はてなキーワード: ピアスとは
この前近くのコンビニに歩いて買い物に行って、帰りに小さい小学生ぐらいの女の子見かけたのよ
自転車のペダルの所にしゃがんでしゃくりあげてて、通り道だったからそのまま近づいていったんだけど、
自転車のチェーンが外れてて途方に暮れて泣いてたわけ
今の自転車って基本的にベルトチェーンでそんな事はまず起きないんだけど、
そこそこ田舎だから人通りが多いわけじゃないし、見過ごすのは流石に可哀想だったから声を掛けたんだけど、
こっちを見た瞬間に一目散にその子逃げ出したわけ
最近は物騒だし、親とかからよく言い聞かせられてるんだろうなあと思ったんだけど、
後々よく考えてみたらその時の俺の格好がそもそも物騒だった
茶髪にグラサン耳にはピアス、ノースリーブにダボダボの迷彩柄パンツ、どう見てもDQN
でまあ、逃げ出したその子に大声で言ったわけ「直しとくから後で取りに来いよ」って
自分がガキの頃はチェーンが普通だったし、大暴れするガキだったから自転車もよくぶっ壊してた
その度に自営業だった父親に泣きついて直して貰ってて、それを一緒に見てたし、
最終的には自分で直し方を覚えて、壊すたびに自分で何度も直してたから直すのは簡単だった
んで、ちゃちゃっと直してその場はさっさと後にした、居てもしょうがなかったしね
次の日の仕事帰りに遠回りしてその場所を通ったんだけど、自転車はなくなってた
なくなってたのはいいんだけど、自転車があった場所の家の石垣はぶっ壊れてるし、
明らかに車のヘッドライトやウインカーの破片が散らばってるわけ
家帰って母親に聞いたらさ、昨日の夕方過ぎに交通事故があったんだって
そういえばコンビニから帰った後で救急車の音聞いたなとか思い出してさ
その時点で半分パニック状態だったんだけど、そのまま母親に詳しく話を聞いたわけ
こういうときの悪い予感ってのは的中するもんでさ、その交通事故の被害者、
どう考えてもあの時の子でさ、おまけにほぼ即死だったらしいって
家から母親と一緒に自転車を取りに行って、その子が急いで自転車まで駆けて行って
自転車のチェーンを見ようとしたら、わき道からまっすぐ飛び出してきた車に轢かれたって
いったいどこでそんなに詳しく聞いたのか知らないけど、そういう顛末だって聞かされた
その場は何とか平静を装って部屋に戻ったけど、頭を強く金槌で叩かれたようなって表現、
ああいう感情のときに使うんだろうね
いったい俺はあの日何をしたんだろうね、今でもさっぱり意味が分からないよ
迷わず行けよ行けばわかるさ
生天目仁美と伊藤静、清水愛と中原麻衣、能登麻美子と川澄綾子、戸松遥と花澤香菜など、数々の声優ゆりっぷるが居るが、本物は少ない。
本物のカップルといえば、小清水亜美と三瓶由布子のカップルだろう。
この二人、劇団若草の子役時代の付き合いで、ラジオの企画では結婚式をあげている。http://www.joqr.co.jp/ag/anispa/report/070113.html
ここ最近、この二人が本気度が高くて怖くなってきた。
三瓶由布子が片耳ピアスをしたり(※片耳ピアスはレズアピールの象徴)、ファションとしての可能性もあるのでこれはひかなかったが、
同じ時期に子供を産んで、子供同士を結婚させたいと願望を話していた時は声優ゆりっぷるが好きな私もさすがに寒気がした。
怖くなった寒気か、それとも武者震いなのか。この二人の恋模様が楽しめるようになったら、新しい世界に何だかいける気がする。
話題の記事の前半を読み、ブコメやら関連エントリを読んで戦慄を覚えた。
俺もまた似たようなことを言った覚えがたくさんあるのだ。
(なお、記事の後半は良くある話だと思ったので読み飛ばした)
***
その女子は、くせ毛でマンガ・アニメ好きのあまりもてない女の子だった。
ところが、再会してみると、金髪をまっすぐ伸ばし、
で、その人に会って思わず言ってしまったのだ。
「ずいぶん綺麗になったね」
周囲が一気に凍りつき、その人のビンタだけが俺の頬で鳴り響いた――――
ということは、起きなかった。
「ありがとう! 増田もカッコよくなったね!」
と笑って応えてくれた。
***
この時ばかりではない。
俺は知人がおしゃれをしていると割と口に出して褒めるタイプなのだ。
「髪型変えたんだ。可愛くなったね」
などなど。
***
元記事の作者が下品であるなら、同様の発言を繰り返すこの俺も下品な下衆野郎ではないか?
俺が先述のようなことを言った相手は、大抵笑顔で応えてくれたが、
本当は、はらわたが煮えくり返る心地であったのかもしれない……。
おお、何と言うことだ! 俺こそ下衆野郎なのだ……。
元記事の作者は良い。ビンタを受け、無数のブコメとトラバを受け、やがて悔い改めることだろう。
しかし俺は?
忍耐強く寛大な人々に恵まれたばかりに、
自らを省みる機会を得ない俺はどうすれば良いのだ?
今度みんなに会ったら、しっかりと謝罪をしよう……。
そして、そんなところばかり目をつける自らの品性を正し、二度とあんな言動をしないことだ。
あの記事の作者が罰せられるのなら、自分も、
自分の中の下品さやいやらしさも、すべて罰せられるべきなのだ。
宮崎正弘『トンデモ中国、真実は路地裏にあり』(阪急コミュニケーションズ)
ウィグル自治区で殆どのモスク(イスラム寺院)は静謐そのもの、宗教活動は地下へ潜ったと見られる。
新彊ウィグル自治区は地理的にみると中国の西北に位置し、その面積は百六十四万六千八百キロメートル。じつに中国総面積の六分の一を占める。日本の総面積の四倍以上だ。
大半が砂漠である。だから中国は平気で核実験場としてきた。そのうえ新彊ウィグル自治区とカザフスタン、キルギス、アフガニスタン、パキスタンなどとの国境線だけでも五千七百キロに達する。
国境警備にも力点をおくわけだから長大な防衛戦において兵站の確保は並大抵ではなく、どこからでも駱駝は進入できる。ビンラディン一派に通じるイスラム原理主義過激派のゲリラが武器を中国国内に運びこむのもさぞ容易なことだろう。
極めて厳しい自然環境、乾燥した気候である。とても住み良い、暮らしやすいという環境ではない。砂漠では水の確保も簡単ではない。広大であっても貧しいこの地域におよそ千六百六十万人が住んでいる。そのうちウィグル族が約九百五十万人、言うまでもなく大半はイスラム教徒で、古くからマホメットを信仰している。
中世から近世にかけて現在の中国北西部を収めていた元は原住民のイスラムの信仰には介入しなかった。近代になっていまのカザフスタンから新彊ウィグルにかけて「東トルキスタン」が建国されると、復古を主張する地下運動が盛んになり、血の弾圧に屈しないばかりか、ますます闘志をかき立てて原住民は漢族に立ち向かうようになった。
新彊ウィグル自治区の党書記・王楽泉(山東人)はすでに十年以上(駐 執筆時点。いま現在は17年)に亘って、この地域の党書記として君臨している。
あたかも欽差大臣のごとく居丈高に振る舞っているが、九八年九月二日の記者会見で!)宗教の管理をさらに強める!)共産党員はイスラム寺院に行ってはならない!)女性が顔を隠すのを禁止する!)ウィグル青年が長期不在となれば「過激分子」とみなし「宗教の自由」を剥奪する、などと時代錯誤の対策を語った。
ウルムチへ入った。ウルムチ市内には西安やチチハルの清真寺のように迷路の奥の路地裏の、さらに裏にこじんまりと立つ小規模なモスクもあれば、福建省泉州のように街の真ん中に公園化した瀟洒なモスク(漢字で「清真寺」を一般的に充てるが、泉州だけは「清浄寺」という)もある。道路沿いに多くの信者が住んでいるが、各地で表向きの信仰生活がみられない。公安の警戒を懼れ、モスクに信者がちかつかないのだ。
冷戦終了直後に旧ソ連領のカザフスタン、ウズベキスタン、タジキスタンを歩いた経験があるが、随所で早朝から大きなスピーカーで「アッラー、アクバール」とコーランが流れているのを聴いた。
ホテルでこの聖なる音に目覚め、やおら窓を開けると、♪アラーは偉大なり♪
イスラム圏のまっただ中にいるという旅情がわき上がってきた。バグダットでもイスタンブールでも、エルサレムのアラブ街でもサマルカンドやタシュケントでも同じ情景があり、必ずそこに宗教音楽が付帯した。
