どういうわけか、同じようなタイプばかり好きになる。というか、似たようなタイプじゃないと、不思議とデートの回数を重ねることができない。
まず、基本的に相手の女の子は小柄だ。150cmくらいだろうか。一度は160cmだったことはあるが、それ以外の人はみんな平均身長以下だった。
もしかしたらこれは、自分の母も妹もそのくらいの身長で、隣を歩いているとしっくりくる、という理屈なのかもしれない。でも、ほかにも共通点がある。たとえば、弟か妹のいる長女であること。ナチュラルメイクか、メイクをほとんどしないこと。文学や漫画を大量に読んでいること。それから、イラスト・漫画・文章、とそれぞれ異なってはいたものの、何らかの形で創作活動をしていたとことだ。
これがどういう理屈なのかはわらかない。たとえば、自分は浮世離れしたタイプだから、きびきびと現実的なことばかり考えている女性とはそもそも会話が長続きしないのかもしれない。自分も妹のいる長男だから、長女とは話が合うのかもしれない。
で、この程度の共通点なら、面白いだけで済むのだが、いつも大体同じようなパターンで振られるのだ。
振られる、というか告白しても交際を断られる。断られるならばまだしも、返事を保留されて一年近くデートを続けたり、告白して数か月後に音信不通になったりと、とても悔しい思いをしている。
それは単純にお前がモテないからだろう、と言われれば、おっしゃるとおりです、どうもすみません、で済む話なのだが、もしかしたら、同じタイプの女性ばかり好きになるのと同じメカニズムが働いているのかもしれない、という気がしている。さらには、そうやって自分には優しくしてくれない人ばかりに惹かれてしまう傾向があるのでは、という不安もある。
そんなことを、合わせて2年近くマッチングアプリを続けて結局付き合えなかったことをかみしめながら、考えている。いずれ、このマッチングアプリの失敗談についても増田に書くかもしれないが、それはさておき、自分は間違ったタイプにアタックを仕掛けているのではないか、と疑問を覚えたのだ。
なんでそんなことを思ったのかというと、音信不通にされてから体調不良で会社を休み、回復しかけたころに、やけくそで数年断っていた風俗に行ってしまったのだが、そのマットヘルス嬢に、音信不通のいきさつを話したところ、かわいそうだね、と慰めてくれた上、本来は禁止されている本番行為を持ち掛けてくれたのだ。
これが、自分にとっては初めての、ソープランド以外での本番行為で、情けないことに、これって相手の純粋な好意からしてくれたことだから、ある意味素人童貞脱出なのか、と思った。これが素人童貞喪失かどうかの議論は置いておいて、もしかしたら、自分からアタックするタイプの女性とは全然別のタイプからモテる(優しくされる)可能性があるんじゃないか、って気がしたのだ。
風俗嬢の営業に本気になってどうする、とのお叱りがあるだろう、とは承知している。ただ、自分が普段意識していないタイプの女性から優しくされて、こういうのもアリかもしれないな、って考えてしまったのだ。別に、読書以外の分野で意気投合すればいいのではないか、それよりも経済観念がしっかりしていて、難しいことを考えずにイチャイチャできればいいのではないか、などといろいろ悩んでしまったのである。
なんにせよ、風俗で気持ちを切り替えることに成功したと思う。で、学生時代の恋愛も、あるいは街コンもナンパもマッチングアプリも全部だめだったので、もうちょっと休んだら結婚相談所に頼ろうと思う。
さいわい、収入が低めでも入会できる結婚相談所は首都圏にいくつかあるようだし、給与も四月から少し上昇する見込みだ。自分みたいな人がが結婚できるかどうかはわからないが、基本的に身の回りのことはできるし、友人からもお前はいいやつだと言ってもらえているので、高望みしなければ、だれか見つかるといいな、と期待している。
ただし、もうちょっとだけ休んで英気を養いたい。
うんこ
長女の8割はお姫様扱いに隠れた憧れがあるこじらせ女だぞ。難易度高いぞ。素人が手を出していいタマじゃない
小柄で地味でアクティブって典型的な雑魚モテタイプやな これまで何度も嫌な目に遭ってて増田の中身見る前に無理ですってなるのかも