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2024-03-26

最近書き始めた日記と、本人には見せない感謝言葉

近頃、日記を書くことの効用が分かってきたような気がする。

文章を読むことは他ならぬ知識の蓄積であるしかしながら、脳裏に浮かんだ取り止めのないことも形として残さなければ、それはただ消えゆくのみである

書けば文学、書かねば妄想。誰が言った言葉かも覚えがないが、実に的確なように思う。

怠惰で自堕落、そして堪え性のない私のことだから明日日記を書かないのかもしれない。

習慣化は難しいことで、習慣化してしまうことによって失われるものもきっとある

自分の思ったことをただ文章に書き連ねていると、それによって分かってくることもある。

書くべきか書かぬべきか。それすらも文字として並べていく。

兼好法師徒然草執筆過程がふと浮かんでくるようだ。

データは何年も残らない。

それでも日記を書くことにどれだけの意味があるのかと思う。

自己満足とはなんなのか、追い詰められた人間の搾り滓が文章なのか。

生きるというのは畢竟、苦に満ちたこである

その心の気休めとして書く文章に、私だけは誰よりも価値見出したい。

文章を書くことが、何よりも真摯に己に向き合うことだと信じて。

この余白の片隅から、誰にも見せない日記、その一節だとしても。

何も出来ない人間なりに、栄えある先達をささやかに見送らせて頂く。

敬愛すべき先輩方に心から感謝を捧げます

社会に正当に向かい合い、戦い続ける方々に、この上ない賛辞を込めて。

ありがとうございました。あなたと過ごした日々が、私の人生で最も価値のある時間でした。

2023-01-08

anond:20230107164046

「何者かになる必要がない」のは強者のなかでもごくわずか。収入だけでなく教養必要エリート中のエリートだけそれなしでもやっていける(兼好法師みたいに)。90%はジェンダー役割でも何でもいいけど、何かないとやっていけない。定年後のサラリーマンとか引退したスポーツマン芸能人みたいなことになる。

2021-12-31

高速バスでの徒然草

訳あって今高速バスで手持ち無沙汰になってる。

具体的には、イヤホンを家に忘れてしまったので、大好きな音楽を聴いたり動画を見ることができなくて困ってる。

作文は死ぬほど苦手だが、思ったことを書くだけの文学作品に倣って、クリエイティブ暇つぶしでもしようかなと思う。

学生時代はよく高速バスを利用していた。

お金節約したいし、体力的にも長時間の移動に耐えられるし、使わない手はなかった。

何度も利用すると、高速バス移動にも当たり外れがあることがわかってくる。

バス設備(USB充電とかWi-Fiとか)であったり、横の席に誰が来るかであったり…ガチャを引いてるみたいで結構楽しい

ちなみに今日ガチャはそこそこいい感じ。手元にコンセントあるし、横の家族連れのお父さんはすごい静かだし。SR席引けてる。いい年末なりそう。

いい席取れた時の高速バスってかなり得した気分になれるから好き。

逆にハズレ席の時は正直この世の終わりかと思ってしまう。

ハズレの原因って主に横の席に座る人なんだけど、こればっかりは受け入れるしかいかものすごく困る。まさに「ハズレ」って感じ。

イヤホン音漏れすごい人とか、挙動不審な人とか、そういうのはまだかわいげあるな〜で済ませられる。

けど、どうしても耐えられないのが、苦手な匂いがする人。

香水きつい人とか、体臭がキツい人とか、バスの揺れとかと相まってシンプルに体調が悪くなっちゃう。

ほんとに相性だと思うから相手に対しては何も思わないんだけど、高速バスの席取り担当神は恨む。おるんか知らんけど。

ちなみに今日の横のお父さんはわかめうどんみたいな匂いがして、好きでも嫌いでもない感じがものすごくよい。さすがSR席。

こういう匂い問題とかも、イヤホンして自分世界に没入していると気にならなくなったりするもんなんだけど、今日に限っては周りのお客さんを観察してしまうくらいには集中できていない。

あんまりいい趣味とは思わないんだけど、人間観察もぼちぼち楽しいなとは思う。

ウマ娘ずっとやってるお兄さんとか、車内で寝たいんだけど頭のポジが定まらなくて安息の体勢を求め続けてるお兄さんとか、静かな車内に気を遣ってかハンドサインで後ろのお母さんにコンビニで買った商品の受け渡しをお願いするわかめうどんスメルお父さんとか…

