2018-02-07

転売と強いオタク

私は世間でいう転売ヤーもどきであり強いオタクだ。

転売ヤーもどきなのを自覚し始めたのは最近だが。

なぜもどきという表現を使っているかというとそのチケットやグッズ等をはじめから転売目的として購入していないという点にある。

チケット場合良席に入りたいから何人もの友人、先輩、後輩、知人、家族等に頼み込んで申し込みをしてもらい、当選したチケットを回収し、一番いい席で入って残りは売る。もしくは全て席が悪かったり納得する席がなかった場合は全て売って良席を買う。

グッズに関してはとりあえず自分推しが高レートの場合は交換の交換をしてでも必死に手に入れて集めまくって無理そうになったら残りを売る、もしくはプレミア価格になりそうなら、後々交換で使えそうなら使えそうなキャラを数個だけ残して使えなそうなキャラや使えそうなキャラでも何個から売る。そして推しを新たに買う。

そんな生活をしている。

どちらにも共通しているのは余ったものを「売る」と「買う」という点にある。

この「売る」ことはただ定価で売る訳ではなく相場価格で売っている。

基本的相場価格となると定価以上が基本でチケットにせよグッズにせよ高ければ定価の10倍以上で売れることだってある。

「買う」ことは「売る」をしているものを買うのであるから当然相場価格となる。

「売る」行為世間では転売と呼んでいるなんて最近まで知らなかった。私は元々それを目当てに買っているしフリマアプリ等で出ている価格だって全て同じような価格である

元々の目当てがそのチケット、グッズであることと周りが皆その価格で出しているという同調意識が私を転売という行為をしてきるのだと気づかせるのが遅くなった原因である

しかし、私はこの転売をやめようと思わないし転売から買うことだってやめない。どれだけ批判がこようとも全ての抜け道が塞がれて自分チケットしかはいれないようなコンサート舞台イベントになったらやめるだろうが。

グッズに関しては転売規制なんて不可能なんだからやめないと思う。可能性があるならグッズを買うことをやめた時くらいだろう。

なぜかやめないのかというと理由は単純で良席に入りたいしグッズが欲しいかである

私は強いオタクだ。

オタクに強い弱いなんてないという人間とは根本価値観が合わないので読んでいて不快に思うだろうが容赦して欲しい。

オタクの強さが何で決まるかというと、アイドル俳優といった3次元ではどれだけ公演数に入ったかという回数、前列、0ズレ、花横といった良席ファンサされた回数、認知オキニプレゼント、等々がある。

人気な公演に自チケかつ良席で入るなんて難しい。それに回数も合わされば全公演分のチケットを自チケだけ集めることは極めて困難である

そこで使うのがチケットサイトツイッター等のSNSを利用して行われている転売である良席から勿論正規価格ではない。だがお金を少し(少しではない時もある)かけただけで良席に入れるなら入るしよりいい席で推しを見たいし周りのオタクマウントをとりたい。私が彼にとって一番であり特別になりたいし周りからもそう見られたい。そのためならお金をかけることは苦なことではない。人気公演のチケットを買う時だって同様である

から転売から席を買うしその席をだしてくれる人には恨みこそせず感謝気持ちでいっぱいである。

私は同担拒否だ。そのせいもあるだろう。行きたい人にチケットが行き渡って転売がなくなって自チケしか戦えない世界になるのなら今のままでいいと考えている。

推しの一番になれる今がいい。

余ったチケットだって2連以上や一応友人には声をかけるが断られてかつ余った場合相場価格で出しているし人気公演の場合必死でとったチケットを定価なんかで譲りたくないのだから相場価格である。そして相場価格良席を買う。

グッズに関しては推し以外いらない。まず推しキャラ以外に興味が無い。人気順は交換レートとして把握しておくけれど一番人気のキャラは交換できるから交換した後の推しキャラに見えたり、低レートキャラの抱き合わせ対象お金しか見えない。

低レートキャラに至ってはため息しか出ない。推しになったらもうけもん。まずならないか必死に交換を探して無理なら高レートキャラと抱き合わせか単体売買。

価格はだいたいが時価だからみんなが出さないうちに売ってしまえばより高額で売れるからさっさとだす。そしてその売上で推しを買い足す。

しろ捨てるより全然マシだと思って欲しいくらい。流石に捨てるのは心苦しいという痛みを感じる感情くらいはある。

強いオタクにはお金必要お金の分だけいいチケットが買えてお金の分だけグッズが買える。

"他のファンのことも考えろ”というのがお金をかけないファンや弱いオタクがいう言葉だ。

ここではっきりと否定しておくが他のファンなんて死ぬほど嫌いだから存在して欲しくないんだよ。

お前らのことを考えてる暇があったら積んで積んでより推し自担有益なことをするし構ってほしい、一番になりたい、特別になるための1歩を進みたい。

でも今の私だけでは推し自担公式に続けていってもらうだけの財力はない。だからかろうじて存在することは認めたくないが認めているような状態だ。

存在確認するだけで反吐が出る。

同厨の他のファン配慮するくらいなら自分お金をかける。

グッズだって結局はどれだけレアものを持っているか、痛バについているか、痛バのデザインや並べ方の綺麗さで評価される。

均等に推しファンに渡るくらいならどれだけ否定されようと自分推しを買い占める。

レアものだって買えなかったらその分積めばいい。

積めないならその程度の愛ってこと。

転売ヤーがいたから買えなかった等の言い訳をしている暇があったら対策をとって実行すればいいし無理なら金をかければいい。

相場価格すら出せない人間は強いオタクになれないし同じフィールドにすら立っていない。

転売価格=その人、その公演、キャラ価値である。人気があればあるほど価値価格もあがるしその人、公演、キャラおたくも強いオタクが増え、ふるいにかけられていく。

強いオタクであればあるほど転売に手を出す。だがこれはwin_winである転売がなければ手に入らないものがある。

私は自分を満足させるためにこれから転売をする。

システム制度も整っていない以上今転売をやめさせることは確実に不可能だ。

  • 何というか、元々持っている性質がたまたまオタクというフィールドで発揮されているという感じだな 全速力で走っている分、つまづいたときに盛大に転んで怪我をしそうだ

  • そこまでして本当にオキニになれたんですか? なんか空回りしてそう

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