「仮名」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 仮名とは

2008-06-30

【連載】小説ITゼネコン【第一回】

 「小説」など、大上段に構えてみたけれど、ドキュメンタリータッチフィクションエッセイを連載する。

俺の名は鈴木本太。すずきポンタ、もちろん仮名だ。これから出てくる人物、企業、団体、製品名等についても、架空のものであり、偶然現実の名と重なっていても他意があるわけじゃない。米合衆国オバマ氏と福井県小浜市とが関係ないのと同様だ。

 俺は32歳監査法人勤務だ。この業界ではイケてるほうじゃない。だって、システム監査を担当としているくらいだ。システム監査を低くみてるわけじゃない。俺の身長は・・、俺のことはどうでもいい。興味を持たないで欲しい。この話の主人公国産メインフレームコンピュータとそれを構成する企業レガシーシステムなんだ。俺は、狂言回しに過ぎない。「北斗の拳」の真の主人公は「北斗神拳とそれを中心としたヴァイオレンス」であったと記憶する。いや、主人公ラオウだっけ。まぁ、ラオウが倒れた後の「北斗の拳」が面白くないのと同様、俺の人生はたいして面白いものではない。

 今回の舞台はB銀行だ。俺たちのクライアント。TVドラマか何かの影響か、俺たち監査法人は、客先の不正を暴く行政官みたいな仕事振りをしていると誤解している友人もいる。あくまでクライアントお客様から対価をいただいて、仕事をさせてもらっているサービス業なのだ。だから、ぜんぜん、上から目線ではなく、普通の客商売だよ。俺は提供するサービスを売るセールスマンも兼任しているんだ。営業担当者はいないからね。そりゃ、エンド・ユーザにマイ・カーや呉服を販売する営業とは、少し趣きも違うだろうけど、お客様あっての商売。

 国税庁検察庁とは立場が全然違う。銀行の人と話をすると、やはり、国税検査官の中には、高圧的な態度の人もいるらしい。背中にしょっているのが、徴税だから調査権があるからね。でも、やたら、高圧的な人は新米検査官に多くて自信の無さの裏返しだろうとのこと。むしろ、しょぼくれたおやじさんが、ひょいと指摘をする事項の方が怖いそうだ。

 銀行をはじめとした金融機関には、金融庁検査というものがあって、そこからも検査官がやってくる。金融庁は、金融機関に対して、業務改善命令から、免許の取り消しにいたるまで、大きな処分裁量をもっているから、銀行にとっては大きな存在だ。貸出債権が適正に管理されているかを検査する資産検査官、事務が適正な手順に則って行われているか、不正がないかを調べる検査官など、担当も分かれているようだ。システムについても専門の検査官がいる。最近は大手銀行合併にともなうシステム統合で、おおきな障害が起きたことから、金融庁システム検査にも大きく目を尖らせている。

 ITガバナンスの適正さ(システムを運営する組織、規定が整っており、正しい手順に基づいて運営がされているか)や、個人情報の管理が十分か、データの参照権限や手続きについて適正な扱いをおこなっているかなど。これらが、金融庁によるシステム検査の調査ポイントの一端である。監査法人によるシステム監査とも重なる部分は多い。ただし、見る立場が違うので切り口は違う。俺らは、処分や免許・許認可が目的ではない。クライアントシステム運営が適正にされているか否かということを軸として、あくまでクライアント経営の適正さ、透明性に関する評価・助言を行っている。だから、コンサルティングマインドも必要だ。勿論、不正を隠匿したり、促したりする助言は駄目だ。

(つづく)↓第二回

http://anond.hatelabo.jp/20080701191148

2008-06-26

全部 仮名で打つのは逆に面倒

昔、あるところに、ジャックという男の子がいました。

ジャックの家は、お父さんが亡く貧乏でしたので

ジャックは、学校へ行く事もできませんでした。

とうとう、家には牛が一匹いるだけになってしまったので

ある時、お母さんがジャックに言いました

「町へ行ってこの牛を売っておいで。

そして、そのお金でパンや、お前の靴やズボンを買いましょう」

ジャックが牛をつれて元気よく歩いていると

一人のおじさんが、フラフラとやって来て、言いました。

「どうだね、ぼうや この豆とその牛を取り替えないかね」

それは、大変綺麗な豆でしたので、ジャックは夢中で取り替えてしまいました。

20年数年前、毎週のようにこの文章を読んでたっけなぁ、と思い出したんで、

何の気なしに打ってみた。

うろ覚えなんで確実性は乏しい

今更だが「なんで牛が1匹」なんだろう

2008-06-25

優越感ゲーム言葉探し

http://anond.hatelabo.jp/20080624192647

元増田の人が選んだ仮名の人を小・中学校時代にバイ菌扱いしていた

そして、高校が別になってから10年ずっと「自分は同窓会彼女に何と言うのだろう」ということを考えてきた

何か忘れてしまったけれどあるマンガで、小・中学校いじめられた男に高校生になって再会した時「きれいになったね」と言われたということを回想するシーンがあった

いじめられていた彼女はたしかこんなことをいっていた

男は少年から男になると少年の頃に自分がしたことを忘れてしまうのだと

女はずっと女のままで、忘れられないのだと

だからもしも今、街で偶然彼女に再会したとして、自分には沈黙しかできないだろうと思う

2008-06-21

フランス人ラテン語を話せってことですね、わかります

平沼赳夫ってこんなトンデモだったのか。今更ながら驚いた。

最近国語の乱れようは目に余るものがある。敬語の乱れや「食べれる」などといった「ら抜き言葉」の氾濫など、由々しき状況です。われわれは言語で思考するわけですから、言葉が乱れているということは、思考が乱れている、精神が乱れているということにほかなりません。精神を正すためには、国語も正しい伝統回帰すべきです。たとえば50音の「ゐ」や「ゑ」は廃止されていますが、本来それに当てはまる音があった。それが忘れられ、発音できなくなってしまったんです。

http://news.goo.ne.jp/article/php/politics/php-20080609-04.html

ちょwwwwww音韻体系を平安時代に戻せっていうんですかwwwwww

そんなこと言わはるならまず、あずまえびす言語なんぞを標準語やなんて呼ぶのをやめはったらいかがですやろ。日本の国の文化は京都が中心どすえー。いや、まじめな話、平安時代の音韻体系ってのはあくまで「京都とその周辺」の音韻体系なわけですからねえ。

そして、その頃ヨーロッパの方を見れば、フランススペインで話されている言葉は「フランス語」や「スペイン語」じゃなくて「俗ラテン語」だったわけです。ってことはですよ、西欧人は当時の標準語とたるラテン語をしゃべるべき、そうでなければ言語が乱れておるってことになるわけですが、それでいいんですかね、平沼先生

そういえば、フランス語の綴りが音とかけ離れているのはラテン語を引きずっているからで、あれは言ってみれば旧仮名遣いなわけですね。最低限、フランス語も綴り通りしゃべるようにしたらいいんじゃないでしょうか。もっとも、ガトーショコラ (gâteau au chocolat) を求めてお菓子屋で「ガテアウ・アウ・ショコラット」を注文して、目的のものが出てくることは保証しませんけどね。

2008-05-20

http://anond.hatelabo.jp/20080520072950

おはようございます!

