2021-08-13

ひろゆき凄さを語ろう

ひろゆきに関しては過大評価する人と過小評価する人だらけで、自分から見て妥当評価あんまり見ない気がするので書いてみる。

2ch

2chを作ったことの何が凄いか。当時すでに同様の掲示板は他にもあったし、ひろゆき自身プログラミング能力トップレベルというほどでもない。

ただ、当時はだれもトラフィックの大きい掲示板継続可能なかたちで運営できていなかった。主にサーバー費用荒らし対策の面で。

ひろゆきは、今では普通になった広告モデル課金モデル掲示板運営に導入して成功した。

広告収入赤字を補うパターンはあったが、継続可能レベル収入を得続けるのは当時難しかった。

そのあたりは切込隊長こと山本一郎活躍も大きかったのだろうが、そういうスキルのある人を活用できたのも強み。

実際にひろゆき仕事をしてた人の話を聞くと、やっぱり人を扱うのが上手いというのを感じる。

そういった、何が正解かわからない中でうまくいく方法を見極めてサービスを大きくした経験はいまだに稀有ノウハウになっているように思う。

それから荒らし違法書き込み対策完璧にやりすぎず、運用コストバランスを見極めたのも大きい。

このあたりも反感を買う原因だとは思うが、ツイッターYouTube違法コンテンツヘイトスピーチ対策はもともとガバガバで、

運営軌道に乗ってきたら徐々に対策を強めていくというのが成功パターンと知られてきた。

そういう感覚を当時持っていた人はかなり少ない。

あとは、今となっては信じ難いが、匿名発言やす雰囲気を作って、ハードルを下げることで他では得られない情報が集まりやすくする、

というのを「意識的に」やったのもひろゆき最初だと思う。

今だとFacebookよりもツイッターの方が気軽な発言情報リークがしやすいという感覚

ツイッター大学教授弁護士肩書で箔をつけて発言する人は多いが、匿名だとそれもできず意見説得力だけで評価される。

実際fjにもメーリングリストにもハンドル名の掲示板にも書かれない情報2chに集まっていった。

ディベート

ひろゆきといえばディベートの強さだが、最近ボロが出始めている感じもある。

ひろゆきディベートの強さは、それなりに頭が良い人なので正当な意見もあり、一方で小手先ディベートテクニックもあり

その両方を変幻自在に使いこなす点にある。

最近はあまり詳しくないことをそれっぽく発言する部分がことさらに取り沙汰されて批判されているが、

もちろんそういう面もあり、実際に詳しくて正しいことも言っていることもあり、

発言意味はなく単に相手を動揺させるための発言をすることもあり、

それらの境界線がわかりづらいことが強みと言えば強み。

配信

最近積極的配信をおこない人気を取っているというのもある意味すごい。

ひろゆきぐらいになれば、別にさら顔出しして動画でなにか言う必要もないとは思うのだが、

あれはニコ生とはまた違ったレベル動画メディアが主流になる時代を読んで

そこで配信者として成功する要素を探っているのだと思う。

実際それで人気配信者になるのもすごいし、本当の狙いはそこで得た動画集客ノウハウ

使ったビジネスの方だと思う。

  • あなたおいくつ? あらそう じゃああなたのそれは大部分聞きかじりだね?

    • あやしいわーるどとかあめぞうの話を入れた方が説得力あると思う アリス・リデルは元気にしてるのだろうか

  • 前書いたやつ anond:20210813081411

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