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陰山メソッド「子供手当で家を買え」
民主党が総選挙のマニフェストで打ち出した「子供手当」が、来年6月から支給される予定となった。子供が中学校を卒業するまで毎月2万6000円(10年度は1万3000円)。さて、どう使う? 「百ます計算」で知られる立命館小学校副校長の陰山英男氏(51)は「住宅購入資金に充てるのが、子供にとって一番いい」と提言している。
陰山氏 子育てで一番重要なのは住まい。子供部屋を与える必要はありませんが、今より1ランク上の家を手に入れるチャンスです。子供2人の家庭なら11年度から毎月5万2000円、年間62万4000円です。それを全部貯蓄に回せば頭金もできるはずですよ。
子供のためなら、塾や習い事にお金を使った方がいいのでは? しかし学力アップの請負人は、冷静に持論を展開したのだった。
陰山氏 例えば塾でお金を使っても、その子や親がテストの点数や偏差値などの競争に組み込まれるだけ。中学生ぐらいまでの子供に無理に勉強させても、その後の進学に有利とは限りません。でも家は支払いを続ければ残る。親子ともに穏やかな気持ちで暮らせる新しい家を手に入れて、規則正しい生活をした方がタフで健康な大人になれる。その結果、学力も上がるはずです。
気になるのは、仮に民主党が早期に政権を手放した場合、子供手当そのものが廃止となる可能性がある点だ。
陰山氏 民主党の子供手当は、日本の未来を考えるととてもいいものだと思います。しかし月々のローンを子供手当で払うのは危険かもしれませんね。
中学時代の話。うちのクラスに、ドラえもんに登場する「出来杉君」をある程度マイルドにしたような人がいた。成績は中の上で短距離走が異常に早く、帰宅部なのに県大会とかに出てたりして、性格や「穏健」を体現したような感じ。なので男女問わず彼を悪く言う人はいなかった。
それとは別に、担任もさじを投げるようなどうしようもない奴もいた。いわゆるDQNってやつか。出席率は3割以下。たまに来る日も、昼前に、明らかに暴走族とおぼしき輩がバイクで送迎してくる。舌打ちしながら授業を途中で「自主的に切り上げる」など日常茶飯事。
そんな二人が一度だけ激突した事があった。
年に一度行われる文化祭的なイベントにむけて、うちの学級は学校のジオラマを造っていた。二畳ほどの広さのもので、校舎の窓ガラスも一枚ずつプラスチックの板をはめ込む気合いの入れよう。途中経過を見た校長はその出来映えに感心し、文化祭的イベント終了後は学校の来客用のエントランスホールに展示するとまで言い出したのだから級友達のテンションが上がらないはずがない。クラスのみんなが自主的に連日放課後居残って制作に勤しんでいた。
そこにDQNの登場である。
ジオラマの作業場所は余った机や椅子置き場になっている、今は使われていない教室なのだが、何故かDQNが放課後そこにふらっと現れた。
教室に入るなり「おっしゃ!俺も手伝ってやるぜ!」とがなりたてるが、当然みんなは白け顔。そんな空気を読み取ったか、DQNはつかつかとジオラマに近づき、「お、殆ど出来てんじゃん!」と言うやいなや、「はいどーん!」と、あろうことかジオラマのグラウンドの部分を思い切り踏みつけやがった。
ジオラマの土台は発泡スチロールなため、ジオラマの真ん中に巨大な足跡があっけなくできあがり、白い破片が周囲に飛び散った。あっけにとられる周囲を尻目にDQNは「よっしゃこれで完成www」とついでに東校舎を蹴っ飛ばした。
すすり泣く女子達。「何やってんだお前!」とDQNににじり寄る男子達。へらへらと笑うだけのDQN。そのうちの何人かが職員室へ事態を報告しに行こうとした時、教室の隅で作業中だった彼(穏健な方)が突然投げつけたパイプ椅子が、DQNの顔面に直撃した。折りたたまれた状態で縦回転しながら飛んできたので、かなりの衝撃だったように思う。
予想外の事態で後頭部をしたたかに床に打ち付けたDQNは、鼻と口からダラダラと血を流し(上あごに当たったのだろう)、DQN達特有の威嚇の雄叫びをあげた。しかし彼は意にも介さずDQNの頭をサッカーボールのように蹴り上げた。
「お前何してんだこら。」
彼はそう言いながら、今度はDQNの腹を蹴りつけた。
「なあおい!お前何してんだよ!なあ!」
次はDQNの顔面を思い切り踏みつけた。
まるで外国の映画で、悪徳刑事が取調室で無実の被疑者をいたぶっているような光景だった。もしくは、命令をしくじった下っ端のチンピラを制裁するマフィアの姿にも見えた。生まれて初めて目撃する純然たる「暴行」に俺は背筋が冷たくなった。いつも威勢のいいDQNの顔には、血と涎と涙と恐怖しか残っていなかった。
職員室から担任が急行した数分後には既に終わっていた。半壊したジオラマの横で土下座をするようにうずくまり、背中にいくつもの足形をつけ(彼が蹴りつけた時についたものだ)、「うーっうーっうーっ」と、泣いてるのかうなっているのか判別しかねる声を上げ続けるDQN。散らばったジオラマの部品を黙々と拾い集める彼。
「何があった?」と尋ねる担任に、彼は無表情のまま答えた。「そいつに聞いてください」。
その日以後、DQNは学校に現れなくなった。DQNに暴行を加えた彼はとりあえず反省文を提出させられたようだが、教師側も(普段の彼とDQNの行状から)事情を察したようで、後からその件に触れる事はなかったようだった。そして我々も何事もなく卒業を迎える事になった。
およそ二十年弱が経過した。そんな彼をmixiで発見した。結婚し、子供も居るらしい。俺は彼にメッセージを送って連絡を取り合い、あの「暴行事件」を懐かしんで見せると、彼は翌日少し長いメッセージを送り返してきた。あの日の自分の行いをとても後悔しているらしい。自分がクラスになじむチャンスを奪ったのではないかと、今でも思い出す事があるそうだ。なので私は、DQNが16か17歳の時に無免許でバイクを乗り回し、交通事故を起こして死んだ事は言わなかった。多分彼も知っていただろうが、これ以上は私が切り出すべき話ではないような気がしたからだ。少なくとも私にはあの事件は「武勇伝」ではあったが、彼自身にとっては、それは「忘れがたき若き日の過ち」だったのだろう。