気が付けば半年経ちましたね。そこで読み仮名を考えながら過去を振り返ってみました。

あと、なんだかんだで二至二分はなじみがあるので、勝手ながら付けさせて頂きました。

  • 紅葉(こうよう)
  • 戒火(かいか)
  • 現氷冬至(げんぴょうとうじ)
  • 迎雪(げいせつ)
  • 浮土(ふど)
  • 寒至(さむし)
  • 末霜(まっそう)
  • 鳴鶯(めいおう)
  • 桜蕾春分(おうらいしゅんぶん)
  • 華桜(かおう)
    • 桜華(おうか)の方が語呂的にもイメージ的にもわかりやすそう。
  • 明葉(みょうよう)
  • 春央(はるなか)
  • 薄汗(はくかん)
    • 「はっかん」だと発汗みたいなので。

ついでにこれからの奴も

  • 入雨(いりさめ)
  • 用清夏至(ようせいげし)
  • 確水(かくすい)
  • 初蝉(はつぜみ)
  • 暑至(あつし)
  • 轟天(ごうてん)
  • 凌暑(りょうしょ)
  • 寒雨秋分(かんうしゅうぶん)
  • 清空(せいくう)
  • 用康(ようこう)
  • 秋央(あきなか)

2008-05-05

http://anond.hatelabo.jp/20080505180056

いやあ、日本語ってめんどくさいよ。

煽りなのか何なのかわからないけど

何でそう言う結論に行き着いたのかは興味ある

自分は毎日英語論文(技術系)とにらめっこの生活しているけど

どうやっても日本語の方が楽で処理速度が速い

漢字仮名交じりだと要点の把握が容易なのと

カタカナのおかげでテクニカルターム普通名詞の区別がしやすい

英語のつらさは日本語を全部ひらがな書きしたのに近い、単語の区切りでスペース空けても良いけど

ここら辺は英語に限った事じゃないけどね

かといって、文法の整合性では英語は仏語やスペイン語に譲るし

英語も書き言葉では、タームはイタリックとかちゃんと読みやすく処理してある教科書だと

まだ読みやすいんだけどね。

話し言葉はまた別かな

米語と英語でもだいぶ雰囲気違うし

2008-05-04

日本語の弱点とか言ってる奴

これとそのブクマね。

幸い「日本語論理的でない」というトンデモさんが出てこない(日本語論理的でなかったら学術書の和訳ができるはずがないだろう)ので少し安心しているが、それでも「日本語は情緒的」だとか「日本語曖昧」だとか「日本語は回りくどい」言ってる人が多いので溜息。

そういうこと言ってるお前ら、どれだけ日本語以外の言語知ってるのかと。

お前らが日本語の「欠点」が見えやすいのは、お前らが日本語をよく知っているからだけの話。実際は他言語でもそういう言い方はいくらでもある。

日本語以外の言語で情緒的だったり曖昧だったり回りくどかったりする表現が可能なことは、ラカンだのなんだのの訳のわからん衒学的なポモ文が、明晰と言われるフランス語発祥であることからもすぐにわかるはずだ。「ソーカル事件」でぐぐるといい。あれはフランス語英語における、言語曖昧さを駆使したハッタリの実体をよく暴露したものだと思うよ。


ついでにいうと、言語の機能の話をするとき、文法・記法と語彙の問題がゴッチャにされる傾向があるのはなんとかならんかね。プログラミング言語で言えば前者は構文や「機能」、後者ライブラリに相当するわけだが、大抵のプログラミング言語チューリング完全であるというのと似たような意味で、日本語と他言語能力等価であると考えて差し支えないだろう。

ただし日本語の語彙体系は和語と漢語(和製漢語含む)と西洋外来語がぐちゃぐちゃになってわかりづらいことは確かだ。文字体系も同様。このため、書き言葉において日本語は非常に学習が難しい言葉とされているのは確か。

とはいうものの、語彙体系の煩雑さは英語だってかなりひどい。ゲルマン系・ラテン系ギリシャ系がぐちゃぐちゃ。しかも、selectionとelectionみたいに、もともと同じ言葉が生のラテン語フランス訛りとで違う意味を持ったりする。また、書き言葉が難しいといっても中国語より簡単なのは明らかだし、日本語の書き言葉学習中国人から見れば困難ではないはず。そして日本語の発音体系は非常に単純かつ標準的なので、日本語は話し言葉として見ればかなり簡単。

そういう意味日本語はごく当たり前の言語。今まで挙げた要素すべてで日本語より明らかに効率的な言語はたぶんイタリア語スペイン語ぐらいじゃないか。


あと、「漢字情報圧縮」と言っている人へ。漢字という文字が仮名文字やアルファベットよりはるかに複雑であることは一目瞭然であり、一文字当たりの情報量が多いだけとも言える。文字数が減ったからと言って情報を圧縮したとは言えないぞ。

それから、敬語日本語独自のものではない。英語敬語だって難しいぞ。謙譲語も尊敬語も丁寧語もある。ある程度「話法の助動詞を使う」という原則はあるが、細かい表現はいちいち覚えていくしかない。

2008-04-26

学校へ行くのが苦痛

英語の授業は単語の意味教科書の訳を教えるだけで、その上A4の紙1枚に全文が載ってしまうぐらいの文書に6時間以上かかっていてとても退屈。

古文漢文の授業も英語の授業の如きで、漢文なんて送り仮名まで付いてるから易すぎる。

そして人の悪口をためらいなく言える輩が多い。

噫、疲れた。

2008-04-23

PCを使うときに注意すべき13のこと by初心者

この間のエントリで、増田ダイアリーで身元バレするという話を読んでその日のうちに全部消した初心者です。恐る恐るもどってきました。やっぱり、書いた身元を知られたり閲覧履歴をほかの人に覗かれて平気な人なんてのはそんなにいないと思う。ちょっと気になったのでまとめて書き出してみる。ただし僕はパソコンなんてろくにわかってない初心者なのでとりあえずそれっぽいものを列挙してみた。アドバイスあったら教えて。だいたいリファ??って誰のことだよ?日本人は○○ラーって呼ぶのがほんと好きだな。

1.クッキーとか「認証済みのセッション」は終了時に必ず消す。

アマゾンなんかが余計なことをしてくれてわるいヒトにメアドとか色々ばれるらしい。僕はfirefoxブラウザにして毎回消す設定にした。

2.閲覧履歴はこまめに消す。

ブラウザアドレスの欄にanと入れるだけで増田ユーザーであることがばれてしまう。最終手段はUSBメモリに入れて使えるブラウザを導入するといいらしい。それにしても、人に借りたPC使っててたまたまリンク先がエロかったとき、一瞬で消してもじっくり眺めても履歴表示は一緒ってのはなんだか納得いかない。マイクロソフトエロサイト3秒ルールIeに導入すべき。

3.Ieだと履歴消したつもりでもエクセル経由でばれるらしい。

excel立ち上げて「ハイパーリンクブラウズしたページ」でアウト、らしい。Ie使わないほうがいいかも。

4.動画写真も専用のプレーヤーを使う。

標準的なプレーヤーはご丁寧に履歴を残してくれるし、Ieに履歴が残るから。

5.yahooIDは2つ持つべき。

ID検索すると利用してるサービスが出てきて色々推測できてしまうから使い分ける。ヤフオクで性別、年齢層、住んでる県くらいなら大体判断つくし、ゲームランキング表で仕事ゲームしてたのがばれるとか、色々。ヤフオクは出品に関しては評価しあわないと申し合わせるのがいいかも。

6.ネット上でどこに個人情報を出したかメモしておく。

普通ネット生活するためには最近アカウントたくさん作らないといけなくなってる。登録したまま忘れることも多いので作ったIDと晒した個人情報レベルメアド仮名本名、住所、クレカ番号)を書き残しておく。僕はよくメモを無くすので携帯メールにさらっと送信して保存してる。

7.ネット上で住所などを書くときは必ず嘘の情報を入れておく。

個人情報漏れて当然らしいので、せめてどこから漏れたか当たりはつけたい。マンション名を少し変えたり名前の漢字をひらがなにしたり、架空の妹を作ったり。僕は正直言うと全くの別名を使ってる。配達屋さんのために表札にもその名前足してある。

8.ソフト導入。avast! spybot CCleanerとか。

はっきりいってこういうソフトが何をやってるのかわからんけど、みんなが入れてるみたいだしかっこよさげなので僕もー。PC苦手な子の前でspybotを起動させて「ほほぅ、こうきたかー」なんて神妙な表情で言えば、ゆるふわガールにもてmalスリムな愛されボーイに大変身。変な履歴の残らない恋愛に発展しなくもない。いや、たぶんない、ごめん。

そろそろ思いつかなくなってきたので、次ははてな編。

9.増田ダイアリの編集画面ではリンク先のチェックはしない

IDがばれるらしい。「http://king.jp ←こいつロバの耳w」 はい、死刑

10.いろんなサービスプライベートモードの癖に自分でリンク貼って踏んでもダメらしい

IDがばれる可能性が高いらしい。

.......やばい、13とか適当に書いてみたけど、そろそろ限界...

11.そもそも恥ずかしいことはネット上に書かなければいい。

手書きって大切。たとえば海外からはメールでなくて手紙送ると意外と高ポイントだったりする。宝くじ当選通知とかね。何の話だ?、でも、恥ずかしくて消すときは全力で消す。googleキャッシュとかweb.archiveとか魚拓とか、増田だと勝手に保存して公開してるサイトがいくつかあるみたいなので注意。

12.どうしても書きたいっていう衝動がある人には最終手段がある。

僕も覚えあるけど、半匿名サイトですらキモがられるようなことを書きそうなときは、キーボードからキーを一つ抜いてしまえばいい。aiueoは致命的なのでまだやったことないけど、mとかrのキー1つだけでも微妙にキツイ。文章作るのが大変なので書けただけで満足できるようになる。まぁ初心者はpとかlとかgから始めるといいかも。

........とりあえず、2つ作ってみた、あと最後、、

13.そもそもはてなを使わないほうがいいかもしれない

運営は問題点があっても放置プレイが基本らしい。しかもはてなの住人はアラ探し改善点を見つけて報告することに日々熱心らしい。さすが、日本技術者魂="KAIZEN"。今回の僕みたいに泣きながら全エントリを消して一旦退会までしたような初心者はまたどこで落とし穴があるのかわかったものではないから、もしかしたら別なところへ行ったほうがいいかもしれない。

息も絶え絶え13個挙げてみました。付け加える点とかいろいろアドバイス下さい。

※追記、長い文なのにぶくマークありがとう、「ネタ」とつけられるのもいいですけどw、アドバイスマジでほしいっす。上級者はどういうことに気を使って何をしてるんだろうね、すごく知りたい。

2008-02-01

中学高校で一般常識と言うものを科目として教えたらどうだろうか

決して「今時の若いものは・・・」と言いたいわけじゃないんだ。

俺がまだインターネットなんて存在くらいしか知らなかった高校生の時の話で当時俺は読書の習慣が全く無かったんだがたまたま発売されたばかりの文庫本小説を読んだんだよ。

その小説を楽しく読み終わって解説文を読むとその続編がけっこう沢山出てるらしいと知ったんだ。

で、そのシリーズを読んでみたくなった俺は本屋に行ったよ、そこでその作者の名前から続編を探したけれど見つからない。

他の本屋でも頑張って探したけれど見つからない。更に他の本屋でも必死で探したけれど見つからない。それから先も本屋に行くたびに探してたけれど見つからなかった。数ヶ月間。

なぜなら文庫のコーナーだけ見てたから。当時の俺は「文庫落ち」って概念を知らなかったわけだね。

これ読んで「お前がバカなだけだろ」って思う人は多いと思うんだ。だけどそれ知らない奴多分けっこういるよ。

大学入って「好きな子が村上春樹って人のファンだから読んでみたんだ、けっこう面白いね。殆ど生まれて初めて(教科書とか漫画とか雑誌以外の)本を読んだよ」って言っていたS君(仮名)だってきっと知らなかったと思う。他にもZ君やL君もきっと知らなかったと思う。

そういう知ってる奴なら「は?普通誰でも知ってるだろ?」って思うような常識を教える教科があってもいいと思うんだ。

知識として一回でもそういうものを教えておくと違ったものが生まれると思うんだ。

他には例えばええとオーケストラってどういうものかなんとなくわかるけど細かくは俺知らないもん。

だから「一般常識」を中学高校の必須教科にしようぜ。

ちなみにその小説の続編はある日立ち寄った本屋で目立つ所でその作家のフェアやっててようやく買うことが出来ました。

そのフェアを見て初めて文庫落ちって概念を理解したよ俺。

2008-01-22

もしも天竺に行って経典をいただいてきなさい、と言われたときの対応

2007-12-25

成果主義によって救われるかと期待したのに…

「機能しない成果主義高卒技術者の失望」では、学歴主義の壁に苦しむ高卒技術者島田潔氏(仮名)の現状を紹介した。彼の職場は、学歴にかかわらず高卒大学院卒者も、実質的に同じ内容の仕事キャリアを始めるホワイトカラー職場だ。けれども昇進を決めるのは学歴主義に依った評価である。大学院卒の後輩が3年後には彼の上司となる現実がある。

「確かに大学院卒の人には、理論立てて物事を考える力はあるかな、と思う。けれどもそれが直接現場で役立つ場面は少ないし、社会人経験6年間の差に値するとは自分には思えないです」。インタビュー島田氏はこう話していた。

