はてなキーワード: オトナアニメとは
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2007年7月には宇野さんの本領が発揮されたと言っていい「老害化が進むオタク論壇の憂鬱」という記事をサイゾーにて執筆します。あらゆるオタク系評論家、批評家、ライターをブッタ斬るという挑発的な内容が業界人の間で話題に。
「藤津亮太の、毒にも薬にもならないちょうちん記事で、満足できる人っている?」
「ロック中年慰撫アニメ『エウレカセブン』。売れてないけど、大塚ギチや宮昌太郎に無理やり褒められています。」
「筆者に対して、元長柾木などのセカイ系エロゲー作家たちはブログで怒り狂っている。みっともない連中だ。」
批判された人たちはあまりに図星だったのか、mixiでこそこそと慰めあいます。
230 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/07/22(日) 10:36:43 ID:WbZ+FBXA
・中年ロックオヤジ(笑)おもわず大塚○チにメールしちゃった、
「俺達は中年ロックオヤジだってさwwwww」。いいね、中年ロックオヤジ(笑)
・コン○ニューと○トナアニメの仲が悪いってさあ~、俺オトナアニメの
ラノベ評論家のタニグチリウイチさんにも「もはや営業妨害に近い」と言われます。ついに宇野さんの芸風が認められました。良かったですね、宇野さん。
その後、宇野さんは順調に「ゼロ年代の想像力」の連載で2ちゃんねるやはてなダイアリーにおいて賛否両論を巻き起こし続けます。批判対象の東浩紀とも急接近し、一緒にお酒を飲んだりラジオをやったりします。東さんは「下の世代からこういう人が出てきて嬉しい」「ポジション的に応援したい」と好意的で宇野さんも「どちらかと言ったら僕は東派なんですよね」と転向宣言とも取れる発言。ギャラリーから「なに仲良くなってんの?」と呆れられます。
しかし、2008年4月。つまり今ですね。宇野さんの「“ナンパ師”でも“ギャルゲーマー”でもない、第三の道を!――『小さな成熟』をめぐって」を発表します。それに対して東さんはブログでこういう風に反応します。
・批評や現代思想の読者の中心が性愛コンプレックスで動員されている連中だ、という状況認識がおかしい。
ここにきてまた東VS宇野の対立が強くなってきました! 今後、この構造はどうなっていくんでしょうか? 非常に楽しみです。個人的には宇野さんと同年代でまったく正反対の「生きる『動物化するポストモダン』」とまで言われる佐藤心さん(現在行方不明)と対決すると面白いんじゃないかなぁ、と思うのですが……。佐藤さんのカムバックはないんですかね。
ガンダムと日本人 : 小沢一郎はシャア・アズナブル? 異色のガンダム論の新書発売
「小沢一郎はシャア・アズナブル」「ザク=零戦」などのユニークな視点で、日本人や日本の風土を引き合いに出してガンダムの魅力を論じた新書「ガンダムと日本人」(文藝春秋)がこのほど出版された。240ページで819円。
著者の多根清史さんは、季刊のアニメ雑誌「オトナアニメ」のスーパーバイザーを担当したライターで、国際政治学者として有名だった故高坂正尭(こうさか・まさたか)・京大教授の門下生。ユニークな視点の記事を執筆、アニメ分野を中心に活躍している。
第1章では、ガンダムに登場する「ジオン公国」と戦前の日本や世界の状況を比べ、第2章では、ザクを日本の戦闘機の零戦、ガンダムを戦艦大和に例えながら、ソニーの「ウォークマン」など小さなもの好きの日本人、日本製品の「縮み志向」などにも触れている。第3章では、ガンダムの舞台となる「スペースコロニー」に言及し、62年のキューバ危機や、18世紀の経済学者マルサスの「人口論」といった意外なキーワードとともに論じた。最終章となる第4章では、小沢一郎・民主党前幹事長が、自民党が政権を失ったときのキーマンだったことにかけて、ガンダム世界の宇宙世紀を破壊しようとした主人公のライバル「シャア・アズナブル」になぞらえ、類似点などを指摘した。著者の多根さんは「絵空事にすぎないアニメに、いい年をした大人が夢中になれるのかを真剣に考えた。ガンダムを通じて日本のよさを思い出してほしい」と話している。(毎日新聞デジタル)
数日前から「岬めぐり」が脳内でヘビーローテーションしており、いささか困っている。
70年代のヒット曲だそうだが、定番というほどでもない。70年代生まれの自分にとっては、聴いたことがあるようなないような曲だなという感じだ。下の世代ではどうだろうか。
それにしてもなぜ「岬めぐり」なのだろうか。
今回の騒動を少しまとめてみたい。
「そらのおとしもの 第2話の “パンツ” が2ちゃんねるで大絶賛!!!:【2ch】ニュー速VIPブログ(`・ω・´) 」
http://blog.livedoor.jp/insidears/archives/52044960.html
