃるだろうが私にとってこの関係性は恋愛関係とは少し違う。

ふたりは……付き合ってない……???いや……そういう訳では無いんだよ………………』

グルグルしていたら、細々と書いていた話も恋愛関係スポットを当てたものというより、ふたりの''パートナー性''、''伴侶''のような関係性にスポットを当てた話に変わっていった。

自分の情けない脳味噌で捻り出して書いているのだから当たり前の話だが、その現実に気づいた時に一気に怖くなった。

ABともBAともABAとも少し違う、AとBの話が出来上がってしまった。

たまたまその事実に気づいた時に書いていたものが、ABのワンライに参加して書いていた話だったので『これはABなのか????いや、ABともBAともAとBとでも取れてしまう…そんな話をABのワンライに出しても良いのだろうか?』という疑念が沸き起こり、すんでのところで投稿見送りお蔵入りに。

それからというもの、書いても書いてもABやBAといったカプ要素盛り沢山な話は全くと言っていいほど書けなくなってしまった。書いても書いても''AとB''の話になる。

私は語彙力や言い回し宇宙のように湧いてくる作家先生詩人では無いので支部等に投稿する勇気はなく、だからこそ比較的多くの方が一斉に参加している中に紛れ込めるワンライに参加していた。

ABのワンライなのだからABの要素が盛り沢山な作品投稿されるのは当たり前のこと。

そんな中にただのAとBの話があってはいけないことなのではないだろうか。

そう思ってしまった日以降、自分の思う通りに言葉が紡げなくなってしまった。

あれだけ楽しかった週1回のワンライが苦痛のように思えてきて相互さんと話をするのも憚られてしまい、一旦筆を置くことを決意。

私のワンライ作品を見てくださっていたのなんてたかが数十人。

界隈には素晴らしい作品を生み出す神も多く存在するわけで、私が筆を置いたところで何か悪影響が出るわけでもなんでもないし寧ろ良い事かもしれない。

ネガティブ思考エンドレスループが始まりアカウントログインすることからも遠ざかった。

TLを見ればAB、BA作品が山のように流れてくる。

別に嫌いになった訳では無いので普通に流れてきたものひとつずつチェックするし、べったーやポイピクなどに投稿された相互作品もしっかり見に行くし感想というか、荒ぶりも伝える。

しか公式でのふたり関係性が冒頭で書いた通りなのでAB及びBA作品は溢れているが、AとBの作品はあまり存在しないというより、ほとんど存在しない。

しかしたら私の探索不足なのかもしれないが、一通り探索した結果ほとんど無かったのである

惨敗した検索結果が私の心のモヤモヤをどんどん大きくさせた。

嫌いじゃないし好きなのに、見ていてモヤモヤする。

このモヤモヤが喉につかえた小骨のように引っかかってしまい 、純粋に楽しめない。

自分解釈に雁字搦めになっていく。

10ヲタクが居れば10通りの推しカプが存在する。

その中には燃え上がるような恋をする推しカプもすれ違う推しカプも、お別れすることになる推しカプだっているかもしれない。

それだけの話で、今までその10通りの推しカプがTHE個人差といった感じで好きだったのに。

その違いが楽しめなくなった自分嫌悪感差して、誰かに相談したくても相互は各々ABなりBAが好きなので相談できるわけもないし相談したところで勘違いされてしまうかも、と思って誰にも相談できず、どうしたらいいかもわからず独りで抱え込み続けている。

誰かこの複雑な感情というか問に対する答えや考え、意見がある方が居らっしゃるならば是非教えて頂きたいものです。

難儀なヲタクのちっぽけなゴチャゴチャでしかないですが。

(追記)

推しカプは変わらず大好きなので恋仲として当然な行為を致している作品ギャグ作品シリアス作品も読みますし見ますし買うこともあります

でも悩み始めてからは流れてきたものを見る、という感じになって殆ど自ら支部に行って開拓する〜といった行為をしなくなりました。

たまたまリアル多忙となって趣味時間ほとんど無くなったという原因もあるとは思いますが、あれだけ夜な夜な、数時間わたり自分性癖に刺さる作品探しを一切しなくなったのはやっぱりモヤモヤが原因かな…と思ってるだけです。

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