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はてなキーワード: クラシックとは

2009-11-24

ビジュアル系

こないだ、とあるヴァイオリニスト演奏TVで聞いた。

綺麗な人だなーとは思っていたけど、

この音ダメだなぁ、と思った。

力の入った右手で音が響かない。みんな殺してしまっている。

耳のいい知り合いに聞くと、「彼女は1曲すら音程きっちりまともに弾けないよ、ビジュアル系だよ」という。

セント以下の違いを的確に聞き分ける人なのでその通りなのだろうと思う。

音程のことは私にはまだわからないが、とりあえずあの音はないだろ・・・

そこらへんのアマチュアのほうが良く響くいい音出すのではと思う。

彼女はとても綺麗な人だし「今話題の」らしく、ぐぐるとたくさん出てくる。

それがみんな「美音!」のオンパレードなので、自分がおかしいのだろうか、みんな変だよ、と思う。

要するに、綺麗というだけで技量もすくない人が持て囃されるのが嫌なのだろうな、私は。

バイオリン裾野を広げる、クラシック人口を増やす、クラシックリスナーを増やすという意味では

いい人なんだと分かるんだけど、

でももっと音の素敵な人はたくさんいるのに、顔がいいというだけでCDが売れるのがおかしいと思うんだろうな。

なんでCDを顔で選ぶんだろ。みんな変だよ。

2009-11-07

[]VuzeのUIAzureusに戻す方法

ツール → 環境設定... → インタフェース → 起動 → Vuze UI Chooser を表示 [表示] → クラシックインターフェイス → [OK] → [再起動]

2009-11-05

オーケストラ

心を落ち着けようと思ってクラシックCDをたくさん聞いたんだけど、クラシックって激しい曲多くない?

全然のんびりなんかできないぞ。

(New York) Hell Sonic Bullet。

多分幻聴だと思ってはいましたが、「まるで始まりの合図のように、パーンという乾いた音がしました。」

「えーっと。コレは何かの挨拶?」まさかね。などと口走った矢先から『キリンタイム』だったので、

まったく洒落に成っていないシャレ。を菊地殿から初めて聞く日が来るとは...。としばし青ざめ、

(だって『構造と力』も『(フランツ・カフカの)アメリカ』も半ばアカデミズムを気取った品の良い洒落のつもりだったでしょ。

今回下品だと言っている訳では有りません。寧ろ綺麗にボディーに入ったので苦笑いしております・笑)

爆音再生中です。だって元々フルヴォリューム指定じゃないですかこれは。半分でもこんなに耳が痛いのに。

多分幻聴だと思ってはいましたが、『New York Hell Sonic Ballet』が出た模様です。

因にアマゾンでは

ニューヨークの、地獄音響で踊るバレエ菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラールの、北米オペラバレエサルサへの第一接触。 前作「記憶喪失学」から一年菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラールの最新作がついにリリース菊地成孔は本作でクラブダンスフロアに、オペラ/バレエというクラシックを持ち込み、今まで誰も聴いたことのなかったハイブリッドダンスミュージックアルバムを完成させた。マイケル・ジャクソンピナ・バウシュマース・カニングハム、マサカー、NO NEW YORK等、80年代初頭以降のニューヨークイコンアルバムの随所に散りばめ、ミニマル(現代音楽)やモントゥーノ(ラテン)、またはパンクロック、そしてソプラノ歌手を起用したオペラを用い、菊地成孔とぺぺ・トルメント・アスカラールにしかできない、クラブミュージックマナークラシックマナーの見事な融合を実現。菊地のボーカルトラックも2曲収録の、菊地成孔の超先鋭的なコラージュ感覚がもたらしたペペ史上最高に“踊れるアルバム”ここに完成。 初回プレス限定“ペペ・トルメント・アスカラール ステッカー”付き」

などと盛大に紹介されています。

これを見て飯を噴いたのは言うまでもありません(笑)

                                          〜T.H.

2009-11-04

http://anond.hatelabo.jp/20091104140039

>彼って能力高いよねー

どちらかというと能力が高いタイプではないと思うですよ。中の中か、中の下くらいじゃないかと。

>新しいようで、既存で、ユーザーに着実に浸透しつつあるサービスフレームワークをつかって、まだ誰も攻めていない隙間をピンポイントで攻めていくみたいな。だからmilkcafeみたく人がどかーっと集まってくるサービスを構築しちゃう。コンセプトじゃなくて目の付け所が物凄く良いんだよね。勝間和代なの。

うーん、新しいものを作りたいという気持ちがあんまりないんですよねえ。その意味では上記は割とあたってるかも。

>だけど、いつも感じるのはどこか二番煎じっていうか、や、厳密に言えばポイミとかって新規性高いとおもうんだけど、彼がやると何でも二番煎じっぽく見えてしまう。少なくとも自分には。けんすうを通して見たnanapiじゃなくてnanapiを純粋に見た人にはどうだかわからないけど。

ポイミも知り合いのクリエーターアイデアを考えてくれたのでやっただけで、おいらのではないんですよね。アイデアを新しく作ろうという気はあまりなくて、どちらかというと、既存のものをさらによくしたり、手触りよいものにしたい、という気持ちが強いのです。

二番煎じどころか、既存にあるアイデアしか使っていないのですよ。すごい新しいもの、とかそういうのにあんまり興味がないというか。。。

>彼が、ひろゆきみたく何もないところから嵐を起こす、そういう才能をうちに秘めていることを願っているけどね。がんばってください。

ひろさんもそういうタイプじゃないと思うけどなあ。あめぞうをまんま改善して2chを作ったり、Youtube流行ってたからニコニコ、みたいな感じで。彼が作った全く新しいもの、というのをあんまり知らないんですよ。

どちらかというと、アイデアとかではなくて、圧倒的に人に刺さる「仕立て」ができるという点で尊敬していたり。

>ちなみに、このサイトのコンセプトに類似したサイト海外にあって、クラシックカルチャーなどのライフスタイルを豊かにするちょっとしたTipsを収めた5分間の動画を販売するサイトがあるね。あえてここにURLは乗せないけど。

http://www.5min.com/

ですよねえ。これよく言われるんですけど、あんまり影響受けていなかったり。

『Stack Overflow』から学ぶ最近コミュニティ構築術 - IDEA*IDEA百式管理人ライフハックブログ

http://www.ideaxidea.com/archives/2009/05/how_stack_overflow_works.html

こちらを見て作ったというほうが強いですね。あとHowtoやろうというのは他のメンバーアイデアで僕ではないです。

と返信してみたけど、増田に書くのって正しいんですかねえ、、

http://anond.hatelabo.jp/20091104051742

彼って能力高いよねー

新しいようで、既存で、ユーザーに着実に浸透しつつあるサービスフレームワークをつかって、まだ誰も攻めていない隙間をピンポイントで攻めていくみたいな。だからmilkcafeみたく人がどかーっと集まってくるサービスを構築しちゃう。コンセプトじゃなくて目の付け所が物凄く良いんだよね。勝間和代なの。

だけど、いつも感じるのはどこか二番煎じっていうか、や、厳密に言えばポイミとかって新規性高いとおもうんだけど、彼がやると何でも二番煎じっぽく見えてしまう。少なくとも自分には。けんすうを通して見たnanapiじゃなくてnanapiを純粋に見た人にはどうだかわからないけど。

彼が、ひろゆきみたく何もないところから嵐を起こす、そういう才能をうちに秘めていることを願っているけどね。がんばってください。

ちなみに、このサイトのコンセプトに類似したサイト海外にあって、クラシックカルチャーなどのライフスタイルを豊かにするちょっとしたTipsを収めた5分間の動画を販売するサイトがあるね。あえてここにURLは乗せないけど。

2009-10-29

http://d.hatena.ne.jp/showgotch/20091025/1256479650

こういった匿名の場で反論めいたことを書くのは非常に気が引けるし、また申し訳なく思うんだが。

一言。

芸術ってのは、たんなるエンターテイメントの一種なんだ。

現在では「高尚」とされている音楽だって、元をたどればただの「ダンスミュージック」だったりする。

もともとはただの「コメディーショー」がいつのまにやら「高尚な舞台芸術」に化けてしまったりもする。

だからクラシックをきいて「なんとなく感動した」とか、絵画を見て「なんとなく綺麗」ってな評価をした人がいても

なんの問題もないんだ。ただの娯楽作品なんだから。

芸術」のファン層ってのはは2種類の人間で構成されているようにみえる、

それは「オタク」と「権威主義者」ね。

世の中にはさまざまな物に関心を持つ「オタク」たちがいる。

たとえばマンホールの蓋の写真を撮って集めている人がいたりする。

それと同じように、ある特定の時期、地域音楽や絵画を集めて楽しむ人もいる。

それは問題ない。 多様なものに関心を持つことこそが人間らしさだと思うし、

そのオタクたちがあれこれ薀蓄を言うことも問題ない。

ここでオタク叩きをするつもりもない。

問題なのはその「オタク」たちの周りを取り囲むように存在する「権威主義者」たちのほうね。

かれらは単純にエンターテイメントを楽しめない。

その作品の背景にある思想を理解しろだとか、歴史を理解しろだとか、いろんなことを言う。

たしかに、そのバックグラウンドを知ることで新たな発見があったりすると楽しいし、自慢したくなったりもする。

でもそれは決して芸術本質ではない。 本質エンターテイメント・娯楽作品なんだ。

ただ「なんとなく楽しい」って感じることを大切に、もっと肩の力を抜いて楽んだらいい。

{なんか、まとまりのない文章になっちゃったけど(゚ε゚)キニシナイ!! }

2009-10-22

http://anond.hatelabo.jp/20091022141906

嫁の言い分が正しい、以下理由

結婚式の主役は花嫁である。

・赤子を式に連れてくるのは重大な失礼である。

・式はクラシックコンサートや高級レストランよりもマナー重要である。

・妹はゲストだが赤子はゲストではない。

・本当に泣いてしまったら妹が連れ出そうが出すまいが式はぶち壊しになる。

念のために、そこまで言うなら自分で妹に伝えてくれって増田が嫁に要求するのは最悪手

常識として赤子を連れて参列すること自体がそもそもありえないことだと思ってくれ。

それは新婦の強い意向があった場合にのみ許される。

結婚式

僕には少し前に入籍を済ませた妻がいて、結婚式を計画している。

僕には妹がいて、彼女には1歳前後赤ちゃんがいる。

妹は僕の結婚をとても喜んでくれていて、旦那さんと赤ちゃんと3人で行くからね、式を楽しみにしているよ、と言ってくれた。

これに妻が難色を示している。

彼女の言い分:

ずっと、厳粛で静謐な式を挙げたいという夢があった。

赤ちゃんは突如泣き始めたりするので、それで式の厳粛で静謐な雰囲気が損なわれるのが耐えられない。

なので式の間だけは、ベビーシッターを雇って式場に待機してもらうので、シッターに預けてもらいたい。

もしくは、入り口付近とか、泣いたらすぐに出られる所に座ってもらいたい。

以上を、僕から(僕の)妹に伝えてもらえないだろうか。

もちろん披露宴は、お客様結婚を披露し我々がおもてなしする場なので、赤ちゃん含めゲスト全員に出席していただいて構わない。

ただ、神の前に誓いをたてる、一生に一度の式は、二人のためのものだと思っている。

だから私のこの希望を反映させてほしい。

(ちなみに妻は、赤ちゃん自体は好きだし、妹の赤ちゃんも可愛がってくれている。)

僕の言い分:

厳粛な式というコンセプト自体はわかるけど、

ゲストに釘を刺したり注文をつけたりするということはゲストを信用していないということだし、失礼だ。

来てくださったゲストを「あなたは出席OK、あなたは外にいて」と、主催者側が選別するのは傲慢だ。

傲慢な選別をした上で見かけ上「厳粛」な式を挙げて、何になるのか。

挙式中どこに座るか、赤ちゃんが泣いたらどうするかは、あくまでゲストを信頼してゲストに委ねるべきだ。

もし本当に泣いてしまって、(現実的には考えにくいが)妹がそれを放置する様なことがあれば、

当然式場の担当者に外に誘導してもらう。

それでさえも「厳粛な式が損なわれる」と考える様であれば、ついていけない。

式はクラシックコンサートでも高級レストランでもない。

二人の式にお祝いに駆けつけてくれているゲストを選別したり注文をつけるような事はできない。

歩み寄りの余地は無い。

(ちなみに僕は 1.二人だけで挙式、2.結婚式をやらない という代替案を出したけど、どちらも却下された。)

現状

ということで話は平行線です。

彼女は、「あなたは自分価値観を守ることばかり重要視して、私の気持ちを理解しようともしない、希望を叶えるにはどうすれば良いか考えてくれさえしない。」と言って失望している様子。

僕は僕で、彼女の考え方は傲慢で失礼だという思いから逃れられない。

で、対立が対立を呼び、ついには離婚視野に入ってきてしまっている状況。

お願い

小町あたりで書いたら僕が吊るし上げられるネタだと思うんだけど、ここの皆さんはこの対立をどう思われますか。

解決案、お叱り、励まし、なんでも結構です。

追記1

ちなみに、妻と僕の実家は、僕たち夫婦にまったく口出しをしてこないでいてくれる。

なので、家どうしの対立という要素は皆無で、あくまで妻と僕の間の対立です。

追記2

妹に、妻の希望を伝えるぐらいはしてもいいのではというご意見いただきましたが、

僕としては、お招きしたゲスト(妹)が、夫と子供を連れてくると(好意で)言っている以上、それを歓迎すべきだと考えました。

それに対して妻の希望を伝えるということは、赤ちゃんは連れてこないでねという暗黙のプレッシャーを掛けることになると思っています。

お招きするゲストにそういった「連れてくるなよオーラ」みたいなものを示唆することは、ホスト側として失礼で傲慢だと、どうしても思ってしまいます。

追記3

たくさんのTBありがとうございます。

嫁も「自分価値観を守ることばかり重要視して、夫の気持ちを理解しようともしない」ように見えるのだが。嫁が譲歩しているのはどの点だ。

妻は元々、式・披露宴共に赤ちゃんNGという意見でした。

しかし議論の末、披露宴は譲る、という事になりました。

また、式中は本当は外にいてほしいがそこは譲歩して、泣いたら出て行きやすい席に座ってもらうだけでもいい、

とにかく厳粛な式がやりたくて赤ちゃんが泣いたらぶち壊しになると思っている事を、妹に伝えてほしい、

あとは伝えられた側に任せる、というスタンスです。

で、結局僕が引っかかっているのは、妻が赤ちゃんを少しでもNGと思っていることそのものな気がしてきました。

  • 来てくれるひと、特に家族は、赤ちゃんだろうが急に叫び出しちゃうような人(いないですが)だろうが、誰でも歓迎したらいいじゃんか。
  • 赤ちゃんは泣いたら外に出てくれればいいじゃんか。そのくらいの常識は妹にもある。
  • めでたい席なんだから細かく目くじら立てて「あなたは入ってよし、あなたはNG。」とかやらずに、泣いても「キーッ」とかならずに、寛大に家族みんなに参加して祝ってもらったらいいじゃんか。

という僕の考え方が根底にあり、赤ちゃんNGというのが、凄く偏狭な考え方に思えてしまいます。

当然赤ちゃんが嫌いな他のゲストもいるとは思いますが、妹・その子供・夫については、友達とかではなく、僕の家族なんですよね。

だから、すみません家族は寛大に受けれてほしい、拒否しないでほしい、という思いがあります。

また、妹夫婦は非常に遠方に住んでおり年に一、ニ度会えるか会えないかで、相当な手間をかけて来てくれるので、こちらからの注文は極力つけたくない、という気持ちもあります。

なんつうか、この増田結婚式に出た事があるのだろうか。

それが疑問だ。

結婚式には何回も出席しました。

子供赤ちゃんがいる式も何度もあったし、泣き始めたら必ず母親がすぐ外に連れ出していたし、それで場の空気が悪くなるという場面も見たことがありません。

むしろ、神父さんが誓いの言葉を読んでいる時に赤ちゃんがフギャーとなって、皆がクスクス笑ってほほえましいムードにつつまれる、という様なシチュエーションしか経験したことが無いんですよね。

だから妻から参加NGと言われるまでは、式で赤ちゃんが泣いて眉をひそめるとか、そういう人がホントにいるの?という感じでした。

追記4

さらに多くのTBありがとうございます。

シッターに預けるよう妹に伝えても妹は失礼と思わないのでは?というご指摘をいくつかいただいてますが、その通りです。

妹は無理に赤ちゃんを連れてこようとしているわけではなく、僕が断ったり、式の時は外にいてと頼んだ場合は、その通りにしてくれます。

単純に、遠方で泊まりの旅になるので、置いていきにくいという理由と、兄である僕に赤ちゃんを見せたいという理由で、一緒に行くと言ってきた様です。

なお、僕自身にもし赤ちゃんがいたら、止むを得ない理由が無い限り、人の式には連れて行かないと思います。自分も大変ですしね。

この件は、妻が式への赤ちゃん参加をNGと考えている事自体を僕が認めることができない、という話だという気がします。

増田が譲歩したことはなんなの? 離婚視野に入ってるのは双方?