しかし中国は違っていた。宗教音楽はおろか公然とした祈りさえないではないか。
一方でアルカィーダ秘密基地に「東トルキスタン独立」を掲げたイスラム原理主義過激派が訓練を受けていた。
寧夏回族自治省のみならず新彊ウィグル自治区のトルコ系住民のなかにイスラム原理主義が拡大している事態の到来は、五輪をひかえた北京中央にとっては鮮明なる脅威という認識である。
北京は「9・11事件」の事後処理に便乗し、ウィグル独立運動を「テロリスト」とそそくさと規定した。そのうえで米国に圧力をかけ、容赦ない弾圧を新彊ウィグル自治区で強化した。911テロ以降も一万人もの「テロリスト容疑者」を拘束、一部を拷問にかけた。
イスラムの動きに鈍感で敵対心を潜在意識に潜ませる欧米諸国は、ウィグルに関してはチベットに寄せる同情心と較べるとやや薄い。まして米国は02年八月にアーミテージ国務副長官を訪中させた際に「ウィグル独立運動」を中国が要求するまま「テロリスト」に認定し直した。イラク包囲網を実行し国連で武力容認決議を急ぐあまり米国は拙速にも北京と妥協したのだ。
(中略)
村全体がウィグル人だったりする農村では、当たり前のようにモスクに集う人々の姿がある。また西安のような大都会でも、中心部のイスラム寺院「清真寺」には人々の礼拝が絶えない。モスク近くでコーランのテープやCDを買おうと尋ねてみるが、一枚もない。一軒だけコーランの経文を売る店がトルファンにあったが。。。
あまりの弾圧ぶりに、宗教活動は地下に潜ったのだ。年齢によって差はあるが、人々の服装を見ても若者の一部はイスラム帽もかぶらず、ピアス、茶髪、ショート・パンツが珍しくない。ウルムチにさえディスコやカラオケがあって暴走族がいる。カザフ・カラーという独特の模様の民族衣装はかろうじて残るが、TVと新聞を北京に握られている以上、イスラムの主張は宥和的、微温的にならざるを得ないようだ。
ウィグル族の首都であるにもかかわらず、ウルムチには圧倒的に漢族が多い。動物園にはパンダ、市民の公園、遊園地も漢族の家族連れが目立った。いまやウルムチは「ウィグルのチャイナタウン」ではないか。
街の看板は漢字とアラビア文字が併記されている。ところが目立つのはカラオケ、瀟洒なビジネスビル。大通りに溢れるのはトヨタ、日産、ホンダの車である。
服装もあか抜けしたデザインが主流で、ウィグルカラーの民族衣装を着た人は少数派になりつつある。自転車が道に溢れ、商店の物売りたちの活気ある呼び声。バザールの喧騒。中国全土のどの都会にも見られる風景で、設計思想は似通っている。
最近のおびただしい漢族の入植は、この地にも工業化をもたらし、経済的な発展を遂げた。生活が少しでも豊かになれば物質的な欲望が果てもなく拡大するのは致し方のないものであろう。
都会のウィグル人の若者は懸命に北京語を学んでいる。言葉ができないと官として出世は望めず、給料も上がらないからだ。
中国沿岸部の人たちは競って英語か日本語を習得し、外資系企業に勤め、うまくすれば外国人の伴侶を見つけて外国籍をとりたいと考えているようにムスリムのあいだにも漢族と同化し暮らしを豊かにしたいと考える若い世代が増えている。むろん村の古老たちはこうした現象を苦々しく見ている。
~~~~~~~~~(中略)~~~~~~~~~~~~
「交河古城」は岩の大地を上から発掘して造った、世界でも珍しい彫刻都市である。
南北一キロ、東西が三百五十メートルの大地の真ん中を道路が貫いている。寺院、仏塔、住居跡が掘り起こされていて壮観であるが、どんな理由があってこんな苦労をして大地の中に都市を閉じこめようとしたのか。異民族の進入を防ぐための秘密都市だったのだろうか。
