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はてなキーワード: 勝敗とは

2010-08-31

wikipedia処女の項目が酷い

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%87%A6%E5%A5%B3

おいおまえら、wikipediaまで荒らすなw

世界中の大多数の男性結婚相手に処女を望むという事実[要出典]が、「男性本能」なのか「思想や文化の影響」なのかというのは、生物学者と文化人類学者で長い間論争が繰り広げられてきた。文化人類学者は「男性結婚相手には処女女性を求める」事を、文化によって作られたものと主張した[要出典]が、生物学と近年発展してきた遺伝学によって、学問的には「男性結婚相手には処女女性を求める」事は『男性が本来持っている本能である』という結論で終止符が打たれ[要出典]、勝敗がつく事となった。[要出典]「自分遺伝子をつぐ子供を確実に残す為」等の、本来男性が持っているはずの本能根底にあり、その自分自身の本能に気づいている男性と、「まだ」気づいていない男性とで二極化される事が、今のところわかっている。[要出典]

処女ではない女性結婚後、又は結婚数年後に男性心中に「生理的嫌悪感」が沸き起こり[要出典]、家庭内暴力セックスレス、妻に対する愛情が失われ平気で浮気に走る様になる等の傾向がある[要出典]。そして最悪の場合離婚に発展するケースも少なくない[要出典]。

遺伝学によって~終止符が打たれ、とかないわww

[要出展]大杉、てか出展が皆無じゃねえかw

2010-08-23

http://anond.hatelabo.jp/20100823203709

今度ばかりは粘着した相手が悪かったんですかねえ。

運営に強制的にプライベート化されて強がっている可能性も否定できませんが(笑)。

そりゃないだろう、逆なら強がりとしてわかるが

「運営にプライベート化された」と「斉藤のり子に負けた」なら後者の方が当人にとって屈辱だろうよ

何で勝敗が決まるのかよくわからないけど場数と暇さ加減と根性の太さか?

特に三番目が斉藤の人の方が上回っていたと感じる

まあはてな新参の俺よりもっと深い解説をしてくれる人が現れるだろうけど

2010-08-21

ネナベの薦め (ネットゲーム版)

http://anond.hatelabo.jp/20100820215214 にてネトゲでのネナベを薦めている方がいて、かなり同意する所があるので書いてみる。

俺自身は男だけど、今の彼女はネナベをやっていたことがあり、いままでに経験したネトゲでもネナベをやってた知り合いや色んな女性を見ている。彼女らの体験談自分の体験がソース

ネトゲでの友情はどのようなものか

俺のやったことのあるネトゲPvP(対人戦)可能なものが多かったので少し考えが偏るかもしれないけど、PvPのないネトゲでも基本は同じ。ただ、PvPのあるネトゲより無いネトゲの方が、他人と関わらずオフゲに近い感覚で生きていけるので都会の近所付き合いのように淡白になりやすいかな。

ネトゲ世界実力主義である

本人にはどうしようもない格差差別といったものが基本的にない。年齢が評価基準に関わらない。古参でもダメな奴はダメだし、新参でも出来る奴は出来る。加えて頑張りや鍛錬の成果が、数字勝敗という形で見えやすい。

この傾向を「出来ない奴は根本的に救われないのか」と思う人もいるかもしれないけど、ネガティブ意味実力主義が使われる事は"リアルに比べると少ない"。他人を叩き貶めても、自分が上手くなったり他人からの信頼を得られないと本質的メリットがないからね。

One for All, All for One世界

例えるなら、スポーツに見られるような信頼関係、自信と信頼の上になりたつ健全依存関係、そこから得られる充実感がある。

「俺らはよくやった」「君のことを信用していたから、僕は判断できたよ」「君ならあの時ああしてくれるって信じてたさ!」「俺らってすげー!」こんな少年漫画のような充実感がフツーに存在してる。リアルじゃ恥ずかしくて言えない台詞も、ネトゲだと言っちゃう人は結構いる。

何故信頼がキーになるのだろう

ネトゲなんて、皆軽々しくつきあってるんじゃ?いつでもやめられるんだし、リアル人間関係なんてないよね?信用とか馬鹿馬鹿しい。と思う人もいるかもしれない。確かに画面の向こうに人間がいることを考えずモノのように扱う人もいるけど、とても少数派だ。

ネトゲではなぜ信頼という要素が重要なのか。それは、本当の意味で蓄積される経験値がそこにあるから。

ネトゲでのキャラクターの見た目というのは人間関係の上ではインターフェイスでしかなくて、人間関係の評価の対象になることはまずない。キャラをころころ変える人だっている。ネトゲ歴が浅いうちはアイテムキャラクターレベル価値を感じるかもしれないけど、それもいつかなくなる。全てがかりそめのものであるネトゲでは、本当の意味で蓄積される経験値は、人間関係自分経験の中にこそあるんだ。

軽々しくつきあえる、いつでもやめられる。切ろうと思えば簡単に切れちゃう。だからこそ、信頼というパラメタの価値が高いというのかな。これは、やってみないとわかりにくい面かもしれないね。

ここまで書いたことに、男女で差なんてない

ここまでで書いたことは少年ジャンプ世界の話みたいで、幾分か男性的に感じられるかもしれない。だけど、女性だからわからないなんてことはないよ。信頼を得たい、信頼したい、仲間と充実したい・・・そんな要求は男女関係なく人間として共通のものだ。

もし、優劣があると感じてるなら「私は女だからこうであるべきだ」「相手は男だからこうであるべきだ」と無意識に背負ってしまっているから。リアルではそういう鎧を着ていないと生きていけない面があるけど、ネトゲでは重荷にしかならないことが多い。でも、"女らしさを捨てろ"という意味ではないんだ。これについては後述するよ。

先入感という問題

残念ながらネトゲをやっている全ての人が、先入観を持っていないわけではないんだ。ここではありがちなパターンをあげてみる。

直結君

先入観以前に、ネトゲが女漁りの手段になってしまってる人たち。こういう人は、相手を人間としてみる前に男か女かでしか見ていない。そんな付き合いを求めているのでなければ、相手にすることはないよ。

ちなみに、ネトゲだから直結君がいるというよりは、SNSでも職場でも学校でも、コミュニティのあるところには一定数の直結君がいると言った方が正しい。ネトゲは基本が中立的だから、直結君が目立つだけ。

女を武器にしてばかりの人

直結君の逆バージョンと言ってもいい。直結君相手に女を売りにしてアイテムを貢がせたりするような人。こういう人は女性が付き合っても疲れちゃう。愚痴ばっかり言われてうんざりしてしまうかもしれない。ぶっちゃけ直結君と遊んでいてもらえばいいと思う。

女性に対する先入観

女性実力主義に弱い」「女性クリティカルなシーンで感情論を持ち出すから面倒だ」というようなものだね。こういう考えを持ってる人は大抵、本当にゲームが上手い女性人間として信用できる女性ネトゲ内で会った事が無いのだと思う。はっきり言って、同じだけ努力して同じだけ向上心があれば性別は関係ない。

この手の先入観は大抵は悪意から生じてるものではないから、一度考えを改めるきっかけがあると無くなることが多い。

女性自身にある先入観

「私は女だからこうであるべきだ」「相手は男だからこうであるべきだ」と無意識に背負われると、女性としてではなく人間として見ようとしていても、それが難しくなってしまう。

男性に対する先入観から、ネトゲでも「男性は怖い。だから防御しなければ。」と身を固めていると逆効果になってしまうんだ。そんな態度は暗に、「私は女性だ!だからそのように扱え!」と発しているのと同じだ。自分から特別扱いを求めてしまってる。

優しい人なら、「本当は他の友達と同じ感覚でざっくばらんに付き合いたいけど、特別扱いしないといけないのかなぁ」と思ってしまう。そうすると、「女だからってそういう扱いしないで!」となって悪循環に・・・まあこれは最悪のケースだけどね。

