はてなキーワード: 脳トレとは
勝間和代が会社の近くのムギ畑で本を書いていると云う評判だから、散歩ながら行って見ると、自分より先にもう大勢集まって、しきりに下馬評をやっていた。
ムギ畑はniftyのレディースフォーラムを発祥とするコミュニティで、いまだに運営者がシスオペと名乗っているところが何となく古風である。パソコン通信時代とも思われる。
ところが見ているものは、みんな自分と同じく、21世紀の人間である。その中でも自己啓発ヲタが一番多い。仕事もせず一攫千金の夢ばかり見て退屈だから立っているに相違ない。
「よく書くもんだなあ」と云っている。
「コンサルや投資銀行よりもよっぽど骨が折れるだろう」とも云っている。
そうかと思うと、「へえ脳力アップだね。今でもクイズ本を出すのかね。へえそうかね。私ゃまた脳トレはもう古いのばかりかと思ってた」と云った男がある。
「どうも強そうですね。なんだってえますぜ。昔から誰が強いって、勝間和代ほど強い人あ無いって云いますぜ。何でもデール・カーネギーよりも強いんだってえからね」と話しかけた男もある。この男はロードバイクに乗って、人生戦略手帳を持っていた。よほどカツマーな男と見える。
勝間和代は見物人の評判には委細頓着なくキーボードを叩いている。いっこう振り向きもしない。高い所に乗って、執筆の手を一時休めて私的なことがらを記録している。
勝間和代は瞼に人工の睫毛をつけて、ブラウスの襟をジャケットの外に出している。その様子がいかにも古くさい。わいわい云ってる見物人とはまるで釣り合が取れないようである。自分はどうして今時分まで勝間和代が売れているのかなと思った。どうも不思議な事があるものだと考えながら、やはり立って見ていた。
しかし勝間和代の方では不思議とも奇体ともとんと感じ得ない様子で一生懸命に書いている。仰向いてこの態度を眺めていた一人の若い男が、自分の方を振り向いて、
「さすがは勝間和代だな。眼中に我々なしだ。天下の英雄はただマルコム・グラッドウェルと我れとあるのみと云う態度だ。天晴れだ」と云って賞め出した。
自分はこの言葉を面白いと思った。それでちょっと若い男の方を見ると、若い男は、すかさず、
「あの言葉の使い方を見たまえ。ウィンウィンの妙境に達している」と云った。
勝間和代は今鋭利な眉を一寸たりとも動かさず、モニターの上で手首を返すや否や上から指を打ち下した。キーボードを一息に打ち込んで、Ctrl+Sキーが押されたと思ったら、自分の顔をでかでかと表紙に載せた「断る力」がたちまち出来上がって来た。その話の展開がいかにも無遠慮であった。そうして少しも疑念を挾んでおらんように見えた。
「よくああ無造作に本を書いて、思うような売り上げが上がるものだな」と自分はあんまり感心したから独言のように言った。するとさっきの若い男が、
「なに、あれは一から内容を考えるんじゃない。あの通りのメソッドが世の中に流行っているのを、まねる力で焼き直して写真をつけて売り出すまでだ。起きていることはすべて正しいのだからけっして間違うはずはない」と云った。
自分はこの時始めて勝間本とはそんなものかと思い出した。はたしてそうなら誰にでもできる事だと思い出した。それで急に自分も本が書いてみたくなったから見物をやめてさっそく家へ帰った。
鞄からノートパソコンを取り出して、部屋へ入って見ると、せんだってビジネス書フェアで買ったままついに読まなかった自己啓発書を、ブックオフに売るつもりで、宅本便の集荷待ちになっていた手頃な奴が、たくさん積んであった。
自分は一番売れたのを選んで、勢いよくまね始めて見たが、不幸にして、出版引き受け先は見当らなかった。その次のにも運悪く探し当てる事ができなかった。三番目のにも引き受け先はなかった。自分は積んである本を片っ端からまねて見たが、どれもこれも成功を呼ぶものはなかった。ついに凡人にはとうてい年収を10倍アップする力はないものだと悟った。それで勝間和代が今日まで売れている理由もほぼ解った。
それは、頭を良くすることなど出来ないから。
出来るのは、何かに習熟する事のみ。
それは頭が良くなっているのでなく、慣れているに過ぎない。
慣れは、個別のケースの処理能力の向上。
あくまでも個別な能力の向上だ。
そもそも、「一般的な知能」なんてものがあるのか疑わしい。
仮にあるとしても、そのような知能を鍛える方法など無い。
そんなもので頭が良くなると本気で思っている時点で馬鹿だ。
頭の使い方を根本的に間違ってるから、そんな人が賢いわけがない。
頭を良くしようとしてる暇あるなら、本を読んで新しく知識を仕入れたり、
頭の良さは、知識の蓄積と技能の慣れに過ぎない。
この二者の組み合わせに過ぎない。
これで記憶力が全面的に鍛えられるだろうか?
いいや、ごく一面が鍛えられるだけ。
結局のところ、ごくごく個別な技能を鍛えているに過ぎないのだから。
数字のゴロ合わせの技能やワーキングメモリ内に音韻を記憶しておく技能など。
そこを見誤って、「記憶力を鍛えている」と思うから、おかしなことになる。
繰り返すが、頭を良くすることなど出来ない。
なんとか力を向上させるという宣伝文句は、信じてはいけない。
そうでなく、個別な技能を鍛えているのである。
だから、このタスクは具体的にどんな技能を鍛えるのか、と質問することが大事だ。
技能だけでなく、知識にしてもそうだ。
具体的にどんな知識を蓄積するのか考えるようにしよう。
とにかく、「頭を良くする」という発想は捨てて、技能や知識を向上させるという発想に切り替える。
逆説的なようだが、そうして取り組んでいけば、やがて「頭が良くなった」と他人から認められるようになる。
言い換えれば自分の無才能を悟った、それをやっと自覚できたっていうのかな。
原因は無趣味さにあると思う。
それは広範囲に興味があるために特定の趣味が無いという意味ではなく、何にも興味を持てない無味乾燥さを持っていること。
例えるなら、生まれついての「不感症」。それらしいインパクトやカタルシス、エクスタシーを感じたことが無い、無感動な人間。
子供の頃からそうだった。漫画、映画、音楽などに特別好きと言えるものはない(絶対数も少ないし、見ようとも思わない)し、
文章を書くということはよくしたけど、自分自身のみを色んな言葉で表現して、自分に対して何か他人から反応されるのが好きなだけ。
生まれてから今まで、そのときその瞬間をあつらえの遊びによって暇潰しをするために生きていた、という感触。
アニメを有意義前向きに消費していくオタクの「好き」さに無意識に憧れて、アニメを見ていた時期があったけど、
アニメ自体がそう面白いものでもなく、『らきすた』を楽しむオタクとの温度差を感じて「違う」と気づいたときあっさりと決別できた。
一時期見ていた『タモリ倶楽部』などとは宇宙を隔てて遠くにいる人間だと自覚する。
こんなことでは、感性の土壌を耕すのはおろか、夢を持てず動機など作れなくて当然だと今振り返る。
それが自分の限界だったと今、素直に受け止められた。自分は何にも影響できない代わりに、何にも影響されないのだ。
元々は、一般人と一線を画した、特別な感性を持ちたいという願望があったのだけど、
それが芸術家肌とか、クリエイティブさみたいないい意味じゃなくて、奇形的な特異さを持った、悪い意味で達成されることになった気がして、嬉しくもあり悲しくもあり。
そんな自分は、元々何の気なしに持っていた願望とは程遠い、人間として最低限動く部分だけを生かした、機械的な社会の歯車としてこれからも生きることになるのだろうけど、
そんな自分は、何のために生きるのだろうか。存在を保っておく必要など、他の人が散々考えてきたように、無い。
まあ、凡庸と呼ばれる人の性質が自分と似た者同士ばかりだったらまた自分は埋もれて悶々とした人生を送るようになるのだけど。
「脳の活性化」という言葉が脳トレだとかアハ体験という類じゃなくて、
自分の中の「好き」といった感覚を人並みかそれ以上に呼び覚ます技術を指さない限り、自分が人間らしい人間として暮らせる日は遠い気がする。
どうもこんばんわ。元増田Aです。巡り巡って今一緒に暮らしている母が還暦を迎えました。
子供の頃は包丁の握り方や皿の洗い方、鉛筆の書き方等を躾けてくれた母なのですが
最近書いている文章を見たら誤字だらけだし、内容の重複は激しいし、文章の構造がおかしいし、
そもそも文章(手紙)すら余り書かなくなってます。
読書をしていれば少しは予防が効くと思うのですが本は老眼で疲れるからと読まなくなりました。
そんな母が話す最近話す内容というと、テレビの通販やワイドショーか自分の交友関係か親戚に対する感想に終始し、
会話の方法も、人が他の人と会話しているのを遮って、全く関係のない話を延々と続けたりと
(これは若い頃からあった。元々天真爛漫というか我が儘な人なんだと思う。)
聞いていてこっちが頭の痛くなるような状態です。
元々専業主婦でしたが、体を一時期壊し、今は大分元気になってはいるのですが、
病後以降家事も手を抜くどころの話じゃなくなっております。
又、夫婦喧嘩もよく勃発しておりますが父も同様に還暦を越えた為、
一時イライラしても持続しないらしく彼女もその時ばかりはしゅんとしてますが毎日が元の木阿弥です。
最近、脳科学の本をよく目を通すのですが、そんな私が彼女に対して出した結論は端的に言うと
前頭葉とか使ってないから判断力や認識力が低下しているのではないか?
という推論でした。更に数冊、又数冊と読み進めていくうちに、
この儘の状態が続くと認知症を発症してしまうのではないか、という危惧さえ生まれました。
(認知症は病気で発症する人もいますが、7割は脳を使わない事により発症、
この手の患者さんを解剖してみると健常な脳との違いが殆ど無いそうです。)
折角一緒に生活しているのだから、もうちょっと前頭葉を使って元気に生活して貰いたい。
私はそう思いました。とりあえず、ものは験しと任天堂DSiと脳トレをプレゼントしましたが、
画面が輝いて目が疲れるという事で二ヶ月で飽きてしまったようです。
私は頭を抱え、何か、彼女の脳細胞に刺激になる物はないかと探しました。
そこでふと、漫画を読ませてみたらいいんじゃないか、と思い至りました。
しかしここ最近ロクに漫画雑誌も買わなくなったので、部屋にあるのが
「ハチくろ」「有閑倶楽部」「星☆おにいさん」「深夜食堂」「三月のライオン」位で
他にどんな物をあの世代の女性が共感を持って読むのか分かりません。
本人は、漫画とか読んだ事ないから読んでみようかな☆と概ね好感触。
この好奇心旺盛な時期を逃す訳にはいかないのです。
多分有閑倶楽部は幼すぎて疲れてしまうと思うのでナシですし、
星☆おにいさんは若者カルチャーが大分混ざっているので理解出来ないかもしれない、と思われます。
この中で最初の一冊はやっぱりハチクロなのかなあ。。それとも三月のライオンがいいのか。悩みます。
あ、そろそろ韓流ドラマをぶっ続けで見るのも辞めさせたい所です。何故そんな体力はあるんだろう。
結果として今パラサイトシングル化(こんな言葉あったよね!)してる自分ですらそんな体力ありません。
あ、あとジムに行くと行ってる癖に誘っても乗ってこないのもどうすればいいのだろう。
年取って動けなくなる前に少し動かして欲しいんだ。頭も、体も。
いつまでも元気でいて欲しいの。お母さん。だからどうすればいいかな?
