あれから個人的に色々と掘り下げてみたら、それなりにえらいことになったのでご報告。
どんなことになったかというと、保存ができて調理も簡単な節約手抜きヘルシー料理を完成させてしまうという事態になりました。
今回も味と手間を天秤にかけた結果、とにかく手間を省くことに専念しました。
ちなみにいくらでもバリエーションができるので、まずはお気に入りのレシピを書きます。
・中くらいの鍋
・鍋底に入る程度の皿
・鶏むね400g
・白菜1/2
・トマト中4個
・鶏むねを食べやすいサイズにカット。カロリーが気になるなら皮は捨てる。
・トマトはヘタを取り、横にして輪切りにする。(あとで皮が目立たなくなる)
・ジップロックを4つ用意して、それぞれの食材を均等に分けつつ、できるだけ空気がはいらないように封をする。
つまり、それぞれ同じ食材の入ったジップロックが4つ=4食分できたことになります。
そのうち食べる分だけを残し、あとは冷凍しちゃいましょう。
・鍋にたっぷりのお水を入れ、そこに皿をひき、ジップロックを鍋肌に触らないように入れる。(ジップロックの耐熱温度は100度なので、鍋肌に当たると変形してしまうから。)
・弱火から中火で加熱し、沸騰したら火を止めて40分待つ。
(冷凍から調理するときも同じ。キーポイントは、火を強くし過ぎないことと、沸騰したらすぐに火を止めるということ。)
ジップロックを取り出してみると、何と無水だったはずなのに鶏ベースの野菜スープが出来上がっているんです!
しかもここまでは完全無添加!さらに胸肉はしっとりジューシー!
ほかにも味噌、めんつゆ、お好みでごま油やオリーブオイル、バターなどを加えると味のバラエティが広がります!
料理ができる人なら気づいたかもしれないけど、ここで作ったのはいわゆるブイヨンです。
つまり、料理のベースになるものなので、ここから味付け次第で色々な料理に変えることができます。
同じ条件であれば、鶏肉全般以外にも、魚介類、ソーセージ、ハム、ベーコンなど。
それに応じて、野菜もネギなどの香草やきのこを加えるとよりバリエーションが広がります。
湯煎直後の状態でおいしく食べられる食材はある程度限定されてしまいます。
これは、鶏胸肉をしっとり食べたいからという理由で余熱調理を選んだからです。
では、無水状態から作られた野菜スープを鍋に開けて、更に煮込んだらどうなるでしょうか。
鶏胸肉は加熱し過ぎると固くなってしまうので食材に向きませんが、鳥手羽、牛豚の肩ブロックなんかを使えば、シチューなどの煮込み料理もあこがれの無水調理で作ることができちゃいます。
ただし、鍋に開けずにジップロックのまま煮込むと、弱火でもどんどん膨れてしまうので危険です。湯煎である程度スープが出たら鍋に移しましょう。
ただ無水調理をしたいなら、かえって手間かもしれません。
でも、何が優れているかって、一人前ずつ冷凍保存できてそれをそのまま湯煎できてしまうってところ!
1人前ずつ保管ができるので、買い物するときに使い切りを買わなくてもいいし、安売りに出会うチャンスを無駄にしません。
なにか食べたい料理があっても、一人分だと食材を無駄にしてしまうと嘆く必要はもうありません。
しかも一旦仕込んでしまえば調理の大半は湯煎。あとは味付けのみという簡単さです。
さらに作られるのはブイヨンと言われる万能スープ。飽きたらいくらでもアレンジできます!
とどめにすごいのは、調理後の冷凍ではないので再加熱による状態の劣化がないということ!
ただし、凍ったまま鍋に入れるときは、火を強くしてしまうと周りのお湯が先に沸騰して食材に火が通りにくくなるので注意。あくまでたっぷりの水と弱火から中火の加熱で。
ちなみに晩ごはんにこれを食べ続けた結果、二ヶ月でらくらく3kgも体重が落ちました。
スープに入れる食材のバリエーションは沢山用意してあるから、飽きないし栄養バランスがかたよる心配もなし。
前回のダイエットは食事制限かけて結構辛かったけど、今回は野菜たっぷりだしスープでお腹も温まるしでむしろ勝手に落ちました。