はてなキーワード: VBとは
この仕事辞めようと思っている。
学校でC++とかJAVAとかVBとか…色々ごちゃごちゃ習ってたけど、正直現場のノウハウなんぞサパーリな状態だった。
だから、その会社にプログラマが居なかった事は物凄く不幸だった。
WEBシステム開発部門を作るという事で、私を含めプログラム未経験者が二人採用されたんだ。
細かいこと言うと、私と一緒に入社した人は、一応PHPやPerlは組んだことが有るけど、「現場のノウハウを知らない」という点は私と同じだった。
入社してからは、もう全部手探り。
開発環境の整え方なんぞ全然分かってない。
取り敢えずPHPやれ、と言われたから、結構必死で勉強しながらメールフォームとか簡単なコード書いた。
当時は画面が切り替わる度に変数が初期化されたりするのが不思議だった。
一緒に入った同僚は、「Postgre専門だからMySQLはよく分からん」と言う。
仕事の渡され方は大概丸投げ。
その仕様ってのが結構曖昧。何というか、「流れ」だけ説明される。
「管理画面で商品を登録すると、商品一覧に追加されるんだけど、登録する時に一緒にカテゴリを設定できるように…」
「カテゴリは大カテゴリ・中カテゴリ・小カテゴリがあって、管理画面で登録できるように…」
とか、そんな感じ。
こういうのを聞いてプログラミング出来るのが当たり前なんだろうけど、私は凄く苦手だった。
苦手だからってやらない訳にはいかないからやってたけど、難しく考えるからだろう、時間がかかった。
後、基本的に画面イメージがない。
仕事を渡されると、全部任される。
テーブルの設計をしながら仕様を確定していって、画面イメージを作成していく。
最初の内は、正規化すら全然知らなかったからぐだぐだなテーブルばっかり設計して、コードを組む段階になってヒーヒー言ってた。
最初から書き直す事もしばしばだった。
もっと効率良くやりたい、と助言を乞おうにも、先輩なんて居ない。
同僚はその辺の作業進行は上手いものの、開発レベルは私と同じぐらい。コードはスパゲッティ。
友人達もプログラムやってたりするけど、WEBプログラムじゃないから相談しても色々と噛み合わない。
仕方がないから、うまいやり方は無いか、とひたすら暗中模索でやってきた。
で、そんな事を1年程続けた辺りで、長年プログラミングしてきた人と交流する機会が有った。
短い間だったけど、その人が教えてくれた知識でかなりショックを受けた。
開発環境の整え方とか、テストケースとか、フレームワークの事とか、えーと、まぁ、なんて言うか、プログラミングの考え方(みたいなもん)とか。
(ちょっと上手く言えない。現時点でも私は、とてもじゃないが自分の事をプログラマだなんて胸を張って言えない程未熟だと思っているし)
そして、ショックを受けたのは同僚も同じだった。
正直今まで自分がやってきた事の全部をひっくり返された気分だった。
全部が全部無駄だったという訳じゃないが、今まで非効率的で馬鹿で遠回りな事ばかりしていた。
その後はSubversionやTracが導入された。
同時期に私は新しい案件を任された。
その案件の規模は小さめで、私は今まで不安定だった開発スタイルを整えようと、半分賭けでその案件をcakePHPで構築しようと決めた。
無論、全然分からないから参考書とか公開されてるソース見たりとか、ネットの情報とかで勉強しながら、だけど。
symfonyとかZend Frameworkとかでも良かったと思うんだけど、
たまたま先のプログラマの人がcakePHP使ってる、と言ってたから「じゃあそれにするか」とcakePHPを選んだ。
違いも分からんから最初は何でもいいや、と思ったってのも有る。
何度も躓いたり挫折しかけたりしたが、なんとか構築しきった。
つたないものでは有るが使い回しの効くメソッドなりを作れたし、正直凄く嬉しかった。
その頃には、ある程度ではあるがフレームワークでの開発が手に馴染んでいた。
そんでも一人でじめじめコーディングするスタイルは変わらなかったから、コードの中身はお察しくださいなスパゲッティ。
もうこの会社に居続けても意味が無い、と思った。ひとりよがりなコードを量産するだけだ。
だから、「今年いっぱいで会社を辞めようかと思います」と告げた。
それが大体半年前。
今年が終わるまで@2ヶ月ぐらい。
こんな経験年数半端な人材って、需要有るんかなぁ。女だしなぁ…、というかそもそも転職回数が多いのが一番痛い。ブラック企業ひきすぎ。
無知を乗り越えるという性質のやる気はあるから、がらっと業種を変えても良いかもしれない。
というか、ぶっちゃけ残業時間がえらい事になってたから、IT業界はもうしたくないな、と思う一方で、
やっぱりプログラム好きだからプログラマやりたいという思いが有る。
でもプライベートでやりたい事あるから、あんまり仕事で時間を割かれるのも困る。
後、親が元気な内に孝行しときたい。
こないだ、カーチャンのスレ見てたのがかなり効いてる。
「あんた転職するんでしょ? 転職前に休み作ってよ。一緒に旅行行きたいから」とか言ってるし…
「仕事が忙しいから」とか「疲れてるんだから休ませてくれ…」とか言って全然孝行出来なかったから、そろそろ生活における仕事の割合を減らしていきたいところ。
でも、
難しいよなぁ。
転職、どうしたもんだかなぁ。
http://d.hatena.ne.jp/Hash/20080529/1212077847
なんか考え方が甘いなってのが第一印象。
(バイオインフォマティクスの人っぽいからあんまり実験にお金は使ってないかもしれないけど)君が研究室で使ってる電気代とかは誰がお金を出してるんですか?やりたいことがあるなら自分で科研費なり学振なり企業からの研究費をとって、自分の金でやりなさい。
こんなこと書くと「入学金・授業料払ってるだろ(゜Д゜)ゴルァ!」って言う人もいますが、そんなのじゃ全然足りませんから。特に理系。特にバイオは。
あとね、「どうすればいいですか?」が許されるのは最悪でも学部4年までだよ。院生なら「こういうことがやりたいんですが、どうでしょうか」くらい言えないと。やりたいことを上に伝えて言いくるめる能力超重要(エントリーの後半を見た感じだと、この辺はわかってるっぽいけど)。
以下細かいツッコミ。
まず研究室選ぶ際の調べ方が足りない。なんで研究室の学生から話しを聴くとかしないんだ?