交河古城はそうした思惑の通りには行かず、漢族に滅ぼされ、城は徹底的に破壊され、新たに建てられた高昌城にとってかわられた。その高昌城とて後年には唐の大軍隊が侵略してきて滅ぼされた。数千年の間、仏教とイスラムの苛烈な戦いが繰り返された新彊ウィグル各地の仏教遺跡には、一つとして満足な仏画、仏像がない。偶像崇拝を禁ずるイスラム教徒の手によってことごとく破壊されたからである。
嘗てタリバン支配下のアフガニスタンではヘラートに近いバーミャンの石仏をイスラム原理主義過激派らはミサイルで破壊した。「世界遺産」であれ、なんであれ狂信的教徒は他宗派を認めない。それは共産主義も同様である。
南に天山山脈を挟むクチャ、カシュガルともなるとイスラム教は俄然、強い色彩を帯びる。カシュガルのエティカル・モスクは中国のイスラム教徒のメッカだ。ここに巡礼を果たしたイスラム教徒は仲間の尊崇を集めるという。
現代の宗教の一つである共産主義は他の宗教指導者を逮捕し、拷問にかけ、北京に刃向かうと見れば次々と処刑した。モスクを物置にされたイスラム教徒の怨念はなまなかなものではなかろう。
血の弾圧を受けた新彊ウィグルの民は、チベットと同様にイスラム教への信仰をひたすら内面に押し込めた。その分、人々は心の中に蓄積された漢民族に対するルサンチマンを歪んだ形で膨らませだ。歴史的に蓄積されたこの反漢感情のエネルギーに火がつけば予想外の炎となって燃え広がるのは明らかである。
イスラムの歴史と文化は漢民族に蹂躙され、独自の文明は形骸化した。イスラム教は地下に息を潜めている。したがってもしイランのホメイニ師のごとく強靱な精神的指導者が現れたなら、かつてシャーを打倒したイラン革命のように漢族に対する一斉蜂起が起こるだろう。
(拙著『トンデモ中国 真実は路地裏にあり』(阪急コミュニケーションズ)からウィグル箇所をダイジェストしました。同書は全33省を寄稿した、おそらく日本で唯一の本です。アマゾン ↓)
数区画の建売で、ブロック毎に分譲された隣の家には、小学生の女の子が居た。
俺の家には猫がいて、その猫目当てにその子は頻繁に俺の家を訪れた。
「お兄ちゃん」
「お兄ちゃん」
と懐かれて、妹の居ない俺もまんざらじゃなかった。
昼間寝ていて、起きたらその子が勝手に上がりこんで猫を抱いていて、にっこり笑われてビックリした事もあった。
後から、その子が新しい学校に馴染めずに、友達がなかなかできなかったんだとと聞かされた。
高校、大学と、俺はあまり家にいる事がなかったが、隣の子は目が合うとなにかと話しかけてきた。
いつぞやは、ピアスの穴を開けるか開けないかで母親と喧嘩したとかで
「もうすぐ中学生なんだから。
お兄ちゃんだって、女の子は綺麗にした方がいいと思うよね!」
なんて同意を求められ、苦笑いしたのもついこの間のような気がしていた。
俺が結婚してた後も、実家に帰ると、俺の娘を可愛い、可愛い、と絶賛して遊んでくれたりしてた。
そして、ついこの間。
シートを広げてのんびり弁当を食っていると、嫁が俺に声を掛けた。
「ねえ、あれ、あなたの実家のお隣のXXちゃんじゃない?」
「いや、あれはないだろ…」
思い切り脱色して逆毛で大きく盛り上げた髪
下着が見えないのが不思議なくらいのミニスカートから出た生足に引っ掛けたハイヒール
真っ白な顔に真っ青な目元
目が合った。
彼女は次に俺の娘を見た。娘はぽかんとしている。
俺は違うと確信した。
気さくな性格の嫁が声をかけた。
「もしかして、XXちゃん?」
隣の子がいつまでも小学生のはずはないんだ。
けど、俺の記憶は精々ピアスをつけたい、と強請っていた、あの時で止まってた。
歯並びが悪いから矯正したい、と言うのに「八重歯だろ?可愛いじゃないか」と言ったら、はにかんだ笑顔を向けた女の子のままだった。
大切な思い出が混じってしまったようで、酷く切なかった。
