はてなキーワード: 巡回群とは
X = √(2 + √p)とおくと、X^2 = 2 + √pだから、
Q(X)/Qは4次拡大で、XのQ上の共役は
√(2 + √p), -√(2 + √p), √(2 - √p), -√(2 - √p)
の4つ。p≧5のときは、2 - √p < 0だから√(2 - √p)はRに含まれない。Q(X)⊂Rだから、このときQ(X)はXの共役をすべて含まないので、Q(X)/QはGalois拡大ではない。
p = 2, 3のとき。
X^2 = 2 + √pより、√p∈Q(X)。
√(2 - √p)√(2 + √p) = √(4 - p) = √p (p=2のとき) or 1 (p=3のとき)∈Q(X)。
よって、±√(2 - √p)∈Q(X)。
したがって、このときXの共役をすべて含むのでQ(X)/QはGalois拡大である。
σ(√(2 + √p)) = -√(2 - √p)
σ(√(2 + √p)^2) = 2 + σ(√p) = 2 - √pより、σ(√p) = -√p。
σ(√(2 - √p)^2) = 2 - σ(√p) = 2 + √pより、σ(√(2 - √p)) = √(2 + √p)。
よって、
σ(√(2 + √p)) = -√(2 - √p)
σσ(√(2 + √p)) = -√(2 + √p)
σσσ(√(2 + √p)) = √(2 - √p)
σσσσ(√(2 + √p)) = √(2 + √p)
位数が有限な体のことです。
集合Fに二項演算+: F×F→Fが定義され、以下の性質を満たすとき、Fは群であるという。
Fの元の個数をFの位数という。
上に加えて、さらに次の性質を満たすとき、Fをabel群という。
Fが環であるとは、2つの二項演算+: F×F→F、*: F×F→Fが定義され、以下を満たすことである。
Fが環であり、さらに以下を満たすとき、Fは可換環であるという。
Fが環であり、さらに以下を満たすとき、Fは斜体または可除環であるという。
Fが可換環であり、斜体であるとき、Fは体または可換体であるという。
位数有限な斜体は、可換体である。(Wedderburn)
逆に、任意の素数pと自然数n≧1に対して、位数p^nである体が同型を除いて一意的に存在する。q=p^nとして、この体をF_qと書く。
有限体F_qの有限拡大はF_(q^m)の形。
これはすべてGalois拡大であり、そのGalois群はFrobenius準同型
φ_q: x→x^q