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・ゲームは1日30分程度ならOK。
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◆ 読書は知能を高める
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・読書は知能を高める。これははっきりしている。
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・このように、子供の知能を上げるには、家庭における生活改善、
学校における適切なモチベーションのアップが絶対に必要である。
・しかし、うまく学校と家庭が連携し、子供の環境を整えてやると、爆発的に子供の知能は上昇する。
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◆ 成功体験
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・「全力でとりくんで」、かつ「成功」した体験がなくてはならない。「失敗体験」では萎縮してしまう。
・その意味で、あまりいろいろと習い事をさせると、どっちつかずになることが多い。
その子に合った・好きなことに絞るほうが良い。
・東大生には、子供時代、そろばんかピアノを習っていた子が多い。
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◆ 質疑応答
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・「小五の娘は、学校の授業で、円周の計算などを電卓で計算しているというのですが、使わせてよいもよいものでしょうか」
-> 陰山:「使わせないでください」
-> 陰山:「高校生なら良いです。そのぶん、引く回数を増やしてください。脳に刺激を与えます」
陰山:英単語は、一気に、前倒しで覚えるのがよい。
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■ 陰山英男氏講演_092028
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▼ 概要
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・「100ます計算」で有名な陰山氏の講演。
・P.M.1:30~2:30講演。質疑30分
・内容:自分の経験、実践に基づき、日本の教育についていろいろ。
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◆ 会場
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◆ 講演者
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・陰山英男氏。51歳。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%B0%E5%B1%B1%E8%8B%B1%E7%94%B7
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BE%E3%81%BE%E3%81%99%E8%A8%88%E7%AE%97
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-url/250-4349303-4987419?%5Fencoding=UTF8&search-type=ss&index=blended&field-keywords=%E9%99%B0%E5%B1%B1%E8%8B%B1%E7%94%B7
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陰山 英男(かげやま ひでお、1958年 - )は、兵庫県朝来市(和田山町)出身の教育者。立命館小学校副校長・立命館大学教育開発支援センター教授。安倍首相の諮問機関「教育再生会議」元委員。小学館の通信添削学習『ドラゼミ』総監修者。大阪府教育委員。
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来歴
岡山大学法学部法学科卒業。学生時代は放送文化部に所属し、アナウンサーを目指すが挫折。佛教大学通信教育部にて教員免許取得。兵庫県内の小学校で教員を勤める。教員時代は典型的な「でもしか先生」であったが、同僚教師の死を切っ掛けに、「命を大切にするなら、まず教師から。自分を犠牲にする教育実践など意味はない」と、授業改革に目覚める。
朝来町立(現在は合併により朝来市立)山口小学校在職当時、同僚、父母なども巻き込んで基礎学力向上のためのメソッドの開発を進め、岸本裕史が提唱した百ます計算やインターネットの活用、科学実験、そして日常の生活を見直すチェックシートの活用など、さまざまな工夫を重ねて、成果を上げる。
また、現場の教員たちの自主的な研究会「学力の基礎を鍛えどの子も伸ばす研究会」に小河勝らと共に所属。広島県尾道市教育委員会による校長の公募に応じて、2003年4月より、尾道市立土堂小学校(文部科学省指定研究開発学校)の校長に就任。
2006年4月より、京都市北区に開校の立命館小学校副校長兼立命館大学教授に就任。
2006年10月、政府の教育再生会議委員に就任。(2008年1月まで)
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・今回のイベント主宰の初芝学園が立命館と提携したので、今回の講演はそのツテらしい。
「娘が東大に合格した本当の理由~高3の春、E判定から始める東大受験」
http://www.amazon.co.jp/%E5%A8%98%E3%81%8C%E6%9D%B1%E5%A4%A7%E3%81%AB%E5%90%88%E6%A0%BC%E3%81%97%E3%81%9F%E6%9C%AC%E5%BD%93%E3%81%AE%E7%90%86%E7%94%B1~%E9%AB%983%E3%81%AE%E6%98%A5%E3%80%81E%E5%88%A4%E5%AE%9A%E3%81%8B%E3%82%89%E5%A7%8B%E3%82%81%E3%82%8B%E6%9D%B1%E5%A4%A7%E5%8F%97%E9%A8%93~-%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E9%A4%A8101%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E9%99%B0%E5%B1%B1-%E8%8B%B1%E7%94%B7/dp/4098250101/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1236167946&sr=8-1
・ポッドキャスト・FM ラジオ「陰山英男のヒューマン・ラボ」 放送中。
http://www.tfm.co.jp/podcasts/human/
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◆ 聴衆
