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2024-04-30

山間部や離島で重度の医療ケア児が生まれたらどうするか

山間部は天塩山地日高山脈山麓部。

島は沖縄本島みたいな医療設備が整った地域でなくもっと離れた島々。

例えば南大東島小笠原母島24時間介護必要医療ケア児を授かったら

両親は大都市移住してアパート介護に勤しむようになる。

田舎医療環境の不備を言い訳介護放棄したら刑事罰を受けるからな。

田舎が恵まれてない地域だなんてとんでもない。

家族全員優良健康児の恵まれ一家けが享受できる環境だと分かるよな。

2022-11-26

ロシアウクライナじゃなくて日本相手に開戦しようとしてたんだって

ロシアウクライナでなく日本攻撃を準備していた...FSB内通者メールを本誌が入手
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/11/fsb-1.php

マジで開戦したたら安倍ちゃん顔に泥を塗られるどころの騒ぎじゃなかったな。

まぁでもロシア軍部はある意味で冷静だわ。
上陸して作戦展開できる基点が北海道東部にほぼ存在しないのでロシア兵を本当に無駄死にさせるだけになったと思われる。
そうしなかっただけ物凄く冷静。

上陸して作戦展開できる基点が北海道東部にほぼ存在しないというのは根拠のある話で、興味のある人は「根室湾」や「泊湾」「根室海峡」でググって欲しい。地形を見ることが出来るはずだ。
ここでのポイント根室湾と泊湾、根室海峡の北部位置する「知床半島」で、知床半島はその半島を縦に割るように連山が形成されている「知床連山」という。
知床連山が存在するため北方領土から上陸作戦を敢行しても知床半島南北で分断されてしまうため軍事活動が著しく制限される。

ロシア複数の基点から電撃的に奇襲攻勢をかけるのがお家芸(ドイツに学んだ)で、ウクライナ侵攻のときウクライナ東側北側から同時に奇襲攻勢を掛けた。
しか北海道場合知床半島南北に分断されてしまうため、根室湾および泊湾を担当するロシア軍Aとオホーツク海担当するロシア軍Bが連携することが非常に困難なのだ
しかロシア軍にとって頭が痛いのは日本が誇る全国津々浦々、山奥だろうが離島だろうが何処にだって存在するアスファルト舗装道路網が知床半島には非常に少ない。なぜなら国立公園から開発が制限されているのだ。

知床半島有識者は言うだろう「いや待てよ・・・国道334号通称"知床横断道路"区間があるじゃないか!分断しないのでは?」と。
そして有識者は同時に認めるだろう「知床横断道路戦車走らせるってぇ?そったらもん走らせたら道路がわぁやになるっしょ!?はんかくせぇべな」と。
「んだんだ。まぁだ夏ならなんぼか良いんでね?でもよぉ冬さどうすんだ?知床の冬はなんまらしぃばれるべさぁ?アップダウン結構あるべな知床連絡道路」のように道産子がわらわらやってきて「北海道東側から侵略するの無理だべさぁ」と結論付けてくれると思う。
道東占領できたとして今度は日高山脈あるから大変だよねロシア軍。

2022-11-23

北海道について気づいたこ

北海道道東)に住んで、全道を走り回ったことで気づいたこと。

合理的

松前辺りを除くと街が明治以降に出来上がったものばかりなので、よく言えば合理的、悪く言えばつまらない。

近畿地方に見られるような、入ることがためらわれるようなエリア被差別部落新興宗教の町、ドヤ街など)がほとんどない。

街はどこに行っても似たような風景なので記憶がごっちゃになる。

旭川だけ和名

北海道地名ほとんどアイヌ語漢字を当てはめたものなのだが(「札幌」、「帯広」、「稚内」等々)、旭川だけ和名が多い気がする。

神楽岡」、「曙」、「常盤通」等々。

何でなのかは調べてないから分からない。

内陸部の寿司がうまくない

帯広周辺の寿司は高いしうまくない。他方、札幌は安くてうまい店がゴロゴロある。

根室釧路から札幌に魚を運ぶ過程で落としていけば良さそうなものだが、札幌に持って行った方が高く売れるのか。

内陸でどうしても魚を食いたいなら、帯広地方卸売市場2階の海鮮丼の店がベスト

ラーメンがうまくない

個性あるラーメン屋がほんとうに無い。東京大阪から観光客に「ラーメン屋でおすすめは?」と聞かれたときにいつも困る。

ちなみに「信玄」や「すみれ」に並んでいると、お水の姉ちゃんに「並ぶほどうまくねぇよ!」と煽られる。

あとは旭川の「蜂屋」や函館の「あじさい」辺りが有名だが・・・。

(車で行ける範囲だと)名勝があまりない

印象に残っているところだと、サロベツ原野知床積丹半島礼文島、襟裳ぐらい。

あと自然にできたものではないが美瑛の畑は必見。

あとは本州でも見られる景色のような気がする。登山でもすればまた違うんだろうが。

日高山脈が巨大な壁になっている

北海道はそのど真ん中に日高山脈が聳え立っており、そこを境に人・物・カネの流れがぶった切られている。

(西は札幌、東は帯広釧路旭川はなんか微妙立ち位置

北海道大好きなんです~」と言ってくる人がいると「どうせ日高山脈”以西”が好きなだけだろう」と斜に構えてしまう。

エリアけがおかし

北海道エリア分けとして札幌周辺を「道央」と呼ぶのだが、そのせいで道南函館を指し、本来北海道中央である富良野や「北海道の南」である襟裳が「道東」でひとくくりにされてしまうことに違和感がある。

からでも「道央」は富良野とし、札幌函館は「道西」、襟裳が「道南」、帯広釧路根室を「道東」とすべきと思う。


また思いついたら書く。

2018-10-19

釧路市の発展の要因をさぐる

本稿では、下記ブログで軽妙に紹介される釧路市の停滞について歴史的経緯から振り返ってみようと思う。

https://www.kansou-blog.jp/entry/2018/10/18/173838

http://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.kansou-blog.jp/entry/2018/10/18/173838

漁業築港

近世期には、釧路は「クスリ場所」という漁場が設定され、松前藩から委託された業者がそこから利益を独占していた。

そこでは鮭や昆布、鰊などの海産物のほか、内陸やその他獣の毛皮が収集されていた。

釧路には港がある。というか、大きな港を構築できた。これが大きかった。

函館から太平洋側に航路をとると、日高の小さな諸港を数えるばかりで、大きな築港ができない地形が続く。

例えば十勝国広尾港の小港を除けばずっと遠浅の地形が続く。内陸に続く十勝川河口も例外ではなく、ついに十勝では大規模な漁港を構築しえないまま現在に至っている。

苫小牧港は、実は昭和の初めから計画されたもので、陸地を魔改造した港。自然にできたものではない。

立地

釧路道東地域に程良く近い。厚岸にもいけるし、白糠にも近いし、内陸を通って今の北見国にも通ずる。

港を基点に色々なところに行ける。

採炭地と鉄道敷設

近世末~近代初期にかけて、釧路では石炭が取れることがわかってきた。

こうなると船舶だけでなく、鉄道敷設が期待されるようになる。

そもそも北海道鉄道濫觴は、採炭メインで三笠市小樽市とを接続したものファンが多い分野だからあえてここでは雑に触れる)。

っつーことで、明治34年釧路駅ができる。そこから十勝方面鉄路が伸びて、日高山脈と言うでかい山脈越えるのが明治40年

これで札幌小樽函館本州方面鉄路でモノを送れるようになる。

明治40年にここまで行けたのは結構重要結果的に、大正3年~の第一次世界大戦好景気に間に合う形になり、色々な階層を潤わせた。

林産と製紙工場

鉄道ができると、海産物石炭以外にも物資を運べるわけだ。

となりの十勝の連中は昔から今まで農畜産物本州輸送し続けてやがる。

釧路は何を集散したかというと、木材だ。

北海道森林資源豊富だが、でっかいどう過ぎて、山奥から運べないし、そもそも北海道から運べない。

鉄道ができたことで、山奥から何とか駅まで運べば何とかなることになった。

で、木材を運んだ先の釧路製紙工場ができる。

製紙業が発展するのが大正時代第一次世界大戦好景気後に「なんだ? 釧路工場作って船や鉄道で運べば産業になるじゃん」と本州資本が本腰入れ始めるわけだ。

王子製紙富士製紙なんかの巨大企業木材の切り出しか工場生産まで取り仕切るようになる。つまり、カネを投下してゴリゴリ生産し始める。まぁ切出しは下請けに任せるんだが。

また、水産加工業もまた、この時期にこうした大規模化がはかられる。ビートでんぷん工場も本格化する。

観光

昭和の初めになると、全国的観光ブームになる。すごいねJTB(の前身)。

そうなると、阿寒ですよ。成熟した鉄道路線の観光利用が始まる。

こうした中で、食品釧路ブランド化の萌芽が見られる。最近B級グルメブームまで尾を引いている。

まとめ 全て去ってゆく

さて、読んでいてわかる通り、釧路を支えてきた要因が全て転換期を迎えている。あるいは既に転換してしまっている。

魚は食が多様化してしまったし、石炭は使わねえし、紙はIT化で打撃を受けた。阿寒に行きたい? ちょっと一回くらい行きたいかなぁーーーくらいでしょう?

唯一の望みは工場敷設。釧路には、近隣の農水産物を加工する工場があるわけだが、そこも絶対的に振るっているかというとそうでもない。

輸送技術輸送ルート多様化して、釧路固有性が薄れてしまった。この辺りは正直詳しくない。

最近日本製紙釧路工場が規模縮小するというニュースがあった。また人口が減るねえ。

https://www.fukeiki.com/2018/05/nippon-paper-stop-production.html

ただし、釧路が栄えるにも衰えるにも、こうした地勢と歴史的要因にヒントがある。すべては地理とそこでの人の営みだ。

誰かがこうした地勢と歴史的経緯を持つ「クシロ」に、新たなビジネスの種を見出すことがあるかもしれない。

 
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