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2016-06-14

ブログ名に「徒然なる・・」をつけてるブログ、内容ろくでもない説

卜部左兵衛佐兼好「同感だ。俺様経験から考えても、たいていは碌でもないことしか書いてない」2016/06/13 01:13

誰それ?

風巻景次郎は、尊卑分脈の系図の記載によって、吉田家傍流の兼顕の子で、後二条天皇の六位蔵人となり、ついで五位に叙され、左兵衛佐に任じたと推定し(『西行と兼好』角川選書 角川書店 昭44。初出昭27)、これが通説となってきた。しかし、拙稿「卜部兼好批判―「兼好法師から吉田兼好」へ」(国語国文学研究熊本大学文学部〕49、平26・3)で考証した如く、この系譜と経歴は、戦国時代吉田家当主、兼倶(一四三五~一五一一)が捏造したものである兄弟とされてきた大僧正慈遍とも血縁はない。兼倶はなんらかの方法で兼好が一時卜部氏を称したことを知り、自らの家系に取りこんだらしい。吉田家号室町期に入って用いられたので「吉田兼好」の称が不適当であることは既に指摘されているが、兼倶以前に兼好が卜部氏であることに言及した者はいない。「兼好法師」の称を用いるべきであろう。

 
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