はてなキーワード: ハンマーカンマーとは
終助詞の「ね」の形が変わって「ぬ」になったんだろう。
遠州弁では「だに」で語尾が終わることがあるが、そっから発展したのかもしれない。
「に」と「ね」の間に「ぬ」がある訳だし
「ぬ」ならちょっと「な」とも受け取れる訳だし、文面で送ってるのは確信犯だからどうしようもないが
そんな確信犯達はそのうち「赤ちゃん」も「エケチェン」と呼ぶようになるし、古畑任三郎の供述も「ハンマーカンマーバンバランバー」と言うことになるんだろうなと思います。
今回の事件では、そういった仕掛けが沢山あって全く参ってしまいました。
あの人は一生懸命話しておられましたが一つだけ、たった一つだけ本来の意味とまた違った意味合いで伝えられてしまったのです。
あの人はそこを見落としてしまった 都会の生活に慣れていたあの人なら当然見落とすはずがない一つの表現を。
この後私はまた同じ表現をするつもりです、ですがあの人は私と会った時と同じリアクションをしてくださるでしょうか?
同郷の人間と会った帰りに話した標準語圏の私に、あの時のように、言葉を返してくださるのでしょうか
それでは、ご期待ください
古畑任三郎でした。
多少ぼかして書く。
緊急事態宣言が明けた日、私は別部署の後輩から食事に誘っていただいた。
行くと、数名の後輩女性社員がいていずれも初対面だった。
先輩に会ってみたいって言ってた子達なんです、と主催の後輩が教えてくれた。
所轄が違うため、初めはそれぞれの仕事やコロナ禍での苦労話など食事しながら和やかに話していた。
が、途中 ある子に届いた一通のLINEにより雰囲気は一変してしまう。
「うわ、〇〇さん(別部署で私とほぼ同期の男性社員)からだ。食事に行きませんかって」、
「がっついてる~、てか既読くらいつけてあげなよ」
「私のところにも夕方来た、焦りすぎでしょ」。
私はここらで突如、蚊帳の外になった。
別段それは構わない。久々の外食が美味しい。
彼女らは一通り〇〇さんからのメッセージを回し読みし感想を言い合ったあと、
「てか社内にも街にもろくな男いなくないですか?」と私に振ってきたので驚いた。
恐らく、その日の最年長かつ独身で恋人もいないから尋ねられたのだと思うが、先程までスマホに集中していた彼女らの視線を一斉に向けられるのはあまりいい気持ちがしない。
私が返答に窮しているうち、「〇〇さんは無理、でも角立たないように食事くらい行かないと……あーあ、彼氏欲しい、返事打つの面倒くさすぎ」「わかる、彼氏は欲しいけど無理なもんは無理だよね。私も行くって返事だけはするか…」と話題は〇〇さんに戻って行った。
加速しているのに止まっているという表現が正しいかわからないが、口数は増えたのに話題が前進しなくなったのだ。
なのに盛り上がり方がすごい。今までの比ではない。ひとつも面白いことが起きていないのに。
私はいよいよ会話に参加できなくなり、曖昧に微笑みながらメニュー表を眺めるふりをして一人しりとりに勤しむのみだった。
帰り道、主催の後輩がぽつりと「あれ、最悪でしたよね」とこぼした。
あれとはどれだ。〇〇さんのLINEか。
「先輩に気を遣わせちゃってすみません。でも、たまにああいうことがないと不安なんですよ。みんな焦ってるんだって思うと安心するんです」。
私はきっと、もっとも焦った素振りをするべきで、彼女らもそれを求めていたはずだった。
風呂上がりにハリウッドザコシショウのネタを観たら少し元気が出た。
匿名で書き込んだのは、なんともいえない罪悪感を言語化することで整理したかったのだと思う。
読んでくれてありがとう。