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2009-07-29

http://anond.hatelabo.jp/20090729062627

ヤフーとかOKwaveとかで女性出会いを見つけたいです、結婚はまだ考えてませんと質問すると、いい歳こいて何言ってる、女は時間がないんだって反応が返ってくるのね。

非モテ人間が一念発起して変わろうと思っているのに背負わすものが重くないかい?

若い子と付き合えばいいと思うよ。

男が最初の女と結婚するというのは損だ。

その最初の女がよほど優良物件なら別だけど、非モテならそんなことはないだろうからね。

非モテでも一度女と付き合うとセックスももちろんのこと立ち振る舞いも洗練されてモテ力が急上昇する。

そん時になってもう少しいい女に乗り換えようというのは当然だ。

2009-07-26

http://anond.hatelabo.jp/20090726132718

あんまり言いたかないけど、ストレス発散になってるんじゃないの。疑似科学にはまる人をバカにすることで、自分はこれを知っている、理解できると上から見られる。院生とかすごくストレスたまってるだろうし、それ以外の人でももちろん人によるけど、かなりそういう部分があるように見える。開き直って、ただのストレス発散ですと言ってくれればまだいいんだけど、なんかね、科学のためだとか言って正義の御旗を掲げるから、だからちゃんちゃらおかしいんだよ。

2009-07-23

http://anond.hatelabo.jp/20090723171200

しかし、世の中には相続という概念がありまして。

財産だけじゃなくて、家とか土地とか苗字とか職業とか、有形無形のさまざまな物について、できれば子供に継がせたい、継いでくれると嬉しいという価値観があって、そのためにも財産土地名声職業ももちろん子供もよりよく育てたいという意思が働くのではないだろうか。

そして、ここで言う「子供」について血の繋がりを重視する価値観もまた広く共有されている。

「どうせなら自分と血の繋がったこの子に」「この子さえ幸せになってくれれば」という想いがなくなるくらいに血縁関係・親子関係希薄にならなければ、他人となんら変わらない境遇であれば微塵も不満がないという社会にはならないだろうし、なったらなったで、それで出生率が上がるとは到底思えない。

2009-07-10

付け焼刃の経済学史でブラック企業がのさばる素地を考えて現在日本の状況を極めて独善的に整理してみる その1

素人です。

ですのでこの項に登場する経済学者の言説は大いに誤った解釈をしている可能性が高いです。

でも気にせず逝きます。

*クソ長くなったので先に結論部分をまとめます

前編:経済思想上のブラックがのさばる素地の形成について

労働市場自然状態に任せるとダンピングが起きる。

ケインズ理論欠点があったために、労働市場の積極的改善というその利点もろとも葬られてしまった。

ケインジアン亡き後、完全自由競争信奉が先進国を席巻した。

④その為労働力ダンピング失業率の高止まりが防がれにくい素地が築かれた。

後編:日本においてブラックがのさばっている理由についての考察

日本戦後ずっと右肩上がりで成長してきたために、失業問題に大きく悩まされる時期があまりなかった

②それがゆえに社蓄の害が単に個人の人生観に回収され、社会的問題とならなかった

バブル後の増加した非正規雇用者の悲惨な状況を見て(または未必に協力して創出し)失業への強い恐怖を抱くようになった

失業への強い恐怖から、不当労働行為を甘んじて受ける(法律上は勝てても経済体力的に持たないという理屈もあるだろう)

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まずブラック企業がのさばりやすい理由、つまり労働力ダンピングがおきやすい理由を最初に考えた(としてください)のはアダムスミスみたいです。

アダムスミスは「国富論」の中で以下のように整理しています。

使用者達は、暗黙のうちに、しかし恒常的かつ一様の団結を結んで、労働賃金を実際の額以上に上昇させまいとしている。

我々がこのような団結をめったに耳にしないのは、誰もが耳にしないほどそれが通常の、ものごとの自然の状態といっていいものだからである。」

また労働争議の段に際しては

「それまでの蓄えから、使用者は1年から2年耐えられるのが普通なのに対し、

労働者仕事がないと1週間で困窮するのがほとんどで1ヶ月耐えられる労働者は稀で1年持つ人はまずいない。

長期的にみれば、雇い主にとっても労働者が必要だとしても、その必要性は切迫したものではない」

こうした「交渉上の地歩の格差」がある以上、

あらかじめ使用者側にハンディを負わせないと(つまり自由を制限して)労働力ダンピングが起きてしまう、

アダムスミスは考えていたようです。

アダムスミスは良く知られているように自由放任を是とした学者ですが、

こと労働市場に関しては、積極的に自由競争市場を作り出す必要性を主張していました。

しかしアダムスミスの後、デヴィッドリカードらから連綿と受け継がれてきた

自由放任主義にはこの視点が欠けていました。

彼らは「供給需要を作り出す」というセイの法則を前提として

労働市場も自由競争させれば、労働需要供給は長期的には均衡する」と考えていました。

20世紀に登場したケインズはこのような自由放任主義に対し「貨幣改革論」の中で

現在の状況に対して長期的な視点と言うのは見当違いである。長期的には我々はみな死んでいる」と強く批判しました

(ひょっとしたらアダムスミス的な意味需要供給の均衡を労働者が待つことができないといいたかったのかもと私は思いますが、如何せん切り貼りなので文脈がわかりません)

ケインズリカード以降の古典派が、経済システムの調整不良の原因を貨幣賃金の硬直性に求め、

賃金体系を引き下げれば、生産物価格低下をもたらし、それが新たな需要をつくり、

生産量と雇用量の増加をもたらす、と主張していたのを批判して

「ある個別産業について賃金を引き下げれば、それは総有効需要にも影響を及ぼす。

古典派の主張はある産業における賃金引下げが総有効需要に影響を与えない場合にのみ有効であるが、

賃金引下げが総有効需要を引き下げないという保証はどこにもない」

とし、

「むしろ賃金の引き下げが総有効需要の構成要素であるところの消費と投資を減少させ、雇用状況をかえって悪化させる」

可能性すらあることを示しました。(つまり賃金引下げがもたらす総需要減と生産価格の現象がもたらす需要増の比較で、いつも需要増が大きいわけはないと言っている)