それぞれの性格とか普段何してるんだろとか想像してしまって楽しくなっちゃう。

たったこれだけの文章書くだけでも1時間以上かかってるから、意外と暇つぶしには適しているのかも。やるじゃん徒然草。全部は読んだことないけど。

今日これを書いて思ったことは2つ。ものを書く仕事趣味を持ってる人はすごい。考えたことを形に残すのってすごい労力使うなと思った。未来兼好法師で賞とか貰わないとやってられない。

もうひとつは、さっさと家帰って音楽聴きたいし、次から絶対イヤホン忘れないようにするってこと。

後1時間は寝て過ごそうかな。うどん食べる夢とか見れそうだし。おやすみなさい。

2017-06-24

伝統芸としての増田

紀貫之元祖匿名日記。おまけにネカマ

清少納言独断自分の好みを押し付けまくり元祖ヘイト

紫式部:雨夜の品定めとか、どうみたって増田

今昔物語ワンパターンの出だしはパンティのよう

兼好法師:中身のないアルファブロガー

こうやってみたら、はてな匿名日記日本文学伝統の正当な継承者だとよくわかるわ。あ、萬葉集のこと、忘れてた。

https://anond.hatelabo.jp/20170624110832

2017-06-06

もう戻らない日のこと。

1Kに二人暮らし

ユニットバスって湯船に浸かるプロセスを踏むにはどうやって入るのが正解なんだろうとか、そういうことを考えながら暮らしていた。

朝は起きることが出来たら学校に行って、行かなかったら昼までダラダラと過ごして、お風呂に入って、夜になったら飲みにいく。

ある時は夕方ごろ「そろそろ買い物に行くかな」なんてひとりごちて。

身だしなみも整えずスーパーに行ったら先輩がバイトしていて狭い店内を逃げ回りながら買い物してでもバレたり。

「何時に帰ってくる?」と聞きながら帰って、鼻歌交じりに晩御飯づくり。

食べ終わったら0時ごろから夜の散歩。途中のコンビニアイスを買い食いしたり、タバコを吸ったり。

帰ってきてベッドに倒れこんで、暑い狭いと文句を言いながら眠りにつく。

またある時は夕方から眠ってしまって、気づいたら19時とかで。

晩御飯どうするー?」なんて言ってる間にまた15分くらい眠ってしまって。

重い腰をあげてご飯を食べに出て、帰り道時々無意味に立ち止まりながら自販機お茶を買って帰る。

ひとりでいる間は妙に時間が長く感じたりした。

徒歩10秒の行きつけの焼き鳥屋に飽きずに通って、酔っ払って。

世界中から甘やかされた、夢みたいな日々だった。

すっからかんになった部屋を見て、「寂しいなあ」と感じるより先に「片付けの時に虫が出てこなくて良かったな」と思った。

家主より好きになった街を後にする最後の日に少しだけ、寂しくなった。

焼き鳥屋焼き芋屋さんもパン屋さんも(あれ、食べ物屋ばっかりだ。)、タバコ屋さんもあの道もあの夜の匂いスタジオも忘れられない、色濃い思い出。

あー兼好法師

2016-06-14

ブログ名に「徒然なる・・」をつけてるブログ、内容ろくでもない説

卜部左兵衛佐兼好「同感だ。俺様経験から考えても、たいていは碌でもないことしか書いてない」2016/06/13 01:13

誰それ?

風巻景次郎は、尊卑分脈の系図の記載によって、吉田家傍流の兼顕の子で、後二条天皇の六位蔵人となり、ついで五位に叙され、左兵衛佐に任じたと推定し(『西行と兼好』角川選書 角川書店 昭44。初出昭27)、これが通説となってきた。しかし、拙稿「卜部兼好批判―「兼好法師から吉田兼好」へ」(国語国文学研究熊本大学文学部〕49、平26・3)で考証した如く、この系譜と経歴は、戦国時代吉田家当主、兼倶(一四三五~一五一一)が捏造したものである兄弟とされてきた大僧正慈遍とも血縁はない。兼倶はなんらかの方法で兼好が一時卜部氏を称したことを知り、自らの家系に取りこんだらしい。吉田家号室町期に入って用いられたので「吉田兼好」の称が不適当であることは既に指摘されているが、兼倶以前に兼好が卜部氏であることに言及した者はいない。「兼好法師」の称を用いるべきであろう。

 
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