2024-08-25

今更ながらセクシー田中さんの件について

もっと自殺はどうしたら防げたのかも話してほしかったな~と思う。

みんな即「原作軽視が自殺の原因=テレビ局原作者を軽視しなければ自殺しなかった」って結論付けてて、あんまりその視点では議論されてなかった印象がある。

自分お姉ちゃんうつ病になったことがあってちょっとした自殺未遂までいったことがあるのだけど、

寛解してる今も通院はしてて、お医者さんからは「もしまた症状が出てきたと思ったら通院日遠くてもすぐに連絡ください」って言われてる。

「でないとすぐに同じことを繰り返すかもしれないから」とも。

で、あの事件報告書読むと思いっきうつの症状っぽいのが書いてあるんだよね。

脚本家投稿に対してストレスを受け、原稿が書けないほどになっている」って。

まー別に犯人探しをするつもりはないけど、自殺を防ぐという観点からすると、ここから小学館対応はまずかったんじゃないかなーとは思う。

まずネット肯定的しろ否定的しろ色んな人から反応がきて不要な刺激を与えるから、芦原さんにブログを書かせるべきじゃなかった。

お姉ちゃんSNSはやんわり禁止されてたし、LINEとかもなるべく信用できる人とだけやるようにって言われてた。

まあそれは人間関係が原因だったからってのもあるだろうけど、

そういう風にうつきっかけっぽいものからとにかく距離を置くのは大事って意味でも、やっぱり書かせるべきじゃなかった。

本人の要望にしてもせめて小学館名義で発表するとかもうちょっとやり方はあったと思うし。

で、一番まずかったのは結局それを取り下げさせたこと。

これもお姉ちゃん場合だけど、患者さんの周囲の人はとにかく本人を肯定してあげてくださいってお医者さんからは言われてた。

とにかく自己肯定感底上げするのが大事で、逆にどんなに日頃肯定してても一回の否定台無しになってしまうこともある。

小学館の人も芦原さんを非難するなんてつもりではなかったんだろうけど、

複数人からしかも今まで自分の行動を支えてくれてた人達から「取り下げて」と言われたら、自己肯定感は一気に崩れてしまっておかしくない。

からSNSには最後ごめんなさいという言葉を残したんだろうし、「自分はいない方がいい」というところまで一気に感情の針が振れてしまったんじゃないか想像してしまう。

別にからといって小学館の人が悪いとかではなくて、

普通仕事関係する心身の不調があったら人事や産業医みたいな知識のある第三者相談するわけで、

作家という出版社社員ではない人でも利用できる窓口みたいな存在があったらよかったのかなと。

これはテレビ局側も一緒で、なんというか作品制作ってみんな個人プライドを持って、しか定量化できないものを扱ってるから

常にカウンセラーみたいな人を置いておかないと今回みたいなトラブルに発展しやすいんじゃないかと思う。

報告書ではどちらも原作者が納得する映像化を目指すような結論になってたけど、

少なくともセクシー田中さんドラマの内容については芦原さんも最後まで頑張った結果納得するものにはなってたみたいだし、

逆に言えばそれだけで自殺が防げるわけてはなく、どんな原因で誰が傷付くかなんて分からないのだから

根本的なケア方法もっと議論されるべきだったんじゃなかったかなって、個人的には感じたよという話。

  • 増田さんがもしHSPだったらのことを考えて、なるべく傷つけないように言うね。 まず、あなたの意見表明に対する敬意は当然のこととして持っていますが、しっかりと聞いて欲しい意見...

  • 亡くなったことそのものを関係者一同どうでもいいと思ってるから無理じゃない? あいつらが謝罪しているのは、自分たちが人殺しという烙印を押されるを避けたいだけで、 居なくなっ...

  • あれ汲々として叩いてたの多いけど、材料変えて別物にしたつくれぽも似たようなもんだろ。自分のことを棚に上げて叩くBBA多すぎ

  • 最期の言葉は「攻撃したかったわけじゃなくて」

  • SNSを使い始めたのが、本人の精神状態を悪化させる大きな要因だったと思います。 最近のふわちゃんとやす子の問題もそうなんだけど、なんでも敵と味方に分断しちゃいますよね。 SNS...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん