一ヶ月程度このWebサイトを利用した雑感をここに記す。
エキスパートユーザーから見ればおかしな点もあるかもしれない。
「はてな匿名ダイアリー」のユーザーは「増田」と呼称される。
まず「はてな匿名ダイアリー」が「アノニマスダイアリー」になる(なおアノニマスとは匿名を意味する)。
さらに「アノニマスダイアリー」を縮めて「マスダ」「増田」というなりたちだ。
「言及する」機能はかつては「トラックバック(トラバ)」と呼ばれていたらしい。
「日本死ね」で知名度を高めたためか、ここを告発サイトだと誤解している人がいるようである。
プログラミングやハイテク機器、アニメや漫画、学校や会社、政治や犯罪、貧富の差、性差、料理などの話題を好むユーザーが多いようだ。
また話題は「はてなブックマーク」のホットエントリー(ホッテントリ)とも連動しがちである。
このWebサイトは匿名だがコテハン的に存在を把握されているユーザーもいる。
彼らは基本的には名前を名乗るのでなく独特な行動から周知されている。
半角スペースを入れる。もしくは3回改行する。
(改行がないと見づらいので、これだけは覚えてもらいたい)
なお土日にはユーザー数が増えるかと思っていたが逆に減るらしい。
それによると1日あたりの投稿数はおよそ2000程度らしい。
そこから考えるに投稿ユーザー数は300~500人くらいだろう。
(少なくとも2000人以上の投稿ユーザーはいないということになる)
このWebサイトはそれなりに知名度の高いWebサイトだと思っていた。
そう考えるとこのWebサイトの訪問者は3000~5000人くらいではないか?
最初の投稿はある程度の文字数(400文字程度?)が求められる。
一時間に数回程度は数千文字単位の「渾身の増田」が投稿されることもある。
彼らは基本的に投稿したらおしまいで、あまり返信しない傾向にある。
文字数は多ければ多いほど良いとは限らず大抵の長文投稿はほぼ読まれない。
文章読解の難易度(可読性&文章量)が高くなると読まれなくなる傾向がある。
しかし、難読長文投稿でもなぜかヒットすることもある(この現象はいまだ解明できず)。
読まれる難読長文投稿と読まれない難読長文投稿の差はどこにあるのだろう。
正論は読まれないというのは、この手のWebサイトに共通するポイントである。
反応が欲しいなら正論でも暴論でもない絶妙なバランス感覚が必要となる。
ブックマークコメントは対話的な方法論ではなかなか得られない。
ブックマークコメントが欲しいときは「お題」「大喜利」を意識すると良いだろう。
(100文字までの文字制限があることも留意しなければならない)
文体が特徴的だったりすると「同じやつだな」と思うことがある。
同じやつが同じネタで投稿を繰り返して、たまたまヒットすることがある。
そういう時は「成し遂げたな」という気分になる。