僕はこの件だけに限定すれば、譲歩はしていません。

彼女の譲歩案は根底が「赤ちゃんNG。厳粛じゃなくなる。」というこだわりに貫かれており、いっぽう僕は、妻のその考え自体に引っかかっているので、譲歩の余地がないんです。

かなりどうしたらいいのかわかりません。

また、離婚視野に入っているのは双方です。

この先、子供が生まれて、赤ん坊が泣くたびに「なんで、こんなにギャーギャー泣くのよ」ってヒステリー起こすの目に見えてるもの。暗い家庭になりそうだ。

僕も同じことを妻に指摘したんですが、赤ちゃんそのものが嫌なわけではないとのこと。

あくまでも、厳粛な式という夢があり、その理想を叶えたいがために大人だけで式を行いたいとのことです。

僕は、夢見た一生に一度の式だからといって、自分家族を、例え赤ちゃんでも、入場お断り扱いにする/もしくは泣いたらいなくなってとあらかじめ釘を刺す、ということができません。(泣いたら/泣きそうになったら出て行くのは当然だとは思います)

厳粛な式が夢だったことはわかるし、だからそれなりの会場を見つけた。

だからといって、家族(の一部)の出席を断るのはやりすぎなんじゃないかと思うんです。

家族を一部締め出してまで行う「厳粛な式」がナンボのもんじゃい!と思ってしまいます。

ちなみに今回、僕の妹の赤ちゃんの話なので僕の家族びいきに見えるかもしれませんが、彼女側の家族赤ちゃんが相手でも、僕は全く同じように感じ反応します。

本当に増田自分は何も間違ってないと信じてて譲る気もないなら追記3を奥さんに面と向かって言えばいい。

これまでに書いてきた話は、ほぼ全て妻には伝えました。

でも結局「なぜ私の夢を無視するの、ゲストのことばっかり言うの。」という話になってしまいます。

夢を無視してるんではなく、夢を実現するには、家族を式から締め出すという(僕にとっては)傲慢な事をやらないといけなくて、それがどうしてもできないんですが、話はまったくまとまりません。

追記5

予想以上に多くのTBをいただき、感謝です。

「神の前」「厳粛」ってんなら普段の信仰心はどうなの? 日曜に教会行ってるとか、そういうところまで含めてつっこんでみたら?

あと神は子供を閉め出すようなことを喜ばないと思うよ、地獄へ行くと思うよ、とかさ。

善/悪 で考えると 子供受け入れ/子供閉め出し だもんな。

これがまさに僕がとらわれている考え方だと思います。

子供閉め出し=悪。で、この悪を行いながら、神に誓いをたてるとか、はりぼての誓いじゃんか。そんなうそ臭い茶番絶対できるかー。。てな風に考えています。(ちなみに二人とも特定の信仰はありません)

自分の善悪基準を人に押し付けようとしている(正確に言えば、自分の善悪基準のために、人の要望を聞き入れられない)わけだから、僕の方が傲慢じゃないかというご意見は、確かにごもっともだと思います。

ただ僕がこの様な善悪基準を持っている事自体は、しかたないというか、自分ではどうしようもありません。

問題は、妻が、僕の善悪基準でみたら悪に属することを切望している。この時僕は妻の願いをかなえてあげらるのか、という事ですね。

それが今の僕にはできていません。

それを叶えてあげるのが、愛なんでしょうか。

なんだかよくわからなくなってきました

追記6

たくさんのTBコメントにびっくりしてます。ありがとうございます。

一点補足です。

上で、神が。。とか地獄が。。とかという話を書いたので、少し誤解を招いた部分があるかもなんですが、

僕自身は、神とか地獄とかいうことを考えているわけではないし、宗教的な素養や意識は、全くないです。

式はキリスト教式でも神前式でも人前式でもなんでもいい、とにかく真剣にこれから一生一緒にいるために宣誓するわけです。

その場を嘘くさいものにしたくないという気持ちが強いんだと思います。

(あくまで僕の価値感ですが、)「子供締め出し=悪いこと」であって、そういう悪いことを裏でやりながら、真面目な顔して「誓います」とか言うのがどうしても、嘘くせー、ウケるわその茶番、あほか、という風に感じられてしまう。

映画アンタッチャブル」に、デ・ニーロ演じるアル・カポネが、人を暗殺しながら、同時にオペラを感動して泣きながら観てる場面があるんだけど、それと同じような「なんだそれ感」というか。。

そういう「嘘くさい」事を「厳粛」と認識し積極的に望む妻に、がっかりしてしまっていました。期待と現実のギャップへの失望。

客観的には、潔癖すぎ、頑なすぎだし、自分価値観を妻に押し付けるな、というご意見も、ごもっともだと思います。

ただ、こういう式を「嘘くせー」と感る自分価値観自体は、これまでの人生で身についてしまっているもので、どうにもならない。

要は

・「嘘くせー茶番」とどこかで感じながらも、「でも妻が幸せならいいや」と思って妻の譲歩案を飲めるかどうか

・かつ、自分が「嘘くせー茶番」と感じるものを「厳粛で静謐」と感じる価値観の妻を、僕が受け入れられるかどうか

だと思います。

2009-10-08

http://anond.hatelabo.jp/20091008034232

前者は鍛えられますが後者は感じる事も出来ないくらいに衰えます。

今の俺。

「脳の右側で描け」を読んで写実画の練習したり、クラシックを聞き込んだり(フリーソフト再生速度を速めたり遅めたりも)、フットサルに打ち込んだりして非言語論理的な部分を鍛えようとがんばってます。まだどれも始めて半年くらいだけど、3年後くらいには別人になっている予定。

2009-10-07

http://anond.hatelabo.jp/20091007104521

一番伝えたかったのは「ジャンル」と「用途」を混同しないで欲しいってことで、どこからどこまでがアニソンかってのはどうでもよかったんだけど……。

曲のジャンルとして、ロックジャズクラシックテクノ……と並んでる中に「アニメ」があるのは気持ち悪くない?

2009-09-27

コピペ

これを読んで猛烈に共感する自分

猛烈に違和感を感じる自分がいて変な感じ

てか何でこの程度の文章に反応してんのかもわからん

584 名前ノイズc(関西地方)[] 投稿日:2009/09/25(金) 07:34:37.71 ID:F8tDJMxb

と言うかネット消費者が賢くなりすぎて、

もう芸能界芸能人テレビ嫌悪感しかない人多いよ。

しかもそれが10代にまで及んでる気がする。

普通は中1ぐらいから芸能に興味持って、人の親になった頃に社会構造いろいろ学んで

洗脳から卒業していくもんなんだけど、

今はもうネットであっという間に素通り。テレビなんか誰も信用してない。

芸能人が、一時だけスターのように扱われてたけど、

今や人前で恥ずかしいことして木戸銭稼ぐ元の河原乞食扱い。

うちの妹ですら、高校生なのに

音楽なんか違法に落としてまで効かない。

あんな低俗バンドとかアイドルとか芸能人とか興味持ってると思われること自体既に恥ずかしいらしい。

クラシックとか、オーケストラ聞いてる。

GREEEN?とか湘南の風?とかEXILEとか幸田とか綾香とか

ああいうのが聴こえてきた時点で不快そうな顔する。

かく言う俺も、なんか昔は気にもならなかったのに、

君を抱きしめたいだの、夜寝ただの、エロかったり恋愛の歌詞が

ものすごい不快に感じて、音楽番組とか見れなくなった。

年取ったら保守的になるのかな・・・すごい潔癖な自分がいる。

映画もすぐ恋愛とか青春とかで性からめるじゃん。ああいうのが一切受け付けなくなった。

芸能コーナーはじまったらチャンネルかえる。見るのが怖いんだよ・・・。

人の親になる年が近付くと、そうなるのかな・・・俺だけ??