事前に公表した選考基準以外の基準で選考してはならない http://d.hatena.ne.jp/y_arim/20081030/1225341851
…を読んで色々思ったので書く(※以下の話は当たり前ですがおおむねフィクションです。ああ、増田があって良かった。)
以下はとある地方のとある試験で「事前に公表した選考基準以外の基準で選考した老婆」の話である。
「この茶髪を見てな、このピアスを見てな、不合格にせうと思うたのじゃ。」
ありむーは、老婆の答が存外、平凡なのに失望した。そうして失望すると同時に、また憎悪が、冷やかな侮蔑と一しょに、心の中へはいって来た。すると、その気色が、先方へも通じたのであろう。老婆は、片手に、まだ身だしなみチェックリストを持ったなり、蟇のつぶやくような声で、口ごもりながら、こんな事を云った。
「成程な、事前に公表した選考基準以外の基準で選考すると云う事は、何ぼう悪い事かも知れぬ。じゃが、ここにいる落第者と中学どもは、皆、そのくらいな事を、されてもいい連中ばかりだぞよ。現に、わしが今、落第にした受験生などはな、中学時代盗みだ暴走だ暴力だしまいには学校でシンナーを売りさばいてと悪事をし放題にしたあげく匙を投げられ、登校しても教室には入らず小部屋に閉じこめられて煙草を吸っても注意もされず一日たりとも勉強もせず、それで『皆出席』『自分の意見をしっかりと述べることができリーダーシップがある』などと調査書に書いてもらった上に、親がヤクザで落第したらどうするとうるさいからご丁寧に調査書の点数まで捏造したと中学教師がほざいておったわ。落第せなんだら、今ではウチの学校でシンナーを売りに励んでいた事であろ。それもよ、この生徒の売るシンナーは安くて品物がとぎれんと云うて、仲間どもが、欠かさず買うていたそうな。わしは、この生徒も見放した大人も、ただ悪いとは思うていぬ。隔離せねば、学校が崩壊するのじゃて、仕方がなくした事であろ。されば、今また、わしのしていた事も悪い事とは思わぬぞよ。これとてもやはりせねば、学校が崩壊するじゃて、仕方がなくする事じゃわいの。じゃて、その仕方がない事を、よく知っていた中学校とこの生徒は、大方わしのする事も大目に見てくれるであろ。」
老婆は、大体こんな意味の事を云った。
ありむーは、太刀を鞘におさめて、その太刀の柄を左の手でおさえながら、冷然として、この話を聞いていたのである。
(追記)
※実際に誰がどう、という話ではなく、「調査書の信頼できなさ加減」の話だと了解いただければ。
去年の今頃くらいかな。
ちょっとした小遣い稼ぎがしたくて、新宿のボトムズボットっていう登録型派遣会社に登録して、日雇い派遣行ってたんだわ。
現場はおもにヤマトの仕分けとか、アスクルの倉庫とかだったんだけど、ああいうところで現場のまとめ役みたいなことをやってるのって、基本的にパツキンでツンツン頭したようなパンクの兄ちゃんなんだよな。なんか顔中ピアスだらけで穴ぼこがいっぱい開いてたりしてさ。
要するに、登録型日雇い派遣の現場係みたいな仕事でもないと、そういうパンク兄ちゃんには就ける仕事がないってことなんだけど、ああいう人たちでもいつかは素に戻ってまともな仕事に就いたりするんだろうなぁ。
なんか不思議だ。
あまりにびっくりした出来事だったので書く。
同じ駅で乗ってきたおばさんが、優先席に座っていた女の子に対して突然
「あなた立ちなさいよ」
と云った。
紫色が落ちて金髪に近い色の髪で、耳にピアスをいっぱいつけている10代後半くらいの若い女の子だった。
優先席で音楽を聴きながら携帯をいじっている姿がおばさんのカンにさわったのだろう。
「席を譲りなさい」
と続けておばさんは云った。
「はあ?」
女の子は不機嫌そうに、でも大きな声でおばさんを威嚇する。
