はてなキーワード: 大科学実験とは
その人は「もうどうにもならん」とうなだれていた。
「まぁそうだろうね」とボクもそれに同意した。
正直TV業界は五社協定組んで俳優のTV出演を妨害していた映画業界に打ち勝って現在まで続く地位を獲得したのに、映画業界と同じことネットに対してやってしまって過去の映画業界と同じように苦境へ立たされてしまっている。
まぁ今のTV業界に映画業界と直接殴り合ってた人が現役最前線で残っているわけもないし、「先輩から聞いた話」くらいにどこかで思っていて当事者じゃなかったから入社時点で確立されていたTV業界の地位は在って当たり前のものっていう思い込み、過信を持ちやすかったんだろうね。
その過信によって自分たちの世代でTV業界を苦境に立たせてしまったというのは心中察するよと言葉をかけるしかない。
ネット解禁をすると堤を切ったかのように若い芸能人ほどサッとYoutubeへ行ってしまい、何ならその過程で芸能事務所すら混乱のルツボへ陥ってしまい、反社だなんだとワイドショー使って騒いでるうちに、あれよあれよと今みたいな状況。あれも失敗だったね。
「まぁあとは若いYoutuberでも呼んで旅番組でもさせるしかないんじゃないの?」と笑い飛ばしてやったけれども「そんな今更もう無理でしょ」と力のない返事しか返ってこない。
「人気のYoutuberみたいなことTVでもやるべきなんだろうか」とすら言うものだから「何をバカみたいなこと言ってんの」と輪をかけてケタケタ笑ってやった。
「若いYoutuberでも呼んで旅番組」なんて軽く言ったけど、TV業界はそのフォーマットを作り上げた実績があるんだよ。
旅番組以外にも多くの番組フォーマット持ってるのに資産捨ててまでYoutubeの真似する必要なんて無いだろうに。
TVにはTVにしかない良い部分は確かにあって、旅番組とかTVじゃないと出来ない仕込みの最たるモノの1つでしょと。
TVじゃないと出来ない規模感もある。NHKの大科学実験なんて正にそれ。理科系Youtuber引っ張ってきてTVでやれば良いんだよ。
TVのフォーマットと規模感で人気の若いYoutuber使って番組作って地上波とケーブル、そしてTVerで配信する。コレでしょ。
「いやぁわかるけど、上がなんて言うかなぁ」
「そんなん知らんわ」
「音の速さを86人で可視化する」「パラボラアンテナで大量のボールを跳ねさせる」とかは明確に面白かったんだけど、「(空気圧で)力士を持ち上げる」「(イカダで)象を持ち上げる」「(大量の卵で)ラクダを持ち上げる」「(電磁力で)人を持ち上げる」「(摩擦で)力士を持ち上げる(二回目)」「(梃子の力で)70トンのトレーラーを持ち上げる」「時速100kmの車で慣性の法則」「時速140kmの車で慣性の法則」「時速50kmの車で慣性の法則」「時速100kmの振り子を作る(だけ)」とか、ネタとしては面白くないけどスケールだけで強制的に絵面を面白くしようとする感じとそのためにとんでもない予算がかかっていることを考えるとあんまり素直に楽しめないのがうーんってなった
昨日飲みに行った先で常連さんらと話してたら、なんか音速でケツバットする話になって、
迫ってくるバットに対して同じ速さでケツを突き出して迎えに行けばダメージがゼロになるって主張してる人がいたけど、違うよな……?
ケツというか腰をインパクトの瞬間に同じ速さで前に逃がすってんならわかるんだけど、ケツとバットが向かい合う方向でお互い加速するって話だった。
いやいやいやいやウソだろー、ウソだウソだ。大参事しか見えないわ。ケツから見たバットの相対速度増えちゃってんじゃん。
「大科学実験(テレビ)で100km/hで走ってる車から後方に100km/hでボールを打ち出したらその場でポトンと落ちた」っていうのを根拠として言ってたけど、
その番組は俺も見たけどさ、それとケツバットインパクトは多分ボールの発射装置と車の位置関係が違うよな?っていう。
あと「同じ理由でイチローは打つとき頭を球と同じ速度で前にスライドさせてるから飛んでくるボールが止まって見えてる」って言ってたけど、
それも全然知らないけどなんか違う話っぽいなー、えー、えー、だっておかしくない?
一応「それおかしくね?」とは軽く言ってみたけど店の人まで含めてまさかの5対1で不利だったし、
あんまり長々と説明を試みるのも話の腰を折って申し訳ないかなと思って黙ってカウンター端で酒飲んでたけど、やっぱ変だよ!変だよ!!