(一般理論

ケインズの登場後、しばらくは国家経済に積極的に関与する必要が問われ、

世界恐慌を乗り切るために世界中で(戦争を含んだ)公共事業が行われました。

時代は流れて、1970年代に入るとミルトンフリードマンらの影響を受けた新自由主義が台頭してきました。

彼らはケインズが主張していた現在の所得が消費行動を決定するという主張を限界資本効率がケインズの予想に反して逓増していたことを示し、

その乗数効果疑問符を投げかけ、金融政策による事態の解決が最も適切な行動だと主張しました。

政治的にも英国マーガレットサッチャー米国のロナルドレーガンという人物を得て、

マネタリズムはその全盛を迎えます。

英国米国ともに結果的にインフレ抑制に成功しますが、失業率が高止まりし、社会情勢は不安定化していきました。

彼らは労働市場ももちろん完全な自由競争にあるべきだと考えていました。

しかし現実には給与格差が大きく広がり、賃金に収縮性が生まれたにも関わらず

完全雇用が実現されるどころか失業率は上昇していったのです。

日本でも中曽根橋本小泉と連綿と新自由主義的「構造改革」は受け継がれてきました。

ここまでを整理すると、

労働市場自然状態に任せるとダンピングが起きる。

ケインズ理論欠点があったために、労働市場の積極的改善というその利点もろとも葬られてしまった。

ケインジアン亡き後、完全自由競争信奉が先進国を席巻した。

④その為労働力ダンピング失業率の高止まりが防がれにくい素地が築かれた。

という感じかと思います。

後編に続きます。

2009-07-09

http://anond.hatelabo.jp/20090709134750

業界ごとに始まりの時間を決めちゃうとか。

業界の区切りは東証一部の業種ごとくらいで。

罰則ももちろん適用。

同じ業界の人がまとまって早くなったり遅くなったりなら、

なんとなくどうにかなりそうな気もするんだ。

2009-07-01

わりと誰でもやってることだと思ってた

http://anond.hatelabo.jp/20090630104948

女だけど、数年前から母親と歩くときは自然自分車道側に行くようになった。気づいたときちょっと悲しかったな。

子ども相手にももちろんやる。

学生時代から、遠征の時とかに、疲れきってふらふらしてた後輩と並んで歩くときは自分車道側、とか意識していたから、自然とそういうことをするように身に着いたんだと思う。

なぜ意識するようになったかというと、先輩が自分に対してしてくれたから。口に出して言われたかどうかは覚えてないけれど、疲れきってふらふらしてた自分には嬉しかった。

自己満足か、といわれるとそういう面もあるかもしれないけれど…他の増田も言ってるけど、「何が何でも自分車道側にいかなきゃ!」ってんじゃなくて、「自分車道側に歩いた方が安心」なのだから、特に危なくなさそうだったり、歩道側の方が危なそうだったりする道だったらあまり気にしない。臨機応変に。

けどだから、自分がするからこそ、そういうこと全くしてくれない男性には、あんまり大事にされてない/守ろうとされてないんだな、と感じてしまう。

自然と、というのを抜いて、マナーとかルールという面では、単に気が利かない人なんだ、とも思う。けっこう有名な話なのに。

上座下座の話も、自分が同性相手でも気にする(自分から奥の席には座らないとか、女同士だと友達でもたいていそうだよね?)から、うーん、と思ってしまう。(というか、上座下座なんて知らない、とかいうレスがあったけどそれはさすがにちょっとやばいんじゃない?上司や目上の人とどっか行く機会とかあるだろうし、友達相手だったらそういうタイプの人なんだなで済むけど、親しくない相手だったら必須だろうに。)

まあでも、自分がするから相手がしないことに気づいて、もやもやっとしてしまうんだよね。

今の彼氏は、エスカレーターに乗る時に、上りでは私のうしろ、下りでは私の前に立ってくれる。これ、彼氏と付き合うまでは考えたこともなかった。そういう概念がなかったから、今までの相手に特に不満に思ったこともなかった。

2009-06-30

彼女東京にいきたがっている

僕は大阪にすんでるのだけど、結婚約束もしている彼女が、転職先を東京で考えてるらしい。

ん?!

彼女ももちろん大阪

特定の職業が決まってるわけじゃないらしいのだけど、“東京に一度すんでみたい”らしい。

その理由にはほとほと飽きれてるのだけど、なんでそんな事を簡単に話しだすのか分からない。

だって結婚するって事は一緒に住むって事っしょ?

東京大阪で同居は無理だよね〜。

もう他の女探すか。

ほな、サイナラ

2009-06-26

http://anond.hatelabo.jp/20090626114135

アメリカじゃ自分自身の写真HPに掲載しただけで、

逮捕(詳しい罪状は忘れたが、児ポ法に近いものだったと思う。)だぜ。

親が自分子供写真持ってるだけでももちろん逮捕さ。

下手したら、自分子供のときの写真を持ってるだけでも逮捕

(まあ、女補正逮捕されないんだろうけど。)

警察からしたら、何時でも踏み込める免罪符ができたようなもんじゃない

2009-06-22

関西女子高生スカート丈が長くなっている件について

asahi.com朝日新聞社):ナマ足「もうださい」 女子高生はロンスカブーム 奈良 - 社会

http://www.asahi.com/national/update/0621/OSK200906200188.html

痛いニュース(ノ∀`):「ナマ足・ミニスカ、もうダサい女子高生はロングスカートブーム

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1276475.html

上の記事についての2chの反応やブコメを見るに、あまりにも勘違いしているヤツが多いので言及してみる。

 

まず、ロンスカ=スケバンという勘違い

記事の画像は、どう見てもスケバンのような不良路線ではなく、上品・清楚なお嬢様路線だ。

というか、現代の女子高生から見たって、スケバンダサいだろ…

というわけで、これは30年前のスケバンの再来ではなく、もっと時代を遡った、戦前女学生の再来だ↓

ttp://tadanorih.hp.infoseek.co.jp/images/toppic/toppic0703.jpg

昨今の流行としては、大正ロマン昭和モダニズムブームに加え、○○の品格茶髪→黒髪、ホストクラブ執事喫茶、肉食系→草食系などなど、上品で落ち着いた雰囲気のものが流行る傾向にある。

ハンカチ王子ハニカミ王子もそういう路線だしね。

だから、ここらで制服スカート丈が長くなるのは、自然な流れだと思う。

 

次に、大根足を隠すために丈を長くしているんだろという勘違い

過去女子高生大根足を隠すために編み出されたものといえば…そうだね、ルーズソックスだね。

そしてルーズソックスには、ミニスカートでないと様にならない。

つまり、一昔前のミニスカルーズソックスという組み合わせのほうが、大根足でも何とか「見れる」ようにする組み合わせだった。

逆に、膝が隠れるくらいの長さのスカート穿く場合は、キュッと締まった足首でないと様にならない。

その為、ロング丈の場合の靴下は、膨張職の白ではなく、引き締め効果のある黒か紺が良いということになる。

ルーズソックスが廃れて黒か紺のハイソックスが主流になったということは、次の段階では必然、その靴下が似合うロンスカが流行するということになる。

これまた自然な流れだな。

 