「電車に乗るんならルールを守りなさい。ここは優先席でしょう」
何度かおばさんは女の子に「譲れ」的なことを云うが、女の子は相手にしない。
「そうよ。云うことをききなさい」
とおばさんに加勢した。
「あなたのお子さん?」
「いえ、でもこういうことは私たちが叱らなくっちゃ」
「そうよね」
「あなた日本語わかってるの?譲りなさいって云ってるでしょ」
とまたおばさん。
「ババアだから云うのよ。」
「そうよ、云うことをききなさい」
「ビョーキかしら。病院に行った方がいいわよ」
それをきいた女の子が一言、
「そうだよ」
次の停車駅で女の子の左隣の席の別の女性が降りて、おばさんはそこにそそくさと座った。
おばさんは近くの別の女性と「今時の子はー」的な話をずっとしていた。
一連のやり取りを聞いて、ええええ、と内心びっくりした。
譲りなさいってなんだ。優先席て善意で成り立ってるんじゃないのか。強制する権限なぞないんじゃないか。
そもそもおばさんは歳こそお年を召しているようだが、全然元気そうに歩いて電車に乗ってきた。
例えば女の子が生理2日目で、あんまりしんどいから空いてた席に座っていたら、
ただでさえ辛いのにイライラしておばさんと口論になったって可能性もあるんじゃないか。
あの席は年齢性別問わず、座りたいほど辛い人のために優先的にある席なんじゃないのか。
確かに女の子もマナーとしてまずいけど、年寄りだから座って当然と思うおばさんの神経を疑った。
スイーツ(笑)が老いるとこうなるのか。
明らかにおばさんは外見で女の子を判断していて、あげくの果てに「日本人じゃない」「ビョーキね」と云う。
なんだその偏見。
おばさんに云おうと思ったが、車内がこれ以上うるさいと迷惑だと思ったので、ぐっとこらえた。
「最近の若い世代はって云う前に、その若い世代を育てたのはあなたちですよ」
って。
なんだかんだ言いつつ安定感があって元気、例えるならメジャー青年誌あたり。
→Chara/CIEL/Dear+/花音/BE-BOY/BE-BOY GOLD/リンクス/ルチル
ウルジャンやヤングアニマルとでも言えばいいのか、何気にファンが多くて根強い支持があるので多分大丈夫。
→麗人/Hertz/drap
雑誌全体というより看板が強いので看板作家に逃げられるor看板作品の連載終了で一気に危険水域。シリウスとかROZENに逃げられる前のバーズとかそのへん…。
→GUSH/麗人Bravo/コミックアクア/CIEL TresTres
サブカル系人気作家を集めてじわじわ延命。これは間違いなくエロティクスF。
→カタログシリーズ/BGM/Baby/CRAFT/OPERA
極北のためしぶとく残る。チャンピオンREDいちごかヴァルキリーです!
→Daria/cita cita/キャピ!/JUNK!BOY
瀕死フラグ…フラッパーかな(超人ロックがいらっしゃるため)。
→Hug/花恋/Boy'sLOVE/チタニウム
全誌読んでるわけじゃないので、色々怒られそう。アンソロも混じってるけど、気にしないでください。
週末に日帰り温泉に行ってきた。前々から思っていたことだが、心から腹立たしかったので書く。
女湯に金属製のネックレスつけて入る奴、多すぎ。なんなのあれ。本当に頭に来る。それでオシャレ度を上げたつもりか?
束ねてない髪の毛がお湯に浸かってたりするのと同じく、みんなで入る浴槽に金属付けて入られるのは不潔でいやだヨ
というのがまず最初にある。(私は腕輪式のロッカー鍵も湯船の縁に置く)
そう思って彼女たちを観察してると、化粧おとさずに大浴槽に入ってくる率も高い。
一応、身体や頭は洗ってるみたい。でもマスカラがダマのまま残ってんだよ!剥げかけのアブラを顔にくっつけたままこっちくんな!
グラグラ怒ってのぼせかけながら彼女たちの心理を分析してみたのだが、
「女同士で全裸になる場所でもアタシだけのアドバンテージが欲しい」なのね。
「アタシ20代、胸普通(2点)、顔十人並み(0点)、彼氏と来た(3点)。
あなた20代、胸でかい(5点)、顔そこそこ(2点)、友達と来た(0点)。
だけどアタシ、彼氏からもらった18金アクセ(3点)に、フルメイク(2点)。
よって総合得点で、この『かわいい勝負』はアタシの勝ちー、やったーwwww」
……みたいなことでしょ?要するに。ふざけんなよと。
合コンとか男の前で服を着てする勝負なら好きにすれば良いよ。せいいっぱい自分を売って、いくらでもコビればいい。
でもここは女湯だ。同性同士が気遣い合って共有する公共の場だ。てめーの自意識過剰はさておき、そのカナモノを湯からあげろ。
ほんとのマッパならワタシのスペックのが勝つのにー、とかで怒ってるんじゃない。
こんな場所でまで「女同士のバトル」をしようとしてる女性たちに腹が立つのだ。
睨んでたせいかもしれないけど、ネックレス女とはとても目が合う。一瞬で全身チェックして「なんだただのデブじゃん」て顔して目そらす。
自分よりブサイクなネックレス女は頭来るし、自分より美人でもはげしく幻滅する。
あと、子供連れのお母さんが安物のピアスとネックレスしてたりとかして、そんなんで躾がどうこう言えるのかって!?色気は置いてこい色気は。
中には、ネックレスとお揃いの模造真珠をちりばめたでかいバレッタしてる女も。ぜんぶ錆びろ。首から胸から湿疹できろ。アホか。氏ね。
装飾品が「魅力を+するもの」と思ってる連中は根本的に愚かだなと思う。
欠けてる何かを補ってるつもりだったんだろうが、むしろ「−」ですよと。
いやもちろん貴金属きれいだし贈られたらうれしいよ。肌身離さず付けるよ。
でも女しかいない大浴場にまで何付けてきてんのアホらし、としか思えない。大事なものならなおさら更衣室に置いてこい。
上司じゃないけど、30代半ば妻子持ちとつきあってましたよ。
友人と飲んでたら、友人の元職場の飲み会と鉢合わせて、そこの上司(つまり友人の元上司)でした。
私は20代後半です。派遣社員。
Mさんと増田がハッピーに健全なおつきあいをするのであれば、Mさん側からの視点で注意をいくつか。
1.結婚をちらつかせるな。
たとえ彼女が適齢期で、自分以外のいい男と幸せになってほしいなんて考えても、絶対に表明してはいけません。
彼女の人生は結婚できない増田にはなにひとつ決められないことをわきまえた方がいい。
2.家庭の話をしない。
家庭が冷えきっていようとも、家族を愛していようとも、家庭の話はしたらダメ。
彼女と逢瀬を重ねているときは、彼女と増田、二人だけだと錯覚しなさい。
3.彼女とはあくまでも「わりきった」おつきあいにする。
自分は安全地帯に逃げ込んで、彼女をいたぶっていたことに気づいたとき、修羅場になるからね。
私と妻子持ち彼の結末はこうでした。
当初、彼に家庭があるとはしらなかったけれど、何となく気がついていたので、あくまで享楽的な不倫を楽しもうと私は思ってました。
家庭が冷えきっている話や、私が適齢期であるから他の男と幸せになってほしいけれど自分以外の男に抱かれているのは見たくないとか、妻に出会う前に私とであっていたら私と結婚して今は幸せだったと思うとか、そんな自己満足なことに自己陶酔している彼をどうしたらいいか正直扱いかねました。
彼と続いていたのは、私の知らない世界を知っていること、身体の相性がよかったこと、ハグしてもらうと安心したこと(私はファザコンの気があるので)、その3点に尽きます。
恋愛感情ではなかったです。
でも、誰よりも一緒にいて楽しかったのも事実です。
ある日、私は「増田子が一番好きだ、一番愛しているのは増田子」だという彼を試してみたくなった。
よく行く居酒屋デートの支払いを一回持ってくれるとか(教育費のかさむ子どものいた彼とはいつも割り勘デートでした)、安いシルバーのピアスでももらえたら、それでいいと思っていました。
「愛してる証拠をみせて?」
彼はいつもと同じ「増田子が一番だよ」としか言わなかった。
言葉だけじゃイヤだ、と可愛く甘えてみたのですが、彼の態度が突然硬化したのですね。
「自分は金曜や土曜の夜に増田子と食事に行く時間を作ることくらいしか出来ない。自分は家庭を維持したいと思っていて、増田子とは純粋な恋愛感情だと思っていた。増田子は自分の家庭があるという事情を飲み込んで、純粋に恋愛感情で一緒にいてくれるんだと思った。増田子の言う通りだ。自分は卑怯だ。言葉なんか、なんの役にも立たない。自分にできるのは増田子の前から姿を消すことだけだ。それでは。」
増田は、なんか彼と似てる気がする。