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20090910-541885.html
民主党が総選挙のマニフェストで打ち出した「子供手当」が、来年6月から支給される予定となった。
子供が中学校を卒業するまで毎月2万6000円(10年度は1万3000円)。
さて、どう使う? 「百ます計算」で知られる立命館小学校副校長の陰山英男氏(51)は「住宅購入
陰山氏 子育てで一番重要なのは住まい。子供部屋を与える必要はありませんが、今より1ランク上の
家を手に入れるチャンスです。子供2人の家庭なら11年度から毎月5万2000円、年間62万4000円です。(後略)
子供5人で毎月13万、総支給額2340万なんだよな。地方都市なら家がマジで建つじゃねーか。よーしパパ頑張っちゃうぞー(棒
うーん。…「正鵠を射ている」かなぁ?正直、疑問だ。
レイジは単に秋の姿をりんに投影しているだけのアダルトチルドレンであって、性的搾取!けしからん!とか言い募るのはなんか違うだろ。
実際、現時点で手を出してるわけじゃないし。
こどものじかんを子供と大人が対立する作品として見るのは個人的には納得いかね。
大人であっても子供の面があり、子供であっても大人の面があるって話じゃね?程度は人によって違うけどさ。
AVがどうだのU-15がどうだのという話に結びつけるのもピンとこない。
この作品に出てくる「少女の性を搾取しようとしているだけの大人」は、連載前の読みきりに居た校長(…教頭だっけ?)くらいじゃねーのかな。
読者増田に「『糞みたいな大人』『クズの大人達』ってどのキャラのことよ?」と聞いてみたい。
ろくに読んでないのになんとなく言ってないか?
ま、別に元増田に「読んでほしい」とも思わないけど。
読むか読まないかなんて自分で決めろっつの。
http://birthofblues.livedoor.biz/archives/50847397.html
『普通学校へ進学させた親を怨みます。脳性まひの男性』を読んだ。
我ながらすごく平坦でつまらない意見だけど、いろいろあると思う。
一概にどちらがいいとは言えないし、障害の状況や周りの条件でもくるくる変わる。
障害の軽重だけで決められるものでも無い。
親に感謝している。
見た目はともかく、実生活には(少なくとも本人が思うには)支障は無い。
右手でちょきが出せない、いわゆる“びっこ”を引いている、そんな程度だ。
右手でちょきが出せなくても左手でちょきを出せるので、じゃんけんに困ったことは無い。
但し、小学校では友達も少なかったし、毎日図書館に入り浸っていた。
それは障害による直接的な影響というよりも、気持ちの問題が大きかったような気がする。
やっぱり、学校に上げるときは親は悩んだようだ。
障害児の親なら、誰でも通る道だ。
子供のころ、学校とは別に障害児を支援する公的なセンターのようなものにも入っていた。
そこではよくバスで遊びに連れてもらったり、夏にはCAMPなんかもした。
こちらは学校と違い、かなりたくさんの友達ができた。
夏の夜、テントの中でいつ果てるともない話を延々と続けるのは楽しいものだ。
友達たちの大きなテーマのひとつに、これからの進路があった。
小学校から中学校にあがるとき、中学から高校にあがるとき、このまま養護学校に進むのか、普通学校に行くのか…
概ね、気持ちは行きたいが新しい世界でやっていけるかどうか不安だナァというものだった。
もちろん、学校側が受け入れてくれるかどうかも現実問題としてあった。
外に出て行きたい理由はもうあまりはっきりとは覚えていないが、どうしても世界が狭くなる、甘えてしまう(あるいは、
甘えてしまう学友を、周りにたくさん見てしまう)という理由だったように思う。
僕はこの話題になると、あまりしゃべることがなかった。
僕にとって、養護学校は遠い存在だった。
高校時代に知り合い、とても影響を受けた(今も)人がいる。
腕っ節がすごく太い。
その人は、高校まで養護学校に行き、そこから地元の私立大学に進み、家庭を持った。
障害が重く、子供のころは医者からは車椅子の生活になると言われていたそうだ。
彼は養護学校時代、毎日、授業が終わった後に1~2時間鉄棒などで腕を鍛え続けた。
そうして腕だけで体を支えられるようになり、松葉杖で今もどこへでも出かけていく。
子供心に、今何をすべきか考えたのだと思う。
彼はとてもIQが高く、重い障害に通学を渋っていた地元の小学校の校長が「是非来てください」と言うほどだった。
親は、結局、養護学校に進ませる道を選んだ。
同じ条件にある子供が皆こうするわけではないだろう(というより、殆どしないだろう)。
でも車椅子の生活者になったかもしれない。
もちろん、どちらがいいという話ではない。
子供を育てるのに正解は無い。
それは、障害児だって同じことだと思う。
なんだか当たり前の結論になってしまって、(ここまで読んだ方には)申し訳ない。
「東が宮崎県知事としてどんな実績をあげたんだよ(w)」みたいなことを書いている人を幾人か見かけたんだけど、
http://news.livedoor.com/article/detail/4222853/
そもそも政治家の実績って誰かに教えてもらうものなのか?自分で調べるものなのか?
まぁ誰かに教えてもらうもんだとして、それは大手メディアから教えてもらうのか、詳しい人、研究者とか県民とかから教えてもらうもんなのか、どうなんだろ?と考え込んでしまうんですけどね。
そっから題名の「連想」なんだけど、
戸塚ヨットスクールの校長だった戸塚宏氏の実績って、東国原氏の実績ほど周知されているんだろうか?
