(以前、普通に話している時、「随分高座からの物言いだな。」と話している相手では無い人間に横槍を入れられ、揚げ足を取られ、怒鳴り返そうかと思ったことがある。まぁ、それはどうでもいいんだが。)
身分制度がこの国から表層的に消え、(職業)身分による分類・分析が出来なくなった今、何か別の指標・方法を使わなければ社会現象を分析する事はできない。
(実の所、「身分制度解体」もその嫉妬心から「士族階級」をスケープゴートにして寄って集って叩くと言う単なる日本の伝統芸能()であるイジメと全く同じ構造であった。今で言う「公務員叩き」と同じ。その証拠に士族以外は殆ど身分を解体されていない。何故なら元々平民が9割以上であったから。「士族のみ」が社会的追い剥ぎにあっただけ。それ以外はいつもながら安穏とした生活を続けているだけで終った。平和ボケして暇だったからストレスの捌け口として士族を狙った八つ当たりに過ぎない。平和ボケすると人は傲慢になる。それまで守ってもらっていた人間を攻撃すると言う恩を仇で返す事を平気でするようになる。それどころか明治維新の混乱に紛れて不義を働き、ぼろ儲けしたような成金もいる。まぁ、それは商家や豪農と呼ばれる大規模農民が主だが。長くなるので別の時に残すか、、、)
様々な分類法が考えられるが、社会学的・経済学的に見るならばやはり所得や資産が解り易いだろう。
そして更にその所得を細かく分析すると、ある特徴が現われてくる。
(もしこれが解らないようであればこの先の記事は読まない方が時間を無駄にしなくて済む。)
経済学や社会学をやっている人間、或いは企業経営をしている人間にとっては「市場分析」が当たり前になるが、それが出来ない人間が一部ではいるようだ。(もしかしたらその能力がないのかもしれない。)
個人的にも実際、会社経営をしながら市場分析が出来ない人間を何人も知っている。
勿論、そう言う人間は大抵経営に失敗している。(まぁ、必然ではあると思うが。)
バブル経済に作った蓄財を細々と消費しながら何とかやっている人間も少なからずいるようだが、まぁそう言う人間の先は永く無いだろう。
そして「最近の若者は消費をしない」と言うマスコミの低レベルなスケープゴート作りが愚かしく、滑稽に思える。
自ら調べて分析する事も考察する事もなく、ある一部の人間が垂れ流す駄情報だけを取り入れ、飲み込み、踊らされてしまう人間達。
そして、その結果が齎す事に対して何の責任も感じていない。
自分は高座に上がって、それより下に抑圧されている人間を叩くのは簡単だろうな。
(大抵、イジメ撲滅運動をやっているような市民団体の構成員がイジメをやるような皮肉が世の中には多いから、理由は容易に理解できるのだが。)
「何故、最近の若者は消費しないのか。」を考えた事がないらしい。
意図的に「消費しない」のではなく、消費する元手がないから消費できないのである事さえ理解していない。
滑稽であり、愚かしい。
(そう言えば他人を何の理由も根拠も示さないままに「愚かしい」と誹謗中傷していた零細企業の社長がいたが、ソイツが一番愚かしいと言う事には気づいていなかったようだな。無知・無学・無教養なのに他人を罵る愚かさは過去俺が関わりを持った人間の中でも一番酷かった。慈悲深いならまだしも本当にソイツ以外の他人を全員見下し、貶めていた。まぁ、そう言う最低な人間も世の中にはいる。)
http://www.jili.or.jp/lifeplan/houseeconomy/asset/3.html
http://www.nli-research.co.jp/report/gerontology_journal/2011/gero11_007.pdf
http://rh-guide.com/data/kojin_sisan.html
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/4690.html
バブル経済が崩壊してからと言うもの、給与は右肩上がりにもならない上に若年層の給料は低い水準で停滞したまま。
その人口層に「お前らがカネを使わないから経済が回らんのだ。不況はお前らの責任だ。」とする人口層がいる。
或いは自分達で持っているから意図的にそう言っているのだろうか。
まぁ、自分が優位に立てる立場におかれている時に、自分より立場の悪い状況下に置かれている人間を罵る事など誰でもできるし簡単な事である。
しかし、それでは何の問題も解決できないどころか、問題は時間経過と共に悪化していくだけである。
「水は高きより低きへ流れる。人の心もまた、高きより低きへ流れる。」