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・最終的に300人程度は来ていたかと思う。
・「初芝学園」とは、あまり聞いたことがない学校だが、南大阪の私立学校で、小学校~高校まである一貫校らしい。
・入り口には「小学校」「中学校」「高校」「一般」の受付があり、住所・氏名を登録するようになっていた。
・同じ講演を見た人のブログがあった。
http://gachapin101.at.webry.info/200903/article_1.html
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◆ 講演全体の印象
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・教壇に長く立ってきて、今は副校長だったり、公的機関の教育顧問だったりすることもあり、
講演には慣れている感じだった。
・ざっくばらんな印象で和ませつつ、言うべきことはきちんと言う印象。
・プレゼン資料はパワーポイントだが、パワーポイント自体が進化していて驚いた。
印刷物かと思うほど解像度が高く、またビデオを貼れるので非常にわかりやすい。
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▼ 内容
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・この間の調査 http://www.jiji.com/jc/zc?k=200903/2009030100067
・陰山氏は、1958年、岡山大教育学部を卒業、の○○立 山口小学校に赴任、
-> その後○○立 土堂小学校で、「陰山メソッド」を完成させる。
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◆ 今後の日本について
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・今後、日本はもっともっと景気が悪くなる。暗い世相になる。
・正規雇用自体が吹き飛び、半年後には派遣どうこうの話さえ出なくなるだろう。
・中学生はその実態はわかっている。きれいごとしか言わない大人が多すぎるのが問題だ。
・この間、中学生向けの講演があったので、本音で「あなたたちの未来は暗い」と話した。
すると、講演が終わっても、拍手が鳴りやまなかった。
その後、中学生たちは職員室に押しかけ「百ます計算」を明日からするように求めたということだ。
・日本の未来は暗い。教育も産業も、きちんとやっていかなければならない。
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◆ 教育の効果について
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・教育の効果というものは、多くの「識者」が言うように、何年も経ってやっとわかるというものではなく、3日で変わりはじめ、数週間で必ず効果が出る。1年もあれば、ずっとはるか上にいる。
・高校生より中学生、中学生より小学生が、教育の効果が出やすい。
・なぜ小学生に、あっという間に教育の効果が出るのかというと、小学生では「知識」だけでなく、「勉強のしかた」を同時に学ぶからだ。
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◆ 著作を読んでほしい
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・講演をしても、数週間で忘れてしまうので、
本を買って、ときどき読み返してほしい。また、ポッドキャスト(FMラジオ)もやっているから聞いてほしい。
-「学力は1年で伸びる」
http://www.amazon.co.jp/%E5%AD%A6%E5%8A%9B%E3%81%AF1%E5%B9%B4%E3%81%A7%E4%BC%B8%E3%81%B3%E3%82%8B-%E6%B1%9F%E6%BE%A4-%E6%AD%A3%E6%80%9D/dp/4022504005/ref=sr_1_31?ie=UTF8&s=books&qid=1236167756&sr=8-31
-「家庭力―子どもの学力向上と幸せのために親ができること 」
http://www.amazon.co.jp/%E5%AE%B6%E5%BA%AD%E5%8A%9B%E2%80%95%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E3%81%AE%E5%AD%A6%E5%8A%9B%E5%90%91%E4%B8%8A%E3%81%A8%E5%B9%B8%E3%81%9B%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AB%E8%A6%AA%E3%81%8C%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8-%E9%99%B0%E5%B1%B1-%E8%8B%B1%E7%94%B7/dp/4391136031
-ポッドキャスト・FM ラジオ「陰山英男のヒューマン・ラボ」
http://www.tfm.co.jp/podcasts/human/
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◆ 土堂小学校
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・1学年150人という、かなり大きな学校で、これだけの人数の成績を上げるのは、通常非常に困難なのだが・・・。
・結果、偏差値65以上が全校の20%、全校平均平均知能指数117という、驚異的な結果となり、
卒業後、多くが進学校に進学、子供たちの可能性は大きく広がった。
・知能が高くなる、ということは、子供たちの可能性・選択肢が広がることだ。
「陰山メソッドは「生きる力」にならない」などと言う「識者」がいるが、馬鹿馬鹿しい話だ。
・「100ます計算で馬鹿になる」などという本を読んでみたが、くだらない話ばかりでまるで話にもならない。
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◆ 知能指数とは
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適切な環境さえ与えてやれば、どんどん回転数は上がる。
・「生活習慣が全て!」と言っても良いほど生活習慣は大切だ。
生活習慣だけで、知能はどんどん上がっていく。
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◆ 今私(陰山)がしている、脳によい生活習慣
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・脳が発達する生活習慣がある。
・今、私がしている、脳によい生活習慣とは
・1日40分歩く。
-> ちょっと早く歩き、心拍数100程度にする。走るほどでなく、ぶらぶら歩くのでもなく、ちょっと負荷をかける程度が望ましい。
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・日本人のライフスタイルを、脳力が高くなるようにしなくてはならない。