“詳しい人”には知られているようなんだよね。また親とか。
http://news.goo.ne.jp/article/php/life/php-20090623-01.html
http://news.goo.ne.jp/article/php/life/php-20090623-02.html
確かに戸塚氏は子どもを死なせた。それは大手メディアが報じた。
その“子どもを死なせた”一点で戸塚氏を完全否定する心情は、まぁ理解出来る。
しかし、東国原氏が県知事として実績をあげたかどうかを“知らない”段階で、自分の調査能力とか教えを請う相手とか態度を考慮せずに嘲笑したり否定するのって、どんなもんなんだろうね?
if ("0x0A" == "10") { print '(´ε` )チュッ'; }
チュッ。されちゃいます。
文字列であっても整数と解釈できる文字列の場合は勝手に型変換しやがる今世紀最大の愚行を犯してしまうってのは有名な話だよね。
文字列であっても整数と解釈できる文字列の場合は自動的に整数に型変換してくれる超便利機能があるってのは有名な話だよね。
だけどなんでコレが一致するかわけがわからんかった。
0x0Aは10進数で10になるので一致する。と、言いたいところなんですがそう単純な話じゃないんだ。
以下の例を目ん玉見開いて見て欲しい。
var_dump(0x0A); var_dump("0x0A"); var_dump((int)"0x0A"); var_dump((float)"0x0A"); var_dump(intval("0x0A")); 実行結果 int(10) string(4) "0x0A" int(0) float(0) int(0)
つまり文字列の"0x0A"ってやつはどう考えても0と解釈されるはずなんだ。だから上記if文が本来一致するはずがいない。
でも実際は何故か10と解釈されて一致してしまう。
そう、つまり演算子で比較した場合、やらんでもいいのにわざわざ16進表記かどうかまでチェックして余計なお世話的うんこ変換しやがるということになる。
そう、つまり演算子で比較した場合は、16進表記かどうかまでチェックして10進数に変換してくれているということになる。
明示的に書くならこんな感じだ。
if (intval("0x0A",16) == "10") { print '(´ε` )チュッ'; }
クソが。
なるほどねー。
ただでさえ文字列同士の比較なのにintに変換されるだけでもミソ糞うぜぇのに、わざわざ16進数の場合は10進数に変換してくれる超糞尿仕様。
文字列同士の比較であってもintに自動変換してくれるだけでも素晴らしいのに、それに加えて16進数の場合は10進数に変換してくれる超便利仕様。
ってこたぁ、8進数表記の場合も糞糞マジ死ぬほど余計なお世話するんだろうなぁと思ってしぶしぶ試してみた。
ということは8進数表記の場合もこの素晴らしい自動変換しれくるのかなと思って試してみた。
if ("0x0A" == "012") { print '(´ε` )チュッ'; } else { print '\(^o^)/'; } 実行結果 \(^o^)/
おー、さすがPHP!、やっぱ8進数の場合は10進数と似てるから8進数と見なすよりも10進数と見なしたほうが効率いいですもんね。いやーわかってるなー。ますますPHPが好きになりました。I Love PHP. We Love P☆H☆P!
はは、はははっ、ははははっ。やるならやる!やらないならやらない!どっちかに統一せーやこのプリンシパル校長ヘッドハンティンピープルぺーぺーぽりんき味噌マッチョ変態改造エアガン陵辱-2くらいのスカンク殺ろうがぁああああああ★ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああfじょ★えいjfsきじぇいつつしまじいのそるいつのだ★ひろけがきちもするけけけそあいんぼろうれあああぁあああああaaaaaa
まず、今の増田の状況を端的に言うと、ジェンガで、あと一つ、二つピースを取れば崩壊するまでバランスが崩れた状態です。
専門っぽく言えば、意識と潜在意識に著しい乖離が生じているので、体が悲鳴をあげ始めたところ…という感じです。
あと一つ、ピースが外れて崩壊すれば、いわゆる「心が折れる」という状況に陥り、家から出られなくなる可能性が高いです。
ただ、嫁さんの理解を得られていないので、板挟み状態で、家ですら安息の地にならないので、家にも帰れず、路頭に迷う…という事態もあるかも知れません。
とにかく増田、嫁さん共に今は正常な判断が出来ない状況である、と言うことを受け止めてください。
嫁さんは自分がダウンしていたときに、増田との対話で薬を使わずとも治り、自分の方が大変だった、と思い込んでいる(そう思いたい)ので「私は増田より大変(だと思い込んでいる)な境遇でダウンしていたけど、増田との対話で治ったから、私との対話で治るはず。(治るべき)」と言う意識と「かつて助けてもらったから、今度は私の番だ」という強い使命感、責任感を持っているのだと思います。
嫁さんはとても増田思いで、強い使命感から、価値観を自分の経験でしか計れなくなっている状況です。
これを説得するのはとても大変です。理論を通しても通用しないでしょう。これは嫁さんがヤンデレなのではなく、これだけ思いが強く、使命感、責任感が強いと、視野が狭くなってしまうので、どうしても正常な判断が出来にくくなってしまいます。
恐らく、増田は自身の状況を全て嫁さんには話していないんじゃないですか?心配させたくない、話す必要がないとかで…。
もう少し状況が良ければともかく、増田は既に心身症を発症していますので、まずは嫁がなんと言おうが心療内科か、精神科を受診した方が良いです。診断書をもらっておいてくださいね。
嫁さんがどうしても抵抗して行きにくい…と言うことであれば「学校側から受診するよう『命令』を受けた」などと、受診せざるを得ない状況をでっち上げるのも良いでしょう。状況が許せば先に学校に相談して既成事実にするのも良いでしょう。
その結果、必要に応じて薬が処方されるので、まずはそれで心身症を緩和させましょう。
その後、上長(主任?校長?)にことの経緯を報告し、「医者からこう言う診断が出た、どうしましょう?」という感じで相談します。
そこで休職となるか、勤務を続けながら治すかが決まると思います。理解のない学校では退職勧奨となってしまうかも知れませんが、事実を隠しても状況がどんどん悪化していくだけです。
その後、夫婦二人でカウンセリングを受診し、根本原因と対策を練りましょう。
薬は頭痛薬と同じで、症状を緩和させるだけです。
下校する千葉県立小金高の生徒たち。私服だが制服のような服装の女子生徒も
千葉県松戸市の県立小金高校(堀誠校長)が、志願者離れに歯止めをかけようと、これまで認めていた私服通学を廃止し、制服着用に切り替える。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090523-OYT1T00063.htm
もともと結構何でもありな学校で、進学校なのに理系文系分けずに、授業も受験はもちろん教科書も無視して大学みたいな授業やったり、
ノリだけの意味不明なイベントやったり、式典行事でもお約束で日の丸・君が代レス。
制服があった当時でも、短ランでもなんでも学ランっぽいのならOKで、カラー付けてる奴は居ないし下に着てるのがワイシャツの奴の方が少なかった。
女子もスカートが紺色でブラウスっぽい白っぽければ何でもありだった。
そんな具合だったんで、自由化も極一部の生徒とむしろ教職員が盛り上がって進めたけど、大半の生徒はまあ別にどうでもイイよ、反対する理由ないし、って感じだった。
田舎の半端な進学校で、ほっといても地元の成績上の下の生徒が集まる学校だった。
上の中から上は、となりのトップ公立高校(ここは昔から私服。地元の名門)か上位私立に流れるので、
東大進学者は二桁になる事はまず無く、行き先はだいたい駅弁国立やマーチあたり。
なので、勉強や進学よりも、普通にフリーダムな所にアイデンティティを感じていたと思う。
でも、周りの公立高校が受験予備校的になってきて、田舎の私立蔑視も弱まって、
だんだん沈下して行ってたんだな。東大合格者0なんてのが続いてたらしい。
http://www.asahi.com/national/update/0518/OSK200905180093.html
へぇ~修学旅行中止か、災難だったね。っと斜め読みしながら思ったんだけどなんかちょっと引っかかったので改めてよく見てみると・・・。
山ノ井校長が、大阪市教育委員会から修学旅行の中止決定の連絡を受けたのはこの日午前7時すぎ。「大阪市内から外に出る行事は中止する」との趣旨だった。大半の生徒は既に駅に向かっていた。
修学旅行の中止を告げられ、ぼうぜんとする大阪市立高倉中学の3年生ら=18日午前、JR新大阪駅、関根写す
http://www.asahi.com/national/update/0518/images/OSK200905180095.jpg
朝日新聞準備よすぎw いつの間にスタンバイしてるんだよw
署名は生徒会に持っていっても駄目だ。校長に直接提出しないと。
それから署名集めるなら生徒からだけでなく親からの嘆願書も集めると効果あると思うよ。
生徒が言って駄目でも保護者から言われれば学校の方針も変わることがある。
Tシャツペイント禁止の理由は元増田の文からは明らかでないけど、
たぶん学校運営者側の基準で「品行方正さが足りない」ってとこじゃないかと。
もしそうなら、Tシャツペイントに使ってはいけない図案や言葉のタイプを
生徒側があらかじめ決めて、それを学校側に提案すればいい。
つまり、「こういう自主規制を設けて品行方正にやりますからTシャツペイントを認めてください」と陳情する。
内容は「子供が毎年楽しみにしているTシャツペイントを学校行事から無くすのは遺憾です」
「Tシャツペイントは美術科の子供たちが自分たちの腕を振るう格好の機会だったはずです」
「品位を保つためにある程度の制約を設け、あとは生徒の創造性に任せてのびのびとTシャツペイントを描かせてあげるべきです」
「そうしてTシャツペイントを生徒も保護者も先生方も学校外に誇れるような文化に育てれば、
現場で実際にどんな感じで本を買ったり捨てたりしているかを書いてみます。
ボランティアのお母さんたちが手伝っている所もあります。
それは化学に置いちゃダメ! - 子育て歳時記 - 楽天ブログ(Blog)
http://plaza.rakuten.co.jp/honbon/diary/200905110001
小学校から『ぼくらの七日間戦争』が撤去されたそうだ。 - 北沢かえるの働けば自由になる日記
http://d.hatena.ne.jp/kaerudayo/20090515#p2
うちの学校にはどちらも入ってません。
水からの伝言は論外、七日間戦争は私が勤めた時に入っていなくて、
今が旬の児童向けの文庫を優先的に入れたいな、と。
うちの学校は本を買う、捨てるの判断は司書教諭の先生と相談の上、
校長・教頭に許可をもらってさらに市の決済を受けます。
・・・そんなわけはありませんW
国語なら掲載されている作者の他の作品や同じ傾向の他の物語など。
そんな学習に関する本と趣味的な本、読書をバランスよく入れるように心がけてます。
捨てる場合はあまりにも壊れたり汚れた本、
内容が古くなって学習に使えない本(市町村合併やら国の独立やらで結構これが多い)など。
でも本の冊数を増やせというお達しがあってそんな本を捨てられず
段ボールに詰めてしまっておくことも。
校長の一言で本が捨てられるか?