あと、奈良というところに引っかかっている人が多いようだが、このロンスカ流行の発祥地は神戸だ。

神戸は元々、膝が隠れるくらいの丈のスカートが多かった。

県内でスカートがロング化 (神戸新聞 2007/02/28)

http://www.kobe-np.co.jp/kurashi/200504hatena/62.htm

それが大阪を経由して奈良に来たということ。

まあ、この記事だけ見ると、「奈良という田舎の一部地域での流行」と勘違いしてしまいがちだが、神戸大阪奈良の順で広まりを見せているということだな。

あと、奈良の北西部は大阪京都衛星都市になっているから、奈良自体は田舎でも、そこに住む人間の多くは、大阪で働いて遊んで奈良に寝に帰るという、割と都会的な生活を送っている。

加えて、奈良という地域の特性が、このロンスカの流行を受け入れる土壌になっていると思う。

上でも言った通り、奈良大阪京都衛星都市なので、奈良に「郊外一戸建て」を購入する金持ちが多い。

特に、元記事に出ている近鉄大和西大寺駅から西側は高級住宅街で、関西大企業幹部が邸宅を構えていたりする。

実際、奈良県民の貯蓄高は全国的に見ても高く、そのせいか奈良教育に金を掛ける傾向があり、高校偏差値も全国トップクラスで、東大京大合格者の数も多い。

奈良ももちろんDQN校はあるが、全国的に見るとお育ちの良い子が多く、清楚・上品志向なる子が多いのも頷ける。

 

まあ何が言いたいのかというと、ロンスカ最高!ってことだな。

露出度さえ高ければ良いってヤツはわかってない。

いくら綺麗な足でも、いつも見えてたら、そのうち見慣れて飽きてくるのが人間ってもんですよ。

普段は一見隠しているようで、動いたときに偶然チラッと見えるってのが至上。

着物だってそう。普通にしていれば素足が見えないようになっているけど、階段上るときに、裾と足袋の間から素足が覗く。

それが本当の色気ってもんだよ。

http://anond.hatelabo.jp/20090622141941

暇な時間ありすぎて胡散臭い才能が開花したり

胡散臭い職業になる可能性だけは高まるぜ。

どう見てももちおですwwwwwww本当にwwwwwwww

2009-06-18

陵辱ゲーについて書けない。

陵辱ゲーのレビューと絡めて規制問題とかについても色々書きたかったけど書けずにいる。なんだか疲れてしまって。

必死に色々書いても伝わらない気がして。

妊娠中の性交危険性についても書きたかった。禁忌ではないけど、注意が必要なこととか。ハイリスク妊娠についても書きたかったなあ。

堕胎についても。堕胎したあと不妊症になった母について。その不妊治療の結果として産まれた自分について。不妊治療が原因なのか、母が2度も乳がんになったことについても。また、堕胎することで産まれてこなかった自分の兄か姉への思いも。さまざまな事情から堕胎を選ばざるをえない事例についても。結果として自分三十路童貞であることについても。

陵辱ゲーを楽しんでやってるって?すべてのプレイヤーが楽しんでると考えているんだろうか。

一発抜いて賢者モードになってから、色々考える。ゲーム架空の話だとしても、似たようなことはきっと世界のどこかで起きている。なにより、抜いた自分の欲望は現実存在している。

現実存在している脅威としての自分の欲望にどうやって立ち向かうか。

自分の目の前で集団レイプが進行中で「お前もどうだ?」とか「据え膳食わぬは男の恥だ!」とか言われて煽られても、冷静に行動できるか。友人知人を警察に突き出せるか。

男性社会からの言われなき差別童貞だと気持ちわるいとか言われてtwitterでremove&blockを食らったりする。人格を否定されたりする。欠陥があるんじゃないかといわれたりする。そのすさまじいまでの同調圧力について。それに辟易している男性が意外と多いことについても。

ポルノは人の欲望を計算した上で書かれているということについて。欲望・情熱のままに書けばそれは文学と呼ばれる。計算の上で書けばポルノと呼ばれる。

エロゲには陵辱ゲー以外のジャンル存在する。レイプ神話に基づかないものもある。それはエロマンガももちろんある。そのことについて。

善を知るには悪も知らなければならない。悪とされるような表現を取り締まると、善をよく知ることもできなくなることについて。闇を知らなければ、光が光であることもわからない。光の価値もわからない。できれば、実例もつけて具体的に説明したかった。

女性は強制的にセックスをさせられたり恐怖を覚えたりすると防御反応として「濡れる」ことがあることについて。男性でも触られたら勃起するでしょう?それがすなわち「望んでいる」ということになるか?ならないでしょう、ということについて。こう説明すれば、多くの男性も理解してくれるんじゃないかと思って。生理的な反応として濡れるということがあるのだ、ということ。濡れたから同意した、屈服した、と理解するのは間違っているということについて。

偏見で傷つく性犯罪被害者について。この点はまだ考察不足。言葉を尽くしても分かり合えないかもしれないと感じ始めている。世に満ちている偏見が凄まじすぎるからかもしれない。偏見をなくすには語り続けなければならないのではないか、ということについて。

2009-06-16

http://anond.hatelabo.jp/20090616144730

無理すぎ。それでは被告側は己を裁こうとしている法律自体の違憲性を主張しちゃいけないってことになるぞ。

法を改正しようというやり方はもちろんあっていいだろうが、捕まって裁かれそうになったことをきっかけに合憲性を問うやり方ももちろんあっていいんだよ。

http://anond.hatelabo.jp/20090203162616

ああ、なんかそれによく似たダメな親子関係の話思い出したわ。

子供依存しまくっている親(主に母親)は、子供が不幸なうちはご機嫌で、気味が悪いほど子供に優しくするけど、子供幸せになって自分のところから離れていこうとすると、機嫌が悪くなって発狂して、なんとか子供を不幸にして、自分のところに戻って来させようとするんだよね。

例えば子供仕事を楽しそうにやっていると、いかにその仕事が下らなくて価値の無いものかということを吹き込んでやめさせようとするし、恋人ができて幸せそうにしていると、その恋人を散々批判して別れさせようとするんだよ。

それで子供仕事をやめたり恋人と別れたりして自分のところに戻って来ると、ご機嫌になって「子供を慰める優しい親」になるんだよね。

こういうふうにして育てられた子供は、「幸せなっちゃいけない病」に陥る。幸せになると親に見捨てられるから。実際に「見捨てる」という脅しをかける親も多い。(彼女親友も、「あいつと付き合い続けるなら友達をやめる」と言って、「見捨てる」という脅しをかけているよね)

いわゆる『白雪姫コンプレックス』だね。そうして、親子でズブズブの共依存になる。

増田の友達と彼女関係は、『白雪姫コンプレックス』の親と子供関係に似ているかも。

 