大学大学院で身につける「物の考え方」は業務遂行の上で役に立つ。それを業績の一つとして評価する考え方が学歴主義だ。多くの日本企業はこの考えに則って人材を採用している。

ただし問題は、人事評価においてつける差の大きさが「妥当」であるかどうか。元財閥メーカー勤務、K.K.氏が寄せた読者コメントでは、企業内部の非妥当性が生々しく明らかにされている。

「実力で部長職までいった製造部長が、大学を出ていないというただその一点で役員にはなれない。部下の査定の際も、よっぽどばかな大卒でないかぎり高卒と成績を逆転してはならない。製造現場にもかかわらず、高卒によい評価をつけないために、英語の検定試験結果やプレゼン能力査定に入れたり。管理職をやっている本人が自己嫌悪に陥るような暗黙の了解が多々ありました」。

厳然と残る賃金格差

学歴主義は古くて新しい問題だ。身分や世襲を基にした社会では、親の職業からいやでも離れられなかった。けれども学歴の取得は、制度上はだれにでもチャンスが開かれている。学歴主義が評価されるのは、その民主的な側面に目を向けた場合である。

いっぽう、マクロな視点で戦後の数十年を眺めれば、別の構図が浮上する。学歴の取得には父親の職業が影響するという調査結果(例えば農家の子息より企業管理職の子息の方が大卒である率が高い)からは、学歴取得は制度上平等でも、社会現実はそう動いていないと分かる。そして就職後は学歴による明らかな賃金格差が待っている。

社会学者1955年から10年ごとに調査している「社会階層と社会移動全国調査」のデータを見ると、1995年における50代大卒男性高卒男性の平均年収の格差は約1.5倍。中卒男性との差は2.1倍だ(「社会階層 豊かさの中の不平等」(原純輔・盛山和夫著、東京大学出版会1999年刊)。

就く仕事にも格差がある。大きく分ければ大卒男子企業総合職高卒男子は製造現場登場人物島田氏のような、高卒男子ホワイトカラー職への就職もなくはない。しかし、現実には極めて少ない。「学校基本調査報告書」(文科省)を見ると、1950年代には30%を超えていたホワイトカラー職(事務職、専門・技術職)における高卒男子の割合は、2004年には7%まで落ちた。

このように、就く仕事や賃金、昇進における学歴格差は、戦後数十年のあいだ存在してきた。しかし格差の問題が、「勝ち組」や「負け組」といった流行語を生むほど一般の関心を集め始めたのは、最近の現象だ。それはなぜなのか。

学歴マイノリティー」の成功モデルが崩れた

社会階層研究を専門とする盛山和夫東大教授によると、企業活動が拡大した1960年代??70年代高度成長期に、学歴による賃金格差や昇進の格差はそれ以前の時代より縮小した。高卒者や、場合によっては中卒者であっても大組織に入り、相対的に出世ができた。ホワイトカラーブルーカラー賃金格差も縮まった。

しかし1990年代の低成長期に入ると企業の人事政策は、より強く市場原理を取り入れたものとなった。「賃金格差は拡大する傾向にあり、今後もその流れは続くだろう」と盛山教授は見る。

さらに別の要因が、高卒者の就職状況を悪化させた。「団塊ジュニア」世代の大学入学に備えた大学・学部増設政策による、大学生の急増だ。かつての高卒職場大卒者に置き換えられた。そしてすでに就職していた高卒者は企業内で「学歴マイノリティー」と化し、働く意欲や動機を持ちにくくなるという問題が浮上した。

高卒者にとっての、成功のモデルケースがなくなった」と指摘するのは、豊田義博リクルートワークス研究所主任研究員だ。

かつての成功モデルはこうだった。正社員採用就職して製造現場で働き、安定した職業人生を歩む。あるいは企業の知名度が低くて大卒者が集まらないサービス業種(居酒屋チェーンなど)で、現場経験を積んだ後に店長になる。

ところが製造現場海外移転し、国内の工場労働者正社員よりパートアルバイト、有期雇用者の採用が増えた。店長コースの方は、大学生の増加で新興チェーンにも大卒者が就職するようになり、「店長大卒、店員はアルバイトという流れになっている」(豊田氏)。

議論すべき社会の仕組み

では学歴マイノリティーと化した高卒者はどうすればよいのか。島田氏の事例に対する読者のコメントには、学歴主義を気にするより努力で克服してはとのアドバイスが目立った。一つは、「闘う土俵を変えよ」というもの。「高卒で悩んでいる方々はぜひ旧態依然とした企業から、しがらみのない若い会社に移るべき」(前出の元財閥メーカー勤務、K.K.氏)。

もう一つは、「闘う以上は同じ土俵に乗れ」というもの。「夜間の大学に通い、学位を取得するのも、本当に実力で勝負しようと言うのであれば、一つの選択肢」(竹田雅信氏)。

さらに議論を進めれば、学歴格差の問題はもはや高卒者に限ったことではない。盛山教授は「かつては中卒・高卒大卒学歴格差が問題だった。今後はそれが高卒大卒大学院卒の学歴格差に移行するだろう」と言う。

大卒大学院卒者の増加による「学歴インフレーション」(高学歴取得者の職業的地位の下落)や、出身大学偏差値による大卒者内の格差の進行も、すでに調査で明らかになっている。

ただし、盛山教授は、最近流行である「勝ち組」や「負け組」といった単純な二極化論や、欧米並みの階層化が日本企業で進行し希望を失う若者が増えて社会問題になる、といった「格差恐怖論」のような見方を否定する。

盛山教授はこう話す。

「みんなが収入や地位を上昇させてきた今の50代以上とは違い、20代、30代の大半の人にとって学歴を問わず、収入や地位を向上させるのが難しい時代になったのは事実です。けれども高度成長期以前には、学歴格差は今よりもっと大きかったことを多くの人は忘れている。勝ち組負け組について実証的に示したデータなどないが…。若い人が高収入を得るにはどうすればいいか、それを可能にするのはどんな産業かといった具体的な議論が必要なのです」。

奇妙喪中はがき

知り合いの女性山田花子仮名)さんから喪中のはがきが届いた。

母、山田マサ(仮名)さんがなくなったという。

12月半ばだそうだから、たいへんだ。

ここまではいいんだが、差出人が岡本太郎仮名)さんと連名になっていたのが腑に落ちない。

山田さんのうちの家族構成を実はよく知らない。

同棲中? 事実婚? もっと複雑な事情?

年に数回、メール年賀状やりとりするぐらいの仲なので、この微妙な内容の喪中はがきについて尋ねるのが非常に気が引けているところ。

2007-11-29

不思議歯医者

さいころ、通っていた歯医者は家から遠かった。電車を二回乗り換えて小一時間かかった。

近所にも歯医者があって、というか隣が歯医者だったんだけど、うちもその歯医者も当時でも珍しいくらい結構なボロ家だったので、日常的にドリルの音が聞こえてくるの。キィィィィィンギャーっていう音が。最後のギャーの部分は、言うまでもなく患者の叫び声。昔はどこもそうだったという話だけど、ついついギャーの部分に自分が阿鼻叫喚する姿を重ねずにはいられなかった。夕食の時間になると、キィィィィィンギャーが頂点に達し、決まって母は

「ね、ああいうのになりたくなかったら、ちゃんと歯を磨くんだよ」

と言い、あまり親の言いつけを聞かなかったわたしだったけど、歯磨きだけは毎朝毎晩続けた。しかし、残念ながら、虫歯になるかどうかというのは、歯磨きをするかしないかではなくて、体質が大きく関わるらしく、残念ながら、学校歯科検診でC2(思いの軽いのかは不明だけど、少なくとも痛くはなかった)がどうのこうの言われて歯医者に行かざるを得なくなった。そこで隣の歯医者ではなくて、堀北(←仮名です。ごめんなさい)家が伝統的に通っている歯医者に行くことになった。祖母に連れられ、痛みもしない歯を治すために電車に揺られる。わざわざ痛い思いをしに行くという行為は、当時小学四年生だったわたしにとっては実に理不尽だったのだけど、「痛いのヤダ!」と正直に言えるほど素直な子じゃなかったので、さぞかし不服そうに電車に乗ってたんだろうと思う。

広い通りに入ったり横丁に入ったりして、目が回るほどグルグル歩いた先の歯医者はとても歯医者とは思えなかった。どう見ても民家。しかも建て付けが悪くてすきま風が吹いてそう。これじゃあ歯が治っても冬だと風邪になるんじゃないか?と心配になるくらいだったけれど、軒先に椅子が置いてあってそこに座って待っている人がいるほどの繁盛ぶり。子供だったので、よくわからないけど、歯医者というものは、それくらい混雑するものなのかも、と妙に納得し、小一時間ほど待ったら診察室に呼ばれた。看護婦もいなくて一人で切り盛りしているらしいのだけれど、すごく怖い声で呼ばれたので、歯がなくなるくらいまで削られるのではないかと不安になった。小四にして梅干しみたいな口になるのは嫌だと思った。

呼ばれて入るなり、祖母が

大隅さん、久しぶりだねぇ。今日は孫をお願いしたくて」

と、うれしそうに声をかけた。その大隅という歯医者は、白衣をだらしなく着ていて人相もよくなかったが、とたんに相好を崩した。どうやら常連だったらしい。娘さんがどうのこうのという話をしていた。つまり娘さんとはうちの母のこと。

「ああ、お嬢ちゃん久しぶりだねぇ。今日はお母さんいないの。覚えているかい」

と聞いてきたが、覚えているわけもなく、戸惑っていたら、抱きかかえられて診察台に乗せられた。小学四年といえばもう抱きかかえられる歳でもないので、赤ちゃん扱いされて気分が悪かったのと、タバコの匂いと口臭のひどいハーモニーは今でもよく覚えている。

うちの祖母は、さすがにわたしの物心のついた頃には衰えは隠せなかったけれど、なかなかの美人で、祖父が亡くなった翌年に、お見合いの話が何件も舞い込んでくるほどで、その娘である母も、祖母ほどではないが、どちらかというと美人、そしてわたしは残念ながら十人並みの顔立ちで、いまだに、かわいいと言われるのはわたしが誰かをかわいいと言ったときのお返しとしてだけ。人類というものは発展を繰り返すものだというのは幻想で、堀北家については退化の一途を辿っているようにしか思えない。それはともかく、大隅さんはわたしの方はあまり見ずに祖母の方ばかり見てデレデレと会話しながらわたしの口の中をいじくるので、虫歯の部分に当たったのか、あるいは虫歯ではないところを削ったのかわからないけれど、ひやりとする痛みがやってきて、たちまちわたしは泣いてしまった。

「よしよし。お嬢ちゃんはまだまだ子供なんだねぇ」

子供とか関係ないだろう。大隅さんが藪医者なんだと思うけど、と思ったが、口に器具を入れられて抵抗などできるわけがない。大隅さんはポケットから、細長い鉄の棒を取り出した。これって、「鍼」っていうのじゃない?

大隅さんはわたしの舌を軽く鍼で突いた。ひんやりとした鋭い痛みがゆっくりと熱さに変わって、その熱さが香ばしくて甘い味に変わった。

「おいしいだろ?これでがまんしなさい」

当時は、鍼ってそういうものだと思っていたのだけど、今振り返ってみると不思議な話だ。感覚というものが神経を伝わる信号というのであれば、舌の特定の部位に鍼を刺して、おいしい味を発生させることも可能なんだろうか。とにかく、今までにないおいしい味で、次の日に学校の友達に説明したのだけど、そのおいしさをうまく説明することはできなかった。この前、ベトナムに行ったのだけど、そのときに食べたデザートと同じベクトルで、それをもっとおいしくした味だった。一週間も、あまり仲のよくない女友達との旅で、最後はつまらないことで険悪になっていたのだけど、そのデザートを食べていたときだけは何も考えられず黙って味わっていた。同様に、小四のわたしも痛みそっちのけでその味に夢中になってしまった。なるほど、だからこんな汚い歯医者が繁盛するのか、と妙に納得した。大隅さんのところは、そのあと何回か通って、小六のときにも通った。

それから十年以上経った。去年の年末。祖母が脳内出血で倒れ、よくても半身不随だろうという話を聞いて急いで実家に帰った。久しぶりに親戚がみんな集まっていた。意識が戻ったものの、混濁しているらしく、何を言っているのかさっぱりわからなかった。ただ、大隅さん大隅さんと言っていて、あ、あの歯医者さんねと思ったのだけれど、なぜ生死の境をさまよっているときに、よりによってあの汚い歯医者を思い出すのかと思ったら、母が言った。

「そういえば、おばあさんは、歯をやられたことがないから、わたしやあなたを連れて行くばかりで、大隅さんに見てもらったことがないんだよね」

一番の心残りがあの大隅さんの鍼の味とは!と驚いたのだけれど、今もってあの鍼の味に敵うものはないと体験者のわたしが思っているくらいだから、たしかに死ぬまでに味わいたい味かもしれない。しかも祖母は年老いても女の子。甘い物に弱いんだろうなと思った。急いで大隅さんに電話した。ちょうど日曜日だったこともあり、すぐ来てくれた。

久しぶりに見る大隅さんは変わっておらず、というか、上下揃ったDJホンダと書いてある黒いジャージを着ていて、危篤なんだから空気読めよ、と思った。すでに祖母の意識はなくなっているようだったけれど、挨拶もそこそこに病床の祖母に近づき、ポケットから鍼を出した。久しぶりに見たけど、錆びているように見える。あの頃と同じ鍼じゃないかと思った。自由が聞かない祖母の口を乱暴にこじ開けて鍼を刺した。すると、祖母の口がモグモグと動いたのだった。「おいしい」と言ったに違いない。いや、実際おいしいから。その後数日して、祖母は亡くなった。すごく悲しかったけど、最後にあの味を体験してからでよかったと思う。

お葬式の時の大隅さんは一応黒いスーツを着ていて、やればできるじゃんと思ったのだけど、近づくといやな匂いがするのは相変わらずだった。近いうちにまた会えるよというような意味のことを棺に向かって話していたのだけど、一年くらい経ったときに予定通り(?)大隅さんも亡くなった。息子さん(といってもいいオッサンだけど)の話によると、亡くなる間際には、毎日のように自分で鍼を使って舌を刺していたらしい。

息子さんは、言っちゃ悪いけど大隅さんに輪をかけてマイペースな感じの人だったので、この巧みの技を引き継げたはずもなく、つまりわたしは、女の子だけど、最後の日に味わいたいあの味を体験せずにしななければならないということになる。残念でならない。大隅さんに生き返ってほしい。

2007-11-14

顕名って何?

実名、仮名匿名だろ?

2007-11-04

裏切るから、増田に書く

6,7年前、メールマガジンを発行していた。

ちょっと不思議ショートストーリー系。

宣伝はほとんどしなかったけれど、それでも200人近くの読者が読んでくれていた。

1年間、毎週発行。

飽き性の自分にしてはよくやったものだと思う。

しかし就職活動が忙しくなってくると、なかなか発行できなくなっていった。

来週こそは「お休みしてすみません」の言葉とともに、再開しよう。

そう考えていたが、就職が決まると今度は慣れない社会人生活が始まり、

結局そのままにしておいてしまった。

しばらくして、感想用のアドレスに一通のメールが来た。

同じくショートストーリーメルマガを発行していた人からだった。

「もう、書かれないんですか?」

返事が書けなかった。

その頃はショートストーリーを考える余裕もなくなっていて、もう再開はできないと考えていた。

フェイドアウトが理想だった。

結局僕は、メールマガジンの発行とともに、その人との縁まで打ち切ってしまった。




現在、僕はブログを書いていない。

ショートストーリーに限らず、いろいろなことをブログに書き連ねてみたい

そういう想いはあるのだけれど、もしも更新を期待する人が現れたらと考えると怖い。

●定期的に書かなければならない。

●期待に応えるものを書かなければならない。

そういった強迫観念めいたものに囚われてしまう。

そして、またメールマガジンのときのように、誰かを裏切ってしまうのが怖いと感じている。

名前を掲げるということは、同時に責任も負うということだと思う。

重く考えすぎだと言われるかもしれない。

でも、それが「id」というネット上の仮名であろうと、

いや仮名だからこそ、言葉や姿勢に一定の責任を負うべきだと思っている。

増田にはそういったものがない。

自分のスタンスなんて気にせず、無責任に誰もが好きなことを好きなときに書くことができる。

(だからといって、誰かを傷つけるようなことを書いていいというわけではないけれど。)

そして、それをたくさんの人たちが読んでくれる。

責任を負うことができない自分にとっては、それだけで充分。

充分過ぎるくらいだと思う。




こんなことを書いていると、件のメールマガジンが懐かしくなった。

自分の書いたショートストーリーは、もうネット上のどこにも残っていないけれど、

最後にメールをくれた人の作品を検索してみた。

見つけた。

新しいホームページだ。

その人は、まだメールマガジンを発行し続けていた。

今も。

1ヶ月に1話のペースで。

7年間。

継続は力なりというけれど、こういう人のことを言うのだろう。

心なしか動悸が速くなる。

声をかけたい。

あの時はすみませんでしたと伝えたい。

でも、覚えてくれているだろうか。

軽蔑されやしないだろうか。

自分勝手な都合で、返事すらしなかったのだから。

だけど

2007-10-31

しゃべるはずのないもの

こないだ彼女と話していたら、なにやら興奮した調子で

「そうそう、聞いて!たかしがしゃべってん」と言われた。

「・・・はい?」

冷静に、慎重に、僕は彼女の言っていることを理解し、

そして、彼女精神を気づかう必要があった。

「・・・え〜と、大丈夫?」

「本当やって!」

もともとユニークな娘ではあるけれど、

こんなに真剣な調子で嘘や冗談を言うタイプではない。

心身ともに健康優良児だと思っていたが、

もしかしたら頭の中にお花畑が広がっているのかもしれない。

そう思った。

なぜなら『たかし』は自転車だからだ。

彼女通勤のために買ったこの自転車

フレームの形状や装飾がなかなか珍しいタイプで、彼女自身もいたく気に入っている。

気に入ったからといって、名前まで付けてしまうのはどうかと思ったが、

このくらい、まあかわいらしいレベルかと思っていた。

この日までは。

「あんな、自転車屋さんの前通ったときやねん。

 並んでる自転車チラって見たらな、

 たかしが言ってん!

『捨てんといて』

 って!」

「う、うん。でも周りに誰かおらんかった?」

「おらんかったって!声が聞こえてんもん!」

これ以上追求すると怒り出しそうなので話題を変えたけれど、

そんなことが、『モノ』がしゃべるなんていうことが

実際にあり得るんだろうか?

(僕自身、幽霊の声を聞いたことはあったけど、さすがに『モノ』はない。)

どなたか同じような体験を持つ方はいませんか?

っていうか、正直どう思いますか?

あ、ちなみに文中の自転車の名前「たかし」は仮名です。

プライバシーの問題上・・・。

2007-10-27

家族愛って何?3

http://anond.hatelabo.jp/20071026150511

続きです。

こんな時間なのに中々眠れません。。。

これも全部、兄の所為です。

まさかトラバがこんなにも沢山付くとは思っていなかったので、驚いています。

本当にありがとうございます。

明日(というよりも、もう今日か)、兄とのデートの事を考えると中々寝付けません。

トラバの中で、【中学生増田を使うかな】というご意見がありましたので、お答えさせて頂きます。

私は少し前から、はてなダイアリーで表向きの日記も書かせてもらっています。

内容はといいますと、他愛の無い中学生活(部活勉強)や、好きな芸能人の事をつらつらと書いています。

そして、ある時、はてなブックマーク人気エントリーを見た時に、アノニマスで記事を書いている人がいました。

確か、自分の付き合っている彼女が実はヲタクだった・・・的な内容だったと思います。

その時に、増田存在を知り、今回、自分の胸の内を吐き出す事にしました。

本当にただの掃き溜めのようなものですので、気分を害された方がいましたら、ごめんなさいです。

USJに行く事を考えたら、早く寝るべきなのですが、一向に眠気が訪れません。

私は関西のとある郊外に住んでいます。

USJに行こうと思ったら、最寄り駅から新快速大阪駅まで行き、

そこから環状線に乗り換えて、ユニバーサルスタジオ駅で下車すればUSJに着きます。

私がまだ小学生6年生だった時に母親と私の友達と、友達の母親の4人で遊びに行き、

途中で大雨が降ってきたので、見ていたウォーターワールドのショーが途中で上手いこと切り上げられてしまったという、

子供ながらに衝撃的な思いでのある場所です。

ケンジくん(仮名)と顔を合わせたくなかったので、(10月26日金曜日の)夕飯は午後6時半頃に済ませ、

私はまた部屋にこもっていたら、さっき、ケンジくんからケータイメールが来ました。

家族からのメールの着信音は大塚愛のピーチという曲にしていたのですぐに解りました。

今日学校休んだの?調子悪いのか?】

[別に悪くないよ。ただ寝不足で、ズル休みした。内緒ね(≧ω≦)]