すっごい芸能なり歌が、性に絡んで低俗に感じて鑑賞に耐えられないの。

気が付いたらNHKニュースしか見ない自分がいる。

めざましのチャラチャラした雰囲気が受け付けなくなった。

あとカラオケなんかでその恋愛の歌とか人前で歌うのとか、死んでも無理。

人の聴くのも気持ち悪い。低俗過ぎて無理。あのノリ。

俺だけなのか・・・

2009-08-14

宝塚歌劇団ってどういう存在なの?

なぜかずっとクラシック演劇集団ってイメージ持ってたけど冷静に考えるとみんな若いし客層も若い女の子が多くてアイドル的な人気が強いよね?

基本的に一部の女の子たちのアイドル的存在って考えればいいのか?

2009-08-07

そういえばクラシックはCD1枚が缶コーヒー1本分の値段で買える音楽ジャンルなんだよなあ

すでにかなり話題になったCDで、今更の感はあるんだけど、パーテルノストロ指揮のブルックナー交響曲全集

0番から9番、それに『テ・デウム』が入って11枚組。

それで、このお値段。

http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=3599098

現在の販売価格だとCD1枚が缶コーヒーよりちょっと高くて、ペットボトルお茶よりちょっと安いくらいか。

おそるべしクラシックCDの激安ぶり。

もちろん演奏も値段抜きに考えても良くて、これ、ライブで聴いていたら泣くんじゃないだろうか。

ブルックナーを聴いたことが無い人はとりあえず持っておいて損はしないと思う。

ブルオタな人はもう既に買ってるでしょう。

演奏会場はドイツバロック建築教会で、ライブ録音。

ちなみにこういう建物

http://www.88250weingarten.de/cam/cam01/image.jpg

http://www.weingarten-online.de/servlet/PB/menu/1117537_l1/index.html

2009-07-31

ワッハ上方の闇2

ワッハ上方の闇1

http://anond.hatelabo.jp/20090731030837

の続き。

大阪府議会会議録より

http://www.pref.osaka.jp/gikai/discuss/index.html

【 平成11年9月定例会文化労働常任委員会-10月13日-01号 】

◆(漆原周義君)

続きまして、先日我が会派の代表質問におきましても質問させていただきましたワッハ上方について若干お尋ねさせていただきたいと思います。

 府立上方演芸資料館、いわゆるワッハ上方についての抜本的な改善策について代表質問でお伺いいたしましたけれども、その際運営面では種々工夫を凝らして頑張っているようではございますけれども、私はまた少し切り口を変えて、経営面についても質問させていただきたいと思います。

 まず初めに、代表質問にもありましたけれども、平成十年度における年間約二億円の持ち出しについて、その内容をお示し願いたいと思います。

◎文化課長田中寛君) 平成十年度におきますワッハ上方の収支状況についてでございますが、まず支出についてでございますが、ワッハ上方を運営するための管理経費につきましては、資料館の冷暖房などに費やす光熱費、また演芸ホールやレッスンルームの舞台技術関係でございますとか、展示室の受け付け、案内業務を行う業務の委託費などを中心にいたしまして約一億四千六百万円を支出しているところでございます。その他同資料館の管理運営及び貸し館や自主事業に従事する職員の人件費に約一億一千三百万円を要しておりまして、合計二億六千万円の支出となっております。

 収入の方でございますが、一方演芸ホールやレッスンルームの貸し館に伴う使用料や展示室の入場料の収入がございまして、これが六千八百万円となっておりまして、その収支差額、すなわち持ち出し分といいますか、これは一億九千二百万円というようになっております。

◆(漆原周義君) ただいまの答弁では、全体の運営費に占める人件費が大変多いように思います。代表質問の際、生活文化部長答弁の中で、民間人材の活用を図りながら経営改善を図るとありましたけれども、その具体策についてお示し願いたいと思います。

◎文化課長田中寛君) 現在ワッハ上方の人員につきましては、まず館長が上におりまして、その下に副館長と、それからその下に演芸課長という名前の者がそれぞれ管理職でおりまして、その下に管理それから事業を担当する者がそれぞれ五名、三名という形でおるところでございます。それとあと側面的なサポートということで、資料館という特殊性がございますので、資料の収集だとか、その収集した資料の分類とか整理とか行う上方演芸専門の非常勤スタッフがおります。これが民間放送局のプロデューサー出身の方々などで合計五名--参与という名前の方でございますが、そういう方々がおられます。このうち、先ほど言いました館長が非常勤職員でございます。それから、先ほど言いました上方演芸専門の非常勤のスタッフが、これも民間から来ていただいているという方でございまして、開館時より民間人材をこのようにして登用してまいったところでございます。

 また、本年四月から主に展示室への集客のための営業を目的といたしまして、民間からセールスプロモーターという方を一名いただきまして、各方面へのワッハ上方のPRや団体客のあっせん活動を行っているところでございます。

 今後は、これらの民間からの人材登用に加えまして、事業の企画や実施にかかわる専門性を要する分野などにつきましても、広く外部からの人材を受け入れることにして、業務内容とあわせまして経営面からも効率の高い運営に努めてまいりたいと存じております。

◆(漆原周義君) もとよりワッハ上方は、古くから庶民に親しまれてきた上方演芸の保存と振興を図る拠点として設立されたものであり、その意味からも経営面だけをとらえてその運営の改善を図れるものではないということはわかります。言いかえれば、行政だけの力では及ばない部分を広く府民の力をおかりして支えていくような施設づくりが大切ではないかというふうに考えます。

 ワッハ上方では、先月から展示室にボランティアガイドを導入したようでありますけれども、こうした事業面だけではなく、館の運営面でも民間の活用を図るべきではないかというふうに考えております。先ほどNPOとの協働見解をお伺いさせていただきました。昨年施行されました特定非営利活動促進法、いわゆるNPO法で認定された団体などを活用することもその一策ではないかというふうに考えておりますけれども、いかがでしょうか。

◎文化課長田中寛君) お示しのように、ワッハ上方では、展示室の来場者に対しまして、楽しく、わかりやすく鑑賞していただくということで、府民を中心にボランティアガイド募集いたしましたところ、五十五名の方が応募いただきました。先月から現在そのうちの四十一名の方々に活動をしていただいているところでございます。今後とも、こうした市民レベルの活動と連携を図りながら、府民に親しんでいただける施設の運営に努めますとともに、お示しのNPO法で認定された団体の活用につきましても、その方策等について研究、検討してまいりたいと存じております。

◆(漆原周義君) 文化は、伝統やその性質上、財政問題と切り離して考えなければいけない分野であるというふうに言われることもありますけれども、今日の府財政財政再建に取り組んでいる現状を見てみますと、やはりその経営改善につきましても真剣に取り組んでいただきたいなと。その中から多くの府民の皆さん方に親しまれる大阪の文化の拠点がワッハ上方であるというふうな形で思われますように、これからの尽力を心からお願い申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます

【 平成12年9月定例会教育文化常任委員会-10月12日-01号 】

◆(西原みゆき君) 次に、ワッハ上方についてお尋ねをしたいと思います。

 府立上方演芸資料館ワッハ上方が開館してやがて丸四年を迎えますけれども、ことし入場料を半額にいたしました。その効果はどうだったのか、効果はあったのか、こんな点でまずお尋ねしたいと思います。

◎文化課長(冨岡久生君) ワッハ上方の入場料の引き下げについての効果についてでございますが、具体的な効果と申しましても、入場者数の増加を図るという意味での入場料の引き下げですので、四月以降の入場者数の動向についてお話をさしていただきたいと思います。

 ことし四月以降の入場者数でございますが、八月末までの状況を申し上げますと、総入場者数が二万四千三百十一人となっておりまして、これは前年の同期の入場者数一万九千四百九十八人と比較いたしますと四千八百十三人、二四・七%の増加となっております。このうち有料の入場者数で見ますと、二万二千九百三人となっておりまして、前年度の入場者数一万八千四百六十八人に対して四千四百三十五人、二四%の増となっております。

◆(西原みゆき君) 展示室の入場者は、開館後の九七年丸一年間で十万三千人おられたのに対して、九九年、昨年四万三千人、四割に減りました。入場料の値下げによりまして、昨年同期との比較で今二四%ふえたということでしたけれども、ピーク時の半数なんですね。抜本的な打開策が今必要なのではないか、このように考えますが、いかがでしょうか。

◎文化課長(冨岡久生君) 入場料金について申し上げますと、従来の入場料金は入場者から、また府議会の御意見としても高いのではないかとの指摘がございまして、この辺を踏まえて今年度当初に改定をしたものでございます。

 集客のアップにつきましては、従来から実施しております在阪百貨店友の会等とタイアップを始めまして、昨年からは上方亭を活用した演芸ライブ公演、あるいは上方演芸にまつわる演芸ミニ講座などを実施しておりますほか、来場者に展示資料内容を楽しく、わかりやすく説明するボランティアガイドを導入しまして、今年度も引き続き集客に努めておるところでございます。

 今後とも、上方演芸の保存と振興を図り、府民上方演芸に親しむ場を提供する、こういう設置の趣旨にのっとりまして、収蔵資料を活用した特別展示の開催など、展示内容の魅力向上に一層努めますとともに、旅行会社などとの連携を強化しまして集客を図るなど、さらに入場者の確保に努めてまいりたいと、このように考えております。

◆(西原みゆき君) 私どももこ上方演芸資料館の設立にも、そして昨年の料金値下げにも賛成をしてまいりました。でも、その立場から、展示場である以上、上方文化の埋もれた資料を掘り起こし、展示し、府民にその時代に立ち戻って上方文化の歴史を親しんでもらえる、そういう施設として一層発展してほしいと思っています。

 その立場から、三つの点を提案をしたいと思うんですけれども、まず一つは、この演芸資料館、お笑いの分野にとどめず、例えば文楽とか、それから上方文化とか人形浄瑠璃、こんなのはほんの一例ですけれども、ほかにももっといろいろあるかと思いますけれども、大阪の文化、芸術歴史を取り上げる方向で資料の収集の対象を広げてはどうか、こういうことが一つ。

 もう一つは、そういう資料をきちんと分類し、そして魅力ある展示をするためには、やはり専門的な視点が必要ではないか。学芸員を配置することも必要なのではないか。

 第三は、今までも集客についていろいろ御苦労されているとお聞きいたしましたけれども、さらに知恵を出していただかなければなりませんけれども、年に何回かお笑い以外の分野の特別展示などを広く上方の文化に携わってこられた方々にも足を運んでもらって参加層を拡大をしていく、こういう方向もあるのではないか、こんなふうに考えますが、いかがでしょうか。

◎文化課長(冨岡久生君) ただいま御提案のありましたお話ですが、まず一点目の展示内容、収集資料等についての対象範囲を広げて歌舞伎文楽といったお話でございますが、これまでワッハ上方が各方面から寄贈を受けまして収集してまいりました資料は、漫才落語にまつわるものが中心となっております。お示しいただきましたような歌舞伎文楽等の資料につきましては、一部の文献などに限られておりますけれども、これらの資料は展示室のライブラリー活用して入場者の方々にごらんいただけるようにしております。

 二点目の学芸員の配置についてでございますが、ワッハ上方には設立時から上方演芸に造詣の深いマスコミ出身の非常勤の参与でありますとか造詣の深い専門員を配置して運営をしてまいったところでございますが、昨年からさらに非常勤の学芸員を配置いたしまして、その体制を強化したところでございます。

 三点目の内容の拡大等でございますが、先ほどの対象範囲を広げるというお話もございましたが、先生の御提案の趣旨をも踏まえまして、展示室の魅力向上のために創意工夫を重ねてまいりたいと、このように考えております。

【 平成13年2月定例会教育文化常任委員会-03月13日-01号 】

◆(山本幸男君)

では、最後に、四点目のお尋ねを申し上げます。四点目は、ワッハ上方経営改善についてでございます。

 多くの方々も新聞でごらんになったかもわかりませんが、実は本年の一月十九日付の読売新聞に「ワッハ上方笑えまへん、客入らず赤字五億円」と、このような大きな活字が躍った記事が出ておりました。私の周りの方々も、たまさかこの記事を読まれまして、山本さん、これは一体どうなってまんねんというふうなお尋ねが幾つかございました。

 考えてみますと、今日の中で、これはやはり一般紙さんの記者の方の思いを込めた記事でございますから、その扱う記事のレイアウト、活字の内容、いろんな部分は、当然各紙各様違うかもわかりませんが、この一月十九日の読売さんの記事では、今申し上げたように、客入らず赤字五億円、これだけが大きく躍っておったわけでございます。当然当局の方々は、今日まで足かけ五年を迎えようとしているこのワッハ上方、さまざまな意味経営の御努力に汗をかいてこられたと思います。まず、その点をお伺いいたします。

◎文化課長(冨岡久生君) 平成八年にワッハ上方オープン以来、平成九年、平成十年と展示室への入場者が前年の半減という状況が続き、御指摘のような収支状況にございます。これまでの間、全般的な経費の節減を初め、展示室の魅力づくり、あるいは集客のための工夫とか、考え得るさまざまな取り組みを行ってまいりました。

 具体的にその幾つかを申し上げますと、まず魅力ある展示室づくりといたしまして、展示室内でのライブ公演の実施や、入場者に展示内容を楽しくわかりやすく説明するボランティアガイドの導入などを平成一年度からやっております。

 また、集客対策といたしましては、平成十年度から大阪市交通局の共通一日乗車券利用者への割引対象施設への位置づけ、それから一年度にはなんばグランド花月との入場セット券の販売、十二年度には大阪府内の小中学校約千五百校に利用案内を送付するなど、団体客誘致の方策を講じてきたところでございます。また、同じく平成十二年度からは、展示室の入場料が高いという利用者の声が多かったことを踏まえまして、入場料を半額に改定をいたしております。

 また、経費の削減につきましては、平成一年一月から、開館時間や休館日を効率的に設定することによりまして光熱水費の節減、あるいは十一年の九月からは、先ほど申し上げましたボランティアガイドの導入によりまして、展示室内の案内業務委託費を縮小しております。また、人件費につきましても、平成一年度には職員一名を非常勤化し、平成十二年度には三名を外部委託化するなど、経費の節減に努めてきたところでございます。これらの結果、平成十二年度、今年度は、平成九年度と比較しまして約三千万円の経費節減を見ております。

◆(山本幸男君) 今、ある面では御努力の一端を御報告いただきました。本当に現場の方々は、さまざまなお声を正面から受けられながら、全力で頑張ってこられた。その意味では、敬意を表する次第でございますが、一方ではやはりそのような問題が色濃くいまだに残っているわけでございます。入るをはかり出るを制すという御努力は、今後も大いにしていただけると思いますが、私は次の三点から提言風に申し上げたいと思います。

 まず、一つは、経営能力にたけた民間人の登用というのが一つでございます。

 二つ目は、府の出向職員、現在七名の方が出向いておられますけれども、この府の出向職員を含めた人件費の一層の削減、府の出向職員は現在七名でございますが、私は、勘どころを押さえる方々だけでもいいんじゃないのか、こんな思いもしております。そういうことで、二番目は人件費の一層の削減でございます。

 三つ目は、ある面ではその地域相場ということもございましょうが、やはり家賃を安くするための御努力、いわゆる賃借料改定協議を一層進めていただく、この三点を強く提言風に申し上げますが、この点いかがでしょうか。

◎文化課長(冨岡久生君) ワッハの経営改善について三点の御提言でございます。

 まず、一点目の経営能力にたけた民間人の登用ということでございますが、一般的に申しまして、公共施設経営運営に当たりましては、施設の公共性にかんがみまして、府民が利用しやすい料金設定を行うと、こういう必要性がございます。しかしながら、そのような公共施設の運営におきましても、営利企業における経営感覚の導入は必要であるというふうに強く感じておるところでございます。先生お示しのような、経営感覚にたけた民間人の登用を直ちに行うことは困難な面もございますが、例えば民間経営コンサルタントの御助言をいただくなど、御提言趣旨を生かせるよう取り組んでまいりたいというふうに存じます。

 二つ目人件費の一層の削減についてでございます。先ほどお答え申し上げましたように、職員につきましては、十一年度に一名を非常勤化し、また平成十二年度には三名を外部委託化することなどによって、人件費の削減を図ってきたところでございます。平成十三年度には、さらに一名を外部委託化することとしております。今後も、引き続き常に業務内容に見合った効率的な人員体制になっているか、職員の人数、外部委託化、非常勤化といったことに目を配りながら、人件費の削減に向けて努力してまいりたいと考えております。

 三点目の賃借料の問題でございますが、ワッハ上方は、演芸ホールなどを有する特別な仕様構造といいますか、そういった施設でありまして、賃借料についてはほかの通常の民間テナントビルと単純に比較することはできないというふうに考えております。しかしながら、少しでも支出を抑えるという観点から、貸し主であります吉本興業株式会社に対して、平成十年度から賃料減額の申し入れを行ってきておりまして、その結果、十一年度には約千三百万円、十二年度には約千二百万円の賃借料の減額を見たところでございます。

 今後も、引き続き賃借料の縮減のため、現在も値下げに向けまして協議継続いたしておるところでございますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

【 平成14年  5月 定例会本会議-05月27日-03号 】

◆(漆原周義君) 民主党府民ネットワーク府議会議員団の漆原周義でございます。

(略)

 次に、府立上方演芸資料館ワッハ上方の運営についてお尋ねいたします。

 ワッハ上方は、大阪文化の一つである落語漫才浪曲講談などの上方演芸を時代の変遷につれて風化することのないよう保存し、後世に引き継ぐとともに、時代にふさわしい新しい上方演芸創造を促して大阪文化の発展に寄与するため、平成八年十一月に設置された施設ですが、全国的に見ても特色ある施設であります。オープン以来ことしで六年目を迎えていますが、これまで毎年運営費を含め年間約五億円の一般財源ワッハ上方の運営に投入されてきました。ワッハ上方は、賃貸借物件という施設の性格から、平成二十二年度までの賃貸借期間中、この施設を維持するには毎年これまでと同額程度の一般財源支出していかなければならないことは明らかです。大阪府の危機的な財政状況と時代が求める行財政改革を推進していく中で、今後のワッハ上方の運営をどのように考えておられるのか、知事御所見をお伺いします。

 また、知事は、行財政計画案の中で、文化の振興なくして大阪再生はあり得ないと明言されています。文化の振興には一定の財政負担は必要ですが、文化施設を効率的に運営するための不断努力を怠ってはなりません。ワッハ上方の現状を見ますと、ホール稼働率が伸び悩んでおり、これを打破する対策が急務となっています。そのために、例えば演芸に利用する場合とその他の用途で利用する場合で使用料に二倍の差が設定されている現在の料金体系を一本化して広く利用者の増加を図るなど、ホールのあり方について条例改正も含めてさまざまな角度から検討する必要があると考えますが、生活文化部長の御所見をお伺いします。

【 平成14年9月定例会教育文化常任委員会-10月17日-02号 】

◎文化課長(合川正弘君) 文化課の予算でございます。額的に申し上げますと、平成十四年度の予算では二十一億七百九十八万七千円となってございます。その内訳で、主なものでございますけれども、大阪センチュリー交響楽団の運営補助といたしまして五億二千二百八万二千円、府立上方演芸資料館ワッハ上方の運営といたしまして四億九千五百九十七万六千円、財団法人大阪21世紀協会への負担金四億二千三百一万三千円、社団法人大阪フィルハーモニー協会への貸し付け及び補助金で一億六千九百三十万円になりまして、残りが五億円ほどですが、それも文化情報センターでございますとか現代美術センターの施設の管理運営費、その他文化事業に関する助成制度でございますとか顕彰事業、あるいはことしから始めました元気・クラシック事業など、厳しい財政事情の中で、ことし初めてやったような事業も生み出しておりますけれども、ぎりぎりの施策選択をしたものとなってございます。

◆(東武君) 言うなれば、がんじがらめになってしまって、センチュリー交響楽団、これは固定費ですね。最初、文化振興基金が百億あったと。それがずうっとこれを使ってきて、今現在四十億円ぐらいじゃないですか。これはこれで要るわけでしょう。ワッハ上方資料館ですね、これも約五億円ほど要ると。吉本さんに払う家賃ですね。これは必ず払わないかんわけでしょう。これは幾らですか。

◎文化課長(合川正弘君) ワッハ上方賃貸料でございますが、三億円を少し切る額で、二億九千万強でございます。

【 平成15年  9月 定例会本会議-10月02日-03号 】

◆(松田英世君) 民主党無所属ネット議員団を代表いたしまして、一言ごあいさつを申し上げます。民主党松田でございます。

(略)

 続いて、ワッハ上方のあり方について申し上げたいと思います。

 ワッハ上方は、上方演芸の保存、振興の拠点施設として平成八年十一月にオープンしました。入場者数については、一時的に低迷をいたしましたものの、利用料金の改定などにより改善が図られております。しかし、当初から三億円を超える年間家賃を十五年間支払う契約ビルの所有者である吉本興業株式会社と交わしており、年間収支で見ると、収入五千五百万円に対して支出が五億二千万円というふうな状況であります。

(略)

◎生活文化部長(山登敏男君) まず、ワッハ上方につきましてお答え申し上げます。

 府立上方演芸資料館--ワッハ上方は、上方演芸保存振興検討委員会提言を受けまして、上方演芸ゆかりの地に、大阪の特色ある上方演芸継承し、次代に引き継いでいく施設として設置したものでございます。

 ワッハ上方の運営経費につきましては、その縮減を図りますために、特に賃貸借料についてビルの貸し主と精力的に交渉を行い、開設当初と比較し四千万円余りの縮減を図っております。

 また、今年度、上方演芸はもとより、それ以外の幅広い利用を促進することなどを目的に、府立上方演芸資料館条例の改正を行いまして、ホール等の稼働率や展示室入場者数の向上にも取り組んでいるところでございます。

 こうしたことから、公の施設改革プログラムにおいて目標としております運営経費の圧縮や入場者数の増加につきましては、着実に成果を上げつつあり、府民に親しまれる施設となるよう今後ともさらなる収支改善を図り、より効率的な運営に努めてまいります。

 ただいま抜本的な見直しを決断すべきとの御提言をいただきましたが、ワッハ上方の運営方策につきましては、来年度、大阪府財政計画案が全庁的に改定される中で検討してまいりたいと存じます。

2009-07-30

今日本屋をうろつく

私は非常識なほう。

先生には反抗ばかりしてた。中にはいい先生もいたけど。

先生とは権力と同じようなものだ。権力っぽい先生は嫌いだ。

私は見栄っ張りなほう。

知識人に見られたくて、難しい本ばかり持ち歩いてた。

クラシックだってたくさん聞いた。

だが共鳴しないんだ。

私の友人は

クラシックがお好き。

絵画も。

チャイコフスキーとは共鳴するんだ。」

マジな顔でそういっていた。

おいおい。本物がここにいたよ。

私は見栄っ張りで非常識

もし、私になんの感性もないとしたら、ただの見栄っ張りで非常識

なんていいたいかというとね

私は何かを探して、きょうもまた本屋をうろつく。

2009-07-06

浅田彰フェミニズム警察クラシックの領域ですね

http://anond.hatelabo.jp/20090705160956

古いな。

浅田が作家某をなじってたね。

そう考えると、はてな男子フェミ(志願)は自分がどこを向いているかわからないんだ。自分で何言っているか分からない。っていうかみんな頭悪い。権力志向だけがあるから恥知らず

2009-07-01

ヱヴァ破見た

旧作のエピソードを引用しつつ全く違う話をしている、という感じ。例えが極めてアレですがファントム・メナスみたいだ。

とりあえずみやむー壮健でよかったというのと、式波エロい式波

あとイラストリアスさんはどうも何某ぽいですね、と思ったらこれみんなまとめて大化けするという寸法か?それはそれで凄い

んで思ったこと、98年当時俺は二十代前半ですからモロに影響されてしまい、その後の人生棒に振りかかったりで、今からすればバカだなあと思いますが正直申しまして二十代前半というのは比較的バカだよねと思う。俺ほどではないにせよ。それはまあしょうがないし、今は本題ではないのだが

それで今回見てみて、総じて新旧世代に対するダブルミーニング的な作りですが(偉業です)、これ旧世代に対する嫌がらせもしくはギャグなんでは、という場面もいくつか。つうかあの歌が始まったときは笑った。しかも二度までも。しかもなんだか赤木博士の長台詞始まってるし、うわこれひでー(苦笑)と思ったんだが

とはいえ、またぞろあすこでクラシックを持ってくるのも変だし、というか旧世紀版過ぎるし、尺延びちゃうよね、というのはわかる。旧版のあの痛い感じをさくっと後世に伝えようとしたのかわかりませんが、当時を知る者としては、お前らが鬱々としていたものは結局こんなもんだ、と言われているような気がしてむしろ救われた。ありがとう。そうなると、次は客席の大部分を埋めていた若者がどう思ったかが興味深いところ。

それで今後もだらだらと痛いのだろうかと考えると、小顔メガネの動向がわからない。

2009-06-22

http://anond.hatelabo.jp/20090622001337

仮にサブカルローブラウだともっちーが思ってるとして、それが何か問題があるんかね。

事実ローブラウだし、俺たちはそれが「好き」で打ち込んでるんだから、何ら問題はないだろうさ。もっちーも、それを否定しているわけではないし、むしろリスペクトしていると「しか」言っていない。単にもっちー趣味ではなく、守備範囲でないだけだろう。

作品名を挙げて「俺たちの仲間」であることを証明しろって? 仲間以外は信用に値しないとか、それこそローブラウの傲慢じゃないのか? 言ってみりゃ君の言ってるのは、ただのクラシック好きに「けいおん」を好きであることを強要するようなものだ。そんな踏み絵を踏ますようなマネをして何になる。

俺たちはローブラウなものが好きなんだし、そのことに堂々と胸張って誇ればいいと思うんだよ。そうやって「ハイブラウ」に対するコンプレックスを剥き出しにするのは、逆にローブラウを愛好する者に対する侮辱ですらあるんじゃないか。俺は、むしろそっちの方が腹立たしいなぁ。

俺たちは、ハイブラウじゃないもの「だから」ローブラウに寄り添っているのか? 違うだろう? ヒエラルキーに縛られて自分の「好き」を貶めることほど、ばかげたことはない。

2009-06-14

音楽を聴きたい病気

テクノハウス?)全般と

ボサノバとその派生おすすめを誰か教えてください。

あとファンクとかソウルも興味あります。

クラシックフュージョンもちょっと気になる。

なんか教えてください。

音楽フリークの皆さん、宜しくお願いします。

女子高生と25歳無職童貞との顛末

自分が25歳になった今、ふと思い出す男性のことを書いてみようと思う。

 

それは十年ほど前にさかのぼる。

まだダイヤルアップやISDNの絶頂期。

そのころ私は16歳で、中高一貫の女子高に通っていた。

私は、同じクラスの友人に誘われて、複数人でエヴァンゲリオンチャットに入り浸っていた。

 

そこは勿論、オタク男性が大勢たむろしているチャットだった。

友人はそこで、まるでお姫様のような扱いを受けていた。

生来ぶりっこ気質もあったが、持っているピンク一色のサイトに、物凄く可愛くとれた自分写真を掲載し、その一方、一緒に入り浸っている同級生の変に撮れた顔の写真を掲載することにより、彼女は唯一無二の存在として、そこに君臨することに成功していたのだった。

沢山の男性たちが、彼女の気を引こうと必死だった。

ひとたびチャット彼女が現れると、男性たちはみなこぞって互いをけん制し合い、いかに自分のみが彼女を好きか語った。

 

そんな中、ある日いつものように私がチャットをしていると、突然、「姫」というHNの人と、「王子」というHNの人が、同時にログインしてきた。

新たなHN二人の同時出現に、周りが「お初ですか?」などと、色めき立っていると、姫と王子は唐突にそこで発表を始めた。

姫「みなさん、あたしは旧HN●●です」

王子「私は、旧HN××です」

それは、私の友人と、そのチャットにもっとも入り浸っている、25歳の無職童貞男性だった。

姫「私たち、付き合いはじめました!」

王子「それを機に、HNを、姫と王子に変更します」

色めき立つチャット。明らかに失望を隠せない男性も数人。

結局、彼女ハートを射止めたのは、チャットにもっとも滞在時間の多い彼だった。

人より口説く時間が多かったのだから、当然の結果だと言えるだろう。

 

付き合うことを公表した翌日、姫は学校の昼休み、校内の公衆電話にて、彼に初めての電話をかけた。頼まれて私もついて行った。

(彼らはまだ電話もかけたことがなかったし、会ったこともなかった。本当にチャットだけの付き合いだったのだ)

「もしもし王子?あたし、姫!」

その時、受話器から漏れた彼の嬉しそうな声は、未だに忘れることができない。

「ああ姫!本物の姫だ!電話かけてきてくれたんだね!私、すごく嬉しいよ!」

その声は心の底から歓喜している人間の声だった。王子としての自分立ち位置を守ろうとして、紳士的な言葉づかいを心がけてはいたが、その興奮は、全く隠しきれておらず、声が裏返りまくっていた。

 

それから、姫と王子は、チャットにて公然といちゃいちゃするようになった。

姫「みんな聞いて!あたし、再来月王子の家に遊びに行くことにしたの!王子と初めて会うから楽しみだな。ただ、家が遠いから、新幹線に乗って行くことになるから、お金貯めなきゃ」

王子「はい、綺麗にして待っていますよ、姫。でも姫みたいな可愛い子が家に来たら、私も理性を抑えられないかも…」

姫「えっ!やだ!><

王子「当然私も姫が大人になるまでは待つつもりですが。…でも、だからと言って何もしないという保証はありませんからね」

姫「結婚するまではだめだよ!でもキスくらいならいいかも…」

そんなやり取りを、彼らは延々と続けていた。

私はそのやり取りをただ、「王子には自分から新幹線で会いに行く為の金もないのか」と思って見ていた。

しかし、チャットの人々は、王子に羨望のまなざしを浴びせていた。

その時の王子は本当に幸せそうだった。本当に、本当に幸せそうだった。

 

付き合いを始めて一ヶ月目、王子は姫の自宅あてに、一枚の手紙を送った。

それは、姫を思う王子の気持ちを、5・7・5・7・7で書いた短歌だった。

姫はその手紙に酷く喜び、チャットで皆に喜びの気持ちを伝えた。

姫「みんな聞いて、すごく素敵な手紙が来たの!それで決めたの、あたし、絶対に王子結婚するって!」

王子はその言葉に酷く喜んだ。そして王子も絶対に姫をお嫁さんに迎えることを誓った。仕事も探すことを誓った。

王子「私、今まで生きてた中で一番幸せだよ姫。もう死んでもいいくらいだ。こんなに幸せなんて、夢じゃないのかな?」

姫は、学校でもみんなにその手紙を見せびらかした。

レースの飾りがある、おとめチックなカードに書かれた、へたくそで心がこもった文字だった。

私は短歌の内容は正直どうかなと思っていたが、姫が喜んでいたので、もうそれでいいと思った。

 

しかし、突然見も知らぬ男から手紙をもらって喜ぶ娘を見て、怪しまない親はいない。

姫の親は、手紙の出所を問い詰め、彼女にはチャットで付き合っている男がいることと、さらには彼が25歳無職である事を知り、烈火のごとく怒った。

別れろと言った。しまいには「お願いだから別れて」と泣いすがった。しかし、姫は「私は絶対に結婚する」と言って譲らなかった。

クラス会の集まりにて、憔悴しきった姫の親は私の親に愚痴った。

「もう、本当に駆け落ちでもしそうな勢いなの…もうどうすればいいのか分からない…。私も電話でその人と話してみたんだけど、娘が18歳になったら結婚するって言って、譲らないの…どうしよう…」

 

そんな中、姫が王子の家に遊びに行く日が来た。

姫は「クラシックコンサートに行く」と言って親をだまして、一人王子の家へと赴いた。

滞在時間は意外と短く、たった5時間ほどということだった。

次の日、学校についた私は、まっさきに姫に、昨日の感想を尋ねた。

私「どうだった?」

姫「王子、まだ仕事探してないみたい。結婚はまだ先かなぁ。あ、ちなみに手はつないだよ!でも、キスもなかったし、それより先はもう全然…。そりゃあ、あたしも結婚してからがいいとは思うけど、…でも、そうなってもかまわなかったのにな」

王子は、『姫が大人になるまで何もしない』という言葉を守ったのだ。(勇気がなくて手を出せなかった可能性もあるが)

私は、二人が会った記念のツーショットを、姫にこっそり見てもらった。

そこにはいつも通りの角度とポーズで映る彼女と、失礼だが、いかにもオタク的な容貌をした、メガネをかけてガリガリの背が低い男性が、歯茎が丸見えの満面の笑みで映っていた。

もう、人生の絶頂の笑みだった。

「優しそうでしょ?これから、もっとたくさん会っていって、たくさん思い出を作れればいいな」

姫は笑って私にそう言った。

 

しかし、二人の愛は長く続かなかった。

当面の目標だった「王子の家に会いに行く」ということを果たした彼女は、何かしらの達成感を覚えてしまったようで、王子に対する愛は、次第に冷めていったようだった。

姫が持っているPHSに、王子ワン切りをしたら、それは電話がほしいの合図だったが、姫はそのワン切りにも全く応じなくなっていた。

やり取りはチャットポストペットのみになり、姫は王子に対して「忙しくて電話なんか無理」と言い訳をするようになった。

そのうち姫はチャットにすら現れなくなった。 

いつも電車の中で一緒になる、ジャニーズ似のイケメン男子高生を「かっこいいかっこいい」と騒ぎ立てるようになり、王子のことを完全に忘れ始めていた。

それでも王子は待ち続けた。私が現れるたびに、王子というHNの彼は、私に尋ねた。

「姫は今日も来ないの?まだ忙しいのかな?」

最初は私もごまかしていたが、段々彼に尋ねられるのが煩わしくなり、次第にチャットから足が遠のいて行った。

 

そうして、誰もが王子のこと、チャットのことを忘れ始めていたある日、姫が私に一枚の手紙を見せてきた。

「ちょっと見て。これ、『あの人』から届いたんだけど…」

その手紙には、王子から姫への、変わらない愛を記した、5・7・5・7・7の短歌が書いてあった。

「気持ち悪いよねー…。最近全然連絡もしてないのに、こんなこと書いてきて。っていうか良く考えたら短歌っておかしくない?自分に酔ってるのかな、『あの人』」

いつのまにか、姫は魔法が解けて、ただの女子高生に戻っていた。

「あたし、もう絶対にあのチャット行くの辞めるわ…あそこ気持ち悪いよね」

こうして、彼女から一方的に、二人の関係に終止符はうたれた。

 

彼女はその半年後、前述のジャニーズ似とは別人の、近くの男子校の同じ年の人と付き合い始めた。学園祭で知り合ったのだという。

それから高校卒業するまで、彼はその同い年の彼氏と付き合い続けた。

しかし、その間の三年間、王子から姫への愛の短歌は途切れることはなかった。

彼女は最初面白がって短歌学校で見せていたが、やがてそれも飽きたのか、届くたびにその手紙を破って捨てるようになった。

 

私と彼女高校卒業してから、もう何年もたつ。

私は彼女の連絡先も知らないので、彼女が今どうしているか、知るすべもない。

34、5歳になるであろう王子は、今何をしているのだろうか。

彼女の思い出をただ一つの思い出と胸に抱き、生き続けているのだろうか。

それとも結婚して幸せになっているのだろうか。

25歳という、王子と同い年になった今、私は幸せそうだった彼と彼女を思い出さずにはいられないのだ。

 

 

愛してる その言葉だけを 呟けば

    すぐにつながる 姫の心と

 

 

2009-06-11

彼女に何とか音楽の楽しさを伝えたい

 もう6年付き合ってる彼女がいるんだけど、大学サークルで出会ったのでまあお互い少ない選択肢の中から選びあったような感じで、さすがに考え方なんかはすり合わされてきたものの趣味がぜんぜん合わなくて、というかこっちは合わせてるつもりなんだけど彼女の方がまったく歩み寄ってきてくれなくて寂しい。

 自分趣味を人に押し付けるなんて愚の骨頂だとは思うんだけど、自分音楽、特にジャズが大好きなのでこれを共有できたら楽しいだろうなあっていつも思う。自分演奏もするのだけど、カップルで揃ってセッションに来てる知り合いなんかを見るとどうしても嫉妬してしまうんだよね。

 彼女は能動的には聴かないもののクラシック音楽はまだそこそこ許容できるみたい。ただ子供の頃ピアノをならっていたことがあって、そのせいなのかピアノ至上主義的なところがあって「アンサンブルを聴く」という概念が理解できないよう。

 以前、まずは聴きやすいところから、と思ってエヴァンスのトリオを聴かせてみた事があるんだけど、

「なんか…シャーシャーいってるのと(ドラムス)とブンブンっていう音(ベース)が邪魔…」

 って言われて、ものすごくショックを受けた。そんな風に受け取る人もいるんだ…と。

 他にもジャズに限らず色々おすすめしてみたことはあるのだけど、そのたびに返ってくる感想が、

「ごめん、わからない…」

 そうかあ、「わからない」かあ…と思ってこっちも言葉をなくしてしまう。決して難解なものを聞かせてるわけじゃないんだけれど。

「そっか。俺はサビのところの盛り上がりが好きなんだけどなあ」

 とか、

「この奏者はね、一度脳梗塞記憶喪失になって楽器の弾き方も忘れちゃったのに、そこから頑張ってまたプロに返り咲いたんだよ」

 とか、

「この楽器はこの地域ではこうだけどこの地域だとこうで…」

 とか、なんとかフックを探そうとしてるんだけど(しつこくならないように数ヶ月くらい間を空けつつ)、でもやっぱりだめ。答えは頑なに「わからない…」。

 耐えかねて「音楽って別に『わかる』ためのものじゃないんだよ」って言ってみたこともあるんけど、「それは頭ではわかるんだけど、実際に聴くと、とにかくわからない。何がわからないのかもわからない。ごめん」って心を閉ざされて撃沈。

 俺が諦めずに断続的にトライしてるせいで、最近彼女のほうも「音楽に興味を持てない自分」を申し訳なく思ってしまっているようで、そういうのは俺としても本意ではない。

 ちなみに彼女オタクで、アニメのオープニングとかキャラソンとかはちゃんと受け入れられる。映像とか視覚イメージが付随しない純粋音楽というのがだめみたい。

 某野球漫画ホモ同人にはまっていたときに野球に興味を示していたので、ジャズを題材にしたホモ漫画でも描こうかと思ったこともあるけど、音楽漫画で表現とか難しすぎて放り投げた。

 こういうのって彼女には本格的に音楽のレセプターがないんだと思って諦めるしかないのかな? 俺って趣味押し付けてくるうざい彼氏なのかなあ?

 なんかこれは増田で書くことじゃなかったかも。たぶん、この問題の一番の根源は俺に友達がいないことだろうな。

2009-06-07

http://anond.hatelabo.jp/20090607132302

主観的な要素が大きい文化でどうやって質の高さを判断するのかが謎。結局多数決じゃね?

わかりやすい所では権威化。

芥川賞じゃないけど、賞での権威化もありだし、評論家が小難しいこと書いて批評して「これはすごい作品だ」っていうのもアリ。

あとはやっぱ芸術につきものの、アウラを感じさせる作品の有無じゃね?

小説映画、いろんな物語を見てきた人が、

漫画アニメでも「これは歴史に残る!」と強く感動するような作品があるかどうか。

それがないから、サブのままで甘んじてるんだろう。

昔の小説サブカルチャーだったのに、文学としてメインカルチャーにのし上がったのと同じ理屈

世の中の多くの人が良さを知らないものをメインカルチャーだといえるわけもないし。

メインカルチャー文学クラシック音楽な)だとすると、

どんだけの人間がそれらの良さを分かってる?

もの凄くわかりやすくいえば、メインカルチャーって、インテリ好みになるかどうかだろ。

2009-05-31

http://anond.hatelabo.jp/20090531220502

高校までやってたけど、エレクトーン中途半端楽器だ。

打ち込みはできるけどシンセほど作りこめないし

演奏技術に関してもピアノの方が奥が深い。

打ち込みやるならシンセDTMを買ったほうが

演奏極めたいならピアノをやった方がいいと思う。

そんな楽器クラシックをやろうとする人はそもそもいないだろうな。

2009-05-25

http://anond.hatelabo.jp/20090525012017

メモ

またクラシック音楽作曲家達は、法的にはどうでも道義的違法コピーに腹を立てて、

吹奏楽金管バンドも含む)の程度の低さを軽蔑したり、関係を断る人が出ているんだぞ?

「法的にはどうでも道義的違法コピー」という日本語意味がわからない。

法的に違法でないなら違法コピーとは呼ばないだろうし、誤解を招く言葉を使ってまで相手を貶めることはしない。日本人であれば。

この増田は、日本人としての看板をさっさと下ろすなり、周りの人との関係を絶ってもらえないだろうか。日本人として恥ずかしい。

(推奨:"吹奏楽 違法コピー"で検索

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