「言論の自由」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 言論の自由とは

2009-07-02

公職選挙法の一部を違憲審査して欲しい

twitterの呟きがグレーとかおかし過ぎるだろ…言論の自由すらないじゃんか

国会が動かないなら、とっとと弁護士業界大御所あたりにでも

裁判所違憲判決出すよう動いて欲しい

ま、俺はtwitterアカウントとったっきり使って無いんだけれど

2009-06-27

中国パソコン四大メーカーに抗議電話が殺到

7月1日からのパソコン検閲フィルター義務づけに強い反発

言論の自由のない国に、唯一拡がっていた情報の自由なやりとり

中国パソコン普及めざましく、インターネット利用者は世界一の2億9800万台。

四大メーカーデルHPヒューレット・パッカード)、エーサー(ACER。台湾系),そしてレノボ中国系)

当局はパソコン通信が「ポルノ法輪功など反体制売春などよからぬサイトにも接続可能なので、自動フィルターインストールを義務つけ、検閲を強化する」とした。

それも急激な措置で7月1日から実施される。欧米は反発をつよめ、北京に抗議してきたがなしのつぶて

また検閲フィルターソフト米国「ソリッド・オーク社」のソフトが盗用されているとされる。

実施を前に中国メーカーには抗議の電話が殺到し、当該工場悲鳴を挙げているという(ヘラルド・トリビューン6月25日

2009-06-20

そりゃ、表現の自由は保障されるべきだよ。それでも、

「誰のお陰で~~だと思ってるんだ」って表現だけは規制していいと思うんだ。

e.g.)誰のお陰で飯が食えると思ってるんだ(by暴力夫あるいは父)

  • およそこの表現がよい意味で用いられているところを見たことがないし、
  • 大抵、相手を暴力をもって屈せしめんとする意思を伴うし、
  • 言論の自由市場において正当な競争をしようという心がけもない

から、これはもう言論の自由表現の自由の保障の埒外にあると思う。

※これは、自然人自然人に対してベタに用いる場合に規制すべきという主張であって、小説などでメタ的に言及する分には規制の必要はない

2009-06-11

http://anond.hatelabo.jp/20090611193352

手玉に取られてる時点で負け

コメント突っ込みどころ多数

言論の自由とか言っておきながら記事を削除しろとはどういう了見かと

相撲格闘技」と表現の自由

相撲格闘技」と表現の自由

レイプレイ」と言論の自由

http://d.hatena.ne.jp/mojimoji/20090610/p1

と言う記事があって、感動した。そうだ、表現の自由言論の自由があるのだから

  • 基本的な論点がわかっていなくても、好き勝手に言っていい
  • オレオレ世界オレオレ法律を前提にしていい
  • 自分が知らない・理解できない・理解する気がないだけの事を無いものとして扱って他人を貶めるようなことでもかまわない
  • わかりやすい文章を書く自信がなくても、自分でもよくわかってない用語を適当にならべればもっともらしく見える
  • 触れたくないけど触れないと自分の言いたいことが言えない部分には「それ以前の問題」と書いておけばOK

と気づかされた。

何というすばらしい文章だろうか。目から鱗である。

そこで勇気をもって、俺の大嫌いな相撲格闘技について、文章を参考に、相撲格闘技を擁護する関係者に対し、以下の文章を発表したいと思う。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 どんな主義・主張であれ、自らの正当性を社会に対して申し述べる機会があるべきである。「表現の自由」とはそのためのものである。だから、相撲格闘技の愛好家・擁護者は、「表現の自由」を正しく行使せよ。それはつまり、「デブが裸でくんずほぐれつ」のような表現が、今もなお存在する圧倒的な暴力構造解体するためにいかに有用であるか、ということを説明せよ、ということだ。

 それをしない、できない、ということは、相撲格闘技は一目で了解する限りの意味以上のものを含まないと、愛好家・擁護者たちが認めている、ということだ。それは暴力そのものの表現であり、それ以上のなんらの意味を含まないということを、愛好家・擁護者たちが認めている、ということだ。愛好家・擁護者がこの程度である限りは、こんなものは規制さるべし。

 さらに言えば、一度規制を受けたら終わり、というわけではない。規制を受けた上で、改めて相撲格闘技が私たちの社会に対して持っている「良き意味」について真剣に考え抜いて、それを社会に向かって主張すればいい。それが成し遂げられれば、相撲格闘技ならびにその愛好家に対する差別偏見を私たちは詫び、再び相撲をとり愛好する自由を認めるだろう。

 「相撲規制せよ」という主張の前にも、表現の自由はあるし、その規制が実現した後にも、表現の自由はある。相撲の愛好家と擁護者は、存分に使うがいいと思うよ。やれるもんなら。

 もともと、規制より何より先に、一見してデブが裸でくんずほぐれつにしか見えない表現に対して、「それはガチムチパンツレスリングだ」という批判がなされてきたのだ。それに対して返されるべきは、「ガチムチパンツレスリングではない」という応答のはずだ。ところが、それは、それだけはなされなかった。代わりに、「表現の自由だ」などという、木で鼻をくくるような応答が返されてきたのだ。どこが「表現の自由市場」だよ。愛好家も擁護者も、表現以前じゃねえか。

 結局、愛好家も擁護者も、話の通じないバカorカマトトであり続けてきた。だから規制という話になる。なるしかないわな。しかしまぁ、今からでも遅くはない。真剣に、相撲格闘技暴力解消に向けた真剣な表現であるのだ、試みなのだということを、真剣に論じて見せよ。できるものなら

 ちなみに、スポーツガス抜きになる、みたいな論がある。実際にガス抜きになっているのかどうかは、助長しているかどうかと同じくらいに検証困難なことなので脇に置く。強いて言うなら、かわいがりを禁止したら暴力が増えた、という話は聞かないので、元々ガス抜きにもなってなかったんではないかとは思う。助長していないとしても、ガス抜きにもなっていないならば、規制したって別にいいわけだよな。

 まぁ、それはともかく。「ガス抜き」になるかどうか以前に、意図するせざるに関わりなく、性暴力を肯定する表現が野放しになっていること自体が、直接に脅迫として作用している、という点だ。つまり、「ガス抜き」論が言っていることは、「直接裸でくんずほぐれつするのと、組んずほぐれつするぞと脅すのとどちらがいい」という、それ自体脅迫でしかない。それに対する応答は、「どちらも選ばない」以外ありえない。ただ、暴力脅迫もやめろ、というだけのことだ。この件について、妥協の余地はない。

 それが不可能だというならば、脅迫暴力のどちらかなしでは生きていけない自分が人と人の間に安住できるなどと思うな。そこに開き直る人間がいる限り、性暴力を恐怖する人々は安心して生きていくことはできないのであり、故に、両者は並び立たず、並び立たないならば、僕は性暴力を恐れる人たちの側につく。倶に天を戴かず、ということだね。