と送りました。

すると、数分後にケンジくんからメールがありました。

【じゃ、萌に貸し1な。あと明日の事だけど、オレ、用事があるから先に家出てるから、午後12時にUSJ地球儀の前で待ち合わせな。】

と送られてきました。

[りょーかい。遅れないでよ★」と送ると

ばーか 萌との約束事を破る訳ねーよ。もう寝るわ オヤスミ

との返信が。

私は一体誰とメールやりとりをしているの?

ケンジくんのことは好きだけど、一体何をこそこそと私達はしているの?

こんなやり取りの内容なんて、普通電話の内線で済ませれば良くない?

何で罪悪感を感じているのだろう。何故だか親に対して罪悪感を感じた。

考えれば考えるほど、気持ち悪い。我が家は3階建ての一軒家なのだけど、同じ建物の中の2階と3階で一体何をやってんだ…。


何か本当に気持ち悪い。

違う。

ケンジくんの事は大好きだ。

それは兄妹として。

本当に大好きだけど、何か怖い。

また報告します・・・。

2007-10-26

家族愛って何?2

http://anond.hatelabo.jp/20071026135312

トラックバックを下さった皆さん、本当にありがとうございます。

嘘か本当かは証明する証拠はありませんが、本当の事です。

昨日から、ずっと兄の事を・・・ケンジくん(仮名)の事を考えているのですが

解らなくなってきました。

ケンジくんの事は兄妹として、本当に本当に大好きです。

年が1つしか離れていないという事もあって、昔から本当に仲が良くて、

いつも2人で遊んでいました。

ただ、いくらデートに誘われたからと言って、それが恋愛感情からっていう確定はありません。

ただ、何か昨日、抱き寄せられた時に、

【こーゆー事って、兄妹でするものなのかな?】と思い、

一瞬、鳥肌が立ちました。

兄の事は本当に大好きです。

増田ダイアリーを読んでいる人は

近親相姦の話になったら嬉しいな・・・と思っている人がいるかも知れませんが、

実際に体験してみると、本当に何だか心の中がぐちゃぐちゃになります。

私の考え過ぎかも知れませんが、兄がもし、私を一人の女性として【特別な目】で

今まで私の事を見てきたのだとしたら、何だか本当に気持ち悪く感じてしまいます。

例えば、私が小学5年生で、兄が小学6年生の時の話だけど、

ドラマを見ていて、二人でドラマキスシーンの真似事をして

軽くキスを交わした事がありました。

ほんの1、2秒の出来事だったけど、もし、兄が私に対して特別な感情を当時からもっていたのだとしたら

今、考えると本当に恐ろしいです。

でも、血は恐ろしいです。

だって、切っても切れないものだから。

きっと私は明日、何事も無かったような兄で接し、USJに行くだろうと思います。

また増田ダイアリーに結果を書きます。

家族愛って何?1

学校をズル休みしてしまった。こんな事は人生で初めてだ。

世間の人達から見たら、こんな時期にズル休みをする中学3年生で受験生の私をけしからんと思う人も多いと思う。

そんなことは私にだって解っている。

でも、気持ちが落ちていて、自分を奮い立たせようとどんなに頑張っても駄目だった。

その内、私は、どうせ通おうと思っている高校総合選抜制なので、名前さえ試験用紙に書ければ問題ないじゃん…と考えるようになっていた。

高々1回のズル休みが何だ。それよりも私が今、抱えている問題の方が余程の大問題だ。

明日、デートに行くことになった。今、私に付き合っている人はいない。

というか、イマドキの女子中学生のつもりだけど(派手ではないが)、実は付き合ったことは一度もない。

そんな私が明日、突然、デートUSJに行くことになった。相手は1つ年上の男の人。

いつも私の傍に居てくれて、私も小さい頃からよく彼のことを慕っていた。私は彼のことをケンジ(仮名)くんと呼んでいる。

彼は私のことを“萌”(もえ)と呼ぶ。

それにしても私のこの名前。現代の流行りを見越した親のセンスに少々恨んだ時期もあった。今はもうどうでもいいけど。

10月25日(木)の出来事なんだけど、その週、私の所属する班は教室の掃除当番だった。

トイレ掃除は地味な上に汚いから嫌だけど、教室の掃除当番に当たると、HRが終わった後にクラスメイト全員が

自分の机と椅子を教室の後ろまで下げる。そして、空いたスペースをホウキ掃除する。

後ろまで下げた机と椅子をまた元に戻さないといけないので、時間が掛かる。

何しろ私は掃除が余り好きではない。

そして、最後にジャンケンで負けた男女2人がゴミを捨てに焼却炉まで行かないといけない。

何かの陰謀なのか、私は本当にジャンケンが弱かった。そして案の定、やっぱり負けてしまった。

一緒に負けた男子は山之内(仮名)というクラス委員長だった。

成績が良いので選ばれたというよりかは、クラスの人気者が委員長に任命されたという感じだ。

2人でゴミ箱を持ち、焼却炉に無事にゴミを捨て、教室に戻る時に山之内が、

『そう言えば、お笑い芸人麒麟田村が書いた【ホームレス中学生】って読んだ?あれ、マジで感動する。オレ、泣いてしまったし(笑)俺らと同世代とは思えないような悲惨な生活ぶりだったみたいで驚いた。』

物凄く興奮しながら話していた。

実は私もその本を読んでみたかったので「えー良いなー!私、まだ読んでない!貸してよー!」なんて、

盛り上がりながら教室まで戻ろうとした時に

あっ、オレ、職員室に用事あったんだわ。ごめんだけど、ゴミ箱持って、教室戻ってくんない?」と言うので

『んじゃ、明日、その本貸してくれたら良いよ(笑)』と言ったら、「了解」と言い、彼は職員室に行ってしまった。

私は市立図書館で借りようと思っていたのだけど、予約がいっぱいで、いつ借りることができるか解らない状態だったので、

ラッキーと思い、本当にスキップをしながら教室に戻っていった。

因みに他の中学はどうか知らないが、うちの学校の場合、学年が上がっていくにつれて、階数が下がっていく。

なので3年生の私は1階に教室がある。

教室に戻り、私は自分の机の方に目をやると、びっくりする人が座っていた。

ケンジくんだ。

ケンジくんは勿論、ここの中学卒業生だけど、高校生のケンジくんが何でこんなところにいるの?