・2000年では1人あたりのGDPが3位 -> 2006年には18位に低下。生産性が落ちている。
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◆ フィンランドメソッドについて
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・フィンランドに見学に行き、直接見て、いろいろと話を聞いた。
・これなら、世界で知能が一番高いのは当たり前だと感じた。
・とにかく教科書が難しい!フィンランドの小学校1年生の教科書は、日本でいえば小学校4~5年レベルだ。
・当然、落ちこぼれる子も出てくる。だが、多くの教員や原則無料の教育によりそれをクリアしている。
・1クラス23人に教員が3人、その他、テキストを用意したり、学校事務を行う補助要員がクラスに1人いる。
これだけいれば、さすがに簡単には落ちこぼれは出ない。
・小学校から大学まで、全て教育費は無料。教科書、ノート、鉛筆等文具も無料。
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・しかし、それでさえ、なぜか2000年以前は、かなりの成績を収めていた。
・なぜか? 私は「系統だった学習指導要領」にあると思っている。
・各国を見て回ったが、「系統だった学習指導要領」があるのは日本だけだった。
これが日本の貧弱な教育環境において、日本の子供にかなりの知能を与えていた原因かと思う。
・だが、その優れた学習指導要領も、2000年以降ゆらぎ、その結果、学力の低下が起きたのではないか。
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・グローバル時代に、知能の力がないのは、子供達の未来を閉ざしてしまうことになる。
・10年前、アジアから米国への留学生は日本人がいちばん多かった。
・現在は、インド>中国>韓国>日本>台湾 の順になってしまった。
・なぜか?日本人は留学しようとしても、基礎学力が足りず、入学できないのである。
・あまりに驚いたので、「我々見学者のために、特区の小学校を回っているのか?」と聞いたら、これは中国ではすべての小学校で行われている、と言われた。
・小学校卒業時の英語の目標は、「日常生活に、実用的に活用できるレベル」である。
・低学年で週に5時間、高学年では4時間の英語の授業を受ける。
・日本の現状は、小学校では、今はそもそも英語の授業は行われていない。(ローマ字ならある)
・次の指導要領で英語の授業が入ることが決まったが、週にたったの1時間、しかも目的は「異文化理解」である。
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◆ 子供の伸びる家
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・今、住宅メーカーと共同で、「子供が伸びる家」の研究を行っている。
・学習は「生活習慣がすべて」と言えるほど、生活習慣は大事なので、「子供の伸びる家」はそれを考えて作っている。
・とりあえず今の家で考えるというと・・・
1/ダイニングに長机(田舎の公民館に置いてあるような安物)を置く。
-> ごはんを食べて、親が見ている横ですぐに勉強ができるように。食卓でやると、食事中に片付けなくてはならず、片付けるのが面倒。
-> 長机は横に長く、奥行きが短いので、奥のほうがとりづらいということがない。横に長く置いておくほうが手が届きやすい。
2/畳の間があったほうがいい。子供がごろごろできるのと、寝るときに、ベッドは落っこちるので、畳にフトンのほうが安眠できるので。
-> ぐっすり眠れるのが、とにかく一番!「睡眠力」と名付けたいくらい。
3/リビングに本棚を置き、辞書や図鑑などを置く。また、どの部屋にも辞書・図鑑があるようにする。
-> なぜか?それは、「わからない」 -> 「わかる」の時間が短いほど脳への定着が強く、結果として知能が上がるからだ。
「後で調べとく」ではダメで、「今わからない事は今調べられる」ような体制を作っておくのがよい。
4/親の手伝いや部屋の掃除は子供の知能を高める。イモの皮むきができる子のほうが、できない子よりも知能が高くなる。
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・なぜ「親の収入が低いと合格しない」などという神話が出来たかというと、
昔の東大は、とんでもない高収入の親がたまにいたので、彼らが平均値をぐっと上げていた。
・また、10年ほど前に、中高一貫校では中学で高校の内容を前倒しで教えてよいことになったので、中高一貫の私立高校が有利となった。
・しかし、実は東大は、あまりそういう子を取りたくない。
・そこで、東大は、年収400万円以下の家庭は、授業料は無料になっている。
・実は東大は東京出身の子が多く、東京ローカルの学校とも言える。
・現在、東大は地方の公立高校を回り、優秀な生徒を狙っている。
・教育再生会議で言っていたが、小さい頃から外の風に当たらず、知識だけを植え付けられた子は、
好奇心が育っていないので、大学で新しい研究などできるわけがない。
東大はそう考えている。
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◆ 虫食い学力について
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・近年、目立ってきたのは「虫食い学力」である。
・「虫食い学力」とは、計算や漢字などの基礎を徹底していないため、知識や技能が虫食い状態となり、結果、それが上級の学年に進んだときに致命的な弱点となり、理解を妨げることである。
・中学生に小学1年レベルの計算をさせると、○-7、○-8を間違える子がけっこういる。
・漢字について、6年生では3割の児童しか、指導要領漢字全部を覚えていない。
・割合、分数の計算を理解していない子がかなりいる。
・上級の学年は、それらの知識が前提となるので、そこがネックとなり、ついていけなくなる。
・この場合、親や先生が叱責しても激励しても、何の意味もない。どこを理解していないのか、まずプロの目できちんと見ないと駄目である。 一人一人、テストの1つ1つの問題を細かく見ていき、何を理解していないかを見つけていく。
・中学生に100ます計算をさせると、方程式などの難しい問題も解けるようになる。
やはり基礎的な計算力が足りていなかったと考えられる。
・塾経営者と話した時、この虫食い学力問題が話題になった。受験専門の塾では基礎、基本の徹底をやらないので、こういった基礎のついてない子は伸びず、大きな問題となっている。
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◆ 100ます計算について
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・100ます計算は、私が思いついたものではない。
・「計算の反復練習」という、本来しんどい、つまらないものを、面白く取り組めるための1つの手段だ。
・毎日、同じ問題をやる。あっという間に記録は上がっていく。
実は、違う問題でも、同じ問題でも、計算力向上の効果は全く変わらない。
-> 褒めてもらえる -> 自信がつく -> やる気が出る。
・不思議なことに、100ますを続けると、もっと深いところで学力が上がっていく。
授業もやりやすくなる。
