しかし、変にネットズレしているので「保険なぞいらん!」と言っていた。
「で、ソースは?」みたいなヤツなので、ソース揃えて説明して、やっと納得した。
出産祝い代わりに調べたけど意外に面倒だったので、オマエラも参考にしろよ。
(なお、身バレを避けるために、家族構成等のシュチュエーションは変えた)
妻と子供を路頭に迷わせたくないとは思っていたようだ。
ちなみに、社保には埋葬料(国保だと葬祭費)という謎の規定があって死ぬと5万円貰える。
で、公営の火葬施設は大抵5万以下で火葬してくれるので、骨壷くらいは買える。
何はなくとも生きていくのに金がかかる。
2人で17万9850円、3人で19万9600円、4人で21万9630円
[平成26年4月の世帯人員別標準生計費:http://www.jinji.go.jp/kankoku/h26/pdf/26seikeihi.pdf]
まあ、だいたい2人が月に18万で生活しとるわけだ。家賃食費コミコミで。
ただこれ学費は入ってない、という事になってる。
大学は奨学金だの学生ローンだので頑張ってもらうとして、高校まで。
幼稚園3歳から高校18歳までの学費を、調査から持ってこよう。
全て公立で、幼稚園66万、小学校183万、中学校135万、高校116万、計500万円
全て私立で、幼稚園146万、小学校854万、中学校389万、高校289万、計1678万円
幼稚園から高校卒業までの15年間の学習費総額は、公立で約500万円、私立で約1678万円。
[文部科学省 平成24年度子どもの学習費調査:http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa03/gakushuuhi/kekka/k_detail/__icsFiles/afieldfile/2014/01/10/1343235_1.pdf]
つまり、教育費、給食費、学校外活動費を含めて、公立でも1人500万はかかるわけだ。
遺族基礎年金+遺族厚生年金で、月あたり妻のみ4万円、妻子1人12万5千円、妻子2人14万円、妻子3人15万円。
[遺族厚生年金(受給要件・支給開始時期・計算方法):http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=5171]
だいたい妻+子1人だと、子供が18歳になるまで年150万円貰える。
(細かく言えば条件に寄ってビミョーに増減する)
ざっくり1800万円ぐらい足りなくなる、ということが判る。
もしお母ちゃんにも働いてもらえるなら、もっと楽になる。
(月8万3千円なら、まあ無理のない金額だと言えよう)
とはいえ、子供が小学生になるまでは厳しいっぽいので、以下ぐらいは抑えたい。
家を買うとほぼ強制加入させられる団信生命保険みたいな、営業分が載ってない保険はお得では無いかと調べた。
(団信代は銀行が払うってローンもあるが、単に利率に上乗せされてるだけで掛け金は払ってる)
が、調べてみると、団信って誰が入ってもホトンド同じ掛け金だった。
(ただ、家の購入は奥さんの意向が強いようなので、今回は聞かなかったことにした)
公立で18歳になるまでの平均的な支出をカバーすることにした。
調べるのめんどいが、掛け捨てもある。保険は10年単位が普通らしいな。
(可能な限り保険金は払いたくないという強い意向で、掛け捨てを選んだ)
よって、毎月2500円の、年3万円で、子供が大学入るまでの18年で54万円あればOK。
もちろん標準生計費換算だとやりくり苦しいんだろうが、公立行くなら不足は月8万3千円。
掛け捨て生命保険なら、月に2500円、年に3万円で済むことになった。
まあ、普通に生活してりゃなかなか死なないだろうが、流石に月2500円なら払うようだ。
奥さんはパンフを貰って、病気や怪我の入院も、とヤツに迫ってきているようだ。
という愚痴を聞いた。つーか、オレが調べる前提で話ふってくるの止めろ。
よくまとめた。 あと、子どもが生まれてすぐなら、学資保険とがん保険入れとけ。 これ有能やで。