 「誰かを殺したい」という欲望を抱えつつ「殺さない」ことは可能だ。言うまでもなく、ガス抜きなるものがなくても可能だ。「誰かをレイプしたい」という欲望についても同様。「ガス抜きしないと、そのうち前後不覚になって、思わず誰かを襲ってしまうかもしれない」などという生まれついての暴力依存など、そうそういるものではない。

 欲望は人間にとって完全に自由になるものではないにせよ、完全に天与のものであるわけでもない。だまされたと思ってしばらく相撲格闘技を断ってみろ。ちょっとくらい不満が続くかもしれないけど、少なくとも「代わりに襲ってやろう」とか、まず、思わないから。で、そのうち、それなりには慣れる。人と人の間に暮らすことを諦めないのならば、そのくらいのことはやってみろ。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

というわけで暴力を助長し、醜く不愉快で、必要のないもの(ソースは俺)である相撲格闘技規制すべきだ。

みんなも彼の文章で勇気をもらって、規制すべきものについて批判すればといいと思うよ!

2009-06-09

マカオの繁栄は終わったのか? サンズホテル倒産

ラスベガスの高級感と優雅さに欠け、カネだけの博打場は限界があった

マカオは旧ポルトガル植民地。1999年に中国に返還されたが、爾後、なにが一番変わったか? 

唯一の産業=博打ビジネスが以前より繁盛し、本場ラスベガスから大手三社が殴り込み、そして、大不況の到来とともに米系一社倒産し、それでも二十四時間不夜城マカオの博打場は盛業を極めていることだ。

マカオにはれっきとした独自通貨がある。

植民地時代からのマカオ・パカタである。香港ドルとほぼ等価。ところが、マカオで、この独自通貨にお目にかかるのは稀、殆どが人民元か、香港ドルで決済されている。ホテル米ドル建てか、香港ドル建てだ。

2004年頃までは香港ドルが圧倒的に優位だった。人民元優位に転倒がおこったのは05年以後で、いまではマカオ中のホテルでもレストランでも人民元の天下となった。香港もそうである。香港マカオは「人民元合衆国」の一員と名付けても良いだろう。

香港マカオは「特別行政区」で、「一国両制度」のもと、五十年間は自治が保障されている。だから独自通貨を維持している。

独自の行政法憲法らしきもの)があり、一応、言論の自由があり、独自のパスポート(或いは居住証明)が発行され、世界中旅行できる。

 

しかしEU通貨が「ユーロ」で統一されたように、人民元という通貨が共通となって、香港マカオ中国の「出島」のごとき存在となり、“人民元合衆国”の一員となったのである。

▲博打ビジネス経済が成立する

最初にマカオへ行ったのは三十五年前だった。

香港からフェリーで行った。三時間以上かかった。船酔い客が続出した。マカオの公式の博打場はフェリー乗り場に近いリスボアホテルしかなかった。

このホテルマカオ経済を牛耳るスタンレー・ホーの経営である。

筆者は麻雀パチンコもやったことがないので、トランプ博打の遣り方を知らないが、このとき同行した弟が二十ドルほどかけて、五十ドルほど勝った。

十五年ほど前にも行った。やはりまともなホテルと博打の施設はリスボアホテルしかなかった。

マカオ事実上、この最大財閥=スタンレー・ホー一族の天下だった。マフィアが入り乱れ、麻薬武器密輸売春が盛んで、治安が悪く、筆者はもっぱら香港から日帰りだった。

 

返還後、行政法が改正され、外国の博打ビジネスの進出を緩和した。

一斉に博打ホテル開業した。とくにラスベガスの大手三社、サンズ、MGM、ウィン・グループがやってきて、つぎつぎに豪華ホテル開業し、そこに中国大陸からどっと、年間1200万の博打打ちが、あたかも中山競馬場へいくような気軽さで押しかけるようになる。

フェリー乗り場と中国との国境ゲートからは各ホテルがそれぞれ無料バスを運行している。まるで昔の面影はない。

 

2年前にもマカオへ行って驚嘆したことが幾つかある。

第一はマカオ通貨が殆ど使えないこと。第二は二十四時間不夜城ホテルではロシア美女のダンスフィリピンからの楽団がショーをやっているが、本場ラスベガスのような娯楽性がない。ショッピング街が貧弱極まりない。家族で遊べない。第三に付帯設備が貧弱。エンタテインメントの風情に乏しい。そのうえ、レストランはまるで町の食堂である。

 

優雅に時間を過ごし、贅沢な食事をワインを飲みながら楽しみ、或いは瀟洒なショッピング・アケードを冷やかし歩くという贅沢な空間のなかに味あうリクレーションの発想がないのだ。

中国人はひたすらマネーゲームに熱中し、カネカネカネと念仏を唱え、ほかの楽しみがない。博打に勝てば美女を買うぐらい。

▲これからマカオの迷走が始まりそう

マカオには決定的に“遊び心”が欠落している。

そして2009年6月1日、マカオの「夢の市街区」(ドリームタウン)が開業した。目玉はスタンレー・一族(娘のパンシーが経営参加)とラスベガスの大手が合弁の新築ホテルハード・ロックホテル」。

認可料金も莫大で、「夢の市街区」の建設費用21億ドルのうちの、じつに40%が『ライセンス料金』としてマカオ行政府の懐に入った。

04年にラスベガスサンズホテル開業し、06年にラスベガスのウィン・グループリゾートホテルを建て、MGMミラージュも店開きし、07年にベネチアホテル開業した。ラスベガス御三家が揃っていた。繁栄はピークに達した。年々顧客がふえ、売り上げはラスベガスを凌いだ。

ところがラスベガス経営者らが首を傾げた。ラスでは博打の胴元の稼ぎは、全体の売り上げの26%でしかなく、付帯設備からの売り上げが凄いのだが、マカオでは計算が狂った。

共産党幹部の出入りが激しくなったのも、ここで合法的な賄賂が受け取れるからである。業者の招待でマカオへ「出張」し、博打をする。業者が天文学的金額をかけて、故意に負ける。

共産党幹部は合法的にべらぼうな賭け金を受け取る。領収書が発行される。合法の賄賂である。

08年、リーマンブラザーズの倒産ウォール街大不況が、マカオ根底的に揺さぶった。

そして、三月にラスベガスの老舗「サンズ」が倒産した。

2009-05-31

最近、私の愛する保守の皆さんが私の大嫌いな左翼臭を臭わせ始めた件

まず、全世界デモ参加者の皆さんごめんなさい。言論の自由は大事だと思いますし、警察管理されたデモってどうなの? っていう意見はわかりますけれど、それでもやっぱり遵法って大事だと思います。

さて、私は論理もへったくれもなく日本大好きで、中国朝鮮アメリカロシアEU も嫌いだったりする、なんちゃって国粋主義者なわけですが、それでも最近の自称保守のみなさんがおかしくなりつつあると思うわけです。(まぁ、嫌いで済まないのが現実ですが、現実問題にどう対処するかと、心の中でどう思うかは違いますからねー)

カルデロン一家に対するデモについて

最近、不法移民であるカルデロン一家に対して追い出せデモやらかした皆さんがいます。気持はわからんでもありません。

彼らは不法移民である以上、出て行くように政府に言われたなら出ていかなくてはいけません。

でもさ、「追い出せデモ」はないでしょう… 常識的に考えて…

そういうことやって許されるのは中国韓国までだと思います。

念のため聞きますが、あなたたちは日本民度が低下してますって世界に言いふらすつもりでやってるわけじゃないですよね?