ネナベは初心者モード

現実では、「私は女だからこうであるべきだ」「相手は男だからこうであるべきだ」という考え方は身を守る為に最小限必要なものだ。だから、ネトゲでこれをいきなり捨てろといわれても出来ない人は当然いる。それに直結君をいなすのも、ネトゲになれていない女性にはストレスが溜まるものだろう。

ネナベは、そんな人の為の初心者モードだと思う。ネナベという建前が、女性自身にある先入観から開放してくれる。直結君から自動で守ってくれる。自然に振舞えるきっかけを与えてくれる。

当然、ネナベがロールプレイとして面白いからやってる女性もいるけど、本題とずれるからここでは触れない。

ネナベから次のステップ

男性に対する先入観女性自身に対する先入観が薄れ、自分向上心技術、仲間との信頼に自信を持てるようになったら、ネナベという盾を捨ててもいいと思う。

女性らしくあることと、相手に女性として扱うのを要求する事は全然違う

お互いに人間として評価しあえているなら、女性であることを公言して女性らしい振る舞いをしても、人間としての信頼や友情、評価が揺らぐ事はないよ。

ちょっと難しいかもしれない。だけどこの段階までいければ、素のまま振舞っていても女性である前に人間として評価されるし、男性側にある先入観さえ無くする効果がある。それはその人が"そういう女性だから"ではなくて、人間として魅力的だからなんだよね。

"女らしさを捨てろ"という意味ではない、といったのはそこなんだ。女性らしくあることと、相手に女性として扱うのを要求する事は全然違う。

リアルでは、その学習をするのが難しい。そういう意味で、ネトゲでネナベというステップを踏むのは、かなりアリだと思う。

リアルへ生かす

ネトゲで学んだ先入観を解消する考え方や体験は、リアルへも還元される。たかがネトゲと思うかもしないけど、人間相手の感情経験は本物だ。生かせるかどうかはその人次第だよ。

俺自身ネトゲを通して色んな女性を立場や縛り無しに見れて、女性に対する先入観がかなり無くなった。

ネトゲという場所に生き生きした女性がいるのは、男性にとっても学ぶ機会になる。もちろん、現実にもそういう場所はある。理想的な職場とか創作活動の場とか。ただ現実では、女性男性自分自身を守ることや社会的な要求の為に、先入観や防御や損得の意識を完全に捨て去る事は難しい。ネトゲだと簡単にそれができるってだけ。

恋愛に生かす

異性に対して必要以上の先入観を抱かない事は、相手の警戒心を薄くして素直に振舞ってもらえる余裕に繋がる。

"みんなとセックスレス恋人でいたい。" を書いた元増田さんは、一人の男性と関係を持つことは、他の男性との友情まで制限すると考えているように見える。俺はそうは思わない。信頼や友情は恋愛関係とは別枠で継続できると思うし、実際出来てる。恋愛関係がなくなっても親友でいる選択ができるということでもある。二組のカップルの異性同士が親友同士なんて、全然おかしくないと思う。

異性との付き合い方が、すべて恋愛の延長になっている人には色々と難しいかもしれない。相手にも異性の親友を認めないとなるとさらに異性との付き合い方の選択肢が狭まる。でも、ずっとそんな考えに縛られるのは、辛くはないのかな。

