2020-01-28

中肉中背でドブスな地味女先輩のせいで一発で性癖歪んだ

その先輩は俺が学部4年生のとき史学科の博士課程に在籍していた。

俺が所属するゼミ教授研究室人間だったのでたまにうちのほうのゼミに呼ばれて顔を出してた。

正直その女先輩の印象は悪かった。

化粧ド下手糞、髪ぼさぼさ、ドブス、下ばっか向いてる、声が小さい、うざいくらい喋りがバカ丁寧、質問するにも意見言うにも前置きが長くてクソ冗長

うちに呼ばれる博士研究生には他に男2人がいたけど、その人たちもいかにもコミュ障オタク丸出しで正直気持ち悪かった。

から博士課程のお兄さんお姉さんがたがうちのゼミに顔を出す日はうちらは妙に緊張したムードになってたし、

数カ月に一度訪れる「めちゃくちゃ退屈で面倒な日」としてゼミ同期は舌打ちしていた。

「人文系博士ってやっぱ変な人ばっかなんだな。全員キショいやん」

同期の一人がそう吐き捨てたのを聞いたことがある。

やっぱりあの人たちは普通感覚からすると異人だった。

そんななか、事件が起きた。

当時の俺は大学敷地内で大便をひり出す便所を決めていた。

履修説明会やらイベントやら以外でほとんど誰も足を踏み入れないようなホールにあるトイレだ。

俺はウンコブリブリ出る音を人に聞かれたくない乙女な面があったのだが、

そこだと静かゆえに集中して全力で排便できた。

ある日、いつものようにホールのに乗り込んだ俺は広い多目的トイレボタンを押そうとしたのだけど

珍しく使用中ランプがついていた。

仕方がないので、普通の大便トイレ使おうと移動してズボン脱いでケツを出すとこまでいったけど

やっぱりいつもの場所じゃないからクソは出ずに屁だけが出るばかりだった。

しびれを切らした俺は、多目的トイレの前に戻り先客が出てくるのをずっと待つことにした。

5分くらい待っただろうか。

多目的トイレのドアが開くと出てきたのは博士課程の男だった。

軽く会釈すると、驚愕の形相で俺の顔を見つめてすぐに目を逸らされた。

「(こいつほんとコミュ障だな)」

不快感がこみあげてくるやいなや、なんとその後ろに博士の地味ブス女ともう一人のブサイク男先輩もいることがわかったのだ。

俺が呆気に取られていると、その二人はが完全に地面を見つめるレベルに下を向きながら我先にと出て行こうとする。

汗で濡れた髪を真っ赤な顔にへばりつかせながら、そそくさと俺の横をすれ違う地味ブス女先輩の顔から

ザーメンらしき真っ白い粘着質の液体がボタッと地面に落ちるのを見た。

誇張抜きに人生で一番ショックを受けた出来事だった。

衝撃のあまり便意を完全に失ったというのに俺はなぜか、ついさっきまで彼らが乱交セックスをしていたと思しき

多目的トイレ内にフラフラと入っていき、便座に座り込みずーっと呆けていた。

あんな地味な先輩がよりによってこんなことするのか……」

そんなことばかり考えて頭が混乱していた。

相変わらずのドブス顔、真っ赤になった頬、汗で乱れた毛先、ザーメン

あの衝撃的な一瞬を何度も何度も思い出しているうちに、下腹部ジンジンと浮き上がる不思議感覚に襲われ

それが陰部にまで広がり、なんと俺はその場で果ててしまった。一切触れていないのに。

今思えば、あれは広義のNTRだったんだと思う。

全く性とは程遠い人間確信していた女先輩が、実は貞操観念がぶっ壊れた行為に及んでいたという"裏切り"。

それを実際に目撃してしまたことで想像だにしないほどのショックを俺は受けたということだろう。

その晩から俺は毎日ドブス女先輩をオカズオナニーしまくった。

記憶を薄れさせたくなくて、また博士課程乱交トリオがうちのゼミにやってくる日を心待ちにしていたけど

結局そのイベントは訪れぬまま俺たちは卒業に至った。

あの出来事で俺の性癖性的嗜好破壊的なまでに歪んだと言っていいだろう。

トイレ事件の日以来、俺はそれまで行ってた可愛い子が多いと評判の短大との合コンには一切行かずに、

電通大首都大かいかにも地味ブスが多そうな大学とのコネクション構築に奔走した。

ドブス地味女先輩の幻影を追い続けるようになったのだ。

そうこうしてあの先輩と同じ属性であるどうしよもなく地味でブスで真面目な彼女ができた。

セックスはもっぱら多目的トイレで行い、顔射で果てるというのが必須パターンとなった。

欲を言うと3Pまでいきたかったけど、周りの男友達には到底頼めなかった。

どいつも俺の彼女の顔を知ると冗談めかして「お前どうしちまったんだよ!!四谷怪談じゃねえか!!」

なんてイジっていたけどそういう女を彼女に選んだ俺に割とガチで引いてるのが伝わったからだ。

これから俺は彼女トイレで一緒に抱いてくれる清潔感のないオタクを探す旅に出ることになるだろう。

ネットを頼るつもりだ。

でもそれで俺の欲求が完全に満たされないとは予感している。

結局のところ、相手はあの博士課程の女先輩本人じゃないとダメなんだろう。

そして乱交場所トイレもあの大学のあのホール多目的トイレでなければ……。

もう一度ドブス地味女先輩と会いたい。

セフレにしたい。

悶々としながら俺は生きている。

  • うんち

  • 今年読んだ増田で一番草生えた 博士課程の暗い面々が混合ブリーディング トイレって臭いが、実はあれは性の匂いやったんや

  • めちゃくちゃ興奮して勃起した。 エロ漫画やセリフ付きCG集として売ってたら5000円出しても買うくらい刺さった。

  • ドブスってそこらじゅうにいるけどオシャレも放棄して雰囲気すら顔面通り救いようがない女ってマジで全然いないよな。 どのブス女もみんな実際の顔面以上の容姿とご認識させようと...

  • ティプトリー作の船内で顔に袋かぶせられて常習的に○○○されてた女船員の短編おもいだしたオレも多分鬼畜・・・!

  • この女先輩は超絶美人より珍しい存在だと思う

  • いい文章だ

  • 一橋?

  • うんこ我慢で前立腺圧迫か なるほどね

  • 予想外の展開だった。そして理解できた。 競争率低いところに需要を持つようになって良かったじゃん。強い片思いへの執着は誰しも持つのだから、得したよ。

  • それはただのギャップ萌えです

  • エロ漫画でもたまに見るけど、多目的トイレでヤるのはやめろ はてなーも人気ブコメにその類のコメントがひとつもない倫理観、ルール・マナーモラルの欠如が見られてほんと悲しいわ

    • だって多目的って。

    • アメリカではセックス依存症も立派な疾患扱いだと聞いたけど つまり先輩たちは、疾患に起因する衝動性によって自らの意思に反してやってしまうこともあるだろう

  • まさかこの数ヵ月後にアンジャッシュ渡部があんなことになるとは……

  • 渡部……

  • 渡部……

  • 渡部……

  • 渡部…

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