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2021-02-11

「国の借金」というウソに騙されるなよ!

https://news.yahoo.co.jp/articles/5ed1a2fab6a47d2904537a6fc5662d011702ce18

 国債借入金政府短期証券の残高を合計したいわゆる「国の借金」が2020年12月末時点で1212兆4680億円となり、初めて1200兆円を突破した。

 財務省10日、発表した。同年8月1日時点の日本人人口(1億2333万人)を基に単純計算すると、国民1人当たりの借金は約983万円に上る。


たこ記事だよ。相変わらず国の借金を煽るような記事流してるけど、「国の借金」という表現ウソからな。まだ信じているやつは今すぐ目を覚ませよ。

正確には「政府負債」ね。国債日銀当座預金という政府銀行との特殊預金によって決済されるのであって、その貸し借りに国民お金は直接影響しないし誰も損しない金。「信用創造」とかで調べてくれ。だから負債と言っても帳簿上の記録にすぎないから、返済しなくても問題ないし、残高を見ることにも意味がないってこと。そして、政府予算執行して民間に支払われると「国民お金」が増えることになる。当たり前だ。つまり政府負債国債発行=貨幣発行なんだよ。

また「国の借金」という言い方をした場合は、海外に対して日本がどれだけ借金をしているのか、という意味になるが、それでも日本対外純資産残高は増加傾向であり、海外から見れば29年連続世界一お金持ち国家である。まぁ、裏を返せば国内ではなく海外お金が流れてしまっているわけだけど。


では、なぜ国民にこんなウソ表現刷り込み続けるのか。

それは、政府いくらでも国債発行して支出できることが国民に知られれば、これまで行ってきた政策ロジックが崩れるからだ。

これでは、国にお金がないと言って増税してきた保険料消費税についても辻褄が合わなくなる。だから財務省はじめとして多くの政治家経済学者達は、必死こいて「国の借金は将来のツケ」であることをアピールして国民を騙し続けようとする。自分たちの間違った政策によって、日本が長年デフレで苦しみ続けてきたことがバレないように。


また、この不景気における緊縮財政は、グローバル政策民営化を進める上においてもてっとり早い。

例えば、国民は国にお金が無いと信じ切っているため、国民同士でパイを奪い合ってしのぎを削り合うことになる。すると、ますます貧困格差を進めてしまい、やがて批判の矛先を政府ではなく国民自信に向けて攻撃しはじめるのだ。最近でも、「高齢者お荷物」「高所得者児童手当はいらない」「倒産する事業者貧困自己責任」といった論調国民同士叩き合うみたいなことが実際に起きているよね。そしてそこに竹中平蔵がやってきて甘い言葉を囁くんだよ。「みんなお金欲しいでしょ。解決方法あるよ。BI始めるのどうかな」←今ここ


もちろん彼が狙っているのは社会保障破壊だ。郵政民営化雇用規制緩和と同じ手法で、BIを行う代わりに生活保護年金健康保険といった国の事業廃止させ、新たなビジネスねじ込ませて利益誘導を狙うお馴染みの手口なんだよ。竹中平蔵だけではない。外資系企業日本へのビジネス参入を狙っているかもしれない。特に今みたいな国難で無力化している時にこそ、国民から賛同も得やすいからね。資本経済における新自由主義体制では、こうやってハゲタカ達が虎視眈々と国益を吸い取ろうと狙っているんだよ。もう同じ過ちは繰り返したくない。だから賢明はてなーの皆さんは、このウソには騙されないようにするんだぞ。

(BIに反対したいとかではないので誤解無きようお願いします)

 
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