隣のちょっと頭がアレな国みたいに、デモ最中動物を殺したりしませんよね?

国辱もの」って言葉しってますよね?

もしもわざと日本に対する評価を下げるためにやってるなら、あなたたちのことを売国奴って罵っていいですよね?

NHK に抗議しに行った件について

NHK が偏向番組を作ったって? テレ朝よりましですよ。。。

大体、日本台湾に向かって一番大きな戦後処理をしていないんです。

私たちは、彼らに向かって「祖国 (日本) のために戦え」と言って、戦後、「あなたたちは日本人じゃありませんでした」って言ったんです。あの番組に出ていた旧日本軍人だった台湾人たちの叫びは、「日本に併合されてひどいことをされた」って叫びじゃなくて、「日本に捨てられた」って叫びだったじゃないですか。

立派な日本人になろうとがんばって、日本のために命まで賭けて戦ったのに、その上捨てたことに対する謝罪は一度もなかったんです。普通怒りますよ。(そりゃあ、その頃の日本はそれどころじゃなかったけど。)

沖縄だってそうです。私たちが本当にすべきだった謝罪は「日本のために戦ってくれてありがとう日本とは違う国と言ってしまって悪かった。君たちは立派な日本人だ」だったはずです(最近は世代が代わって、違う謝罪を求めてるみたいだけど)。だから、沖縄の場合は本土復帰をあんなに喜んでたじゃないですか。

…いまさら言うには時間がたちすぎてしまったでしょうけど。。。

あと NHK は "みなさまの" NHK ですよ。あそこに局全体の思想はないとおもいます。右から左まで、それぞれ向けの番組を作るのがあの局だと思います。

それを解約だの民営化だの簡単に言ってしまうのは納得しかねます。NHK の質が日テレ並みになるのには抵抗を感じます。日テレだったらまだしも、テロ朝みたいになったらどうして(ry

全体的に

最近、自称保守派のあなたたちから、昔の学生運動と同じ臭いが漂い始めてますよ?ちょっとでも意見が合わないと全部敵。思想二元論で考える。ってあたりが特にそうです。純化に純化を重ねていく気ですか?

この間の NHK に対する抗議デモだってそうです。

警備員の制止を振り切った?

緑色の風船で注目度アップ?

NHK の周りはシュプレヒコールだらけ?

あんなことやられたら、ないかくだとう委員会 (だっけ?) のデモをみて、「気持ち悪い」って言えなくなるじゃないですか。

(まず、ないかくだとう委員会と同じ穴の狢と思われるのがイヤ)

頼むから、

「われわれ保守派は、節度あり、理性的で、そして論理的な主張をする」

って言わせください。。。

2009-05-25

今度は新「通貨バスケット」を提唱し米英を揺さぶり続ける中国

世界市場人民元をいかように信用するのか、そのプロセスが明示されない

英米のホンネが見える。

中国基軸通貨の「米ドルをやっつけろ」とばかり、今度は通貨バスケット導入を主唱している、と英紙『フィナンシャル・タイムズ』が報じた(22日付け)。

「やっつけろ」の箇所の原文は「knock off its perch」。

動きを整理してみよう。

三月に中国人銀行総裁の周小川が、IMFを改革し、「SDRを通貨に」と主唱した。

この発言に欧米がたじろいだが、公の場で議論はおさえられた。しかしG20(ロンドンサミット)のロビィでは、この中国の提案でもちきりだった。ガイトナー財務長官は狼狽した。

同じく中国人銀行日銀に相当)の胡暁煉・副総裁女性)は「IMF改革のために『SDR債』を発行したらどうか」と提案した。

SDRは1969年に創設され、185ヶ国でクォータを分かち合っている。ロンドンサミットではIMF増資が決まり、日本1000億ドル、EU1000億ドル、中国400億ドルを拠金する。IMF資本金は7500億ドルに増えた。

ウォール街が調べたら、中国外貨は82%がドル建てだった

中国外貨準備は1兆9540億ドルだが、このうち、7679億ドルが米国債権の保有である(三月末現在)。日本は6867億ドルだから中国日本より多い。

ところが、中国ポートフォリオを観察したところ、外貨準備高の82%がドル建ての金融商品で、とくに長期債より短期債(なかでも財務省証券)にシフトしている(ウォールストリートジャーナル5月22日付け)。

ドルを長期に保有する投資戦略が短期の債権社債へ急激にシフトしていると言うのだ。

これを背景に「2010年にもGDPで中国世界第2位になる」などと傲慢な自信が溢れだし、09年五月半ばに上海で開催された「陸角嘴フォーラム」のテーマは「上海をいかにして香港ロンドン、NY並みに世界金融センターにするか」だった。中国を代表するバンカー中央政府からは周小川人民銀行総裁ら700名が出席したことは小誌でも述べた。

上海の国際金融センター計画は遅れている

一年後に迫った「上海万博」に、米国館が出来るのかどうか、まだ定かではない。

しかし上海金融センター化は、近未来の大きな目標である。

嘗て朱容基首相は「箱ものばかりつくってどうするんだ」と嘆いたが、金融センターに必要なのは第一にNY証券取引所のようなコンピュータ管理の巨大システムである。

第二は規制緩和がなお必要なことである。

兪正声・共産党上海市委員会書記は「上海を国際金融センターとすることは、中国金融分野を開拓するためでもあり、経済発展方式の変換と調和的な持続可能発展の実現のための選択でもある。上海にはすでに比較的整った金融市場システム金融機構システム金融業システムがあり、国際金融センター建設を加速するための良好な条件が備わっている」と獅子吼した。

小川人民銀行総裁はこのことに深くは触れず「世界金融危機は、G7の間で解決可能であり、中国はこの一連の動きの中で発言力を高めた」と述べるに留めた。

会場からは「中国は国際化のために人民元建てのボンドを発行し、世界に買わせろ」などと威勢の良い発言もあった(ウォールストリートジャーナル、5月18日付け)。

 

問題点を指摘したのは屠光紹・中国証券監査委員会副主任だった。

金融センター化する鍵はなんといっても中央政府の権限になる規制緩和である。上海市政府中央政府との政策のすりあわせがない限り、すぐに国際化することは無理があり、また上海市条例など、中央政府の政策改正にともなって地方政府レベルでの規制緩和が夥しい」と問題点を指摘した。

 

第三に必要なのは透明な情報、それを可能とするための言論の自由である。

言論の自由がない国では、マーケット情報操作を受けやすく、決して国際的な取引が出来ない。

ところが上海市トップの愈正声は、金融国際化に一言だけ言及した後、次のようなインフラ整備に関して自慢げな報告をしただけに終わった。「上海南匯区を浦東新区に組み入れることを中国国務院がこのほど認可した。新たな浦東地区は国際的な金融センターと水運センターとして上海建設するにあたっての機能集中エリアとなる」。

人民元ハードカレンシー化して、世界シェアの3%だって?

2020年までに世界外貨準備の3%は人民元に」とする発言は上海銀行監査委員会副主任から飛び出した。

この目標は達成可能の数字ではある。

ちなみに、世界の取引通貨シェアは下記の通り

 通貨         07年12月    08年12月

~~~~~~      ~~~~~~   ~~~~~~~~

米ドル        44・6%      44・8%

ユーロ        34・3%      35・3

ポンド         9・3        7・2

日本円         3・5        4・3

スイスフラン      1・9%       1・7%

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

(出典    BIS報告)

この一覧を見ても、人民元はまだ世界通貨の片隅にも評価されておらず、国際決済に人民元を使う動きはない。

そこで中国は、正面切って「ドル基軸体制に代替する」などと豪語しながらも、じつは六カ国のの中央銀行と「通貨スワップ協定」を結んだが、総枠は950億ドルでしかない。

バーター貿易的な決済はベトナムラオスカンボジアタイミャンマーなどで行われており「人民元経済」を形成しているが、これらは率直に言ってアングラ経済の類いである。

そこで新手が繰り出される。中国ブラジルとの間に貳国間決済の導入を合意し、貿易人民元ブラジルレアル通貨で決済し合うとした。

これらが背景にあって、「2020年までに世界での外貨準備の3%だ」と上海銀行監査委員会副主任の張光平が発言したわけだが、現実の数字を横目に「ドル、ユーロポンドにつぐ日本円スイスフランに追いつき、追い越し、同様に日本円も駆逐して、人民元世界第四位の主要通貨となるだろう」と言い出したことを記憶に留めたいものである。

2009-05-19

上海の国際的な金融センター実現にはまだまだ距離がある

箱モノは出来た。インフラも整備された。しかし言論の自由はないままだ。

衝撃的な変化が連続している。

中国外貨準備は1兆9540億ドルだが、このうち、7679億ドルが米国債権の保有であることが分かった(三月末現在)。ちなみに日本は6867億ドル、優に一千億ドル、中国日本より多い。

これを背景に「2010年にもGDPで中国世界第貳位になる」などと傲慢な自信が溢れる。

注目の経済フォーラム上海で開催された。陸角嘴フォーラムという。

テーマは「上海をいかにして香港ロンドン、NY並みに世界金融センターにするか」。(この題名から東京が落ちていることに注意)。この討論のために中国を代表するバンカー中央政府からは周小川人民銀行総裁ら700名が出席した。

金融センターと化す“容れ物”だけは既に出来た。

嘗て朱容基首相は「箱ものばかりつくってどうするんだ」と嘆いたが、金融センターに必要なのは第一にNY証券取引所のようなコンピュータ管理の巨大システムである。

日本森ビル建設した「世界金融センタービルは101階建て、すでに昨年、上海の陸角嘴の一等地に鳴り物入りでオープンしたが、賑わうのは展望台だけで、入居したテナントはまだ45%程度。関係者は真っ青になっている。

しかも上海は、森ビルの隣にもうひとつ金融センタービル建設する。

第二は規制緩和がなお必要なことである。

フォーラムの席上、上海市をおさめる兪正声・共産党上海市委員会書記は「上海を国際金融センターとすることは、中国金融分野を開拓するためでもあり、経済発展方式の変換と調和的な持続可能発展の実現のための選択でもある。上海にはすでに比較的整った金融市場システム金融機構システム金融業システムがあり、国際金融センター建設を加速するための良好な条件が備わっている」

などと獅子吼した。

 

中央政府上海市政府の政策すりあわせが前途に山積み

ところが同フォーラムで周小川人民銀行総裁はこのことに深くは触れず「世界金融危機は、G7の間で解決可能であり、中国はこの一連の動きの中で発言力を高めた」と述べるに留めた。

席上、会場からは「中国は国際化のために人民元建てのボンドを発行し、世界に買わせろ」などと威勢の良い発言もあった(ウォールストリートジャーナル、5月18日付け)。

問題点を指摘したのは屠光紹・中国証券監査委員会副主任だった。

金融センター化する鍵はなんといっても中央政府の権限になる規制緩和である。上海市政府中央政府との政策のすりあわせがない限り、すぐに国際化することは無理があり、また上海市条例など、中央政府の政策改正にともなって地方政府レベルでの規制緩和が夥しい」と問題点を指摘した。

第三に必要なのは透明な情報、それを可能とするための言論の自由である。

言論の自由がない国では、マーケット情報操作を受けやすく、決して国際的な取引が出来ない。

上海では市場に必要不可欠の企業情報からしてインサイダー取引デタラメ資産内容、虚偽に満ちた業績報告など、一から出直すべき状況の中で、貧弱な情報空間を放置たま金融センター化を目ざすという剛気な姿勢は良いにせよ、基本的に矛盾なのである。

おりしもこのフォーラムと同じ日に、中央政府電子台(つまり国営放送)CCTVの会長が更迭された。

上海市トップの愈正声は、金融国際化に一言だけ言及した後、次のようなインフラ整備に関して自慢げな報告をした。

上海南匯区を浦東新区に組み入れることを中国国務院がこのほど認可した。新たな浦東地区は国際的な金融センターと水運センターとして上海建設するにあたっての機能集中エリアとなる」

また兪正声・上海市共産党委員会書記(兼中央政治局員)は、「国際金融危機という重要な時期に、国務院は、『現代サービス業と現代製造業の発展と国際金融センターと国際水運センター建設上海による加速推進に関する意見』を発表し、上海南匯区を浦東新区に組み入れることに同意した。この措置は、改革開放をいっそう推進し国家全体の競争力を向上させようとする中国の決心を示すだけでなく、上海経済構造転換と長期的発展を促進するという戦略的な意義を持つ」と発言した。

つまり土建屋的発想のインフラ整備に関しての成果を自慢しただけで、言論の自由に触れていない事態が浮き彫りになった演説である。

上海市場の国際化、まだまだ道は遠い。

2009-05-18

http://anond.hatelabo.jp/20090518005928

>「エロ」のくせに、「言論の自由だ!」とかクソマジメな顔して堂々と議論めいたこと言ってるのが気持ち悪い

コレに同感できるんなら最初っからこう書け。

むしろ「ヤダー、エロゲに必死な人キモーイ」のほうが元増田の文章の要約としては適切だと思うけどな。

ぐだぐだ書いて自己正当化に必死な女きもちわるいです

元増田です

http://anond.hatelabo.jp/20090516014442

ちょっと落ち着いてきたので書いてみます。

上の日記脊髄反射的に書きました。

アングラ」って言葉もあまり意味を考えずに使った(というか、=非合法っていう意味だって知らなかった)。すみません、「目につかないような場所」程度の意味で書きました。

でも、もっとアングラって具体的にはどんなんだろ?と言われて、確かにそうだなぁと思って考えてみて、うーんソープとかパチンコともちょっと違うし、と思って、あ、そうだ、自分感覚に合うものというと大麻とかがちょうどそんな感じでした。

しかも元記事読み返したらその単語書いてありました。だから実はそんなに誤読でもなかった。ごめんね。

私はマリファナに興味ないけど、たぶん知人の知人くらいは経験あるんじゃないかなあ。犯罪だよーとか言いながらそんなに深刻な感じでもなく話ができて、いざ興味を持ったら手に入れる方法は調べることができて、でも私自身はそういうこと知ったらあんまり仲良くなりたくないな、知人に留めておきたいな、とかそんな感じ。

どうしたいんだろう。たぶん、基本的に非合法というのが安心するんだと思います。

でも私も、小説だの映画だのでは一部の人が眉を顰めるような作品も好きだったりして、そこにはレイプ描写も含まれることもあります。

一律規制したら確かに文化の破壊なっちゃう。何が違うんだろうかっていうと、エロゲとかエロビデオとかそういうもの自体が嫌なのかな。「そういう用途のため(だけ)のもの」だから。それで普通のやつなら別にまあいいんですよ(なのでR18基準だとちょっと違う)、凌辱とか性暴力、「レイプして妊娠させて堕胎させる」なんて話をそういう目的のためだけに消費するってのはやっぱ嫌だよ。

芸術作品なら良いっていうのは問題なのかなー。

でもさ、こないだタモリ倶楽部見てたんだけど、昔のヨーロッパではキリスト教絵画なんかもそういう主題にかこつけてエロ目的で作ってたとか言ってたのね、どっかの大学先生が。どこまで本当かわかんないけど、そんな風でいいんじゃないのかな、合法の範囲は。

「感情の集合が怖いのは当たり前」「自分と違う意見はより声高に感じるんだよ。」等々を見て少し落ち着きました。

納得したり考えさせられたコメはいくつかありますが、一番私の結論に近いのがこれ↓です。

blacksorcery 増田 女性が「女性が陵辱され無理矢理妊娠させられ堕胎させられる」ゲームを理解する必要はないでしょ。女性が理解ないから共存できない?逆。欲望を処理したい側が共存の道を模索しなよ。マイノリティ女性だよ。 2009/05/16

あと最初に書いた時点ではこれ↓も。乱暴だけど。

ningenotoko 「エロ」のくせに、「言論の自由だ!」とかクソマジメな顔して堂々と議論めいたこと言ってるのが気持ち悪いだけでは。2009/05/16



最後に、いくつか関連記事っぽいの読んだけど、

http://d.hatena.ne.jp/antonian/20090515/1242398343

antonianさんのエントリは私が思ってたことに近いです。自分の文章力の低さと気遣いの無さを感じました。そろそろ増田じゃなくて自分id修行しよう…。

http://d.hatena.ne.jp/NaokiTakahashi/20090516/p1

この方の意見には共感できないんだけど、そういう業界の人ってそれなりに自負があるんだなぁ、ということを知って目から鱗でした。読めて良かったです。

ただ、理解はできても共感はできないです。仕方ないのかな。

http://d.hatena.ne.jp/y_arim/20090517/1242568066

y_arimさんのこういう態度や彼自身が矛盾を抱えているようなところを読むと安心します。たぶん私はエロにはやっぱり業の深さのようなものが欲しいのかもしれません。

2009-05-16

エロゲ問題へのブクマコメントが怖い

いつもの日課ではてブを眺めていてたのだけど、

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://tamanoir.air-nifty.com/jours/2009/05/2009514.html

読んでいるうちになんだか気分が悪くなってきた。

元記事はたいしたこと言ってない、別に排除しろとかそういうことでもなく、

アングラなことを自覚しろ」というような内容で、私には至極まっとうに思えたのだけど、

この記事に対するブクマコメントは大部分がそれを真っ向から否定するものばかりで、だんだん嫌悪感というより、何かショックを受けたみたいだ。

はてなだからそうなのか、ネットだからそうなのか、たいていの男性とはそう思っているものなのか(女性コメントも混じっているが)、

言論の自由っていったいなんだろう。そんなに声高にいうことなの?それがいちばんの正義なの?

必要な人がいるならアングラなところに置いておけばいいじゃないですか。

ちょっと前までレーティングありとはいえ日本Amazonでも買えたんでしょ?それは全然アングラじゃないよ。

興味本位クリックしてしまった私も悪いのかもしれないけど、でもそんな簡単なところに置いておかないでよ。

見たくないよ。

ちょっと前に痴漢についての話題が増田中心に盛り上がっていた。あのときはここを読んだ多くの男性に、「被害はある程度電車に乗る女性なら10人に8.9人程度経験があるほどメジャー」とか、「電車以外の場所でも被害に合うことは珍しくない」ということがわかってもらえたようで、よかった、と思った。

だけど、フィクションならいいわけじゃないよ。

フィクションは誰も傷つかないわけではない。そういう嗜好の人の発散場所になりうるけど、一方で、「そんな嗜好はたいしたことない、わりとメジャー」っていう土壌を作りだすんだよ。

だからそんなフィクション存在するならせめてもっともっと潜ってほしいよ。

痴漢被害について理解を示していたようなブックマーカーたちが、この件では創作の自由とかいうことを声高に述べていて、ああやっぱり駄目なんだ、わかってもらえないんだ、と思った。

男性嫌悪のつもりはないんだけれど、でももしごく一般の男性が、そんなゲームが簡単に買えることを是としているのなら、何か、とてもショックです。

(追記)

今見たら上の方のブクマでは少し中和されていた。

でもほんとうに、最初の方のブクマが怖かったのです。しばらくはてなに来るのをやめようと思うくらい。

2009-04-19

http://anond.hatelabo.jp/20090419003603

何で直後じゃないと筋が通らなくなるのかわからん。筋が通ってるかどうかは自分の主張内で論理的になってるかどうかであって自分と違う主張の人と前提を共有してるかどうかじゃないと思うが。ほかの人が言ってる責任のとらせ方がおかしいといってるのに、お前の主張は過去政府一貫性がないというのは的外れな批判。あなたには過去政府と違う政策を主張する自体がだめだという前提があるんだろうけど、日本には言論の自由があって政府と異なる意見を言う自由はあるんだよ。それくらい理解してくれ。

