2009-06-08

アニメーター給与改善する簡単な方法

DVD買おうとかいう話ももちろんあるけど、より直接的な方法がある。

 

アニメーター給与が低いのは、それはTVアニメの話。劇場アニメはそれぞれ単価がまったく違う。

 

原画TV→4000円 劇場→15000円

動画TV→200円 劇場→400円

 

ぐらい違う。もう全然違う。もちろん上記は例であって、作品によって単価が上下することはあるんだけど。

でも劇場はそれでも1万を切る事は通常無い。(先日のJAniCAシンポジウムの記事を見るに、上記よりは少し低めなのかな?)

だから、アニメーター給与改善するためには、劇場アニメをもっと作れるようになればいい。

TVアニメDVDを買ったとしても単価が倍の8000円になることは普通ないが、

劇場アニメが沢山作られるようになったとしても4000円まで落ち込むことは考え難い。

 

みんな、劇場アニメを見に行こう。劇場アニメをより広く定着させることで、アニメ業界はよりよくなると思う。

これは給与だけではなく、作画品質も向上する効果がある。劇場アニメは単価が高い分だけ、原画マンに対する技術要求も高くなる。

それを維持するための教育環境アニメ会社に作られるし、ひいては長期スパンで見れば人材不足も改善できるはず。

 

動画に関しても、TVアニメのように切迫したスケジュールがない劇場には、TVほど海外に頼らなければならない理由も無い。

つまりTVアニメよりは劇場アニメのほうが、国内動画マンを増やすことができる。

 

 

問題点もないわけではない。

まず技術要求が高くなる、ということは1日にこなせるカット数が減るということ。

TVアニメ→1日2カット(計8000円)が、劇場→2日で1カット、となってしまっては元も子もない。

こればかりはアニメーター各々が技術向上(作画の質・作画速度共に)していくしかないし、それは業界として悪い流れではないはず。

 

また、スケジュールがゆるい、ということはグダグダになるケースがあるということ。

これは同人ゲームを作ろうぜ→1年経ってもできねぇーってなってる方には身に覚えのある話かもしれない。

ここらへんは制作の力の見せ所ではあるが、どうしても長期スパンだと生まれやすくなるものなので、

空の境界などのように数回にわたって上映するスタイルが定着するといいのではないかと思う。

 

あと個人的には劇場より深夜アニメのほうが好きなんだよなー。<ぇー

劇場って、金かけてる分だけ肩に力が入っちゃってるって言うか、観てるほうも体力いるんだよなぁ。

いいじゃないの。劇場とかでけいおんとか咲とかひだまりとかやっちゃってもさ。ゼーガペインとか劇場でやろうよ。…無理か…

劇場用に再構築したゼーガペインとか見たいなぁ…ってゼーガペインは深夜じゃなかったっけ。

 

 

てなわけで、みんな劇場アニメ見に行こうぜ!とりあえず劇場なのはとかからどうよ。

って書くとセブンアークスの回し者みたいだなぁ。

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