人間、びっくりすると心臓がドクドクと本当に痛いほどに振動する…。

ケンジくんが私に気付いた。

「お前、えらく楽しそうにアイツと話してたな。」

『そんなことよりも!何でケンジくんがここにいるの!?』

ケンジくんは居ちゃ悪いのかよと言ってから、

ハンドボール部の部活に顔を出す用事があったので来ていたとのことだった。

ケンジくんは中学時代、ハンドボール部活部長で、後輩からも物凄く慕われていた。

「そんなことより、アイツなんなんだよ、えらく仲良く話しててよぉ。」

『ん?ただのクラスメイトだよ。本の話でめっちゃ盛り上がっちゃってさぁ(笑)』

「お前、好きな奴とかいんのかよ?」

『えーいないよー。まぁ強いて言うなれば関ジャニ∞錦戸亮ちゃんかな(笑)』

「何だよ、ジャニーズの話かよ。全然、分からん。ところでさ…。土曜日、暇?」

『えーっと、医龍を録画したのを見る予定が…』

「んなもんいつでも見れんだろ!じゃ、USJに行くからな!言っとくけど、デートだからな!」

って言うと、ケンジくんは片手で私を自分の胸に一瞬引き寄せ、

「んじゃオレ、1人で帰るから」

と言って、同じ方向なのに走って帰ってしまった。

私は一瞬、何が起こったのか分からなくて、混乱して頭がパニック状態になり、

教室の天井と床が何故か回転してしまったように見えた。

兎に角、頭がクラクラした…。

それが昨日の出来事…そして現在に至る…。

実はあれから私は自室にこもって、夕食も食べてない。

実はお風呂にも入ってない…。

ケンジくん。

急にどうしてしまったの?

言っても信じてもらえないのを覚悟で書くと、ケンジくんは血の繋がった私の本当のお兄ちゃんです…。

【お兄ちゃん】だなんて書くと、最近流行の私の名前のように、またからかわれてしまうかも知れないけれど、

兄は私にとって、本当に本当に尊敬する大事な家族

別に信じなくてもいいけど、この世にこういう話があるということは本当なんだと身をもって分かりました。

でもからかわれているだけかも知れないし…。

いつも傍に居てくれた兄には感謝しているけど、どう応えていいか分からない。

また増田に書きます…。

デートってどういう意味なんだろう。

兄の事は大好きだけど、それは家族という意味でだし・・・。

 

追記

続きを書きました。

2  http://anond.hatelabo.jp/20071026150511

3  http://anond.hatelabo.jp/20071027020104

4  http://anond.hatelabo.jp/20071028012714

5  http://anond.hatelabo.jp/20071029031730

6  http://anond.hatelabo.jp/20071030160653

7  http://anond.hatelabo.jp/20071031143440

8  http://anond.hatelabo.jp/20071101131424

9  http://anond.hatelabo.jp/20071102144140

10 http://anond.hatelabo.jp/20071102184712

11 http://anond.hatelabo.jp/20071110020937

12 http://anond.hatelabo.jp/20071112132132

13 http://anond.hatelabo.jp/20080211162112

14 http://anond.hatelabo.jp/20080213114135

2007-10-16

http://anond.hatelabo.jp/20071016223617

振り仮名ふらないと読めないのは別に構わないな。あくまでも日本語として間違ってなければね

2007-10-14

男子怖えええーっ

中学の頃、「男子怖えええーっ」って思った事。

ある休み時間。中学はいってちょい不良にめざめた感じの男子がいつも通り5,6人のグループで座って話している。座り方が、テーブルに足をのっけてみたりしてちょい不良。よりによって私の席のすぐ隣でそれをやってる。私は一人本を読んでた。

「つーかさ。あいつ、ウザくねぇ?w」

「え?あいつって?」

「あいつだよ。エヌ、オー、エイチ、エー、」といってアルファベットを空中に書いている

「あー。野原?」

「そーそー。あいつマジ調子こいてねえ?」

「わかる。こいてるよな。何なのあいつ?本当うぜーんだけど」

「あいつ髪金に染めてたじゃん?」

「あー」

「全っ然似合ってねぇのなwwwwwwwwwwwwww」

「wwwwwwwwwwwwwww」

ここで私は密かにびっくりしていた。

なぜならその「野原(仮名)」は、彼ら不良グループの中の、ボス存在であって、この学年でも一番の不良だったからだ。そして彼らちょい不良たちは、その野原と一応友達、というかボスとその他に近いのかはわからないけど、とにかく一応は友達のように、いつも一緒に話していたり、バイク雑誌読んでたり、してたわけだ。同学年とはいえちょっと野原に対しその他が遠慮気味ではあったのだが。そんな彼らが、こんな事を言っている。心底びっくりした。

彼らはまだ続ける。

「てか野原さー、あいつ自分がイケメンとか思ってるっしょ?wwwww」

「思ってるw思ってるwwwwwww」

「でも……」

「全然不細工だしwwwwwwwwwwww」

「マジwwwウケルwwwwwwwwwwwwwww」

「あいつ何なんだよ?あんなんで何でいつも偉そうなわけ?」

「しめとくか?」

「しめちゃう?w」

と、そんな会話がずっと続いていた……

普通に仲間だと思ってたのに、陰でこんな事言ってるなんて……

男子怖えええーっ

と私が男子の怖さに震え上がっていると、突然野原がきた。

「てめえら!!」

「やべっ」

「てめえ、山口仮名)から聞いたぞ。俺の髪にケチつけたらしいな」

「え?いやいや。そんな事してないってw勘違いだって野原w」

「ざけんな!!」

これなんて不良漫画?って感じで机がはじけ飛んだ。野原が悪口いってたやつの一人を机にたたきつけ、教室は騒然となった。私は何故か懸命に「あ、今、読書に集中するあまり何も気がついていませんから」というポーズを決め込み一人護身していた。ケンカになり、先生が来て、不良たちは先生につれられ職員室に引き摺られていった。

突然教室でケンカしだす不良怖っ!とも思ったが、それより個人的には「仲間だと思ってた人たちが影で集団で悪口(それもかなり過激)」という方が怖かった……あれはそれとも不良特有の現象なのだろうか??いっつも野原の前で笑ってる人たちが突然凶悪な顔つきになって「野原マジウゼエエエエエ」モードに入ってるのはなんか怖かったよ…不良同士のケンカなんて中学時代は結構あったからそっちはあんまりアレだったけど…

2007-08-17

http://anond.hatelabo.jp/20070817170936

読み仮名をカタカナ入力させるとこはマジでうざい。ひらがな入力させろ。変換はサーバーサイドでやってくれと思う。

2007-07-26

なぜ俺はブラインドタッチができないか判った

ひらがなだけだとよめないんだよ。はんだんがかんりょうするまえにすぺーすきーおしちゃう。

やはり仮名漢字混じりでこそ日本語だし、画面上のカナだけに気を配るくらいならキーボードの位置に気を配ったほうがよほど高速な気がする。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん