ハマれなかった。
今、界隈は公式への不信感で荒れている。
人気投票形式で戦って、大量のCD積ませて、負けた側には何にも見返りがなかったからだ。
CDをたくさん買っても、人気が無ければ好きな子の握手会が開かれないAKBみたいなものかな。AKBもよく知らないけど。
結局、ビジネスだから商魂たくましいのは良いと思う。でもファン切り捨てるのはやばくない?
もともと、私がヒプマイに対して抱いた第一印象は、「女尊男卑設定要る?」だった。
これはポリコレ云々の話じゃなくて、単純に「その女尊男卑設定必要なくね?」っていう世界観に対する指摘ね。
女尊男卑だろうが男尊女卑だろうが、物語の上でどうしても語らなければならない必要な要素であるならば、描写するのは自由だよ。
だけど、ヒプマイのそれは必要じゃないじゃん。明確に女尊男卑である描写は「女性は男性の1/10の税金」「政権は女性のみ」ぐらい。
どうしてここまで女尊男卑な世界になってしまったのかとか、その歪んだ体制を男性はどう打ち砕いていくのかとか、
キャラそれぞれがそんな世界をどう捉えているのかとか、触れるか触れないか程度に語られるだけだった。
テリトリーバトル(ラップバトルで勝ったものが領土を与えられる)というものも女尊男卑である必要性がないんだよ。
むしろ、公式から出てる各チームに男しかいないだけで、女だけのチームもいるかもしれないとかの方が夢女にも優しかったんじゃない?
もちろん、ラップというミソジニーが染みついた世界を性別関係なく楽しめる世界にしようと今頑張っている方達がたくさんいるのに…
だとかそういうのものが全く無かったとは言えない。
「女尊男卑」という設定がくっついていることに、
「お、社会問題に切り込むのか。オタクコンテンツとしては珍しいな」とちょっとは期待した。
同時に「多少の炎上はあるかもしれないけど、女尊男卑でなければならない要素があれば表現するのは自由」だとも思った。
結局とってつけたような設定だった。がっかりした。
最初に「あ、ヒプマイはまれないわ」と思ってしまったのは、このガバガバ女尊男卑設定と、それでゴーサインだした公式への不信感。
その後、友人が好きだったから色々音楽を聞いたり(洋楽がメインだけど元々ラップジャンルは好きだったし)、ツイで検索したりした。
でも、一部の声優以外はやっぱり下手で、「お経?」って言いたくなる人もいるし、曲も好きになれなかった。
いくら有名な人が作詞・作曲しようと、歌い手が並以下なら持ち上げる気にもならない。
ていうか、そもそも昨今の声優がでしゃばる風潮が好きじゃなかったし。
それからキャラ萌えで片足突っ込んで、公式を好きになろうともう1回頑張ってみた。
これが3週間ぐらい前。キャラ萌えってすごいね、あんなに聞けなかった音楽もちょっと好きになったりした。
私、チョロい。
「ヒップホップは嫌いだけどヒプマイは好き〜」みたいな元ネタに対するリスペクトがない発言とか、
「ヒプマイの女尊男卑設定深い! 考察が捗る!」って言う眩暈のするような発言とか(これで深いとか逆に今までどんな媒体で物語消費してきたんだよ)、
生放送で声優が起こした行動や言動をキャラに置き換えて妄想するファンとか(妄想力が弱いせいで声優をキャラに置き換えられない)。
根本的に自分とヒプマイ運営やファン層の性質が違うんだと思った。
いや、自覚するのおせーよ私。
そして、ここにきて公式のファン層考えてない供給や、泥沼化する女オタクの殴り合い。
ウワキツとしか言えなくなるでしょ。本当に本当にエンジョイ勢だけが楽しめるコンテンツ。
もうTwitterで殴り合う女を見るのも疲れたから、Pixivでキャラ萌え二次創作だけを接種する一番害悪なオタクに戻ろうと思う。
そもそも、ずーっと身内二人きりの一次創作で満足してきた私が、6年ぶりの二次創作参入で、しかも小学生以来の大型女性向けジャンルっていう時点でダメだったのかもしれない。
大手ジャンルなんて嗜む程度でいいと思うよ。基本設定とか、たまにランキング上がってきたやつだけ押さえておいて、美味しいとこどりでさ。全身全霊で愛せなきゃ負け、みたいな思...
今日も腐女子は引退式