2009-04-16

笑っちゃうほど頭弱い

http://anond.hatelabo.jp/20090416094925

釣りと認定すべきところかという気もするんだが、

実際に「特権」とする内容にはどのようなものがあるか

言論の自由の範囲内で演説をしていたら暴力を奮い始めて

在日馬鹿にするな!あいつが悪いんだ!」という選民意

民意識は特権じゃないし言論の自由の範囲に他人を愚弄することは含まれてない。

馬鹿か。

それは「誰と比較しての」特権なのか

暴力を奮ったのが日本人なら、胸を小突いただけで連行されます

「振るった」な。まあそれはいいとして。

日本人でも胸を小突いた程度ではなかなか連行もされないな普通。「誰の」胸を小突いたのかが抜けてるから意味のない文章になってる。

あと「日本人でなければどうか」に触れてないのは何故だ?

特権があるとすれば、それは「誰によって与えられているのか」

被害妄想を持っている人達と加害妄想を持っている人達

つまり、お前が特権を妄想しておいて、その存在に文句を垂れてるわけだな。

馬鹿か。

特権って特別権利?特別権力

http://d.hatena.ne.jp/DocSeri/20090414/1239677700

実際に「特権」とする内容にはどのようなものがあるか

言論の自由の範囲内で演説をしていたら暴力を奮い始めて

在日馬鹿にするな!あいつが悪いんだ!」という選民意

それは「誰と比較しての」特権なのか

暴力を奮ったのが日本人なら、胸を小突いただけで連行されます

特権があるとすれば、それは「誰によって与えられているのか」

被害妄想を持っている人達と加害妄想を持っている人達

2009-04-14

朝日新聞がまた自作自演

朝日新聞がまた自作自演

 朝日新聞は、ネット便所の落書きと主張していた。人種差別主義者ロリコン犯罪者の巣窟であり、新聞のようなメディアに比べれば信頼性はかけらも無いと主張してきた。

 しかし、その朝日新聞が、2チャンネルという匿名掲示板差別的言辞を大量に書き込んだという事で、運営側から名指しでアクセス禁止を食らっている。

 おかげで、2チャンネル全体における、悪質な罵倒が半分以下に減り、ほのぼのとした、落ち着いた雰囲気になってきている。民潭と解同創価アクセス禁止にすれば、それらも無くなるのではないか?と冗談が出ているくらいである。

 匿名掲示板といえども、犯罪荒らし行為などで問題になれば、そのアクセスログを辿り、どのIPアドレスから書き込みがされたかが追求される。罵倒差別的言辞はネットの花であり、言論の自由の範囲にある限りは容認するという建前と、いちいち裏を取って削除するには人手が必要で、お金がかかりすぎるという本音の結果、放置されてきたが、朝日新聞社は限度を越えてしまったのであろう。匿名掲示板の運営側による陰謀・謀略だという主張が出てこないあたり、朝日新聞社内部での内ゲバの要素もあるのかもしれない。

 朝日新聞といえば、沖縄サンゴに傷をつけて、"サンゴ汚したK・Yってだれだ"という記事をでっち上げた(1989年4月20日)という自作自演が有名であるが、ネットをくさす主張においても、自作自演やらかしていたわけである。20年経っても、自作自演で記事を捏造する体質は変わっていなかったのである。

 そういう体質であることを国民は理解しているのに、なぜなくならないのかといえば、答えは、消費者新聞に望んでいるのは、折り込みチラシを届けてくれる事だからという答えになる。

 毎日新聞朝日新聞も、生き残りの為に、折り込みチラシの包装紙に徹する事を考えるべき時期に来ているのではなかろうか。

2009-04-07

http://anond.hatelabo.jp/20090407002701

小野党は政策決定の場から除外されてるんだからそれほど気にする必要はないと思うが。ましてや一個人にすぎないネトウヨがいろいろ言ってるのだっていちいち目くじらを立てるのも馬鹿馬鹿しい。っ科学的な知識が不十分なまま語るなという人はみんながそういう知識身につけれるとでも思ってるんだろうか。身につけれないからこそ専門家存在するはずなのに。逆に科学を知ってるからといって政治に詳しいわけでもないし。ただ念のために言っておくと、半可通は語るなってことじゃないよ。別に馬鹿が語るのも言論の自由だろうし、誰だってあらゆる分野について詳しくない以上馬鹿でありうる。

2009-04-02

http://anond.hatelabo.jp/20090401230953

丁寧な説明で痛み入るけど、ますます解らない。

普通ユダヤ人であろうと診療は受けられてたのは自明の理なのに、

いつの間に「自明の理」になったんだろう?そのあたりの正否の話をしてたんじゃ?

提示された「入院記録」の背景にこういった話がある以上、同じような「入院記録」が幾つあっても同じてな話はしたよね?Solomon Radaskyの入院記録は彼の証言を裏付ける資料になってるよ。

>対して悪名高き人体実験は?手紙だけ?

報告の手紙があれば資料としては充分だと思うがね。証言を裏付ける資料になってる。

>全く労働力のない子供収容所にいたこと、この質問もまだちゃんと答えられていませんね?

これも意味が解らない。俺は「子供はいない」て書いてないでしょ?トラバ読み直しちゃったよ。「子供もいるでしょ」みたいな事は書いてるが。出産の話でしょ?違う?

>一度読んでみるといいですよ。

そこには裁判結果は書かれてないようだが。自分で調べたよ。

http://www.nizkor.org/hweb/people/z/zundel-ernst/supreme-court/1992-on-appeal.html

俺は少し認識に間違いがあったようだ。1・2審で敗訴、控訴審言論の自由ではなく「表現の自由」を憲法違反ではなく「カナダ国連憲章違反である」との判決で勝ち取っているね。

>「絶滅収容所なら他へ移送するのはおかしい」とも答えたはずですが、それはどうなんですか?

これはね、ソ連軍アウシュヴィッツに迫ってきた際に行われた移送でしょ?アンネがベルゲン・ベルゼンに送られたのもそうだよ?Solomon Radaskyもダッハウに送られてるね。

>私の提示したリンク先全然読んでないんですね。

いや、読んだよ?そこでの論調は「この文書が偽造されたものであることを証明しているわけではありません。」に尽きると思うが?俺の認識では、今ではヴァンセー会議メモの真贋に関する論争なんか無いよ。

>そしてこれらが偽造だったとしても、内容はユダヤ絶滅を示していないという、正史派の意見

これがまた解らない。俺は「ユダヤ人絶滅」が書かれている、とは書いてないんだよ。書かれているのは「労働とそれによる人口減少」だがね。なお、イェッケルにせよバウアーにせよ、ヒトラー意図を最大限に考える学者意図派というよ)はヴァンセー会議メモを重視はしないよ。官僚によって政策方針が決定された事になるんでね。

あと、プレサックの件なんだが、多分「The Machinery of Mass Murder at Auschwitz」だと思うんだが、そういう記述が確認できない。

http://revisionist.jp/pressac/pressac_01.htm

「ヴァンセー」でも検索できないんだが、どうなってるの?それどころか

>ゆっくりとではあるが、経済管理局のメンバーは、「ユダヤ人問題の最終解決」を新しい焼却棟の処理能力と結びつけ始めた。

との記述があるんだが。どういうこと?

ちなみに「Technique and Operation of the Gas Chambers」の45pにもそういう記述はない。

http://www.mazal.org/Pressac/Pressac0045.htm

2009-04-01

http://anond.hatelabo.jp/20090401035527

>隠れていたのに診療記録が残っている。対して人体実験の証拠は手紙のみ。

ちょっと意味が解らん。Solomon Radaskyは人体実験なんかされてないよ?それと、誤訳があった。彼は巡回医師に「私は働ける」と申し出て助かってるね。病院には知り合いにもぐりこませてもらってる。

第2の選別は、この証言の中にも出てくるけど?病院のもそうだが、彼自身が倒れた事により、身包剥がれて積み上げられてる。殺される覚悟をしてるね。

収容所に着くなり殺されていたとしたら目撃証言も命令書もない。

この場合、命令書は無関係じゃないかなぁ。到着後の選別に関しては目撃証言はあるよ?まさか、送り込む前に選別はしないだろう。手間が掛かりすぎる。まぁ推測だがね。

>ツンデル裁判は、虚偽であると訴えを起こされ、その裁判にツンデルは勝ったのですよ?

俺はツンデル裁判のことは良く知らないが、それは違うだろ?パンフレットの内容を争った1・2審はツンデルの敗訴だ。上告理由を言論の自由に切り替えて最終審で勝訴したと思うが。カナダ裁判所法律違憲判決を出したらしいね。

1944年スイスの代表団が収容所内に入ってます。国際赤十字です。

それ、捕虜収容所じゃなかったか?当時の赤十字一般人保護はできなかったはず。

スイス合衆国領事館からの1月20日電報にあるように、(以下省略)

それ、解放じゃなくて別の収容所への移送だからね?アンネも移送だよ?終戦間際に東方収容所から、中央へ収容者の大量移送を行った一環でしょ。

このWRB(戦争難民委員会)の活動ってのはおもしろかった。終戦前アメリカが、戦争難民の保護に向けて活動していたのは知らなかったなぁ。まぁ、ちょっと終戦間際過ぎるが。http://www.jewishvirtuallibrary.org/jsource/Holocaust/wrb.html

それとね、これら(アンネ・フランク含む)は証言なんだけど、証言も尊重するんだね?

ドイツ国内でもヴァンゼー会議議事録が本物かどうか、議論が存在する。

浅学にして、そんな話は知らんなぁ。誰と誰のどんな論争なんですかね?

最終解決については以下の通り。英訳版より。

In the course of the final solution and under approriate direction, the Jews are to be utilized for work in the East in a suitable manner. In large labor columns and separated by sexes, Jews capable of working will be dispatched to these regions to build roads, and in the process a large number of them will undoubtedly drop out by way of natural attrition.

2009-03-17

台湾の「民主」の灯が国民党の統治で消えかけている

民進党の蔡英文主席が来日して熱烈講演。「2012年政権奪回」

読売新聞に小さな記事がある(3月16日)。

「(2009年3月)15日に来日した台湾野党民進党の蔡英文主席は都内で講演し、馬英九政権経済政策について「台湾の主権を犠牲にする恐れが大きい」と述べ、中国寄りの政権を批判した。蔡氏は民進党初の女性党首で、来日は昨年5月の就任以降初めて。17日まで滞在し、日本与野党有力政治家と会談予定」。

その講演会に出席した。

蔡英文・民進党主席は才媛の誉れ高い、学者肌の政治家である。

米国コーネル大学法学専攻、ロンドンLSEで法学博士国際法に滅法明るく、台湾へ帰国後、十数年、政治大学などで教鞭を執った。

李登輝政権で、大陸委員会主任委員(閣僚級)。李総統の「中国台湾は特殊な国と国の関係」(1999年7月)発言は、彼女が起草したと言われる。

その後、総統府国策顧問、民進党から立法委員に当選副首相を歴任した。

立法委員(国会議員)時代に、一度インタビューしたことがある。台北青島路にある議員会館で、流ちょうな英語だった。

まったく「政治家」を感じさせない清廉の人。おかっぱ、痩身で庶民的。どこに秘めた闘志があるのだろう?

蔡英文主席小学生時代に父親が日本語の達人だったので、日本留学をさせたがり、家庭教師日本語。だから蔡女史は日本語もかなり喋る。

今回の来日は民進党議員六名秘書スタッフ数名を引き連れ、しかも元駐日代表の羅福全、前代表の許世楷両大使も同席するという異例の陣容だった。

会場には台湾から随行の記者団、テレビカメラ数台。黄文雄金美齢田久保忠衛氏らの顔も。随行団のなかには旧知の粛美琴・前立法委員もいたので、「新しい肩書きは?」と訊くと「民進党中央本部主席室特助」(党主席オフィス主任のような意味だろう)。

もし民進党政権が復活したら、彼女外相候補と言われる。 

さて、蔡英文女史がなぜ野党党首になったのか。

ちょっと歴史を振り返る必要がある。昨年三月、陳水扁総統の不人気と党内挙党態勢の出遅れにより、総統選挙与党民進党国民党に惨敗、候補者だったベテラン政治家・謝長挺は責任をとって党首を辞任した。

直後から党内セクト争いが激化し、党首選挙には党内調和派のシンボルとして、この蔡英文に白羽の矢がたった。対抗馬は「台独大老」(独立派の顧問格長老)の辜寛敏(リチャード・クーの父親)だった。辜寛敏とも、台北で何回か会っているが、つねに饒舌で熱心で、とても80歳台とは感じられない。

蔡英文は党首選挙の結果、選ばれたわけだが、しこりを残さないためにも辜寛敏は、「あなたを孤独にはさせない」とエールを送った。

民進党にとって、団結がもっとも重要なことだから」と。

台湾民主が後退する恐れが拡がっている

さて東京での蔡女史の講演は最初、台湾語で始まったが、すぐに北京語に切り替わった。日本語への通訳ベテランの林さん。

以下は講演要旨。

台湾民主主義国家であり、主権を有する。台湾未来台湾国民2300万人が決める。過去八年間の民進党政治の成果は“台湾人意識”が成長したことだった。1999年、李総統の「国にと国との関係」発言以来、台湾人としての意識が広がり、馬英九さえ、選挙キャンペーン中は台湾人意識を強調した。ところが、馬総統は就任以来十ヶ月の間に、この重大な「台湾人意識」を希釈化させた。公的に発言しなくなった。台湾人意識という常識が崩れつつある」。

また「民進党八年間で確立された多元的価値の定着、言論の自由人権、開かれた社会、文化的多様性が、危機に頻しており、前から遅れていた台湾司法システムパワーハラスメント恫喝を感じるようになった。台湾司法制度国民党権威主義時代にあった体質でもあり、今後、台湾民主が後退する懸念が大きい。

馬総統は中国への憧れ、中国コンプレックスを抱いている」。

「このまま馬政権中国と接近を続けると次世代台湾人は自らのアイデンティティと(自由民主国家にとって重要な)選択の余地を狭まる恐れがある」。

経済的困窮、景気後退の苦境が出現し、民進党時代の八年間の成長がとまった。中小企業の再建はなされたが、国民党大企業のための政策が中心であり、国民経済にとって最重要雇用台湾では産まれなくなる。国民党中国がすべて、台湾の主権を犠牲にしても、中国へ傾斜すれば、かえって不安が広がる。両岸関係の安定を馬政権は目指すとしているが、不安、対立を惹起させ、むしろ両岸関係不安定にする懸念のほうが大きい」。

「対日関係で言えば、民進党時代八年間にヴィザの相互免除、運転免許証の相互承認など両国関係は素晴らしいものだった。日本外交の基本である『自由と繁栄の弧』を積極的に民進党は支持してきた。

国民党日本重視と強調するものの、心情的に対日コンプレックスが深く、つきあいは表面的になりがちとなるだろう。

これから日本に望みたいのはFTA(自由貿易協定)の締結、アジア共同市場へのプロセス台湾の参加を支持してほしいこと、そして安保での協力関係である」。

尖閣諸島の帰属は?

最後に質疑応答に移り、小生も挙手して質問したのは「尖閣諸島の帰属問題」。

というのも、日台関係良好なりといえども、両国に突き刺さる最終的難題は、この領土問題である。

いかに親日的な台湾独立派諸氏でも、多くは「尖閣諸島台湾領(或いは中華民国に帰属する)という法律解釈をするからだ。

蔡英文主席の回答。

政治の側面が強調されすぎて法律的側面が欠落している、国際公法に照らせば尖閣諸島(釣魚台)は台湾に帰属することを十分に証明できる。」

つまり直裁には言わなかったが、尖閣諸島中華民族に帰属するという立場を示唆した。このポイントだけは民進党日本人との心理的政治乖離である。

ともあれ蔡英文女史。主席就任前後は、痩身で学者肌の才媛だが、はたして政治修羅場に乗り出して大丈夫かと不安視する向きもあったが、爾来十ヶ月が経過。蔡英文主席はバイタリティに溢れ、演説はしっかりと理論的なうえに、巧みなユーもらを含ませるなど、人間が豊かに成長したようでもあった。

2009-03-09

http://anond.hatelabo.jp/20090309203409

自分掲示板の投稿削除するのは言論の自由侵害するものでもないと思うが。ラジオテレビ編集だって同様。いいたいなら他の場所でいえば済む話で赤の他人が発言の場を用意する義務はない。

言葉狩り

女優が、生放送中に「キチガイ」と発言して問題になったけど

あるブログサービスで「蝿のような人間は、他人の傷口に集りたがる」と書いたら、運営から強制削除された。

ちゃんと「西洋のことわざ」と明記したのにだ。

自分の事だと思って運営に誹謗中傷報告をした人物がいるらしい。

そこのサービスじゃ迂闊な事は、書けない。

何を書いても悪く取る奴が、いるのは分るけど。

言論の自由なんて幻想だ。

2009-03-01

全員とは言わないが

一定の割合で増田はてブコメントに酷いのが混ざっている。

これなんとかならないのかなと思う。

言論の自由は守らないといけないけど、ネットというものが出来てから匿名性の蓑をかぶってやりたい放題な連中が出てきた。

2chだと2chの中だけで完結してるからまだ良かったんだけど、

はてブってユビキタスなものだから、例えば俺のブログエントリにもはてブしていく奴がよくいて、

たまにハァ?てなコメントがつく。

絶対そういう奴は直接ブログにはコメントせずにはてブに書く。

もちろん、それは自由なことだし止めさせることは難しいのだろうけど、

一定数いつもいる馬鹿寄生虫のような蛆虫野郎(女だったらゴメン)がいる。

増田でもそうなんだけど、いつもくだらない反論してくる人や的外れ意見をぶつけてきて言い返したらますます意地になる奴とか。

現実社会も汚いところがあるが、それにわをかけた汚さ。陰湿。

2009-02-20

頭の悪いサヨクと同じ

趣味関係サイトで見ているところがあって、その人の日記ではたまに政治関係のことにも触れているんだけど、この日記が色々と興味深くて面白い。

内閣自衛隊は何があっても徹底擁護。彼らは悪くない仕方がなかったんだとかそういうのばっかり。彼らに批判的な視点を持っている人は即売国奴認定。

自衛隊情報保全隊の事件の時は「彼らは自分たちの身を守るために仕方なくやったことなんです!」と自分自身が自衛隊の子息だったことで教員につるし上げられたり家に嫌がらせを受けたことをあげつつ徹底擁護。

海自あたご事件の時は、冒頭にとってつけたように「はじめにお断りしておきますが、行方不明になられたかたのご無事をお祈りしております」と書いて次の文から漁船乗組員への罵倒、見下し、決め付け、レッテル貼り

ミサイル防衛関係では「国民一人あたりたったの○○円で他国のミサイルから国民の安全を守ることができるんです」とはじめ「人の命はお金で代えられるものなのでしょうか?」と「自分に反対するものは人命をなんとも思わない人でなし」という印象付けにもぬかりがない。

田母神アパグループ作文コンクールの時は「言論の自由がなくなった社会になったら僕は地下にもぐって戦いますよ!」と勇ましく宣言。

小泉さん安倍さん麻生さんを悪く言うマスゴミ、ミンスは売国!彼らは改革を進めて日本を良くした(している)とことあるごとに発言。そういや福田さんのことは話題にしてなかったな。

最近麻生郵政民営化反対だった」小泉「笑っちゃうくらいあきれた」に関してはどう考えているんだろうと思っていたらそれには一切触れず。

この手の日記を見ていつも思うんだけど、これって「政府のやることにはすべて反対!なにがなんでも反対!」って喚いている連中と一緒なんだよね。表向き言っていることが違うだけで。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん