針や糸や鋏など裁縫に使うものはもちろん、洗濯ばさみ、クリップ、壊れた安物ネックレス、シャーペン、もう捨てたミシンのパーツ、そして元はキーホルダーのチャームであった土偶。
土偶は有名な遮光器土偶ではなく、調べてみると中国の武人をかたどった埴輪であるらしい。
え、土偶ではなかったのか。
今の今まで、おそらく10年以上、裁縫箱に土偶があると思っていたが、土偶ではなく埴輪だった。
シンプルなデザインの土偶改め埴輪は、親指くらいの大きさで素焼き。腕は無く腕の位置に穴が開いていて、キーホルダーだった時には穴に紐が通っていたような気がする。
裁縫箱に入れる前は、どこかの土産物屋のしわくちゃの小袋に入っていた記憶はある。家族の誰がが旅行先で買ったものだとは思うが、埴輪が土産物になるような場所が思い当たらない。少なくとも家族旅行では行っていないはずだ。
裁縫箱に入れた経緯もよくわからない。片付けをしていて、小袋が破けたかどうかして、手近にあった裁縫箱にとりあえず入れた…と言うことなのだろうが、まったく記憶にない。
いつ壊れたのかも記憶にない。キーホルダー部分を捨てた覚えもない。ただ、埴輪部分だけがいつの間にか裁縫箱の隅にあった。
そんなこんなで印象の薄い埴輪だが、今手にとってみるとなかなかいい顔をしている。穏やかでゆるくほほ笑んでいる。
10年裁縫箱の中でほほ笑んでいた。特に捨てる気もないし、他の適切な場所にしまい直す気もないから(適切な場所とは?)、これからも裁縫箱の中でほほ笑み続けるのだろう。
そりゃあ、身なりと喋りがダメやったんやろ
恥ずかしながらオーストラリアにも加害の歴史があったことを初めて知ったよ
素人のYouTubeとかじゃなくて校正されているものがいいが、今どきヘイト本すら出版されてるし、出版されてるからそれなりの内容だろうというわけにもいかんし……山川の教科書とか?
家の中で動いてええんやで
そういう人はいるなとは思っていたが、言葉としては始めて知った。
LGBTQIA(+)という表記があるが、やはり色々あって単純ではないな。
私は自分の体をなでたりさすったり抱きしめたりするのが好きで、恋人といるよりも1人でいる方が好きなんだが、こいういうのもなんかカテゴリーがあるんだろうか。self-partnered とも違うような気がする。
多様性がすこしずつ認められていくのはよいことだと思った。
陶人く〜ん♪