とりあえずこれから研究室選ぶ人のためにポイントを挙げてみる。
どれも1個上の先輩に話を聞けばすぐわかるレベル。
研究室に入って右も左も分からないのに、数ヶ月たったら、「あと二年残るかどうか」を決めさされる。
研究室に入ってから修士に行くかどうか決めるって遅いんじゃないかい?学部卒の就活って3年の秋あたりから始まるってイメージなんだが。それとも今は売り手市場だから院試の季節(4年の夏)から就活始めても内定もらえるんですかね。修士課程でも博士課程でも、就職先なかったからとりあえず進学したって人はいまいちな人が多かったな。逆に内定先決まってたけど、まだまだ研究がしたいといって進学した人はそれなりの成果をだしてた。
院に行くかってのと、どこの院に行くかってのはまた別な話ね。
一年間見てきて分かったことだが、教授がお好きな学生は、考えるよりまず手を動かして、バリバリ実験して、元気が良くて、少し生意気で、ちょっとバカなタイプの学生であるようだ。
一方の僕はメモ魔で、実験よりも論文や本を読む乱読家で、空論と妄想と知識の蓄積に快感を覚えて、でっかい荷物をいつも持ち歩いていて、泥臭い作業を嫌い、基本的に無口。
君の教授に限らず、世間一般の人は前者のタイプの方がすきだと思うよ。特に”泥臭い作業を嫌い”ってのはかなりマイナス。一年目なら黙って手を動かせよ。あとどれだけ読んでるのかは知らないけど、論文・参考書を読むのは当然。
バイオ系なら普通じゃね?そのかわり反応とか培養の待ち時間で2時間空きとかザラでしょ。12時間つっても実働は8時間もない。
余談だが教授はコンピュータシミュレーションの力を過小評価しすぎていると思う。実験で全てが決まる時代はとっくに終わっている。
僕のプログラミング能力は明らかに過大評価されてて、指導教官から「もっと使いやすく作り直してくれても良いよ」と言われた。いやいや、僕はFizzBuzzで喜んでるレベルですYO!。
言うことはデカイけど実力を伴っていないというか何というか。教授も君が口先だけだと思ってるんじゃないかなー。だからメモを捨てろ云々て言われるんじゃない?とりあえずそのVBをもっと言い物に作りかえるところから始めてみればいいんじゃないの。
追記
全然関係なく、横から口出し。
例えば、JavaとかRubyとかVBとかPHPとか、そういう種類の言語一種類しか使えないプログラマがいたらどう思う?あまり難しい仕事任せられないって思わない?最低限、Cとかアセンブラとかできるだけ低レベルに近い言語はある程度使えてほしいし、できればLispみたいな関数型言語とかOSやコンパイラの理論とか、そういうのを知識としてだけでもいいから知っておいてほしいと思うよね?
思わないよ。
書けるレベルによるんじゃない?
一つの言語でもマスター、ほんとにマスターしている奴なら、いくらでも任せて良いと思うよ。
希に逆もいる。
知っている奴で、VBでむちゃくちゃセンスの良い奴がいて、そいつ別言語に放り込んだらあっさり覚えたよ。
他に応用が利くくらいに一つを覚えるか、複数覚えて補完して覚えるか。
道の違いもあるよ。
例えば、JavaとかRubyとかVBとかPHPとか、そういう種類の言語一種類しか使えないプログラマがいたらどう思う?あまり難しい仕事任せられないって思わない?最低限、Cとかアセンブラとかできるだけ低レベルに近い言語はある程度使えてほしいし、できればLispみたいな関数型言語とかOSやコンパイラの理論とか、そういうのを知識としてだけでもいいから知っておいてほしいと思うよね?
だったらどうして、古文や漢文の勉強が自分には意味ないって思うかなあ?日本語で文章を書くのは、仕事上の重要なスキルでしょ。まずその前提がよくわからない。
横槍だが、勉強する時間にも限りがあるし、向き不向きもあるんだから何でもかんでもやればいいってものでもない。どの分野の強化でも意味が歩かないかは一律に決まるものじゃないし全分野の知識を身につけることは無理なんだから各人に合わせて取捨選択しないと。学校で教えておけばなんでも身につくなら世の中エリートばかりになってるよ。
別に「新たに」なんて言ってないけど。ただし、資源ってのはメンテナンス要員が必要なんよね。現在の教育は、その中から一握りの専門家とそこそこ多くのファンを再生産する役目は果たしてると思うけどな。
こういうのはほかのことをやった場合の費用対効果も考えないとだめ。なぜ特定産業のメンテナンスだけ優遇して税金とかの労力をつぎ込まないといけないのかがわからん。メンテナンスに必要なリソースは有限。観光立国でも金融立国でもものづくりでも自給率上昇でも結局我田引水ってことじゃないかと。そういう利益誘導はポジショントークであって部外者は真に受けちゃだめだろ。
「楽しむ」という観点で言えば、古典や漢文の題材がそれらよりも優先するようには思わない。
劣るとも思わないけどね。ただね、現代文学は古典文学を下敷きにしてたりするから両方読めると楽しいことは知っておいた方がいいだろうね。
文学に限らずどんあものでも楽しいかどうかは人それぞれ。古典に限らず学校の授業に苦痛を感じる生徒が少なくないのは常識じゃないかと。
それとさー、どうしてあれを教えたらこれを教えるのやめろって話になるわけ?両方教えたらいいだけじゃないの。ただでさえゆとり教育なんだからさ。たとえば俺は高校時代理科と社会を全科目履修したし、数学も数III数Cまでやったし、古文や漢文だったら例えば岩波文庫の注釈付きなんかで訳なしで読めるよ。
いやがってるやつに教えるのは金や労力や時間の無駄遣い。ゆとり教育は叩かれすぎだと思う。正しい政策だったと個人的には思ってる。学校で教えないならやらないなんてやつは教育しなくて結構。授業時間だって有限だからそりゃ各教科の授業時間減らせば全部薄く教えるしかないし、深くやろうとすると分野は絞らないといけない。どっちがいいかは一概に言えるものでもないし、勉強自体向いてないのもいるでしょ。
ただし、君が思ってるほど高校の行列計算は一般には役に立たないし、観光は大きな産業になり得る。理由は上に書いたとおり。
そりゃ基礎技術力が高く工業力が強いほうが観光立国よりずっといいだろ。
観光業や製造業だけでGDP決まってるわけじゃないんだから比べても意味ない。日本の低成長はマクロ政策の失敗が大きいでしょ。あと人口の少ない国なら人口比で観光客はこさせやすいから雇用増やしやすいだろうけど、日本だとそうはいかない。観光だけで食ってける量は限られてる。そもそも貿易依存低いし、外需ばかり頼ってないで内需をしっかりさせないことにはどうにもならない。
例えば、JavaとかRubyとかVBとかPHPとか、そういう種類の言語一種類しか使えないプログラマがいたらどう思う?あまり難しい仕事任せられないって思わない?
古典が読めるってことはまったく評価にならんだろ。プログラマとしては。
無論、最低限の英語力は必須だし、英語力は高ければ高いほどいいが。
最低限、Cとかアセンブラとかできるだけ低レベルに近い言語はある程度使えてほしいし、できればLispみたいな関数型言語とかOSやコンパイラの理論とか、そういうのを知識としてだけでもいいから知っておいてほしいと思うよね?
そんなの情報系の基礎教養だ。微積分学や古典を勉強するよりははるかに楽だし。
だったらどうして、古文や漢文の勉強が自分には意味ないって思うかなあ?日本語で文章を書くのは、仕事上の重要なスキルでしょ。まずその前提がよくわからない。
ビジネス定型文書くのにはもちろん、企画書や仕様書や技術書を書くのにも、古典や漢文の知識なんぞ必要ないだろ。
別に古典教育がどうなろうが観光ビジネスの改革にはならんだろうに。
日本文学についてはそうかもな。でも、当の近代文学もろくに読んでない奴が、下敷きにだけ手出しても意味ないだろ。まずそっちが先じゃないかな。
それとさー、どうしてあれを教えたらこれを教えるのやめろって話になるわけ?両方教えたらいいだけじゃないの。ただでさえゆとり教育なんだからさ。
教育を強化するなら数学優先にすべきだな。あと英語の強化かな。古典なんか最後でいいよ。
それは単なる君の不勉強でしょ。高校までで役に立つこと勉強したいんだったら高専とか工業高校に行くべきなんだし。普通高校ってのはジェネラリストを育成するところなんだからね。
それに、君はたまたま高校で習った行列計算だけで用が足りてるのかもしれないけど、行列の計算だけできても普通は何の役にも立たない。
足りてるわけねーだろ。仕事やりながら勉強してるような状態だよ。これが、高校でやってなきゃ偏微分とかと同レベルの理解度でしかなかったんだと思うとゾッとするね。基礎だけでも仕込まれててよかった。
というか、固有値やベクトル空間を理解せずにどうやって大学を卒業できたんだ?力学も振動論も微分方程式も統計学も信号処理も量子力学も、何一つ理解できないでしょ、それじゃ。
数学系でも電子工学系でもねーもん。適当に試験前の一夜漬けで切り抜けてた。終わったら速攻忘れた。あと量子力学なんか何に使うんだよプログラマが。
信号処理は真面目にやっときゃよかったなとちょっと思うね。今んとこクリティカルにそういうもんが必要になる仕事はやってないが。
俺が思ってるものと比べてるんじゃない。「古典と」比べてんだよ。ちゃんと答えろ。
なんだ、君、プログラマーだったのか。だったら話が早い。
例えば、JavaとかRubyとかVBとかPHPとか、そういう種類の言語一種類しか使えないプログラマがいたらどう思う?あまり難しい仕事任せられないって思わない?最低限、Cとかアセンブラとかできるだけ低レベルに近い言語はある程度使えてほしいし、できればLispみたいな関数型言語とかOSやコンパイラの理論とか、そういうのを知識としてだけでもいいから知っておいてほしいと思うよね?
だったらどうして、古文や漢文の勉強が自分には意味ないって思うかなあ?日本語で文章を書くのは、仕事上の重要なスキルでしょ。まずその前提がよくわからない。
別に「新たに」なんて言ってないけど。ただし、資源ってのはメンテナンス要員が必要なんよね。現在の教育は、その中から一握りの専門家とそこそこ多くのファンを再生産する役目は果たしてると思うけどな。
あと、日本の観光ビジネスはまだ産業として未熟だよ。ヨーロッパ行ってみるとわかるけど、日本の観光ビジネスは横のつながりが弱くて商売がヘタクソ。たとえば厳島神社なんて世界遺産になってるのに、宝物殿では大した物展示されてないし、宮島にある飲食店はろくなお店がない。
劣るとも思わないけどね。ただね、現代文学は古典文学を下敷きにしてたりするから両方読めると楽しいことは知っておいた方がいいだろうね。
あと、古文とか漢文ってのは現代文と読み書きや文法の体系が少しだけだけど違うから、文法ぐらい教えておかないと、興味を持った人があとで独学たって難しくなってしまうことは理解できるよね。いまの高校の教育はそういう目的で文法だけを中心に教えてるようなもんだよ。
それとさー、どうしてあれを教えたらこれを教えるのやめろって話になるわけ?両方教えたらいいだけじゃないの。ただでさえゆとり教育なんだからさ。たとえば俺は高校時代理科と社会を全科目履修したし、数学も数III数Cまでやったし、古文や漢文だったら例えば岩波文庫の注釈付きなんかで訳なしで読めるよ。
俺も理系人間で、たいして出来がよくなかったから思うんだが、行列は大学入試という重しがある高校生の間にある程度慣れておくべきものだ。
大学で習った偏微分とか周回積分とかいっこも覚えてない俺でも行列演算は一通り出来るし、プログラミングとかで使えるのは、高校でみっちりやったからだよ。
それは単なる君の不勉強でしょ。高校までで役に立つこと勉強したいんだったら高専とか工業高校に行くべきなんだし。普通高校ってのはジェネラリストを育成するところなんだからね。
それに、君はたまたま高校で習った行列計算だけで用が足りてるのかもしれないけど、行列の計算だけできても普通は何の役にも立たない。それに、大学の線型代数やったんなら、高校でやるレベルの話なんて子供だましもいいところだってわかるでしょ。
というか、固有値やベクトル空間を理解せずにどうやって大学を卒業できたんだ?力学も振動論も微分方程式も統計学も信号処理も量子力学も、何一つ理解できないでしょ、それじゃ。
行列と比べてどうなんだと聞いてるんだが。
だから、本来比べるのがおかしいし比べられないと書いたんだが。
ただし、君が思ってるほど高校の行列計算は一般には役に立たないし、観光は大きな産業になり得る。理由は上に書いたとおり。
そりゃ基礎技術力が高く工業力が強いほうが観光立国よりずっといいだろ。
http://anond.hatelabo.jp/20080323175904
半年前に「人月計算とExcelとスーツの世界より」を書いた増田だけど、この増田が他人に思えなかったので、半年ぶりに自分の話をしたいと思う。
半年前のエントリの内容、読んでない・読むのたるいって人のために簡単にまとめておく。
俺はCOBOLっていう昔々の言語を使って巨大な金融システムのお守りをしていた。それは誇らしい仕事(「これ読んで「転職考えろ」とか言ってるやつってアホだろ」的な意味で。これももっともな話だよね)ではあるんだろうけど、俺はやっぱりキャッチーな新技術がやりたくてたまらない。
そんなふうに増田に愚痴ったところ、なんか400以上のブクマがついた。以上がこれまでのあらすじ。
話の続きを始める。
あれほどのブクマを集めたことなど初めてだった。戸惑いながらも、日々増えていく皆のコメントを噛み締めた。
転職を勧めるコメントもついていた。うん、転職したいねいつかは。
でも、と半年前の俺は思った。そう簡単に転職できるものなのか? なにしろまだ会社に入って1年半。勿論今の会社にいても転職後に活かせるスキルがつくわけではないが、その前に個人で勉強できることもあるだろう。それからでも……っつーかそもそもスキル皆無なのに転職とか無理だろ。
だから、出来心だった。
エントリを書いてからいくらか経った頃、ホッテントリにもよく上がってくる某ブログに、プログラマ求人のお知らせが出た。
そこからはクリックひとつだ。あのエントリを短く要約してそこの会社に送りつけてみた。たいした作業ではない。転職への一歩を踏み出したという気持ちはあまりなかった。
でも当然ながら、先方からは連絡がきた。言われるまま、翌週の金曜日に会社を定時で上がってから面接に行った。いきなり社長が出てきて驚いた。
面接が始まった。キョドりながら、あのエントリの内容をまた繰り返した。
「うん。熱意は分かったけど……COBOLかー」
「そうかー、ちょっと評価しづらいなー。PHPって分かる?」
「えっと……Webのビューとかに使うスクリプト言語でしたっけ?」
「他にも色々できるんだけどね。それ使って、ちょっと今から言うようなの作ってみてよ」
帰りがけに書店でPHPの入門書を買って、言われたプログラムを週末使って作ってみた。
formに書いた内容を日付やUserAgentとともにファイルに書き込んで表示するとか、その程度の簡単なものだ。PHPでファイルの読み書きができるとすら知らなかった俺でも、土曜だけで作れた。
日曜が余ったので仕様を拡張してSNSのメッセージ機能もどきに仕立て上げたりはしたけど、この程度のアピールはちょっとでも熱意のある奴なら誰でもやるだろう。
どちらにせよ大したものじゃない。
翌週、採用の通知が届いた。
俺の転職活動は2週間で終わった。
面接のとき社長が言っていた。技術的な向上心をもって受けてくる人は珍しいらしい。
意外だった。だってホッテントリでもよく見かける会社だぞ。そんな会社がわざわざ、ブログで求人までしているんだぞ。
ブログで就職とかTwitterで就職とか、いつも華々しく話題になるあれは何だというのだ。
社長の言葉がリップサービスでなかったのは、正真正銘素人にも劣るレベルの俺が、この少数精鋭で構成される会社に、おそらく志望動機だけで、あっさりと採用されてしまったことから分かる。言っておくが大量採用ではない。求人経由での採用は俺一人だった。
現実はこんなものなのだ。
そんなこんなで、あまりに展開が早すぎて事後報告になってしまったが、転職を決めたことを会社に話した。
そんな中で、印象に残ったやりとりについて書いておきたい。
まず、他部署の人。
「勿体無い! 本当に勿体無い!」と彼は俺に詰め寄った。
「前、会社のイントラに君の作ったツールをアップしてただろ? その時からずっと、こいつと一緒に仕事できたらって思ってたのに」
技術より業務知識、巨大な金融システムを今までどおり動かし続けることを最大の目的とするこの会社では、ITを活用してプロセスを効率化しようという意欲を持つ人は多くない。
彼はそんな中で、VBやJavaの知識を蓄えて、プロセスをもっと良くしていきたいと願う人だった。だけど、
「いくら俺が呼びかけても、誰も興味を持たない。ツールを作っても使われなくて無駄に終わることもある。本当は俺も転職を選べるんなら選びたい。でも、俺の道はこれしかない」
彼は妻子持ちだった。生活のために、今の仕事を辞めるわけにはいかないのだ。
一方俺は、家庭を背負っていない今だからこそ好きな道を選べた。その俺が羨ましいと、彼は言った。
こういう環境に留まらざるをえない人がいることを、それでも戦っている人がいることを、俺は心に留めておきたい。
それから、とある同期。
彼は同期仲間の中でも飛びぬけて優秀な奴だった。
何をやらせてもまず成功する、万能型の秀才だ。元増田にイメージが被る。
技術力があり、コミュニケーション力もあり、ついでに顔もよかった。そして、この会社では珍しく、技術志向を持つ奴だった。
研修時代にも技術をやりたいと度々公言していた彼だが、こういう優秀な奴を会社が放っておくわけがない。配属先では協力会社への指示や客先とのやりとりに追われる日々が待っていた。
そんな中で彼は思っていた。この会社にいる限り、技術的なことをやることはできない。いつか転職したいと、彼も望んでいたらしい。だから、
「転職するって聞いたとき、やられたって思った」
やられた? 何故か。それは彼の迷いのせいだ。
「最初は別の仕事がやりたいと思ってたよ。でも仕事が分かってくると、これが面白く感じてくるんだ。俺がこのシステムを把握してるんだ、俺がシステムを回してるんだっていうのは充実してて、このままでもいいかなって思えてくるんだ」
万能だからこその迷い。
IT業界(SIer)の未来や、汎用的でないスキルばかり身に着けることの問題も彼はよくわかっている。でも、今の会社はビジネス的にも安定していて、当面は抜け出す意味がないというのも事実なのだ。
俺の場合、プログラミングのセンスはあっても運用やPMなんてとてもできない。偏っているから転職を決断することができた。でも彼には、金融システムのSEという仕事が適職すぎた。
半年後の今も、彼とはしばしば話をしている。
彼の答えは、まだ出ていない。
最後に、上司。
彼女は、完璧な検証や客先での要求詰めで皆の尊敬を集めるキャリアウーマンだ。
その上司が、俺が最後に出社する日、目に涙を溜めていた。
「ごめんね、雑用みたいな細かい仕事ばかり渡しちゃってたし、忙しくてあまり見てあげられてなかった。そのせいでこんなことになって。後悔してる。本当にごめんなさい」
違うんだ。そういうことじゃないんだ。あなたのせいじゃない。
俺はただ、仕事のスキルをそのまま使って、Twitterの@発言を抽出してクラスタを可視化してニヤニヤしたり、ニコニコに上がった新着ボーカロイド曲を自動処理でiPodに入れてみっくみくになりたいから転職するだけなんだ。
そんな趣旨のことを言葉を選んで伝えたけど、たぶん彼女には伝わらなかっただろうと思う。
俺や、はてなで色々言っているような技術系の奴らは、世の中では特殊な人間で、普通の人にはなかなか理解できない。
壁は厚い。そう思った。
そんな諸々の出来事を経て、俺は今、憧れのWebプログラミングの職場にいる。
Linuxのlsコマンドすら分からなかった俺には、毎日が学ぶことだらけだ。毎日終電だし、まだ休日出社はないけど、もうちょっと俺がまともに仕事できるようになったらそういう状況は確実に待っている。
だけど、すごく楽しい。仕事のために得る知識がすべて、自分の生活と地続きになっている。人生のベクトルと仕事のベクトルが噛み合ってるから、俺は成長している実感を持ててる。
だから、きっと俺はこの先ずっとこの会社で頑張れると思う。
ところで、
について一言。
Web系やりたいって半年前から言ってて、そして実際やってみたら超楽しんでる、そんな俺でもこれは同じですよ。
やっぱりはてブの[あとで読む]は日々溜まっていくし、これ全然業務とかかわりなさそうだって技術だとイマイチ乗れない。
転職決まってからの半年も同じだった。半年前、「転職するなら自分でスキルつけてから」って思って転職活動先延ばしにしていたら、たぶんいまだにApacheって何?って状態だっただろう。
だってプログラミングの他にもやりたい趣味はあるし。別の仕事やりながら勉強するには、この世界は広すぎるし孤独すぎるし何から手をつけていいのかわからない。
確かに、はてな見てて熱浮かされるだけってことは、人生かけて技術を追いかけるクレイジーなギークでないことの証左ではある。
でも、そこから情熱が継続しないからっていって、仕事として楽しめる程度に技術を追いかけていけるギークではないことは意味していない。わかりにくいな。つまり、はてな見てて熱浮かされる程度にはギークであるとは言える。だって楽しくないなら見ないじゃんそんな記事。
だから、そこをもってプログラマとしてやってけるかどうかの疑問を抱く必要はないと思った。
そういう意図で書いてるわけじゃないならいいけど。ていうか一言じゃないなこれ。
やたら長くなったけど、俺の転職の話は、大体そんな感じ。
あと、転職を通じて実感したのは、楽しい仕事をするのが一番楽しいよねってこと。
頭悪いこと言ってる気がするけど、これが俺の結論です。
PHPのダメなグラマー比率は他の言語と比較しても多くはないと思う。
ただその母数が多いだけなんじゃないだろうか。
問題はそのダメなやつのところまで仕事が回ってしまうぐらい仕事が出回っていることが原因だろう。
例えばPerl使いにもダメなヤツはいっぱい居ると思うが、そんな人のところまで仕事は出回らない。
Ruby使いなんかRubyの実務経験が殆どだが、そもそもバリバリにRubyをつかえるヤツのところにもRubyでは仕事が出回っていない。
別にRubyでやろうがphpでやろうが、perlでやろうが仕事の単価はそれほど変わらない。
http://anond.hatelabo.jp/20080224122041
推薦図書については末尾に書くけど、その前にちょっとお話。うざいと思ったら読み飛ばして末尾に行ってね。
どの言語がよいか、というのは「ゴルフのクラブで一番よいクラブは何か」という問いと同じなので、正直意味のある問いとは思えないなあ。言っちゃ何だけど、言語を覚えて満足してる奴は、高いクラブを買って満足してるだけの奴と同じだよ。大事なのは「何をやりたいか」で、それさえ明確になれば後は単なる慣れの問題に過ぎないし。
一つや二つの言語を扱える以上になれない奴は、ごくごくごくごく少数の例外を除けば、所詮人に使われるだけのやつにしかなれんよ。そんなの、大学出てまでやる仕事じゃない。営業並みの対人能力があるとか半導体の回路を引けるならまた別だけど、それはもはやプログラマと呼べる仕事じゃないしね。
ゴルフだったら、ショートホールもあればロングホールもあるし、バンカーに落としてしまうこともグリーン上のヨセもある。プログラマも同じ。大事なのは、
「必要が来たとき最小限の勉強時間でどんな言語にも対応できる能力」
じゃないかなあ。これがあれば、その時点で知っている言語が一つだろうと十個だろうと大した問題にはならんよ。
世の中にある言語は、アセンブラとか C みたいに低水準(機械に近いところ)でやるのに適したものもあるし、C++ や Java みたいに大規模なビジネスアプリの開発に向いてるものもあるし、VB とか Perl みたいに細々とした作業を処理するためのお手軽ツールもあるし、Lisp とかみたいに、実用よりも理論的理解を指向したといえるようなものもある。だけど、アセンブラと Lisp みたいな特殊なものを除けば、どれも基本的な考え方は同じだ。確かに C++ や Java に出てくる「オブジェクト指向」は多少取っつきは悪いけど、きちんとした本を元にして勉強すれば一週間で理解できるよ。あとは処理速度と書きやすさ・手軽さを天秤に掛けての判断にすぎない。ゴルフでいうなら、パターを除けばどのクラブも基本的には原理が同じみたいなもんだ。ウッドとアイアンとウェッジという区別はあるけれど、基本的には飛距離とコントロールのバランスだろう?
どの言語を選ぶかなんてのは所詮は小手先のことなのさ。大事なのは、何をしたいか、何のためにプログラマになりたいかということだ。そのためには、いろんな素養が必要になってくる。
もし、半導体やコンピュータやOSみたいな低レベルな話に近いところ興味があるなら、電気工学とか形式言語理論とか数理論理学とかそういう知識が重要になってくる。ロボットを作ったり生体認証をしたり他の機械やシステムを制御したりというような高度な話に興味があるなら、数学とか統計とか信号処理とか制御工学をきっちり勉強した方がいい。業務で扱われる大規模なシステムを扱いたいのなら、理系の知識よりもむしろ世の中の仕組みを広く浅く知っといたほうがいいだろうね。
もはや、「プログラムが書ける」なんてのは、「ワープロや表計算ソフトが使える」というのに毛が生えた程度の技能でしかないんだ。十五年前なら、「一太郎や Lotus 1-2-3(当時は Word や Excel なんてのはあったのかどうかも微妙)が使える」といえば「即戦力」だったかもしれんが、今更そんなの当たり前の技能でしかないだろ?
大事なのは、「他の奴が簡単には追いつけないもの」を持つことだ。大学での数年間はそのために使うべきだよ。目標を持って真面目にかつ気楽に取り組むことだ。がんばりたまえ。
注意 この文章中でわからない言葉が出てきたらまずはぐぐってほしいが、わからなくても気にすることはない。それらの中身を知っていることは大した問題じゃない。大事なのは全体的な雰囲気だから。
まずは、この本をお薦めしたい。
プログラマ(というよりコンピュータ)が関わるあらゆる分野を、本質を押さえて入門程度に書いた本。「やさしい」という題名だけれど、高校生の基準で考えると「難しい」と思う。大学では、「やさしい」「難しい」の基準が何段階も格上げされるから気にしないように。これが「やさしい」と思えるようになったら大学卒業レベルと思っていい。だから余り気負わず、頭から読もうとせずに適当に面白そうなところを眺めて、興味が出たら他のところも拾い読みするという感じで十分。
その上で、興味を持った分野の本を探したいと思ったら次はこれがお勧めだ。
これを見て、適当にぱらぱらめくって、読みたいものから読めばいいよ。この辺の本なら大学の図書館にはあると思うし。ただし、ここに出ている本はどれも本格的だから、難しすぎると思ったら適当に放り投げていい。そうやって、いろんな分野をつまみ食いしていく間に全体像が見えてくるはずだ。
あと、それとは別に基本情報技術者試験を受けるのもいい。大学の授業についていくための基礎力としては十分なはず。これが易しすぎると思ったら、ソフトウェア開発技術者試験でもいい。もっとも、これに通るぐらいなら大学2年か3年ぐらいの力はあると思うけどね。
でもね、今さらアセンブリ言語やC/C++を勉強するのは時代遅れだと思う。もちろん、携帯電話などの組み込み産業ではそういった言語はまだまだ健在だし、パソコンで何かを制御したりするようなニッチ産業でも生き続ける、「使える言語」であることに違いない。でも入門者にお薦めするような言語ではない。昔ならBasicじゃ遅いからCかアセンブリ言語で書くという動機があったが、今じゃPerl/PHPでも十分に動作は速い。ちょっとしたGUIを作りたいならTcl/tkか、Javaを使うべきだ。VBもいい。C++&DirectXはよっぽどプログラミングに熱中できる人が使えばいい。あくまでパソコンに限定した話だけどね。
携帯やパソコン制御はニッチだから初心者にお勧めできなくて、GUI作りやすいから初心者にお勧めできるってのがよくわからん。
低級言語で頑張って"Hello World"作ってた自分から見ると、Java/PHP/Perl/Rubyのような超高級言語でさくさく高度なWEBアプリケーションを作ってる人がとても羨ましく見えると同時に、「大した苦労もしないで、俺はやったぞみたいな顔するんじゃねえよ。」とついつい思ってしまうことがある。アセンブリ言語ときたら比較命令を発行するたびに分岐先ラベルをいくつも定義しないといけないような面倒臭さがあった。それでも、それ以前のハンドアセンブル組や、機械後を生で見たり、パンチカード使ってたような人達から見れば甘いと思うだろう。
と、俺のひがみを書いてみるテスト。
でもね、今さらアセンブリ言語やC/C++を勉強するのは時代遅れだと思う。もちろん、携帯電話などの組み込み産業ではそういった言語はまだまだ健在だし、パソコンで何かを制御したりするようなニッチ産業でも生き続ける、「使える言語」であることに違いない。でも入門者にお薦めするような言語ではない。昔ならBasicじゃ遅いからCかアセンブリ言語で書くという動機があったが、今じゃPerl/PHPでも十分に動作は速い。ちょっとしたGUIを作りたいならTcl/tkか、Javaを使うべきだ。VBもいい。C++&DirectXはよっぽどプログラミングに熱中できる人が使えばいい。あくまでパソコンに限定した話だけどね。
プログラミングするのは何もパソコンだけじゃないんで。マイコンとか一杯あるから。線と線をつないで、発行ダイオードとかをピコピコ光らせるの。完成すると楽しいよ。よく、はんだごてあてすぎて、部品こわしちゃうけど(汗)。
もし、私が「アイツ、○○なんて言語使ってらー」なんて言って来たらぜひ、「○○言語を使うと、○○が簡単に記述できて便利だよ。」と、そのとき使ってる言語の利点を教えてください。私も所詮、いま使ってる言語のことしか知らないんで、ついつい、違う言語には拒否反応を起こしてしまうんです。
大物プログラマになるにはPHPを貶さなきゃいけないらしいぜ。
そうしないとあれな人達の支持を得られないからな。
PHPにはおかしなところがたくさんある。
自分から提案しないと無理だし、技術者が少なすぎて大きな案件は無理。
5、6人で回せるぐらいのをこまごまやっていくしかない。
新規ならまだしも、既存システムとの連携を考えるとRubyとかはまだ工数掛かりすぎ。
Pealなんか開発案件としては昔から極端に小さいものしかない。
はてなやmixiがperlなのはセルフビルドだからであって、
発注元がいたらperlという選択はなかったんじゃないかな。
Perlはちょっと違うと思うけど、RubyやPythonで人材の募集をかけると、
PHPで募集をかけるよりまっとうな人材が取りやすいのはある。
> 例えばDVDが普及した今、VHSの技術が専門の人なんて何の役にも立たないわけ。
> 今まで磁性テープを20年くらいやってきたオッサンに、
> いきなり光学の話フォローしろってのも酷な話。
研究者かなんか?それだったらVHSが廃れたからっていきなり首切られることはないよね。
自分の分野の話になって恐縮なんだけど、例えばTCP/IPについて
誰よりも深い見識があったとして、そんなことは何の金蔓にもならないの。
単なる技術オタク。ExcelやCOBOLやVBも同じ。今有効な技術はいずれ廃れる。
で、今までCOBOLしか出来なかった人がJavaが出来ませんって駄々こねて
ドロップアウトしたり、VB6がVB.NETになったぐらいで狼狽する人が世の中には
腐るほどいるんだけど、そんなの元から自分の分野に対する見識がなくて、
小手先のどうでもいいテクニックだけでその場その場を切り抜けてきたことの
ツケが回ってきただけで、本当にその分野を理解している人間なら、ある日を境に
自分の持ってる知識がゴミの塊になることなんてあり得ないんです。
少なくとも自分のまわりの優秀な技術者はみんな最新技術なんか難なく習得しているよ。
最新技術についてこれるから優秀、というわけでは断じてない。
これはたぶんインターネットやコンピュータのことも指していると思うんだけど、
ことプログラミングに関して言えば、半世紀前からこの分野は本質的には「全く」
進歩していないよ。確かにJavaとかRubyとかC#とか流行りの言語はどんどん
生まれてきているけど、これらは既存の概念をパズルのように組み合わせただけの
代物で、概念そのものはずっと昔からある。それらをマスターしていれば
技術の移行には半日で十分。それが出来ない人はまだまだ未熟だ。
とりあえず私の所感としては、スペシャリスト、ゼネラリストに関係なく
「同じ所にとどまろうと思うなら、全速力で走り続けなさい」
オレはスーツなんてカッコいい服も着れず、ギークみたいなスマートな考えや自己表現もできず、
工場勤務の「作業着」な組み込みソフトウェアエンジニアだった。
何となく地味な感じがし、それが嫌で組み込み系の開発から離れ、Web系とかオープン系?的な仕事に移った。
From マイコン上でC/アセンブラ To Windows/Unixサーバ上でJava/C#/VB/Perl...+色々なライブラリ/フレームワーク
スーツを着て直接お客さんに会う機会も出来たし、瑣末なモノだけど自分が利用したオープンソースに対してパッチを送ったりもした。
でも、なんか違う。本当のスーツには敵わないし、ギークみたいにいろんな事を知らない。なんか仕事の達成感も少ない。
今になって思ったよ「作業着」を着て開発してた時がすごく楽しかったって。
何時も「作業着」を着てコードゴルフをしてた気がする。(必要に迫られてだけど)
Webアプリ作りなんかより色々と考える時間が多かった。独自の制御アルゴリズムとかね。
上で書いた地味な感じというのは、着てる服が「作業着」で工場勤務だからオレって土方だよなぁって当時は自分で思ってたから。
でも、今やってる事の方がよっぽどIT土方だなぁって思ってる。
なんかここ↓見てたらモノ作りしたくなった。
http://monoist.atmarkit.co.jp/
いや、そんだけです。
http://anond.hatelabo.jp/20071025143424
とりあえずIEは動く。jwcadも動いた。winnyも動いた。
Officeも動くらしい。ゲームも結構動くらしい。ActiveXも凝った機能を使わないなら動くのかもしれない。
インストーラーのない単純なツールやインストールできるアプリなら大概動くと思う。
動かないソフトで多いのはDAOとかDCOMとかOLEとか使うようなやつ。ありがちなのはショートカットや検索とかのエクスプローラの機能を借りてるやつ。あと、VCとかVBとかで準標準DLLが色々いるやつ。
結局DLLが足りなかったりで、それらを持ってこれば動くけど、どれが必要か容易にわからなかったりで大変。