これはあるともないともはっきりは言えません。
ただ、幸か不幸かそこまで学校図書館に興味を持っている校長はほとんどいません。
そんなことがあったとしても学校の方針に意見を言う事は難しそうです。
今の小学生は「リアル鬼ごっこ」とかひぐらしとか携帯小説なども
お小遣いで買って友達同士でどんどん回し読みしてます。
昔ほど大きな影響を与えているとは思っていません。
ただ、いろいろな問題があって本に触れる機会が少ない家庭の子も多くいますし
どこの学校にもあればいいのに、と思いながら仕事をしています。
http://anond.hatelabo.jp/20090414170900
上の日記を読んでいたらちょっと吐き出したいことができたのでチラ裏で。
ちょっとした成り行きでこの数年間、都市部にある上流階級向け私立学校で事務員やってた。
入試倍率・学費ともに高いし寄附金の集まりもよい。しっかりとした教育と親の財力がないと入れない高校。
毎年(通名)欄が必要な本名が韓国っぽい生徒さんも2~3人一般受験で入学してくる。
さすが生徒も素晴らしく、勉強はしっかりとやるし、礼儀作法が完璧。最初の数ヶ月は生徒に上品なお嬢様言葉で話しかけられてドギマギしたこと。漫画の世界に迷い込んだのかと思ったよ。賢い生徒が多くて下手な大人としゃべるよりもはるかに楽に仕事できます。
でもそれは、あくまで賢い生徒たちの「大人向けの対応」であって言わば表の顔なわけです。生徒間でお嬢様言葉しゃべるわけがない。大人の目がなければ自分の高校時代と大して違わないレベルの言葉を聞ける。なまじ大人に対して裏を隠蔽できる小賢しさを持っているからやりたい放題してたよ。学校の裏掲示板は先生の悪口、ヤリマン情報、カップル死ね程度で比較的健全だったが、ブログやmixiをツールとしたいじめは陰険そのものだった。先生にばれて停学くらってもやってたし。
さて、本題。今の高校生はしっかりとネット見てるし影響もされてるので在日をネガティブな方向で見る傾向が強い。
数年前、書類に(通名)欄があったために周りに在日とばれていじめを受けた生徒がでた。いじめの内容は軽いものだったので加害生徒の処分は校長訓戒。学校としての対応は被害生徒保護者の希望もあり「在日だからって差別しちゃいけません」なんて声高に叫んで問題を顕在化させるよりも教職員側で通名欄のある生徒の本名を知られないような配慮と事務手続きを変更させることで解決を図った。
それからは在日を理由にいじめがあったという報告は今までないので一件落着・・・なわけない。
10月の金曜日に部活動をした生徒の下校時間と私の帰宅する時間が重なり、最寄りの駅通路で女子生徒達の横並びゆっくり歩き&バカ騒ぎに捕まり、その集団の後ろでイライラしてたら陰口話の流れで1人が
「あの○○さぁ、在日のくせに努力なんてしやがってウゼェんだよなぁ」
耳を疑ったし、周りの大人たちも怪訝そうな目で女子生徒を見てた。それでも気にせずに盛り上がり続ける集団。
小人な私は「やめなさい」なんて言うこともできず、「明日クレームの電話が来るだろうからどう対応しようか、この件を誰に報告しておこうか」とか考えてました。クレーム対応するのどうせ私だし。
しかし予想ははずれ、学校の制服着てあれだけ公共施設で在日の悪口を大声で言って怪訝な顔した大人がいっぱいいたにも関わらず苦情の電話はこなかった。正直ほっとした。わざわざ自分から上に報告して残業増やす真似もしたくなかったので今日まで誰にも言わず。
その後、辞めるまで生徒の口から「在日だから・・・」って言葉は2~3回聞いた。
なんかこの件はもやもやと胸に残り続けていたので、これを機に吐き出してみた。
上流・下流、頭の良い・悪い、誇り高き日本人だろうと宇宙船地球号乗組員だろうと、他人を卑下して満足を得る心根がお腐り遊ばしてるクソったれは必ずいるし、ネットでは検索するまでもなく見つけられる。で、私はそれを「想像力の欠如」なんて言葉と絡めて自分のなかでクソったれの言葉に揺さぶれらないよう処世していってますが、上の自分の対応をみて自己嫌悪に陥る。
私の在日に対する感情について。
親の兄妹で在日と結婚した人がいる。火病(死ぬ死ぬ殺してやる系)を電話越しに聞けたり、ひどく身勝手な要求に悩まされたり、傷害事件おこして逮捕歴つくって身内の警察官志望を台無しにしてくれやがったり(試験順位は申し分なかったが身辺調査で不合格にされて発覚)と実害でまくりで絶縁したいです。てか通名でウチの名字を使うな。というわけで身近な在日さんには正直ネガティブな感情しかない。だからってそれを在日全ての人に同様な感情を持つことはないし「努力してんのうぜぇ」なんて発想をもてない。
あ、あと(通名)欄を持っているからといって在日確定ってことはないです。たとえば在学中に両親が離婚した場合にも通名を使用することがあります。それにネットで流れてる在日認定名字(木村は金とかいうあれ)、嘘だから。どう見ても由緒ある日本人の名字でもそれは通名、木村さんて名字でも先祖代々日本人なんていくらでもいたよ。名前で判断するのは大変危険です。
米アップル製の携帯音楽プレーヤー「iPod」を使った授業を、埼玉県松伏町の町立松伏第二中学校(金沢勝幸校長、生徒数625人)が始めた。アップルジャパン(東京)から42台を無償で借り、教師が考えた教材を使って授業をする。デジタル世代の生徒には「集中できる」と評判は上々だという。
<中略>各教科の教諭が教材ソフトを作成。美術なら、水彩画の下書きから色塗りまで各パターンをナレーションで説明。数学の計算問題を解く場合は文字で解き方を解説し、英語では動画を見ながら聞き取りをする。保健体育を除く全教科のソフトを収め、全校17クラスが交代で使いながら学んでいる。
授業を見学した保護者の中には「集団で学ぶ本来の姿ではない」との声もあったが、大西教頭は「生徒に評判がいいだけでなく、どうやったら興味を持たせられるか、ソフトづくりを通して教師の意識改革にもつながる」と話す。 アップルジャパンによると、同中への無償の貸し出しは特別なケース。貸し出しは新年度の1学期までのため、同中によると、その後はPTAが約40台購入予定という。
http://www.asahi.com/national/update/0330/TKY200903300325.html?ref=rss
つっこみが興味深い.「集団で学ぶ本来の姿ではない」と.
本来の姿ではないにもかかわらず学習効率が上がっているとすると,
それはそもそも学んでいる内容が「集団で学ぶべき内容ではない」ということなんじゃなかろうか.
単に教科書の理解だけで済む内容ならば,レベルに合わせたケアがちゃんとできない教育体制で教えること自体が変な話なわけで.
(レベルの違いを利用して教え合いをする,といった感じで集団を活かした学習スタイルだってありうるとは思いますが)
ITが教育を劇的に変えてくれると個人的には期待してますます.
私たちの1つ上の先輩方は、同時多発テロ(2001)により海外への修学旅行を諦めた。
また、1つ下の後輩たちは、イラク戦争(2003)により同じく国内への修学旅行となった。
その間にいた私たちは、無事(?)に海外への修学旅行となったが、旅行先が中国ではなく韓国だった。
国際交流ってやつなのか?校長、職員の趣味だとしたらかなり悪質だが…理由はよくわからない。
嫌々行ったけど、修学旅行は楽しかった。行ってみれば韓国も想像よりは良かったと感じた。
ホテルのバイキングが不味くてコーンフレークばかり食べていたけど…。
その修学旅行で、1つ疑問がある。
教師達は、何を考えて私たちをあそこへ連れていったのか?
なぜ??なんで??それが日教組ってやつなんですか??
ググったら修学旅行生が多く訪れているらしいが、恐ろしい、吐き気がしてきた。
本当に意味がわかりません…。
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■ 陰山英男氏講演_092028
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▼ 概要
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・「100ます計算」で有名な陰山氏の講演。
・P.M.1:30~2:30講演。質疑30分
・内容:自分の経験、実践に基づき、日本の教育についていろいろ。
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◆ 会場
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◆ 講演者
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・陰山英男氏。51歳。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%B0%E5%B1%B1%E8%8B%B1%E7%94%B7
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BE%E3%81%BE%E3%81%99%E8%A8%88%E7%AE%97
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-url/250-4349303-4987419?%5Fencoding=UTF8&search-type=ss&index=blended&field-keywords=%E9%99%B0%E5%B1%B1%E8%8B%B1%E7%94%B7
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陰山 英男(かげやま ひでお、1958年 - )は、兵庫県朝来市(和田山町)出身の教育者。立命館小学校副校長・立命館大学教育開発支援センター教授。安倍首相の諮問機関「教育再生会議」元委員。小学館の通信添削学習『ドラゼミ』総監修者。大阪府教育委員。
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来歴
岡山大学法学部法学科卒業。学生時代は放送文化部に所属し、アナウンサーを目指すが挫折。佛教大学通信教育部にて教員免許取得。兵庫県内の小学校で教員を勤める。教員時代は典型的な「でもしか先生」であったが、同僚教師の死を切っ掛けに、「命を大切にするなら、まず教師から。自分を犠牲にする教育実践など意味はない」と、授業改革に目覚める。
朝来町立(現在は合併により朝来市立)山口小学校在職当時、同僚、父母なども巻き込んで基礎学力向上のためのメソッドの開発を進め、岸本裕史が提唱した百ます計算やインターネットの活用、科学実験、そして日常の生活を見直すチェックシートの活用など、さまざまな工夫を重ねて、成果を上げる。
また、現場の教員たちの自主的な研究会「学力の基礎を鍛えどの子も伸ばす研究会」に小河勝らと共に所属。広島県尾道市教育委員会による校長の公募に応じて、2003年4月より、尾道市立土堂小学校(文部科学省指定研究開発学校)の校長に就任。
2006年4月より、京都市北区に開校の立命館小学校副校長兼立命館大学教授に就任。
2006年10月、政府の教育再生会議委員に就任。(2008年1月まで)
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・今回のイベント主宰の初芝学園が立命館と提携したので、今回の講演はそのツテらしい。
「娘が東大に合格した本当の理由~高3の春、E判定から始める東大受験」
http://www.amazon.co.jp/%E5%A8%98%E3%81%8C%E6%9D%B1%E5%A4%A7%E3%81%AB%E5%90%88%E6%A0%BC%E3%81%97%E3%81%9F%E6%9C%AC%E5%BD%93%E3%81%AE%E7%90%86%E7%94%B1~%E9%AB%983%E3%81%AE%E6%98%A5%E3%80%81E%E5%88%A4%E5%AE%9A%E3%81%8B%E3%82%89%E5%A7%8B%E3%82%81%E3%82%8B%E6%9D%B1%E5%A4%A7%E5%8F%97%E9%A8%93~-%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E9%A4%A8101%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E9%99%B0%E5%B1%B1-%E8%8B%B1%E7%94%B7/dp/4098250101/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1236167946&sr=8-1
・ポッドキャスト・FM ラジオ「陰山英男のヒューマン・ラボ」 放送中。
http://www.tfm.co.jp/podcasts/human/
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◆ 聴衆
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・最終的に300人程度は来ていたかと思う。
・「初芝学園」とは、あまり聞いたことがない学校だが、南大阪の私立学校で、小学校~高校まである一貫校らしい。
・入り口には「小学校」「中学校」「高校」「一般」の受付があり、住所・氏名を登録するようになっていた。
・同じ講演を見た人のブログがあった。
http://gachapin101.at.webry.info/200903/article_1.html
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◆ 講演全体の印象
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・教壇に長く立ってきて、今は副校長だったり、公的機関の教育顧問だったりすることもあり、
講演には慣れている感じだった。
・ざっくばらんな印象で和ませつつ、言うべきことはきちんと言う印象。
・プレゼン資料はパワーポイントだが、パワーポイント自体が進化していて驚いた。
印刷物かと思うほど解像度が高く、またビデオを貼れるので非常にわかりやすい。
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▼ 内容
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・この間の調査 http://www.jiji.com/jc/zc?k=200903/2009030100067
・陰山氏は、1958年、岡山大教育学部を卒業、の○○立 山口小学校に赴任、
-> その後○○立 土堂小学校で、「陰山メソッド」を完成させる。
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◆ 今後の日本について
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・今後、日本はもっともっと景気が悪くなる。暗い世相になる。
・正規雇用自体が吹き飛び、半年後には派遣どうこうの話さえ出なくなるだろう。
・中学生はその実態はわかっている。きれいごとしか言わない大人が多すぎるのが問題だ。
・この間、中学生向けの講演があったので、本音で「あなたたちの未来は暗い」と話した。
すると、講演が終わっても、拍手が鳴りやまなかった。
その後、中学生たちは職員室に押しかけ「百ます計算」を明日からするように求めたということだ。
・日本の未来は暗い。教育も産業も、きちんとやっていかなければならない。
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◆ 教育の効果について
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・教育の効果というものは、多くの「識者」が言うように、何年も経ってやっとわかるというものではなく、3日で変わりはじめ、数週間で必ず効果が出る。1年もあれば、ずっとはるか上にいる。
・高校生より中学生、中学生より小学生が、教育の効果が出やすい。
・なぜ小学生に、あっという間に教育の効果が出るのかというと、小学生では「知識」だけでなく、「勉強のしかた」を同時に学ぶからだ。
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◆ 著作を読んでほしい
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・講演をしても、数週間で忘れてしまうので、
本を買って、ときどき読み返してほしい。また、ポッドキャスト(FMラジオ)もやっているから聞いてほしい。
-「学力は1年で伸びる」
http://www.amazon.co.jp/%E5%AD%A6%E5%8A%9B%E3%81%AF1%E5%B9%B4%E3%81%A7%E4%BC%B8%E3%81%B3%E3%82%8B-%E6%B1%9F%E6%BE%A4-%E6%AD%A3%E6%80%9D/dp/4022504005/ref=sr_1_31?ie=UTF8&s=books&qid=1236167756&sr=8-31
-「家庭力―子どもの学力向上と幸せのために親ができること 」
http://www.amazon.co.jp/%E5%AE%B6%E5%BA%AD%E5%8A%9B%E2%80%95%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E3%81%AE%E5%AD%A6%E5%8A%9B%E5%90%91%E4%B8%8A%E3%81%A8%E5%B9%B8%E3%81%9B%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AB%E8%A6%AA%E3%81%8C%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8-%E9%99%B0%E5%B1%B1-%E8%8B%B1%E7%94%B7/dp/4391136031
-ポッドキャスト・FM ラジオ「陰山英男のヒューマン・ラボ」
http://www.tfm.co.jp/podcasts/human/
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◆ 土堂小学校
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・1学年150人という、かなり大きな学校で、これだけの人数の成績を上げるのは、通常非常に困難なのだが・・・。
・結果、偏差値65以上が全校の20%、全校平均平均知能指数117という、驚異的な結果となり、
卒業後、多くが進学校に進学、子供たちの可能性は大きく広がった。
・知能が高くなる、ということは、子供たちの可能性・選択肢が広がることだ。
「陰山メソッドは「生きる力」にならない」などと言う「識者」がいるが、馬鹿馬鹿しい話だ。
・「100ます計算で馬鹿になる」などという本を読んでみたが、くだらない話ばかりでまるで話にもならない。
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◆ 知能指数とは
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適切な環境さえ与えてやれば、どんどん回転数は上がる。
・「生活習慣が全て!」と言っても良いほど生活習慣は大切だ。
生活習慣だけで、知能はどんどん上がっていく。
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◆ 今私(陰山)がしている、脳によい生活習慣
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・脳が発達する生活習慣がある。
・今、私がしている、脳によい生活習慣とは
・1日40分歩く。
-> ちょっと早く歩き、心拍数100程度にする。走るほどでなく、ぶらぶら歩くのでもなく、ちょっと負荷をかける程度が望ましい。
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・日本人のライフスタイルを、脳力が高くなるようにしなくてはならない。
・2000年では1人あたりのGDPが3位 -> 2006年には18位に低下。生産性が落ちている。
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◆ フィンランドメソッドについて
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・フィンランドに見学に行き、直接見て、いろいろと話を聞いた。
・これなら、世界で知能が一番高いのは当たり前だと感じた。
・とにかく教科書が難しい!フィンランドの小学校1年生の教科書は、日本でいえば小学校4~5年レベルだ。
・当然、落ちこぼれる子も出てくる。だが、多くの教員や原則無料の教育によりそれをクリアしている。
・1クラス23人に教員が3人、その他、テキストを用意したり、学校事務を行う補助要員がクラスに1人いる。
これだけいれば、さすがに簡単には落ちこぼれは出ない。
・小学校から大学まで、全て教育費は無料。教科書、ノート、鉛筆等文具も無料。
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・しかし、それでさえ、なぜか2000年以前は、かなりの成績を収めていた。
・なぜか? 私は「系統だった学習指導要領」にあると思っている。
・各国を見て回ったが、「系統だった学習指導要領」があるのは日本だけだった。
これが日本の貧弱な教育環境において、日本の子供にかなりの知能を与えていた原因かと思う。
・だが、その優れた学習指導要領も、2000年以降ゆらぎ、その結果、学力の低下が起きたのではないか。
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・グローバル時代に、知能の力がないのは、子供達の未来を閉ざしてしまうことになる。
・10年前、アジアから米国への留学生は日本人がいちばん多かった。
・現在は、インド>中国>韓国>日本>台湾 の順になってしまった。
・なぜか?日本人は留学しようとしても、基礎学力が足りず、入学できないのである。
・あまりに驚いたので、「我々見学者のために、特区の小学校を回っているのか?」と聞いたら、これは中国ではすべての小学校で行われている、と言われた。
・小学校卒業時の英語の目標は、「日常生活に、実用的に活用できるレベル」である。
・低学年で週に5時間、高学年では4時間の英語の授業を受ける。
・日本の現状は、小学校では、今はそもそも英語の授業は行われていない。(ローマ字ならある)
・次の指導要領で英語の授業が入ることが決まったが、週にたったの1時間、しかも目的は「異文化理解」である。
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◆ 子供の伸びる家
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・今、住宅メーカーと共同で、「子供が伸びる家」の研究を行っている。
・学習は「生活習慣がすべて」と言えるほど、生活習慣は大事なので、「子供の伸びる家」はそれを考えて作っている。
・とりあえず今の家で考えるというと・・・
1/ダイニングに長机(田舎の公民館に置いてあるような安物)を置く。
-> ごはんを食べて、親が見ている横ですぐに勉強ができるように。食卓でやると、食事中に片付けなくてはならず、片付けるのが面倒。
-> 長机は横に長く、奥行きが短いので、奥のほうがとりづらいということがない。横に長く置いておくほうが手が届きやすい。