その親友とやらにももちろん問題はあるし、彼女が今まで付き合ってきた男にももちろん問題はあるけれど、今まで彼女人間関係が恵まれなかったのは、彼女自身にも問題がありそう。

彼女自分を不幸にするダメ人間を引き寄せてしまう体質があるのかもね。

幸せなっちゃいけない病」を抱えた人って、自分の就きたくない職業に就いたり、悪い男と付き合ったりするんだよ。無意識のうちに、自分が不幸になる選択をしてしまう。

おそらく、彼女親友はズブズブの共依存関係だから、増田がよっぽど慎重にやらないと、増田を切って親友のところへ行く危険性がある。

彼女に向かって「なぜその親友ダメなのか」を言うだけでは難しいかもしれない。それよりも、彼女自身の意識を変えて、ダメ人間引き寄せ体質を改善する方向に持っていったほうがいいんじゃないかな。

彼女に必要なのは、自分幸せを追求しても良いと思えるようになることと、自分を不幸にする人間との関係を切れるようになることだと思う。

 

あと、最大のラスボスは、彼女母親かもよ。

彼女ダメ人間引き寄せ体質は、彼女母親が原因かもしれないから、彼女の母娘関係もそれとなく聞いてみたほうがいいかも。

彼女がその親友と付き合っているのは、親友彼女母親に似ていて、彼女にとってある意味付き合いやすいからかもしれない。

2009-06-08

アニメーター給与改善する簡単な方法

DVD買おうとかいう話ももちろんあるけど、より直接的な方法がある。

 

アニメーター給与が低いのは、それはTVアニメの話。劇場アニメはそれぞれ単価がまったく違う。

 

原画TV→4000円 劇場→15000円

動画TV→200円 劇場→400円

 

ぐらい違う。もう全然違う。もちろん上記は例であって、作品によって単価が上下することはあるんだけど。

でも劇場はそれでも1万を切る事は通常無い。(先日のJAniCAシンポジウムの記事を見るに、上記よりは少し低めなのかな?)

だから、アニメーター給与改善するためには、劇場アニメをもっと作れるようになればいい。

TVアニメDVDを買ったとしても単価が倍の8000円になることは普通ないが、

劇場アニメが沢山作られるようになったとしても4000円まで落ち込むことは考え難い。

 

みんな、劇場アニメを見に行こう。劇場アニメをより広く定着させることで、アニメ業界はよりよくなると思う。

これは給与だけではなく、作画品質も向上する効果がある。劇場アニメは単価が高い分だけ、原画マンに対する技術要求も高くなる。

それを維持するための教育環境アニメ会社に作られるし、ひいては長期スパンで見れば人材不足も改善できるはず。

 

動画に関しても、TVアニメのように切迫したスケジュールがない劇場には、TVほど海外に頼らなければならない理由も無い。

つまりTVアニメよりは劇場アニメのほうが、国内動画マンを増やすことができる。

 

 

問題点もないわけではない。

まず技術要求が高くなる、ということは1日にこなせるカット数が減るということ。

TVアニメ→1日2カット(計8000円)が、劇場→2日で1カット、となってしまっては元も子もない。

こればかりはアニメーター各々が技術向上(作画の質・作画速度共に)していくしかないし、それは業界として悪い流れではないはず。

 

また、スケジュールがゆるい、ということはグダグダになるケースがあるということ。

これは同人ゲームを作ろうぜ→1年経ってもできねぇーってなってる方には身に覚えのある話かもしれない。

ここらへんは制作の力の見せ所ではあるが、どうしても長期スパンだと生まれやすくなるものなので、

空の境界などのように数回にわたって上映するスタイルが定着するといいのではないかと思う。

 

あと個人的には劇場より深夜アニメのほうが好きなんだよなー。<ぇー

劇場って、金かけてる分だけ肩に力が入っちゃってるって言うか、観てるほうも体力いるんだよなぁ。

いいじゃないの。劇場とかでけいおんとか咲とかひだまりとかやっちゃってもさ。ゼーガペインとか劇場でやろうよ。…無理か…

劇場用に再構築したゼーガペインとか見たいなぁ…ってゼーガペインは深夜じゃなかったっけ。

 

 

てなわけで、みんな劇場アニメ見に行こうぜ!とりあえず劇場なのはとかからどうよ。

って書くとセブンアークスの回し者みたいだなぁ。

2009-06-06

寂しい・・・

他人は自分のことを条件付でしか見てくれないし、

それが当然のことだってことももちろん分かってる。

でもそれが寂しい。

なんか大学関東まで出てきたことも嫌になるし、

人の接触が多いのは、

それだけ一人一人の重さが軽いということだと思う。

・・・・・・寂しいな。

2009-06-04

梅田望夫氏のいうところの「ハイブロウ」「超一流」とは?

日本Webは「残念」 梅田望夫さんに聞く(前編)への反応まとめ

ttp://twitter.g.hatena.ne.jp/maname/20090603/1243895829

「そういう言われ方をすれば、もうみんなそう思っていると思うけど、僕はそういう人間だよ。

ハイブロウなものが好きですよ。それはしょうがないじゃない。」

「やはり僕は、こういう超一流の世界が好きだから。」

ttp://www.itmedia.co.jp/news/articles/0906/02/news062.html

さて、梅田氏のいうところの「ハイブロウ」「超一流」とはなんでしょ?

羽生善治日本トップクラスというのはわかる。

しかし、梅田氏が仕事パートナーとして選んだ対談相手・共著者は以下の面子だよ。

茂木健一郎フューチャリスト宣言」(ちくま新書

齋藤孝私塾のすすめ ここから創造が生まれる」(ちくま新書


茂木に齊藤!

異常なペースで内容スカスカな本を量産するエセ学者

上の2冊ももちろん内容スカスカな薄味対談本でしかない。

雑誌「本人」6号の、西村博之ロングインタビューでは、ひろゆき

梅田氏から対談を断られたエピソードが語られている。

つまり、対談相手を選んだ結果が茂木や齊藤なわけ。

「超一流」好きのくせしてこの2人を選んでいるのだから、

その眼は曇っているとしかいえない。

また、この2人がスカと知っていながら組んでいたとしたら、

一流嗜好は抑えてマスをターゲットとする覚悟、割り切りが必要だ。

結局どっちつかずだから嫌われたんじゃないのかね。

「上の子」向きというが、「上の子」だったらこんな駄本をまず読まないよ。


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あと、余談となるが、この人のコンサルとしての実力はどうなんだろう?

コンサルベンチャーキャピタリストの本を読むと、本人の経歴と実績が

守秘義務の範囲内で)これでもかと書かれていることが多い。

自己アピールしてなんぼの業界であり、本などというコンサルに比べると

恐ろしく儲からない仕事をする理由はそこにしかない。

(主張の説得力を高める効果もあるが)

しかし、梅田氏の場合、本やインタビューを読んでもコンサルタント業の

実績がよくわからないんだ。

謙虚で奥ゆかしい性格である可能性はあるんだけど、だったらそんな人がシリコンバレー

やっていけてんのか、という疑問が湧く。

この人、コンサルとして一流なの、二流なの?

取締役として参画しているはてな経営状態が証拠だ、という意見

とりあえず抜きにして。

2009-06-03

デザイナーなんてこんなもんだ

友人に「デザイナーかっこいい!」なんて言われるけど、デザイナーなんて底辺だ。

いや、正確に言うと、広告制作の下請けのデザイナーこそ底辺。僕は完全にソレだ。

弊社には営業がいない。基本的には代理店からの仕事たんたんとこなすという感じ。

媒体は様々だが基本は紙。時代はwebだよ!なんて一昔前に言ってたバカもいたけど、webの単価も安いよね。

うちも安いよ、さらにバカだもん。

この仕事をやっていて、残業代なんて言葉聞きもしないし、何分広告を中心としているので、すごく景気に左右される。

新聞の記事下やチラシの枚数とか見てわかると思うけど、激減だよ。

そこで、広告費削って出す時どこのお金が削られるか。デザイン費なんて入ってるようで入ってなくなるんですね。紙の値段もあがっているし。

そのくせ、明日校正出しだから今日中に頼むだ、今夜中に頼むだ、無理難題の納期だらけ。賃金なんてそのへんのバイトより安いよw

なんでこんな仕事してるの?ってきかれたら、なんて答えればいいか悩んでしまう。辞めたい気持ちももちろんある。

一番印象深いのは、職場見学に来た厨房だ。わかったかい?きみが目指すデザイナーなんてこんなもんだよ?って教えてしまった気がする。

夢の破壊者だ。まあ、将来的にはよかったのかもしれないけど。

デザイナーなんて肩書きだけのかっこよさ。実際の生活なんてゴミ屑だよ。

http://anond.hatelabo.jp/20090603151053

横だけど、「クオリティによって」線引きをするべきではないという意見には同意。

あと単純に「陵辱」が含まれているから全部NGにするべきだというのももちろん反対。

ボーイズドントクライ」とか「グラントリノ」とか「告発の行方」とか明確に反陵辱の立場のものを一緒くたにするのは頭悪いと思う。

コンクリート」あたりがグレーゾーンとして賛否両論になるのは分かる。

でも表現の自由を声高に主張する人って、どうも実際に被害にあってる人への配慮が足りない感があるな。

万引きを楽しむゲームがたとえ18禁扱いでも何千本も流通してたとしたら実際に万引きに悩まされてる店舗経営者は絶対いい気分はしないだろうし。

痴漢に仕立て上げて人生終らせるゲームは、実際に痴漢冤罪の被害を蒙った人から見たら殺意を覚えるレベルなんじゃないの?

「それでも表現の自由は守られるべきだ」OK。

他人にそんだけの不快感を強いている鬼畜だという自覚を持って主張してるなら、筋が通ってると思うよ。

でもなんか傍から見てると、自分は同じように不快感を強いられるようなものに囲まれる可能性はないから強いことが言えてるように見えるんだよね。

たまにいる女性の「私はそういうゲームでは傷つかない。傷つく女ばかりではない」という主張も逆効果だと思うよ。

本当に保護を望むなら「ものすごく傷ついてるけどそれでもあなたの表現の自由は守りたい」というべきだ。

2009-06-02

夢?

 奇跡としか思えないことがある。

 どうしても現実とは思えないので、増田に経緯を書いてみる。「よくあること」なのだったら、そう言ってもらえると有り難い。あんまリアルに書いて知り合いに思い当たられても困るので、年齢や状況は適当創作しておく。事実に基づいているのは「動機」だけだ。

 20歳のときに23歳の男と同棲していた。現実を見ない奴で、売れもしない歌を歌って暮らしていた。お金にならないので、当然稼ぐのはこちらだ。20年前のことだ。当時はまだバブルの余波で「若い女性」の稼ぎ口などいくらでもあった。男一人抱えるのなど楽勝だと思った。だが、1年経ったら雲行きが変わってきた。仕事をクビになり、次の仕事が見つからない。貯金は底をついた。お互いの親からは勘当同然の扱いを受けていたので、親には頼れない。切羽詰まって男に相談した。

仕事をクビになった。貯金もない。来月の家賃は払えない」

「じゃあ、どうする?」

クラブで働かないかと誘われてるんだけど、いい?」

水商売? ダメだよ」

「じゃあどうするの?」

「少し休めよ。疲れてるんだよ」

 この『休め』に絶望した。休める状態ではないことを説明したつもりだったのに、まったく男に認識してもらえなかった。翌日、荷物をまとめて男一人置いて部屋を出た。

 去年の6月、20年ぶりに大学同窓会があった。男も来ていた。私が出ていったあとどうしたのか訊いたら、友達から借金してしのいだのだそうだ。

 私は生計を維持していたのは私だったのに、いきなりおっぽりだすような真似をして悪かったと思っていた。無責任過ぎた。だから謝った。

 そしたら、男は「俺のほうこそ、おんぶしっぱなしで悪かった」と言ってきた。

 私は結婚して18年経ち幸せな家庭を築いていた。男のほうも結婚したものの4年で離婚して今は独身。勤め先が倒産してアルバイトをしていた。男がしんどい時期にいることは一目でわかった。何か楽しいことを一緒にしてなぐさめてあげたかった。何度か呼び出して、落語を聴きに行ったり、美味しいものを食べに行ったりした。

 男は私が部屋に残していったものを持ってきた。20年もの間押し入れに仕舞っていたのだという。

 初めて「愛されてたんだ」と思った。そして私も「愛している」ことに気がついた。生活できなかっただけで、嫌いになって別れたわけではない。

 思い悩んでいる間に夫が病死した。夫とのドラマももちろんある。夫が闘病している間、付き添う私を支えてくれたのは、ほかならぬ男だったりする。けれど、奇跡とは関係ないので割愛。夫が居ないことは今も哀しい。

 

 さて、夫の49日が過ぎたころ、男とよりを戻したわけだが。どうしても、手のなかにあるものが信じられない。私は確かに男を捨ててきた。どうやっても取り戻せないもののはずだ。かなり手ひどく振ったという自覚がある。

 一度「夢としか思えない」と言ったら、手を握って「これでも?」と聞いてきた。

 こんな風に振った女を許せるもんだろうか?

 私は男と付き合って幸せになっていいのだろうか?

2009-05-26

http://anond.hatelabo.jp/20090526182940

5.1%wwwwwwwww

損(孫)はこの期に及んでポジティブ発言繰り返してるらしいがwww

SBI証券の口座に200万くらい株があるんだけど、潰れたら保護されるにしてもしばらく売買できなくなったりするんだろうか

(株っつってももちろんソフトバンクの株じゃないです)

2009-05-22

人間としてだめなんて、いわないでよ。

きっと混乱するのはよくあることだから。

それはそれとして、たいていの人が解決して折り合いつけられるのは、本人の試行錯誤ももちろんのこと、やっぱりそれが「たいていの」境遇だからじゃないのかなと思う。語弊があるかもしれないけど、よくあるレベルということかな。

私は違うけど、性同一性障害の人とか複雑な心境で生きているわけだし、深刻なアイデンティティ問題だと思うよ。努力や試行錯誤でどうにもならない溝なり山なりがある気がする。よく知らないで語っているので、不快に思われたらごめんなさい。

http://anond.hatelabo.jp/20090522145934

http://anond.hatelabo.jp/20090522124506

ももちろんはてなの全てを見たわけじゃないから何とも言えないけど、

一部にそういうコミュニティが出来上がってると思うんだよね。

有村なんとかっていうキモい奴をヨイショしまくる連中とか。その辺の話です。

2009-05-19

糞ゲーはだいたいこういう流れでプロジェクトが進む。

とりあえずプロデューサが作りたいゲームを語る。酒の席だったりする。

それを何となくプランナに伝えて営業用資料を作る。この過程で何度も何度もあーでもないこーいうつもりでもないと言いながらもできあがる資料は抽象的でなんとなくそれっぽい絵とどこかで見たようなシステムに独自っぽい名前を付けてるだけのすっからかんペラい物になる。本音を言うと「ポケモンを作る」と言われる方が楽だ。「作りたい本人が説明できない、今までにないような独自のゲーム」を作る事になるとバグとか糞とか以前に完成しない。

そのペラい資料をもって営業に行くがすんなりは決まらない。この間はいい感じだねって言ってたじゃんって展開も。そのまま下にも同じ事を言われる。

決まらないがとりあえず作り始めてとデザイナとプログラマに投げられる。とりあえずジャンル名くらいしか決まっていないので色々聞きながら作ってみる。もちろん面白いとかつまらない以前の内容になる。(十字キーで絵が動くだけレベルとかシステムを一個だけそれっぽくしてるとか)

開発が始まると政治的なパワーバランスなどの都合により今まで作っていた何物かはゴミ箱に行くことに。でも「もう半分くらい作ったんだから簡単にできるハズ」等と言われる。DSのARPGだったハズがPSPSRPGになったのに。(極端だけどハード変更はザラ。あまり大きな問題はない)

プランナはまた初めと同じように内容を伺う。日を跨ぐと違うことを言うので出来るだけ素早く箇条書きにしてる。なかなかまとまらないがデザイナとプログラマはまた何かを作り出す。何を作るかは分からないが何となくキャラとか背景の枚数を妄想して分担表とかをつくる。プログラマも仮想工数表を作る。

放っておくと大量のアイテム、大量のイベント、大量のモンスター仕様バグ、労力の割に効果があまりないような話、壮大な計画がブチ上がってくるので必死で止める。

仕様バグ仕様見ただけで分かるような無茶な物のこと。例えば100個の素材アイテムから3つを合成してすべて違うアイテムが錬成されて全部に名前と効果と絵が付くとか。16万通りもある事を理解できていない)

プランナはこの段階で死にそうになっている。一応存在するプランナの締め切りが迫ってくると当然毎日徹夜して仕様書を作成していくのだが、なんど書き直しても「つまらない」「ここはこういうつもりじゃなかった」「字にすると面白そうに見えないから名前を考えて」「(仮の)絵が気にくわないからインスピレーションが~」「やっぱこうの方がいい」「昨日いいこと思いついた」等の必殺技返り討ちにされる。仮絵をデザイナに描いて貰っている場合はデザイナに頭を何度も下げに行く。プランナの締め切りはもちろん守れられない。その分のしわ寄せはデザイナとプログラマがかぶることになる。毎日毎日両部門に目に隈を作ったプランナ勢が「間に合わなくて済みません」と謝っている。ただしデザイナもプログラマも怒らない。プランナが遊んで遅れてる訳じゃないし。一緒に仕様固めを手伝う。

何となくあがってきたプランナの仕様を眺めながら作る。ただし細かいことは何にも書いてない。オプション画面と一言だけ書かれているならましで、オプション画面の存在が伝えられていない事もザラ。その当りは必要そうな設定項目をプログラマが洗い出してデザイナが全体の空気を読んだ画面デザインを構築して己のインスピレーションを信じて勝手プログラミングする。とりあえず作った物を見せると「俺の指示と違う」等と言われることが多い。指示なんかないのに。ただしこれがそのまま使われることも良くある。

開発が中盤に入る頃には仕様がしっかり上がって……いない。絶対。時間だけが無情にもすぎるが未だ路線が定まらない。分からないところは逐一聞きながら作る。聞かないでも作る。運が悪いと何故聞かなかったと言われる。デザイナはひたすらリテイクを食らう。世界観と合わないとかこのキャラだけ浮いているとか。世界観なんて説明書の2ページ辺りに描かれてる物語程度にしかなかったりするし。絵の枚数が気が付くと増えている。色数指定が破られている。容量が足りなくなる。プログラムで容量を何とかしろと言われる。もうたっぷり圧縮してる。

開発終盤。締め切りに間に合わない事が確定的になってから仕様をとりあえず削ってみる。最初からそれはいらないと言い続けた場所を削るがプロデューサは不満顔。最初から入れなければもっと早かったのにと毎度毎度言い続けてるが変わらない。デバッグ期間は短くてもいいとか言い出す。それで前もバグを出しただろうに。やっぱりあそこが気に入らないから変えてとかこの期に及んで言う。デザイナは絵1枚当たり作業時間が割とはっきりしているのでギリギリまでリテイクされる。プランナはデータを必死で打ち込む。「戦闘バランスが悪い。調整してないのか」とか言われる。その時間はお前が削ったんだ。プログラマは頻繁なデータ差し替えをしながらバグを潰していく。何度言ってもデータ差し替えはすぐ出来ると思われている。そろそろセレロンはやめて欲しい。デザイナもメモリが足りないので勝手に増やしている。バグは無理矢理潰す。みんな死にそうな顔をしているが激太りもしてる。

発売前にプロデューサが偉そうな顔して雑誌ブログコメント

発売して糞ゲーと言われる。世間一般的にバグれば販売元とプログラマのせいにされて(予算を出さなかったから、プログラマミスをしたからと思われている)つまらなければディレクタプロデューサが批判される。(世間の(俺の)面白いと思っていることを理解できていない!とか)このために軸のぶれているプロデューサやディレクタは上がってきた物が面白くないと感じると仕様変更ガンガン入れてくる。たとえバグっても内容が悪くなければ叩かれるのは自分じゃないもんね。時間と金をもって来ないのにこれをする人が時間無駄遣いさせる。プログラマバグを出したくないので仕様変更が出ないよう出ないよう事前に釘を刺しに行きたがる。

終わった頃には人数が減っている。そして募集が掛かっているw

  • 2009.5.23

たくさんのコメントありがとうございます。まさかこんなにと驚いています。某氏からの反応も合ってとても嬉しいです。せっかくなのでいくらか追記してみたいと思います。

仕様バグの話はネタではありません。頻繁にあることで実際に一度や二度ではなくそれがありました。私の経験では数億通りのパターンが生まれる仕様バグでした。なんでこんな事になるのかというと、仕様を考えている人が数学が不得意だから……ではなく数字を計算する癖がないからだと思われます。どんな仕様でも数字が出てくれば相応の計算を一応するといった癖がないので平然とこのような仕様が出てくるのです。

この日記は上が悪いように書いてます。私はお察しの方も多いようにプログラマです。プログラマの悪いところももちろんいっぱいあります。都合の悪いことは直接上に言わないでプランナに押しつける、データ入力時の細かい事項をプランナに教えない。遅れたのはプランナのせいだと後になって愚痴る。デザイナが指示したとおりの仕様データをくれない!……とプランナに愚痴る。基本プランナさんごめんなさいなのが多いですね。デザイナはデザイナで上のチェックをせずに提出したり仕事してる振りして同人描いてたりしてます。他にも色々あるそうですが細かいことは知らないです。プランナは上からの変更を周りに伝えない資料に必要事項を書かない等など。

>これでも採算撮れるなら仕方ないなー。

細かいことは上の人間じゃないので知りませんが、赤いのは赤いです。根拠はいろいろですが、わかりやすいのは給料遅配とか。

良作はどうなるかというと本筋の流れは大して変わりません。先にお断りさせて頂きますと私は良作の制作にほとんど関われたことがありません。本当にちょっとちょっとちょっとちょびっとした良作程度の経験お話しします。

予算や行程にゆとりがあってもより良い物をと仕様変更ガンガン入ります。むしろ入らない作品はつまらない物になります。(某氏らが言うように普通に作っていればだいたい糞ゲーです。)というのも一番最初に上がってきた構想がそのまま「誰が聞いてももの凄く面白い! これは売れる!」なんて事はないと思うからです。(思うというのは知らないと言うことです。そういうすごい構想を語れる人もいるのかもしれませんが)なので仕様書を作るときも実際に制作を開始してても、例えバグフィクスをしながらでもいろいろな変更が入ります。「入ります」という言い方では語弊すらあります。入れるのです。現場から積極的に変更をかけていきます。自分の納期が迫る中でも良い物を作りたいのなら自分担当分に変更を打診します。嫌な目で見られるかもしれなくても、その人の睡眠時間がなくなろうとも、より面白くなるアイデアがあるのなら他人の担当分に変更を促します。そのアイデアが入れてみたらつまらなくて元に戻して欲しい場合は、相手が死にそうな面をしていても戻そうと言います。最初から最高の物を構想できれば必要がないことなのですが、現場も上もそろって天才なんてことはないので、以上のようにするのです。そのようにして出来たゲームが余裕で糞だったりしますが。

糞ゲーは現場からの仕様変更がない、上の言うことを聞かない下が悪いのか、下にそっぽを向かれる上が悪いのかわかりませんが下が上に何も言わなくなってしまう状態だと非常に良く起こりえると言えます。何故こうなるのかというのは普通会社と一緒です。評価してくれない。給料が上がらない。手柄を横取りされる。売れれば俺のおかげ売れなければお前らのせい。そんなことですね。「糞ゲーだろうとバグゲーだろうと俺の給料変わらないし」のようになるんですね。これを職務放棄だと言われる方がいると思いますが、まさにその通りです。ダメダメです。

ちなみに知らないですが、上から下に何も言わないような場所は最初からダメでしょうね。そんなにトップから末端まですべての人が自己管理完璧スーパーマンなわけないですから。なので厳しいプロデューサやディレクタは絶対必要条件です。この日記プロデューサやディレクタは気まぐれだったり本当に適当だったりもありますが良い物を作ろうと変更をしている……と思います。問題は厳しくても他でフォローできる、もしくはその役割を担当できる人がいること、もしくはそれに耐えうる強い精神力および目標とか夢がある事じゃないかなと思っています。徹夜してる人にコーヒー買ってくるくらいのなんでもない気遣いでもいいんですけどね。あんまりやるとつけ上がりますがw まぁ、どれもないから辞めるんですね。

最後に私も上からの視点で書いた記事を読んでみたいです。分かって欲しいとか言っても無駄とかそういう気持ちみたいなのはどうでも良くて、ただの事実として。

2009-05-16

先生在日だった

私は中高一貫女子校に通い、そこはそれなりの進学校東大医学部現役合格が出ても騒ぎにならない程度)だった。

校則がほとんどなく(自主性に任せられていた)、教師も個性だらけの学校であったため、すこし浮いた学校だったと今ならわかる。

生徒は自主性を重んじられるあまり大変気の強い人間に育ち、教師に対しての反抗心も露骨だった。

そんな私達がみな慕っていた教師がいる。

おおらかで、先生らしくない能天気さを持ち、えらそうでないのに尊敬したくなるほど人柄がよかった。

そしてその先生在日だった。

そういえば在日だったなあ、と思い返すぐらい、そのことについては印象が薄くて(先生名前韓国での読み方にしていたし、在日であるがゆえにうけた差別などについて話してくれたこともあったはずなのに、だ)今思うと不思議たまらない。

これはどういうことだろう? 

私はひとつずつ、先生の言動を思い出していくことにした。

 

たしか先生社会を教えていた。

ある日、日数が余ったかなにかで(私の学校勉強に力を入れていないのでそういうことは日常茶飯事)特別授業として人権差別のことについて話してくれたことがある。(人権問題の講座の担当もしていたので)

先生自分在日であることを自分の口で述べたのもそれが初めてだった。

名前読みは韓国での読み方になっていたので、在日であることはうすうす感じていたけれど、私達は特に意識もしてこなかったので、先生の話にちょっとドキリとした。

先生の話は名前のこと、自分の出生のこと、そして大学時代、友人だと思っていた人から差別されたことや(しかしそれを笑い話にして話してくれた)、それを救ってくれた別の友人との出会い、最後には差別がどれほど人を傷つけるか、けれどそれを救ってくれる人はいるのだ、というものだった。

先生日本韓国の歴史に対しては何も言わなかった。むしろ、「日本」「韓国」なんて単語を出すこともなかった。

話では常に自分と友人が登場人物であり、国家の話に摩り替えられることはなかった。

先生は個人と個人の間で起きた差別について実感してもらうためにまず私達に自分の体験を話してくれたのだ。

その後、先生日本にあった「女人禁制」や他国の差別問題などの話をはじめ、きっとそれが本題だったのだろうけれど、

私達は導入部分であったはずの先生が受けた差別についての話にかなりショックを受けていた。

泣く学生も続出していて、でもそれは自分先生差別した友人と同じ日本人だからショックだったとかそういうものではなく、

いい人が不条理な扱いを受けた、という事実に涙していた。差別というものの残酷さに泣いた、それだけだった。

別に先生アメリカ人で、その友人がイギリス人でも同じ反応をしただろう。(アメリカイギリスにそんな関係があるのかは知らない)

先生も問題にしたかったのは「在日」ではなく「差別」だった。

差別経験を話す際、偶然先生が「在日」だっただけ。そこに重きは置かれていなかった。

その先生差別の話を聞いたところで、私達の頭に歴史がよぎるわけもなく、

ただ私達が過去経験した話を今の友達にするのと同様、その人の財産である経験を見て、さらに信頼を築いている、それだけのことだった。

先生スタンスは常にこんな感じで、国家や立場を、人と人の関係より重視することは決してなかったのだ。

だからこそ私は、先生在日であるということを、さほど意識してこなかったんだろう。

 

こういった状態には賛否あるんだろうと思う。問題意識が足りないとか、そういう点で。

私の学校には在日の子もいて、でもそれも同じように気にならなかった。名前が見慣れないってぐらい。

彼女達も自分在日であることを隠すわけではなかったけど、それで関係がどうなるってことでもないし、国の名前が会話に飛び交うこともなかった。

問題意識が足りない、と言われればそうなのかもしれない。

歴史問題を考えるいい機会だったのかもしれない。

バックボーンをきちんと理解することが礼儀だって思う人もいるのかもしれない。

でも、私達はそんなことを意識する以前に仲良くなっていて、その関係が密接であるために、国家という大きすぎる定義を取り上げる必要性を感じていなかったのも確かだ。

もちろんそれは日本人である私達がのんきに考えてあげなかっただけだ、ということなのかもしれないけれど、

別に在日の生徒がだんまりをしていたわけでもなく、自分家族が受けた差別経験などについては、人権問題イベントなどできちんと意見する人ばかりだった。

そのさいでも、被差別者だからといって私達が態度を変えたこともないし、それが友人関係に影響を与えることはなかった。

それと同様、私達がただ友達で、青春時代をともに過ごす関係である上で、国家歴史は特に持ち出すべき問題ではないと私達も、彼女達も考えていたんだと思う。

私達の中で、彼女達に日本人として申し訳ないとか思う子もいなかったし、あなたたち韓国人ってなんで歴史捏造するの?と思う子もいなかった。

私達は学生番号XXXXX1とXXXXX2で、仲がよくて、クラスメイト

それでよかった。

 

これがいいことだったかはわからない。最後までいい先生、いい友達、で彼らとはいられたし、差別だとか思いつかないほどだった分、歴史問題について意識が薄くなってたかもしれないことは確かだ。

世の中にそんなに在日を嫌う人や、在日の中で日本を嫌う人がいるんだって考えもしなかった。

はっきり区別するものだということ自体に驚いた。

世の中の状況をネットなどで知って、私も国家についてすごく考えるようになる。

ネット在日って言葉に反応する人は結構いるし、

その反応する人に反応する人もいるし、

あの学校生活と反対に、国家というものが人間関係ですごく重視されているのがネット(特に不特定多数が出入りする)だと思った。

学校では校舎という狭い世界に閉じ込められていて、クラスや学年で個人個人がちゃんと識別できていたし、「あいつ1組だし」とか「あいつ三年だし」とかでちょっと冗談偏見持ったこともあったかもしれないけれど、国家なんて大きすぎるものさしで人を考えることはなかったのに、不思議だと思った。

 

学校とは違い、ネットはおそろしいほど広大だ。

広すぎて、人が一人一人区別できなくなってくるし、クラスや学年でちゃんと整理されているわけでもない。むしろわざと匿名不特定多数の出入りでわからなくなっているところもある。

そんな中で、ちゃんとはっきりとわかる「個」というものは、ネットを構築している言語だろう。

日本語サイトフランス語サイトフィンランド語サイト英語サイト…。

日本語を話すのは日本人」と言ったら語弊があるけれど、

日本語サイトを見たとき、その人がどこにいてどんな人なのか、なんてわからないことも多いけれど、

日本語があるのだから、きっと「日本人」なんだろうと思うことができる。(例外ももちろんあるけど)

そこにいるのが誰かまったくわからない世界に飛び込めば孤独感で人が不安になるし、なんとか判別できる個性を見つけようとするだろう。

けれどネット混沌としすぎていて、ちゃんと分けるとき重視してしまうのが「言語」、そして「国」ぐらいしかないのではないだろうか。

日本土地に住み、日本学校職場に通っている間、頼るはずもない「自分も相手も日本人」という意識が、

こうした広大な世界に入るととても重視されていき、

結果的に「自分日本人」という自覚が、どんどん大きくなっていく。

国家はこうしてネットの中で重要視されていくんじゃないだろうか。

私も今は「自分日本人である」という意識、そして「○○人は好き・嫌い」だとか考える気持ちが芽生えている。

でもそれはあくまで、不特定多数が出入りし、そして個があいまいになった集団の世界にいるときだけだ。(あと、政治問題もこちらかな、と思う。人一人ではなく、国と国の問題だから。)

個人で向き合ったときそれは払拭すべきで、学校生活のおかげか私はそれが自然とできるようになっている。

人一人と向き合ったとき国家関係歴史というものの影響がすっかり消えてなくなるというのはすごく不思議な現象で、当たり前のことのはずなのに、すごく平和に近いんじゃね?とか思えてしまったりするのは、私はまだまだ平和ボケしているからなんだろうか。

違うと良いな。

2009-05-10

http://anond.hatelabo.jp/20090510163637

固定ファンに懐かしさで買わせることももちろん考えてるだろうけど、ポケモンはとくに小学生狙いのタイトルだから、世代交代も狙ってると思う。

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