・特に日本の子の、学習の最も妨げとなるのは「学力コンプレックス」である。
・日本の子は、褒められて育てられていない。たいがいの場合は「おまえは駄目だ」と言われて育つ。
それにより、何においても自信のない子が非常に多い。
・100ます計算は、大人でもだいたい2分はかかる。
・それを、小一でも、1ヶ月ほどで1分45秒を切るようになる。
・大人を負かすほどの計算力がつき、褒められる。結果、自信のかたまりのようになり、
「学力コンプレックス」とは無縁の「成長モード」に入り、学習がスムーズに行える。
・「同じ事を3日連続でやる」のが大事である。
・3日間同じ事をすると、記憶はよく定着する。
それ以下ではすぐ忘れてしまう。それ以上やってもあまりスコアは伸びない。
・よって、計算・漢字・英単語も、記憶を定着させたい場合は、「3日連続で同じ事をする」が有効である。
・1日10分でもよい。それで頭の回転を上げることができる。
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・知能開発の7割は「早寝」「早起き」「朝ご飯」の生活習慣により決定してしまう。
・朝ご飯をとにかく「しっかりとる」こと。
・子供は、P.M.8:00~9:00までに寝ると、一番知能指数が高くなる。
・朝ご飯を食べずに登校するグループに、朝食を取らせるようにしたところ、知能指数は6ポイント上がった。
・手っ取り早く言えば、「朝は湯気の出るおかずを食べさせてください」ということ。
●パン+ジャム+牛乳だけではダメ。脳に必要なアミノ酸がとれないから。
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*なお、文中「グラフ」の統計は、大きな学校に協力してもらい、厳密にとったもので、
サンプル数等も有効な範囲であり、いいかげんなものではない。
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・ゲームは1日30分程度ならOK。
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◆ 読書は知能を高める
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・読書は知能を
はてなは任天堂と同じ、「娯楽産業」というカテゴリで括ることができるかもしれません。
しかし、はてなが任天堂のやり方をなぞれば成功するのか?答えは「No」です。
まず既存のコントローラーを捨てたことについて「自殺行為」と表現していますが、これは大きな間違いです。
任天堂がWiiとDSで取った作戦は「負けても絶対に死なない」でした。
WiiもDSも発表当時の常識からしてみれば、「新ハード」としては誰もが驚くほど低性能でした。
これは可能な限りコストを下げることで、失敗したときのリスクを最小限に抑えたからです。
Wii・DSはたとえ他社に負けて最下位になってもハードが売れれば収益とんとんかやや黒字、
あとは任天堂の自社開発のソフトを売れば自給自足で生存できる、そういうハード設計でした。
加えて任天堂には数年間は一切何もしなくても社員を養えるだけの資産があるといわれています。
しかし、それは飛び降りても死なないだけの圧倒的な体力があったからです。
しかしこれらはあくまで「ゲーム」です。任天堂は自社の強みはゲーム・娯楽であると考え、
一貫して「ゲーム」以上の物は作らないようにしています。(この辺りの発言はWebに有ったはずですが、失念しました)
自分の過去である「ゲーム」を捨てたのではなく、逆に「ゲーム」の定義を拡大することで、新しい事を行う。
似ているようですが意味は全く違います。
この点ははてなも真似ることができるでしょう。
はてなを丸っきり捨てるより、はてなが確実に勝てる範囲を利用して「はてな」の定義を広げることで、
『普段インターネットで遊ばない人や、インターネットに関心のない人に
インターネットが自分に関係のある物として触ってもらう』方が得策でしょう。
任天堂関連を追っている人なら気付いたかと思いますが、「自分に関係のある物」とは
Wiiがレボリューションというコードネームで呼ばれていたときからゲーム離れに対する戦略として何度も取り上げられているキーワードです。
私たちは、「"携帯型か据置型か"という区別ではなくて、ゲーム機は生活の中にいかに自然に入っていけるか否かということで考えてはどうか」というふうに、今思っています。
もちろん、ゲームの中で、日常生活とはまったく違う別の世界に没入して遊ぶゲーム…、まあ任天堂で言えば、例えば『ゼルダの伝説』なんかが典型的なゲームでしょうけれども、そういうものはそういうもので、存在価値がありますし、そういうものを待ってくださっている世界中のファンの皆様に向かって、今後も、任天堂はそういうソフトを作っていくべきだと思うんですね。
しかし、これからゲーム人口をこれから拡大していこうということを考えたときに、全く別な世界…日常とは無関係な世界で遊ぶゲームだけではなくて、日常生活の様々なテーマと繋がっていて、日常生活の中に浸透していくようなゲーム、そういうものがあることで、生活の中にゲーム機が自然に入っていくかどうかと。
まあ、言い換えれば、結果、そのテーマに多くの人が興味を持てるのかどうかということが重要ではないかと思っております。
たとえば先ほどの、えー、DSの例で言えば、なぜ脳トレは売れたのか、なぜえいご漬けは売れたのか、なぜ常識力のソフトはタイトル(『日本常識力検定協会監修 今さら人には聞けない大人の常識力トレーニングDS』)を聞いただけで欲しいと言ってくださる方が沢山いるのか、それは、日常生活と関わりがあるから…日常生活の中に自然に入っていけるテーマだからというふうに私たちは考えています。
http://n-styles.com/mt/mt-trckbk.cgi/1501
はてなやはてなのサービスに読み替えると見える物があるかも知れません。
ただし任天堂の場合、問題が「ゲーム離れ」であり、アプローチする相手にゲーム経験がある、
あるいはゲームについて多少は知られている、という前提なのに対し、
はてなの場合はサービス内容がそもそもアプローチ相手が全く何も知らない可能性がある点は注意点です。
まとめるつもりは無いので、この辺りで。
結局はてなは「はてな」にしかなれないでしょうが、未来の「はてな」の定義が
「なんかよく分からないけど便利らしいよ。」とかになってると良いな、と思う次第です。
アプリ作者です。
ゲームの大まかな流れを説明します。
周辺の8つの数値のいずれかをドラッグして、
6つの演算子のいずれかにドロップすることで、
中央の数値とドロップした値との演算が行われ、
その結果が新たな中央の数値となります。
この演算を繰り返すことで、中央の数値を
targetとして表示されている目標値に近づけていき、
問題をクリアすると、次の問題に進みます。
演算子を周辺の数値にドラッグアンドドロップすることでも演算は行われます。
ある数値を他の数値にドラッグアンドドロップすると数値が入れ替わります。
こんなややこしい操作体系、何の説明も無しに分かるはずがないですね…すいません。
特に、ドラッグアンドドロップさせるというのは無理がありました。
できるだけ少ない操作で遊べるように、ドラッグアンドドロップ制を採用したんですが、
ドラッグ中に数字がポインタにくっついてくるようにする、などの画面効果は検討します。
それから、そもそもゲームが面白くないというのも致命的ですね。すいません…。