2/畳の間があったほうがいい。子供がごろごろできるのと、寝るときに、ベッドは落っこちるので、畳にフトンのほうが安眠できるので。
-> ぐっすり眠れるのが、とにかく一番!「睡眠力」と名付けたいくらい。
3/リビングに本棚を置き、辞書や図鑑などを置く。また、どの部屋にも辞書・図鑑があるようにする。
-> なぜか?それは、「わからない」 -> 「わかる」の時間が短いほど脳への定着が強く、結果として知能が上がるからだ。
「後で調べとく」ではダメで、「今わからない事は今調べられる」ような体制を作っておくのがよい。
4/親の手伝いや部屋の掃除は子供の知能を高める。イモの皮むきができる子のほうが、できない子よりも知能が高くなる。
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・なぜ「親の収入が低いと合格しない」などという神話が出来たかというと、
昔の東大は、とんでもない高収入の親がたまにいたので、彼らが平均値をぐっと上げていた。
・また、10年ほど前に、中高一貫校では中学で高校の内容を前倒しで教えてよいことになったので、中高一貫の私立高校が有利となった。
・しかし、実は東大は、あまりそういう子を取りたくない。
・そこで、東大は、年収400万円以下の家庭は、授業料は無料になっている。
・実は東大は東京出身の子が多く、東京ローカルの学校とも言える。
・現在、東大は地方の公立高校を回り、優秀な生徒を狙っている。
・教育再生会議で言っていたが、小さい頃から外の風に当たらず、知識だけを植え付けられた子は、
好奇心が育っていないので、大学で新しい研究などできるわけがない。
東大はそう考えている。
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◆ 虫食い学力について
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・近年、目立ってきたのは「虫食い学力」である。
・「虫食い学力」とは、計算や漢字などの基礎を徹底していないため、知識や技能が虫食い状態となり、結果、それが上級の学年に進んだときに致命的な弱点となり、理解を妨げることである。
・中学生に小学1年レベルの計算をさせると、○-7、○-8を間違える子がけっこういる。
・漢字について、6年生では3割の児童しか、指導要領漢字全部を覚えていない。
・割合、分数の計算を理解していない子がかなりいる。
・上級の学年は、それらの知識が前提となるので、そこがネックとなり、ついていけなくなる。
・この場合、親や先生が叱責しても激励しても、何の意味もない。どこを理解していないのか、まずプロの目できちんと見ないと駄目である。 一人一人、テストの1つ1つの問題を細かく見ていき、何を理解していないかを見つけていく。
・中学生に100ます計算をさせると、方程式などの難しい問題も解けるようになる。
やはり基礎的な計算力が足りていなかったと考えられる。
・塾経営者と話した時、この虫食い学力問題が話題になった。受験専門の塾では基礎、基本の徹底をやらないので、こういった基礎のついてない子は伸びず、大きな問題となっている。
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◆ 100ます計算について
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・100ます計算は、私が思いついたものではない。
・「計算の反復練習」という、本来しんどい、つまらないものを、面白く取り組めるための1つの手段だ。
・毎日、同じ問題をやる。あっという間に記録は上がっていく。
実は、違う問題でも、同じ問題でも、計算力向上の効果は全く変わらない。
-> 褒めてもらえる -> 自信がつく -> やる気が出る。
・不思議なことに、100ますを続けると、もっと深いところで学力が上がっていく。
授業もやりやすくなる。
・特に日本の子の、学習の最も妨げとなるのは「学力コンプレックス」である。
・日本の子は、褒められて育てられていない。たいがいの場合は「おまえは駄目だ」と言われて育つ。
それにより、何においても自信のない子が非常に多い。
・100ます計算は、大人でもだいたい2分はかかる。
・それを、小一でも、1ヶ月ほどで1分45秒を切るようになる。
・大人を負かすほどの計算力がつき、褒められる。結果、自信のかたまりのようになり、
「学力コンプレックス」とは無縁の「成長モード」に入り、学習がスムーズに行える。
・「同じ事を3日連続でやる」のが大事である。
・3日間同じ事をすると、記憶はよく定着する。
それ以下ではすぐ忘れてしまう。それ以上やってもあまりスコアは伸びない。
・よって、計算・漢字・英単語も、記憶を定着させたい場合は、「3日連続で同じ事をする」が有効である。
・1日10分でもよい。それで頭の回転を上げることができる。
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・知能開発の7割は「早寝」「早起き」「朝ご飯」の生活習慣により決定してしまう。
・朝ご飯をとにかく「しっかりとる」こと。
・子供は、P.M.8:00~9:00までに寝ると、一番知能指数が高くなる。
・朝ご飯を食べずに登校するグループに、朝食を取らせるようにしたところ、知能指数は6ポイント上がった。
・手っ取り早く言えば、「朝は湯気の出るおかずを食べさせてください」ということ。
●パン+ジャム+牛乳だけではダメ。脳に必要なアミノ酸がとれないから。
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*なお、文中「グラフ」の統計は、大きな学校に協力してもらい、厳密にとったもので、
サンプル数等も有効な範囲であり、いいかげんなものではない。
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・ゲームは1日30分程度ならOK。
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◆ 読書は知能を高める
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・読書は知能を
「ゆとり教育」と名付けられた政策の本質が、教育における『規制解放』であり新自由主義的政策であることは言うまでもないが、新自由主義にも二つの側面があることは同時に指摘されるべき。従って、ゆとり教育に対する議論は大きく四分することで概観できる。
「教育の市場化」推進のために『ゆとり教育』を推進した人々(寺脇、経団連)。すでに主流を逐われている。
「教育の自由化」推進のために『ゆとり教育』を推進、または賛成する人々(文科省主流)。
変化を好まない保守派・大衆。自分たちを大多数と思っているが、時代の変化から、おそらくこの主張が将来生き残る道はない。
新自由主義への反発から教職員組合(実はどこよりも保守的)などがこの立場を取る場合も多いが、一方で単純に競争主義を肯定し、
見れば分かるように、立場上敵対している人が実は同じ立場・教育観にたっていたりするので、話が混乱してるわけです。『詰め込み型知識学力か/思考力か』という話は、実は議論の中心ではない(もともと両方とも必要に決まっているから)ことに注意。
小学校が人数少なすぎて複式学級ってやつだった。
2学年で先生一人ってやつ。
「じゃあ今から4年生教えるから3年生は教科書読んでて」
って感じ。
小学校卒業時にローマ字をマスターできてたのは自分ひとりだった。
九九が怪しいやつが一人いた。
過疎の学校で一人って割合にすると10%を超えてる。
「勉強なんかよりも大事なことがある」
的な演説をするからなお性質が悪い。
設備がなかった。
プールがなかった。
体育館がなかった。
理科室がなかった。
家族のように仲がよかった、というわけでもない。
学校における大人の人数比が高すぎた。
保健室の先生や用務員さんを合わせると10人以上の大人がいて、子供は40人くらいだった。
そすっと、どこにいても大人の目が届くからみんな大人に従順すぎて子供たちだけのコミュニティが育たなかった。
一度だけいじめがすこし起きた。
幸いにして?その芽は摘まれた。