■国立研究開発法人　国立循環器病研究センターでの記憶

自分

• 非常勤事務職員
• 事務部門にいた（他にも各診療科に医師事務作業補助者とか、色々いる）
• 勤続4年だった
• 主婦です
• 9時半から6時半勤務

印象

• 仕事は最初はゆるい（仕事に対する態度と部署によるが、基本的にゆるい）
• 但し、年々仕事量は増えていく（それが原因で辞めた）
• 非常勤は仕事は増えても昇給しない（時給固定）
• 非常勤職員でも常勤と同じ仕事量を自発的にやると上は喜んだ（残業代は出ないことが多い）
• 休みはよく取れた（毎年年休8割取得していた）
• とにかく事務職員の数が多い（経営課題になる程）
• 事務職（特に非常勤）が多いことが財政圧迫にもなっていた（と常勤職員からよく聞いた）
• 事務助手、データマネージャー、医師事務作業補助者、情報処理技術者、研究補助、色んな名目で事務職を増やしすぎ（何かと理由をつけて各部門で事務補助の非常勤職をつけようとするらしい）
• 他の医療機関に比べ、けた違いに事務職が多いと聞く（業務に集中したいせいかどうかは、知らん）
• 常勤職員はわりと遊んでる（1日中雑談してたり、ネットサーフィンしてたりする奴も実際にいる）
• 医事室は仕事を委託業者に丸投げ。請求が全然できていないとか、何とか
• 医師は紳士的（一部ガラが悪いのはいる）
• 看護師さんは師長以外は優しい人が多い（師長はヤクザみたいなのが一部いる）
• 経費ガバガバ（財政状態は赤字なのに無駄な備品・PC買いまくる）
• 誰も倒産すると思っていない
• もうそろそろキャッシュがショートするらしいと部門長が言っていたが、誰も危機感を持っていない（だけど税金はきっちりつぎ込まれている）
• 事務の中途採用は基本は縁故採用（学会経由か個人的知り合いだが、縁故採用は規則違反なので、建前上は競争採用）
• 縁故採用で来た奴、まともな人もいるけど、機能していない人もいる（割合は半々）
• 特定大学の研究室から縁故採用で来るケースはちらほら聞く（行政機関なのに縁故って、いいんか？）
• 事務職員、とにかくモチベーションが低い
• ちなみに、自分の採用の時、書類送付してから面接のお知らせまで1カ月も後だった（やる気あるのか、と思った）

【追記】

• そういえば、藤白台から岸辺に移転した際、電子カルテ構築に失敗したらしく、IT環境面が不便になり前より使いにくくなったと聞いた（実際使ってないから知らん）
• 電子カルテ構築は1年延期して、その上で失敗したとか何とか
• 「仕事が回らないから非常勤を雇う」といより、「事務作業・雑用はやりたくないから非常勤を雇う」ように見えた
• 給与と労働の兼合いで言えば、非常勤は割りに合わない仕事だったと思う（常勤職種がやりたくない仕事は基本的に押しつけられる傾向にあるから）
• 非常勤事務は「非常勤」と言いつつも、基本的に契約更新は通る。実態は勤務時間の短い常勤職員。

【縁故採用のこと】

予想外に反応がきていたので

• 民間企業はともかく国立の公的機関で「特定派閥に属する人物だけが採用にありつける」って、「公平な機会は誰にでも与えられるわけじゃない」と言うのと同じですよね？
• 「信頼」って主に人間関係や思想面でのトラブルがないというだけで「能力的に優秀」をどう定義するのかという話だが（縁故で来て機能してない人物も実際いるし）

よく内部者が言うのは、国立の機関なのにレベル低いよね、って言ってる。

でも、他の独法は知りませんよ。

Permalink | 記事への反応(4) | 21:20

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