いや、不思議でもなんでもない。
そもそも、「東大の外国人向けコース」と東大の一般コースは全く違う。
PEAKは、初等・中等教育(日本では小・中・高校の教育)を日本語以外で履修した者を対象にした、英語で授業を行うコースです。
ってか、ほぼ居ない、受ければ受かる、と言う程度。
これが世界的に開かれてて世界各地から受けに来るならともかく、単に小さいころに親の都合で海外に居ました、程度の帰国子女が東大ブランドを語れる、というだけのラッキー制度。
また、東大自体は学部の授業のほとんどは日本語なわけで、ここで学べる物は物凄く絞られるし「東大」クォリティーとは言えない。
そんな所に海外からわざわざ受けにくるバカも居ないし、まともに大学行きたい奴が来るところではない。
「東大」と言うブランドがあるから、ってんで取り敢えず受けた奴が居る、って程度なんだろう。
実際学べるレベルとしてはその辺のF欄と変わらないのでは?
更にコメントのバカどもは東大は世界ではレベルが低いだの何だの全くもって頓珍漢な議論。
アホらしすぎる。
きっかけは忘れたが、デイリーポータルにはまって、大塚さんの書く文章の虜になった時期があった。
中学生の頃。当時私は転校をして、今までの自分全てを変えたかったけれど、何もかも上手くいかなくて何もかもに傷ついて、人とちゃんと付き合うことも出来なければ引きこもる勇気すらなくて、居場所がなくて辛いのにプライドだけは人一倍高く、泥のような毎日。インターネットを心の拠り所とするのは必然的な流れだった。
大塚さんの文章の一つ一つ、写真一枚一枚はそんな不器用な私の心理を見事についていた。
デイリーの過去ログを全部読んで、ブログの過去ログも全部読んで、ネットラジオも初めて聞いた。
メールを出して、その返答がブログにアップされた時には読者全てにこれ私です、と言って回りたいほど感激した記憶がある。(当時の紙の日記にも書いている)(http://blog.hibi.her.jp/?day=20050401)
東京でデイリーのイベントに行って本人にお会いしたことも一度ある。人見知りでほとんどろくにお話はできなかったが。
次第に私の頭は自分の恋の行方や進学や部活でいっぱいになり、デイリーポータルを初めとする当時の有名テキストサイト日参もおろそかになった。大学に入学するころには新生活に夢中になってインターネットから離れていった。当然大塚さんの事もほとんど考えることがなくなった。
これで良いんだ、と思った。インターネットばかり見てなくても寂しくない。
今更都合のいい話かもしれないけど。今になって、もっとちゃんとお話してみたかった、あまりにも立場が違うし、合う話なんて何もないかもしれないけど。
あのときのグラグラ揺れていた女子高生は、大塚さんの記事もおかげもあって、なんとか思春期を脱出して生き延びることができました。
生きる支え…とまでいうのは語弊があるけれど、大塚さんの記事をよんでホッとしたり、泣いたり、救われるような気分になったことも何度もあった。ありがとうございます。
繊細で、不安定で、アンテナを貼りめぐらせていて、時々自分の中の澱を文章でぶちまけていた、その少し危ない感じが、目が離せなくて追いかけたくなった。
http://ymrk.hatenablog.com/entry/2015/04/07/133432
コメントでこんな男性もいて見方が変わった的な発言がちらほらある。