与えられた9つの値からより早く目標値を作り出すというところに、
パズル的な要素があるかなと考えたんですが…。
ほとんどが足し算と引き算で終わってしまう、とのことですが、
どうすればより早く目標値を作り出せるか、と考えると、
掛け算や割り算も必要になってくるかと思います…。
このような問題を解決する技能が他に使えるかどうか、という点については、
与えられた値からより早く目標値を作り出す過程を考える上で、
暗算を何度も行う必要があると思います。
それがいわゆる脳トレになるかな、と。
…今更脳トレも無いか。
http://anond.hatelabo.jp/20081113121012
この人、「文章が上手くなりたい」って、どういう意味で言ってるんだろう。
「文章力がある」ってのは、イコール、ボキャブラリーが多いことではない。
もちろん小難しい文章を長々と書くことでもないし、
敬語や謙譲語を間違えずに使ったり、文法的に正しい日本語を綴ることでもない。
文章力というのはただ一点、
「自分の言いたいことを、【端的に】【わかりやすく】相手に伝えられる能力」のことだ。
だから、文章力を上げるために最も重要なことは、実は、文章の練習をすることじゃない。
頭の中で、言いたいことがきちんとまとまっているかどうか。ポイントはそこに集約される。
実は、文章を書こうとするその時点で、もうその文章のデキはある程度決まってしまっているのだ。
頭の中できちんと言いたいことが整理されていれば、それを文章として並べていくだけで、
相手に対して簡潔でわかりやすい、理路整然とした文章を提供することができる。
逆に、あまり頭の中がまとまっていない状態で文章を書き始めてしまうと、
「あ、これ書いてなかったな」「これじゃ判りづらいか、これも書き加えておこう」
といったように、雪ダルマ式に文章が増えていく。
そのように出来上がった文章は、もちろん判りづらいだけでなく、
長い文章を読む覚悟のない人たちを切り捨てることになる。
読んで欲しい一心で必死に書いた長文が、皮肉にも殆どの人に読んでもらえない結果を呼ぶのだ。
本当に優れた学者は、素人にもわかりやすく自分の研究内容を説明できると言う。
文章も、全く同じだ。
小難しい言葉なんて、使わなくていい。
正式な論文でも書くのでなければ、日本語として正確でなくてもいい。
自分の言いたいことを相手にストレートに伝えられるかどうか、そこが一番重要なのだ。
そして、それを可能にするのは、文章の練習ではなく、
自分は大学1年生の頃、ひきこもり気味でろくに大学にも行かずに、まさに無駄に大学生活を送っていました。
そんな自分ですが、大学1年の成績表を手にしたとき、これではダメだと心の底から思い、残りの3年試行錯誤を重ねました。結果、我ながら有意義な大学生活を送ることが出来ました。
そこで、これから大学生になる、あるいは今まさに大学生のために自分的に効果のあった生活術を書こうと思います。
社会人や普通の大学生から見たら物凄く当たり前のことかもしれないですし、あくまで自分が効果があったなと思ってるものを書くだけで当然誰にも効果があったりするわけではないですが、参考にしていただければ幸いです。
とにかく時間を持て余し、深夜の番組を見たり、ゲーム、ネットをついつい夜遅くまでやってしまい生活リズム崩壊なんてよくあること。「最近寝るのが??」と遅くまで起きて遅刻してくることを自慢する輩までいたりするのが大学。
「なんで起きる時間じゃないの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。
しかし自分は、起きる時間を決めているだけでは、例えば『今3時だけだけど、7時までに4時間寝れるお!4時間寝れば大丈夫だお!』と考えてしまいがちでした。
仕事がある社会人なら義務感からそれでも起きられるでしょう。しかし、「講義?どうでもいい」と心の中で思っているところのあった自分は時間通りに起きることは無理でした。
そこで、寝る時間を守るということを試しました。
生活リズムが狂いまくっていたということもあり最初は中々寝付くことができなかったのですが、何日か続けていると自然と時間に寝れるようになりました。
そして、寝る時間が定まってくると起きる時間も自然と決まってきました。
また、寝る時間を決めていると、1日の行動が逆算しやすくなります。『23時には寝ることになっているから、○○時には課題に取り掛かろう』と時間を有効に利用することが出来るようにもなりました。
アルバイトはしていたものの本や飲み会の出費が嵩むので、お金を節約するために始めました。
しかし、金銭的に効率良く献立を立てて買い物をするためには先1週間の生活(1週間に1度買い物に行っていたから)を把握することが必須となり、自然と先の予定を気にするようになりました。
当時、1週間の予定と言えば必ず週何度かあるアルバイトくらいでスケジュール管理もいい加減だった自分には、これが大きな副産物でした。
大き目の手帳に献立を書いていたのですが、それに予定も書き込むようになり、就活以前に、自然と手帳の使い方(手帳癖)を身につけることが出来るようにもなりました。
また、「家事こそ脳トレ」と書いてる本がありましたが、自炊は家事の中でも特に頭を使うので脳トレにもいいと思います。
実際、ボーっとすることや1日ぐだぐだに過ごすなんて日が減った気がします。
1日あったこと、思ったことを何行でもいいから文章にするということをやっていました。
あまりたいしたことをしてないなあと思っても、見返してみると、意外と色んなことをやっていたり、色んなことを考えていたりするものです。
日記を残すことによって、1週間後でも1ヵ月後でもいい、それを見返したとき良かった所や反省点などを見つめ直すことができます。自分自身のモチベーションを高めることにもつながります。
また、壁にぶつかったり問題が起きたとき、過去の日記を見てみると、解決するためのヒントが隠れてあることがありました。
就活で、慌てて「自分の大学生活の良かったところは??」などと考える必要がなかったのも日記の存在が大きかったと思います。
今はネットを通じて、好きなブロガーさんに会ったり、オフ会に参加したりすることが簡単に出来ます。
大学は、同じ偏差値、同じ年齢の人が集まるため、考え方や視野が狭くなりがちだと思います。
たとえば、mixiでも2chでも、趣味系のオフ会に参加すると、高卒・フリーター・1流企業の社員さん・クリエイターetc普段接することがないような様々な人と話すことができます。
このような機会を有効利用しない手はないと思います。
自分で会社を興したり、複数のアルバイトを掛け持ちすることで色んな人に会う機会があるんだぜ!って人もいるのでしょうが、自分にはそんなバイタリティはなかったので、ネットで人と多く会うようにしました。
むずかしいこと言われるとわけわからなくなるし
えぇと とか あー とか そのー とか アレが
とかばかりでロクに話せない。うちの親もそうだ。
会社で一番電話対応が下手だ。気の利いた言い回しが瞬時に出てこねぇ。
客と打ち合わせするのにいくら予習して行ってもいざその場で客の話聞くとリアルタイムに答えられない。
そういう人達ばかりが集まる職場ならいいんだろうけど、半端に暗記力あるから
Fランク大学出てしまって、SIerに偽装派遣で働くはめに。隣の人(プロパー)京大卒で向かいの人早稲田。
技術力とか理解力で負けるのは仕方ないよ。脳ミソが違うんだから。でもなんなの、なんでそんなに話がうまいの。言ったことが瞬時に頭に入るの?
頭からすぐに引き出せるの?なんで台本がなくても話せるの?
DSで脳トレやればそうなるの?DHA取ればいいの?本を読めばいいの?
あぁぁ、丸明の社長見るたびにみじめになる。
電車の中でゲーム、許せる許せないの境界線は“音”!? (オリコン)
地下鉄で音有りで脳トレやってるバカ女に「うるさいですよ」っつってやったら睨み返されたんだけど、逆側のリーマンの人も「うるさいですよ」っつってくれて、そのバカ女は次の駅で何か急いで降りてった。
川島教授が脳トレの報酬を個人的に受け取らずに研究所を作った,というのは非常に良いことだと思いますが,報酬を受け取らなかった理由として「仕事が好きだから」というコメントが報道されてしまったのは結構問題かもしれません.今回の話はあくまで「大学での研究成果で得た金だから,大学での次の研究に使う」というだけで,川島教授が仕事好きかどうかはあまり関係ない話.
今回の「美談」が一般化されすぎて,「大学人が研究成果で金儲けするとは何事か」とか,「好きで研究やってるんだから,研究者の待遇は悪くてもいい」みたいな雰囲気がさらに強化されてしまうとちょっと怖いんだよな.「人のために尽くすのが医者の本来の姿なんだから,自分の生活を犠牲にしてでも患者を救え」みたいな論理と似たようなものかもしれません.
最近「脳トレ」とか「脳科学」とかが持て囃される状況ですが、その流れを作った一つとして「ゲーム脳の恐怖」の存在があったのは否定のしようが無い。でも、何故ゲーム脳と言うトンデモが支持を受けたのかと色々考えたらこういうことが思い浮かんだ。
90年代は効率化の名の下に様々な業種へのパソコンの購入が急速に進んだ時期だったわけだけど、その導入時期と言えばバブルが崩壊してまさに何処もかしくも企業はリストラと証したクビ切りを行ってた頃だったわけで、パソコンの類が使えない人間は社会不適合者とばかりにリストラ対象者となり追い出されていった。リストラによって生活の基盤を失い家庭崩壊に至った人はかなりの数でいるだろうし、パソコンさえなければ今頃は退職金で悠々自適な生活を送れたのにと思う人は結構いたはずだ。
90年代から今日までの急速なデジタル化は親子関係の逆転すら生んでしまった、これまであったであろう「親が子に教え、子は親に敬う」と言う考えは新しい技術に適応できるか否かでもろくも崩れ去った。つまり、子が親にパソコンや携帯電話の使い方を教え、使えなければ子供にバカにされる状況が出来上がってしまった。これまで「親が偉い」と考えてきた人もたかがパソコンやゲーム機如きで崩れ去るのは全てにおいて非常に耐えられないはずだし、パソコンやゲーム機に憎悪をむけるのもわかる。
3・急速な変化に何らかの暴力を持ってしてもブレーキをかけたかった
結局、生活の場を脅かされ、親子関係に変化しかねない状況ではどういう手段を持ってしてもこの流れにブレーキをかけたいと考える人が増えるのはいたし方の無いのかもしれない、たとえそれが子供に対する暴力であったとしても。
そういう意味では森昭雄の提唱したゲーム脳は変化について来れない彼らにとっては、光であり、正しい暴力であり、救世主であったのだろう。(それも脳トレの普及によって覆されてしまうのだけど)脳に対する運動療法ならいくらでもいい手段があるはずなのに彼が提唱したのは親が子に伝える遊びであった「おてだま」と言う事の真意が読み取れるはず。
なんて言うか小難しい手段で子供からコンピューター類を奪う前に「私たちは時代の変化についてゆけません」と正直に言ってしまえば気持ちいいのにね。
いい言い返しが思いつかなくて、
仕方なく反論としては弱いけど思いついたものを言った直後に、
いい言い返しが思いついたりして、あぁ……チクショー!となることが多いのだが
これが早くできる人がやっぱ頭の回転が早いってやつなのかな
そう考えると俺は頭の回転がつくづく遅いなあ
こういうのどうやって早めればいいのか。
言い返しがうまくなりてー!
話は変わるけど、俺はその割りに周りからは「頭いいやつ」って勘違いされてて、そのギャップがまたね…キツい
「いや、本当、俺はたいしたことない人間なんで」って言っても信じてくれない
「またまたーw」とか「逆にイヤミだよ」とか言われたりしてまともに取り合ってもらえない。
期待されるのはそりゃ嬉しいけど、その期待にこたえられないので寂しい、まあ皆もそこまで本気で言ってるわけじゃないってのは分かってるんだけどさ。でもなんかね。大学受験はさ…上みたいな、うまい言い返しを早くできるような頭の良さは求められてなかったから。東大生だからって何か色々凄いんだろみたいに思われても困る、マジで。だって他の大学生との違いなんてほとんどないんだよ。単にあの二日間だけのペーパーテストを通過した(まあセンターもあるけど)というだけなんだよ。単にそれだけの違いでしかないのに。しかもなんかぶっちゃけたまたまっぽいし。絶対落ちてると思ったのに。だからそりゃ正直期待されれば嬉しいっちゃ嬉しい気持ちもあるけど、「や、マジで俺そんなんじゃないんで……すんません」みたいな気持ちもあるわけ。別に東大出だから暗算早いわけじゃないから……バイトが一緒の女の子に「じゃあ計算凄く早いんですかー!?」みたいなこと言われたけど多分この子の方が早いもん。とても見せらんない。高校生に「じゃあこの問題集全部解けるんですね!」的なこと言われたけど解けるわけがないから。バカじゃねえの、青チャートだってぶっちゃけ完璧じゃなかったよ、俺は。大学への数学なんて解けるわけねーだろ氏ね畜生。脳トレ40代だったんだぞ俺は。