まず研究テーマなんかくれなかった。「研究テーマは自分で探すもの」「あなたなら自分でできる」「いざとなったら私(先生)がフォローする」という言葉を信じて、あれこれ努力してみた。
しかし、結局修士をストレートで卒業できることもなく、卒業間際には「私(先生)はあなたのテーマなんか考えられない」「卒業させられるわけがない」「あなたが考えたテーマは私の専門ではないから指導できない」と言われることになった。
しかしなんとか周りの多大なるフォローもあって卒業できることになった。この点だけは感謝したい。しかし、先生からはなんの援助も受けていない・・・実験に必要なソフトやハードですら自腹で用意した。本当に大学院ってなんだろう(笑)って思ったよw結局受けた指導は、論文の日本語を直す部分のみで、研究内容のことなんか一度も指導を受けなかった。
質問なんかしたところで全く答えなんか帰ってこない。二週間~一か月に一度は相談して「研究テーマの決め方が分からない」「どうして○君には研究テーマを与えるのに、僕にはないのか」というようなことを言っても、「あなたなら何とかなるよ」以外の答えなんか帰ってこない。しかも結局何ともならずに卒業できずに留年・・・・内定も結婚も全部おじゃんになった。あれは人生の地獄だったなw立ち直るの大変だったよ・・・
僕の質問力が低かった可能性は否定しないけど、質問しても相手がダメだと何言ってもだめ。
毎週顔を合わせて(輪講が週1であった)「行き詰っている」「こういうことを考えているので論文教えてほしい」「この分野の大きな学会はどれですか」などと聞いてもだめ。具体的な手法や解釈について聞いても「それは専門じゃないからわからない」と言われるだけ。テーマも方針も手法も何ひとつ答えが返ってこなくてずっと絶望してた・・・・・
一度目の就活をして、内定が人よりも早めに出たのだけど、その時の先生の一言が「あなたみたいな使えない人にはピッタリな職業だね」とか・・・・結局この内定は留年で無くなったのだけどね。
留年してからは大変だった。ヒステリーを起こした先生と親が勝手に喧嘩をはじめ、僕が菓子折りをもって関係者全員に謝りに行った。もはや、意味が分からないw
そうなると、当然先生は「もうこんなんじゃあなたの指導はできない」ときた。もともと指導なんかなかったのにねw
そこから僕は「もうこの人は頼りにならない。一人で卒業する」と決めて、実験機材やソフトとかを30万くらい投資してそろえた。先に卒業した人の修士論文を10人分すみからすみまで読み、卒業生のレベルを把握し、「どうしてこれと比べて僕が卒業できないのか」という理論武装を完璧にした。
それまで、すごい先輩の修士論文・博士論文しか読んでなかったけど、クズな修論は本当にクズ。既存研究のデータを変えただけとかざらにある。「あぁ修士ってこのレベルだったのか・・・・」と気づいたときは、もっと早く調べておくべきだと思ったよ・・・・もちろん自分の修論もそのクズに加わったのだけどねw
結局、修論レベル確認したあとは早かった。だって、既存手法を新しいデータに適用して、それにそれっぽい解釈をすればいいというのが目標のベースラインになったので、やることは決まってる。機材そろえるところから、詳しい人(先生ではない)に意見聞いて回ったりして、卒業するまで半年もなかった。論文の中身は我ながら屑だったが・・・・
「あなたは彼女(元婚約者)が出来てからおかしくなった」「あなたのせいで私の立場が悪くなった」「私となかよくしなきゃいけないのわかるよね?」
いやぁもう全く分かりません。
そのくせ、「研究室に残りたかったら残ってもいいよ」とか・・・・・「何の冗談ですか?こんな状況になって僕自身が一番研究向いていないことが分かっていますし、客観的に状況を見て博士をすすめる意味が分かりません」と言ってやったwなんなんだろうかね・・・
他にもいろいろあったけど割愛。
結局は2回目の就活もわりとさらっと就職できて、ちょっと残業が厳しいのは不満だけど、今はそこそこ幸せにしている。
なんか、こんな事件があったせいか、たいていの圧迫とかが平気で流せるくらいにスルー力がついてしまっているので、かわいがってもらってる若手社会人の今があまりにも楽になってる。
正直、質問力が高いとか低いとかではないと思う。いい相手をきちんと見極められるか。その一点に尽きる。僕の修士生活は、研究室選びを失敗した時点で終わってた。
相性の問題もあると思う。卒業出来てる人もいたわけで、驚異的に僕と先生の相性が悪かったという可能性は否定しないです。
ただ、原因を自分に求めて改善するのも限界があるので、根本的に変えるべきこと(先生を無視するとか、上司を変えるとか)もあるということを、この人には知ってもらいたい。
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会社に入っても同じかな。「質問する力」が無いと凄く苦労する。 先生という存在がいる学校という場とは違い、「誰に質問すればわからない」なんてこともよくある。 早いうちに上司...
普通のことができないなら普通に社会出ないでほしい。迷惑
今元増田と同じM2で、この一年は下の世代に教える立場だった。たしかにわからないところがあったら質問はして欲しい。 でも逆にググれば数秒で出るような本質的でない質問(パワポ...
魚を与えるのではなく釣り方を教える、みたいな言葉があった気がする。
あー、うん、あなた、それ、何も心配しなくていいよ。超大丈夫。 一応、いろんな、修士の学生さんみてきたけれども、 特に文系は大概の人が、6月ごろにプチ鬱になるから。 だって...
今日のコーナーw
おまえ良い先生に当たったなあ。 確かにお前自身に書かせられなかった時点で完璧とは言えないが、代筆とかしてくれるなんて面倒見よすぎるぞ。 つい最近に酷い例を聞いた。 音泉...
そういう状況になったら自分でも落ち込むだろうけどいい先生じゃん。 自分もはじめはやる気を持っていたけど自分の場合は 指導教官が別棟、しかも扉を開けると扉に向く形でPC机置い...
解決する方法は退学させるかラボを移動してみるか。ただ、後者なんて2年制修士の所で入学後の相性不一致で移れるところなんて自分の知る範囲では残念ながら無いけど。 ブコメで指...
ああ、言葉足らずだったか。 退学でレールを外れるのも難しいしラボの移動は現実的でない、 だから投稿論文の代筆はさすがにどうかと思うが結局この指導教官がとった 下駄を履かせ...
http://anond.hatelabo.jp/20130213193100 私も人ごととは思えないので筆を取ります。修士卒業して4年が経つ社会人です。 何もアドバイスできるような人間じゃないんだけど 当時修論が書けなく...
質問することは確かに大事だけど、合わせてこちらとそこに書いてあるリンク先も読んで欲しい。 http://d.hatena.ne.jp/next49/20120111/p2 個人的にはお礼とか無くても良いんだけど、特にこれ ...
http://anond.hatelabo.jp/20130213193100 元記事の教官は非常にきめの細かい対応をしていて立派である。こういう状況に陥っている教官達が裏で考えていそうなことを列挙しておこう。 「この...