2021-04-19

コロナ一年 全裸生活

テレワークになったので全裸生活し始めた。

ここにその全裸生活の記録を残しておく。

なぜ全裸生活をしたのか

時は来た。それだけだ。

健康面への影響

全裸生活健康に良い!ミニマリストマインドフルネスダイエット!みたいな文言があちこちに踊る。非常に怪しかった。

しかし結果として俺は5kg痩せ、身体の見た目もよくなり、姿勢改善した。

部屋の中にちょっとした鏡を増やし、ふとした時に自分の体を意識することができるようにしたのも奏功したのかもしれない。

服装でのごまかしがなくなるので、自分本来の姿を直視し続けられるようになる。

また、地味にすぐに体重を計れるというのも大きい。体重を計るときは服の差分をなくそうと「同じ服装」とか「いちいち服を脱いで計る」とか「お風呂前に」と工夫するが、全裸だとそんな工夫はいらない。ただ体重計に乗るだけだ。

「今のごはんでこれだけ増えるんだな」「小腹減った時はこんなもんなんだな」とすぐわかる。手軽さに勝るものなし。体重毎日計るのに苦労していた昔の自分が嘘のようだ。

うんこ問題

便意、即、排便

この究極のリズムを体得できるのは全裸特権だ。

パンツマンですら成しえない圧倒的なスピード感に世の便秘マンは慄くだろう。

15秒でうんこは終わるのだ。つまりスマホをもって入る必要がなくなり、スマホも綺麗に。

トイレ掃除全裸なら「服が便器の水で汚れないように…」と気にする必要もない。終わったらシャワー入ればいいだけだ。

またお腹を締め付けないので便通が良くなった。

トイレ行きたいけどベルト外してズボンおろして…ってめんどくさいか我慢…」ということもなくなった。

うんこ問題

うんこした後にそのままソファかに座るの?と抵抗がある人はいるだろう。

ふわふわのクッションの上にうんこ直後に座れるのか、疑問にも思うだろう。

だが問題はない。

便意、即、排便を体得すればすなわちうんこのキレが良くなっているということとなり、肛門は意外と清潔を保てる。

これは完全にイメージ問題なので、現実的うんこソファについちゃうということはない。

どうしても気になるという人は、おしゃれなブランケットを一枚用意すればいいだろう。

その一枚を外付けの服のように使う。

椅子に敷いたり、ソファに敷いたり、郵便配達対応に体に巻き付けて出たり、夏は汗を拭いたり、体温調節に使う。

布はオシャレな良いものを使う、これが全裸の鉄則。

寒くない?

当然寒いので、身体を温める食事意識的に採るとか、部屋の暖房ケチらないという方法をとる必要がある。

次第に身体が順応して風邪は引きにくくなる。

とはいえ、俺は「真冬の半そでアイス」な北国に住んでいるので、そもそも部屋の断熱性能が極めて高い。

なので夏を旨として作られた本州型住居では大変かもしれない。

全裸生活でかなり節約ができるので、浮いた部分をまずは暖房に回す、とした方がいいかもしれない。

修行してるわけじゃないから、我慢はいけない。

清潔になる

汚れたら拭くし、汗かいても蒸れないからそんな臭わないので清潔を保てる。

毛が気になったらすぐ剃れる。

手を洗う感覚シャワーを浴びる。

蒸れた下着と服に、臭いと菌とバクテリアを飼っている常人にはない清潔さがある。

生活圏内の布が減るのでホコリが減るのもメリット

毛が落ちやすくなるのでは?

着ようが着まいが毛は落ちる。

全裸生活すると掃除に気が向くから、むしろ落ちている毛を発見する機会は減る。

そんな気になるなら剃ればいい。髭剃りの勢いで胸毛が逸れる。それが全裸

あらゆる毛を剃ってみるのもいい。全裸なので服に当たってチクチクするということもない。

寝心地は変わるかもしれないが。

服がいらない

部屋着、パジャマの類が不要になり、収納が空く。

外出着のみ必要になるので、ちゃんお金をかけていい服を着れる。

コンビニに行かなくなる

コンビニに行くのに服を着るのが面倒になるので、行かなくなる。

自炊の機会が多くなる。

お茶とかコーヒーは自宅に備蓄することになる。

クッキーくらいはすぐ作れる。買う必要はない。

これを楽しめる人には最適だろう。

チャックの締め忘れが死に直結する危機

全裸生活の数少ないデメリットの筆頭がこれだ。

全裸なら徹底して全裸なので、外出中も下着を履くことはない。

全裸・オン・ズボン生活だ。下着による蒸れもなくなり、むしろ清潔感は増す。

しかしこれは諸刃の剣

そもそも普段からズボン履かなくなるので、たまにズボンをはくと色々と迂闊になる。

その代表が、チャックの上げ忘れだ。

常人なら「あの…開いてますよ…」と耳打ちされて「あっ…」で済むが、全裸はそうはいかない。

全裸生活者はチャックが開いていると通報逮捕収監人間の終わりが見えてくる。

そこで、ズボンのチャックは全て縫い付けて開かないようにしておく。

サイズがきつめの場合は、2/3くらいまでしか開かないようにしておく。トイレは座ってすればいい。おしっこした後はちゃんトイレットペーパーで拭き取ればズボンは汚れない。

汚れで言えば小便器でを使う方がよほど汚れるのだから

あとはお腹の冷えに注意して下痢を防ぎ、括約筋を締めて緊張感をもって姿勢よく歩く。一石二鳥である

ズボンはこまめに洗う。たまの洗濯なんだからたいして辛いこともない。

よく考えたらたいしたデメリットにもならないな。

生理問題

筆者は男なので、彼女へのヒアリングによる。

生理の予感が来たら素直にパンツを履く。煩わしいがこればかりは仕方ない。

パンツを履くと同居人も『生理か』と察するので親切になる」

とのこと。

彼女パンツを履いたら家事は全部俺がやるようになる。

彼女パンツを脱いだら俺は少し楽をする。

彼女も何も言わなくてもいいし、俺も気が楽だ。

油はねて熱くない?

油はねごときは大したことはない。耐えろ。という身も蓋もない結論にはなるが。

実は全裸料理は大変お勧めだ。

「体に油がはねて熱い」ということは、つまり普段からそれだけの油を身体に浴びている」ということになる。今までは服が油を吸収してごまかされていただけだ。

身体に当たる分の油が、周辺にも飛び散っていることになる。

から料理中に油がはねて熱い、というのは「これ終わったらキッチン周りを軽く拭こう」という動機付けにもなるのだ。

全裸の体が汚れセンサーの働きもしてくれる。

全裸料理するとキッチンが綺麗になるという現象が起きるわけだ。

全裸キッチンを見る機会があれば見てみるといい。だいたい綺麗のはずだ。

それと、調理器具レシピを見直すのもお勧め

炒め物はなるべくやめてオーブンで焼くとかすると、油も減らせる。

深い鍋を使えば油はねも軽減できる。

揚げ物は服を着ててもやらないんだから別にどうということもない。

セックスレスにならないか

ならない。

しろセックスの頻度は上がっている。

とはいえ、これは個人差は大きそうだ。うちはそうだというだけ。

日常生活スキンシップの頻度が上がるので、精神安定にもいい。

セックスしたいなぁというときは、おしゃれな下着を履いたり香水を付けたりする。全裸よりもセクシーになる。

それとキンタマが蒸れないので、精子死ぬことがない。よって精力は上がる。

生産され過ぎて辛くなる時もあるが。

朝、ブランブランしたままキッチンかに行くの?

行く。

水でも飲めば収まる。そんなもんだ。慣れる。

夢精は?

シーツをこまめに洗うからそんなに気にならないんじゃないか

それにセックスをするのでそんなに溜まらない。

オナニーも即座にできるので夢精はしてない。

運動がはかどる

特に筋トレストレッチがはかどる。

身体のどの部位が動いているのか、収縮しているのかダイレクトにわかるので、トレーニング意識高まる

ちんちんキンタマポジショニング最初は苦労するかもしれないが。

エアロバイクに乗るときブランケットをかけよう。

オシャレはちゃんと楽しめる

部屋着が無くなることで、意外な方面にオシャレの意識が向く。

部屋にいる時でもネックレスブレスレット、腕輪、アンクレット、トライバルな腰ひも、指輪を付けるようになる。

純粋楽しいので。狐のお面とかつける時もある。楽しい

タトゥーにも興味が湧いてくる。

でかくごついアクセサリーとかも付けると楽しい

外出着は普通に着るが、全裸生活アクセサリーの傾向が変わるので、人によってはオシャレの方向性は変わるかもしれない。

俺たちは羽織ポンチョをよく着るようになった。

また、部屋で使うブランケットシーツもこだわるようになり、シーツサテン織りのものを使っている。

彼女は反物に目覚め、反物を中古で買ってきてそのままブランケットのように使っている。

めちゃくちゃ綺麗だ。

反物をそのまま巻き付けて着物のように見せる着装という方法普通にあるらしく、それを勉強したりもしている。

ボディペイントは楽しい

タトゥーだとちょっと消せないのが辛いので、ボディペイントをやってみた。

これが面白い

水性マーカーとか100均の絵具でできるので楽しい

耳なし芳一ごっこをやったのが最高。

芳一はチンコにも書いてもらったってことになるが、意外と可能であるという結論に達した。

筆によってキャンバスが大きくなるからだ。

全裸の映り込みに注意

インスタやSNS写真を上げる時、鏡面ステンレス全裸が映り込む危険がある。

部屋のもの撮影するときは注意だ。

いかがでしたか

全裸になることにより、一番変化を実感したのが部屋の清潔さだ。

部屋が服のようなものなので、出来る限りきれいに保とうと意識が向く。

机を拭くくらいの気軽さで体も拭ける。

シャワーは手洗い感覚

体が触れて不愉快場所を作らなくなるので、整理整頓も上手くいく。

体感として、部屋に占める布の割合が半減するので臭いも籠りにくくなったように感じる。

コロナ禍では宅急便も「ドアのところに置いといてください」が通用するようになったので、全裸生活を始めるには最適の時代だろう。

始めろとは言わないが、始めてもいいかなという人はやってみてもいいと思う。

合わない人はいるだろうが、合う人には合う。

裸になろうぜ。

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