2019-11-25

フェミニストネトウヨの頭の中は似ている

 1 作品を読まない

   

ネトウヨ表現不自由展に行かない

 

フェミニストは宇崎ちゃんジャンプも『娘の友達』も読まない 

   

 自分の目から視るとどんなに片寄っているように見えるかだけが大事で、文脈や他の人の感想、意義は無視し、読まずに批判する。ツイフェミ表現の自由戦士、ネトウヨリベサヨなどお互い敵対相手を名指しした上で自分の仲間を作ってネット上の居場所を確保しているため、炎上が起こると仲間内に対して自分は仲間だというアピールをいち早く行う必要があることの弊害かもしれない。どうでもいいが、リベサヨかつ表現規制反対だと面倒なことになってしまう。

2 論理構造

ネトウヨの頭の中では、慰安婦や特効兵を題材にした芸術日本を貶めている。彼らは、戦争中の日本が行ったようなことは他国もやっているのに自国だけを批判するのはおかしいと思っている。他の国のことは無視して(欧米植民地政策をやっていた、アメリカ原爆を落とした)日本についてだけ悪かった点をことさら強調するからリベラル欺瞞などと言われる。白人黒人その他いろいろな人種慰安婦像を作って並べたら案外文句が出ないかもしれない。ある意味公平性を求める運動ともみなせる側面がある。欧米その他の国々の歴史の暗部と日本の暗部を対等に扱えと要求している。

 

 フェミニストの頭の中では萌えイラスト差別再生産するものである性的側面が強調されたイラスト女性性的にのみ扱うことを肯定するメッセージを発していると主張する。そして、このメッセージ世界からなくすために萌え表現をなくそうと主張する。ネトウヨの頭の中では、慰安婦像は日本他国比較して道徳的に劣った存在としてのみ扱うことを肯定するメッセージを発している。だから慰安婦のもの慰安婦像を世界からなくして(なかったことにして)日本を他の国々と対等にしようとしている。

 言うまでもなく慰安婦像は日本けが道徳的に劣っていると主張などしていない。萌え表現も、女性身体の素晴らしさを表現する側面がある(余談として、女性が作ったBL文化女性による男性性的消費についてもっと語られないと公平とは言えない)。表現意味自分が感じた通りにしか捉えずそれ以外は認めないところ、表面では公平を求めた運動だというところが似ている。

3 気に入らないものへの対処

 表現不自由展には暴力行使示唆する脅しが入った。赤十字雑誌クレームが入れられた。ネトウヨの方が悪質さが一歩先を行っているが、クレーム対処コストにして主宰者に表現存在することを諦めさせようとする共通点がある。

雑な個人的まとめ

 どれだけ醜い顔の人でも、存在拒否されるのはおかしい。世界存在していいもの判断する権力自分にこそあると主張するのは傲慢と考える。

 世界存在しているものに対して「消えろ」と主張するのに躊躇いがないところが怖い。

付記 ゾーニング論は、フェミニスト自身が、ゾーニングされた作品をわざわざ持ち出して騒いでいるフェミニスト批判して叩きのめして初めて検討に値する。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん