にじさんじのVtuberの夢月ロアと金魚坂めいろが揉めて、運営会社も仲介できなかったって騒ぎになってるの、エグいとかドロドロとか言われてるけど、青春部活モノっぽくないか?
本人たちはめちゃくちゃ大変なんだし、「また実在人物をリアリティーショーや物語として消費している!」と誰かに怒られるかもしれんが。
俺の現状理解は、新しく入ってきた金魚坂めいろってメンバーはしゃべり方に特徴的なアクセントがあった。一方、既存メンバーである夢月ロアは、自分のキャラ付けとして変わったアクセントでしゃべるというのをしており、実際それが幾つかのバズりのきっかけにはなっていた。そして金魚坂のアクセントはそこそこロアに似ていた。それにロアの方がキャラ被らされると考え運営経由でやめてくれと伝えたが交渉失敗、金魚坂はそれを立場の弱い自分への理不尽な要求と判断し態度硬化。ロアは直接会って話すことを何度も訴えたが実現せず、会社も仲裁だか慰留だかしたんだろうがひたすらしくじり、その後やめるやめないとか外部のゴシップデマ屋が利用されるとかファンの勘繰りとかこじれにこじれて金魚坂が抜けたっつう流れだと理解してるんだけども。
夢月ロアは先輩であり既に人気あるとか言われてたりもするけど、キャリアせいぜい一年半、Vtuber業界自体先行き不確定だわ、デカい仕事は席取りゲームだわ、一時的に人気になったVがなんとなく落ち目になるのもよく見るわで、安泰とは程遠い。前の3D音楽ライブには出れたし次のライブにも出れそうだけど、次の次の…次のライブに出れるかはわからん。潰しのききやすいキャリアでもなけりゃ、器用に普通の生き方するのが得意そうな風にも見えないし。
ほんで金魚坂めいろは金魚坂めいろで、そういう先行きのわからん業界でも一発魅せたるぜって意識高く入ってきたやる気勢。基本的に能力が高く、活動量はまだ多くないし同期と疑似グループ活動するトレンドに乗っかりもしないで、ソロ活動でかなりのファンを獲得していたが、不慣れな環境であるし信頼関係もまだ築けず不安だったろう。
運営のにじさんじは、つい三年弱前は社員三人の大学生ベンチャーで、タレント事務所なんてする気なかったけど演者がやたらバズって急遽タレント事務所っぽい体裁を何とか整えてたらトップランナーぽい位置に来れちゃった存在。
この、人気のトップ企業とか人気ライバーとかデカい存在っぽく扱われる割に一年二年先にやってるだけってスケールの小ささとか、全員やる気はあるがやる気のために譲れずがぶつかった上に情緒不安定と対話失敗が絡んでどこで壊れたのオーフレンズってなってんのとか、部活作品やらバンド作品やらな感じすげーんだわ。
金魚坂が新しく入った一年生、ロアが二年生、会社が顧問の先生か、もしかしたらせいぜい三年生って感じ。
そんで同じにじさんじ内では、勉強やらずに生きてきた魔界ノりりむがグウェルオスガールに積分教えてもらう配信が、ついこないだはてブでめっちゃ好評だった。
なんかもう全部学園モノなんじゃねーのこれ。
ピリピリしてる部活の横で、放課後の教室で勉強不得意な子が得意な子に居残りで積分教わってるやつ。
学園モノだったら、
ロア「会って話せばわかりあえる、会おう、いつ会えますか(大意)」
金魚「この口調はパクりとか真似ではないとしたうえで、同じ箱でやっていく相談なら応じます(大意)」
のところで、運営先輩が察知して三者会談の場を作れていたら、もしくは金魚坂が運営やマネージャーにも不信感強かったなら信頼できる先輩ライバーを後見に呼んで四者会談できてたらハッピーエンドになった可能性ありそうだったね、悲しいわね。
いい歳した大人がVtuberに関わったり好きになるのがいかにキモいかわかるな
メンヘラ系の演者はリスクの塊だから定期的にカウンセリングかなんかやって メンヘラの気が見えた時点、人気とか関係なく切り捨てるくらいの運営しないとダメだろな