2017-10-04

結婚した相手とその家族発達障害だった

もう耐えかねて離婚した。

発達障害と向き合われている方を非難する気はない。発達障害を持ちながらも、素晴らしい人柄の方も知っている。

発達障害当人方への支援は進められようとしているが、そのパートナーへの支援はまだまだ薄い。というかカサンドラ症候群なんてあまり知られていないだろう。

じぶんがおかしいのかと思って精神科で見てもらったが、定型発達だった。

大したことは書けないけど、パートナーが変わっていて悩んでいるひとの何かしらの参考になったらいいと思う。

そしてこれから書くのは発達障害パートナーを持った私の個人的な所感です。

発達障害は実に多種多様です。これが全てではないことをお見知りおきください。

元旦那

長所

特定学問作業に突出して秀でているので一部の人々には頼りにされ、尊敬もされる。

教員医師アーティストなどには向いているんだろうなあと思う)

・心を開くと人懐こい。天真爛漫でこどものように笑う。

(こういうところが魅力的に見えるひともいるだろうと思う)

・何か言い争いになるとすぐに反省して謝ってくれる(ポーズをするから、わかりあえたと勘違いする。これに関しては短所の方にも書く)。

短所

・こだわりが強い。こだわりがかなわないとキレて理不尽なことを言い出す。

洗濯用洗剤も柔軟剤食器洗い用洗剤もこだわりがあって、それ以外を使うと、何でそれ使うの?!とキレるなど)

自分の思い通りにしたい。思い通りに物事が進まないとキレて理不尽なことを言い出す。

目的場所にどのように行ってどのように帰るかを執拗確認したがる。決めた通りにならないと不機嫌になるなど)

・つけた電気を消すことを忘れる。

・開けた扉をしめることを忘れる。

・朝余裕をもって起きられない、遅刻は常習。

・片付けが壊滅的にできない。家を荒らし、汚して回るも、平気。

料理をすると台所が崩壊し、鍋や菜箸が使い物にならなくなる。そしてまずい。

・一緒に家庭内ルールを決めても守れない。

こちらがいくら怒って訴えも、「かわいい」と笑っている。

・話し合いができない。

これがいちばん困ったことだった。長所に、すぐに反省して謝るというところがあったが、これはがただのポーズだった。反省しているふりをして、何を謝っているのかわからないけどとりあえずごめんねと言えばいいと思っていたようだった。

互いが気持ちよく生活するための話し合いをしているはずなのだが、自分の嫌なことは絶対にいや。相手が嫌がっていることはわかっても、その内容が理解できないようだった。

話し合いも終わらせたいからとりあえず謝って理解したふりをする。

それの繰り返しだから、一週間後一ヶ月後にはきれいさっぱり忘れて、また同じことをやっているのだった。

離婚を決めたときは、私が耐えられくなった理由を事細かに説明すると、俺が悪かったでもどうすればいいのかわからなかったごめんねと泣いていた。しかし3ヶ月も経つと、「お前が自分の都合で離婚した」になってしまっていた。

元旦那の妹は一見ふつうだし、魅力的だが、人間関係でいつもトラブルを起こしていた。本人はそれが普通と思っている様子。

長所

・優しい。

・人の話を聞くのがうまいカウンセラーのよう。だからか、メンヘラが集まってくる。

・明るくておっちょこちょいなところがかわいらしい。

特定作業の才能がある。

短所

・朝起きられない。遅刻魔。

・口がめちゃくちゃ軽い。人のプライベートを、天気いいですねレベルペラペラしゃべる。

セックス依存恋人依存が激しい。

特定の事に対してのみデリカシーがない。

・いわゆるサークルクラッシャー

母親

長所

・優しい。

・面倒見がいい。

短所

・口が軽い。

・過干渉

セックス依存

不倫相手が定まるまでは相手を探していろんな人に声をかけていたようだった。

父親

彼は本当にアスペルガーだったと思う。

そこまで関わっていないが、東大卒で賢く、物腰が柔らかい

しかし、娘に性的な目を向けていたり、その場の空気が全く読めず、見当はずれな話題唐突に始めて家族スルーされるのは日常茶飯事だった。

発達障害には、結婚して家族単位での関係が濃厚になってからやっと気が付いた。

子どももいたので、産前産後はこの家族との関わりがほとんど全てになっていた。

産後いくらか経ってから定型発達の友人と久しぶりに関わるようになった。その時わたしが思ったのは、「あれ?生きるのってこんなに楽だったっけ?」ということだった。

今は離婚して本当によかったと思う。

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