多くの人がこのまとめエントリで「そらのおとしもの」第2話EDが大変なことになっている事を知った。
http://www.youtube.com/watch?v=6pgJ3K0-qpo&feature=player_embedded
は、残念ながら公式のものではないのだが、再生数はハンパない。
ニコニコ動画では、例によってMAD動画が作られたりするわけだが、過去に投稿された、
http://www.nicovideo.jp/watch/sm4078495
が、「ぱんつからきました」などというコメントと共にぐんぐん再生数をのばし、「風評被害」タグがつけられた。
ニコニコ大百科には、即座に、
http://dic.nicovideo.jp/a/%E5%B2%AC%E3%82%81%E3%81%90%E3%82%8A
という項目が書かれた。この記事では、「そらのおとしもの」第2話EDのテロップには間違いがあり、作詞は山上路夫(代表作「翼をください」ほか)である、という指摘がある。作詞者が「翼をください」と同じ人であったことになにがしかの意味を見いださずにはいられないだろう。
「山上路夫」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E4%B8%8A%E8%B7%AF%E5%A4%AB
「山本コウタロー」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E6%9C%AC%E3%82%B3%E3%82%A6%E3%82%BF%E3%83%AD%E3%83%BC
ちなみにWikipediaには、現時点では「岬めぐり」の項目はない。
「そらのおとしもの」第2話EDの「岬めぐり」はカバー曲である。歌ったのは「美月そはら」こと美名(みな)という声優さん。かなりの歌唱力をお持ちのようだが、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%8E%E5%90%8D
Wikipediaなどを見る限り、どうも出演作はあまり多くないようだ。
短い記事であり、ブクマ数も少ないが、
「大反響!そらのおとしもの第2話EDテーマ「岬めぐり」を歌った美名さんからのコメントが到着したぞ」
http://www.animecenter.jp/jp/200910/15103401.php
にて、そもそもレコーディング自体が初めてだったことを明かしている。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8528485
にて、パンツを空に飛ばせてみせた。BGMは前述の「初音ミク - 岬めぐり」である。
さらにその解説記事、
「空飛ぶパンツのようなもの」
http://d.hatena.ne.jp/nojiri_h/20091019/1255916165
において、「パンツが空を飛べば、世界が平和になると思うからだ。私は結構まじめにそう思っている。」
と書き、はてなーの心を打った。
また、この記事のブクマで、id:y_arim氏は「墜落したハインドの残骸とムジャヒディンたちの上をパンツの群れが飛ぶ映像に意味がないはずがないのであって。」と書いたが、この一言にハッとさせられた人は多かったようだ。
「そらのおとしもの」はアニメNewTypeチャンネルにて公式配信されているので、未見の方はED以外も観て欲しいと思う。
http://anime.webnt.jp/product/antc/K23/
オトナアニメの新しい号が出てたので、流し読みをした。
俺はオッサンなので、感性が枯れてきていて、最近アニメに飽きてきているのだが、惰性で読んでいる。
曰く、とらドラはリア充アニメで、平気でリア充がアニメを見るような時代になった。若手の作り手もリア充になっている。その結果、つまみ食い的に話題作に参加することが目的のような若手が多くなった。一本に情熱を注がないリア充が多くなったことに、アニメの危機を感じる。のような内容。(微妙に違っているかも)
どこかで聞いたことがある話だ~。(奥田民生)
一昔前の、ネットサービスに身を投じる若者などを思い出すね。・・・今は、iPhoneか。
でも、確かに、ヤマカンの危機感も分からなくもないけど、何か違うような感じがするんだな。リア充化というのは、メジャー化であり、TVアニメがリア充になるのは喜ぶべき事だと思う。裾野も広がる。多分、自意識過剰で、暗い情熱を持っている若者は、ひとけのない自分の居場所を自分で作ると思う。例えば、HellsingのOVAのように、無意識的にか、意識的にかは別にして、人が避けて通るような場所を自分の有利な立ち位置として移動してしまう。というか、そういう体質になっていますから。(体験的に)
ヤマカンも高学歴だし、本人が自覚している以上にリア充だったと思うので、その辺に想像力が及ばないのは仕方が無いのかも知れないが。