2010-08-18

神こそが絶対的勝者

ゴキブリ勝敗

瞬間瞬間のもので脆い

http://anond.hatelabo.jp/20100818031048

優越感を得るためには、すでに勝敗が決まった勝負事で、勝利者側に立って意見を言うことが一番手っ取り早いモンな。

ちょっと話は違うけど、在特会とかホメオパシーとか阿久根市長とかの話題もそんな感じ。

はてなー佐藤藍子

はてなーって勝ち馬に乗って語るやつらが多いってことなんだけど

だれかが優越感ゲームが大好きだって言ってて、なるほどなとおもった

優越感を得るためには、すでに勝敗が決まった勝負事で、勝利者側に立って意見を言うことが一番手っ取り早いモンな。


一番そう思わせたのが、電子書籍日本の取り組みのときの、はてな村での議論の沸き起こり方だった。

電子書籍について、日本はわりと先進的な取り組みだったと僕は思ってる。

電子辞書とかだって、電子書籍なわけだし、ケータイ文化で、いまじゃ電子書籍は600億円市場らしい。

今叫ばれている、いわゆる電子書籍についてだってソニーとかパナソニック世界に先駆けて端末出してたり、いろいろ取り組みが特集されてたのは知っているだろうと思うんだけど

あのときはてなの人たちは僕の知る限り、基本スルーだったと思うんだよね。

本を買い切り制にしてほしいという提案をする人はいたが、それもあまり強い意見ではなくて、一部のマニアな人の意見だった。


はてな意見が過激さをましてきたのは、あきらかにアメリカでのキンドル成功からだと思う。

ぼくはこのとき思ったよ。こいつらいったいどこから沸いてきたんだって。

みんなしたり顔で、キンドル成功の分析をジャーナリストエコノミストがそうするように、後出しじゃんけんで偉そうに分析し始めて

初めからこうなるってわかってましたみたいな、佐藤藍子が大量にわいてて気持ちわるかった。

これからは電子書籍教科書だって紙の時代は終わる!とかいって、鼻息荒く裁断機スキャナーの特集始めちゃう人まで出てきて

ビッグウェーブに乗り遅れるな!って感じのひとが大量で、ほんとみっともないなって思った。

いや、ほんとうに電子書籍未来を感じて、待ち望んでた人も中に入るだろうけどね。

2010-08-12

http://anond.hatelabo.jp/20100812153913

努力をしたら支持されて当然というのは間違いだと思う。

大抵の人間は、自分がどういう人間かアピールする練習とその実践を日々行ってる。

残念ながら、昨日今日支持されるための努力を始めたところで、そう簡単に支持されたりはしない。

選挙みたいなもんだ。

供託金を払って、立候補して、選挙活動して、そのうえで勝敗が決まる。

努力してモテても意味がないって言うことは、選挙活動するのはアンフェアだ、なんて言ってるようなもん。

2010-07-20

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2010072002000053.html

民主党が九月に実施する代表選は、八年ぶりに一般党員・サポーター投票に参加する本格的な選挙になる。党員・サポーター票で全体の約四分の一を占めるだけに、その投票行動が勝敗を左右することにもなりそうだ。

思うんだけどさ、民主党の党員とかサポーター国籍条項ってないんだろ?

じゃあ、事実上総理大臣を選ぶ選挙外国人が参加できるって事なんじゃないの?

2010-07-07

アクション書評  「東インド会社アジアの海」羽田正 (講談社

 サムスンVSソニートヨタVSフォルクスワーゲンナショナルフラッグを体現した大企業間の競争はますます多くなっているが、その起源はおよそ400年前に遡る。それは「東インド会社」。欧州の国を代表する企業がこぞって東アジア権益をめぐって激しい企業競争を行った、そんな時代が過去あった。ヨーロッパ各国の東インド会社はいかにしてアジア交易圏に食い込んでいったか。そして各国の東インド会社はそれぞれのどういった性格を持ち、どうして衰退したか。歴史的でありながら、そんなグローバルビビッドなテーマを論じている。

「第一段階」 ヨーロッパによるアジア市場の”開拓”―ポルトガル人の川上進出―

 当時の香辛料交易は複数の中間業者が介在し、コスト高だった。

カリカットからペルシャシリアベネチア多くの商人運送業者を経て、陸から海へ、海から陸へ、荷を積み替えながら途中で何度も関税をかけられる」(p48)。それを喜望峰経由の交易ルートを開拓し、一気に中抜きしようとたくらんだのがポルトガルバスコ・ダ・ガマ以降、武力によるインド洋海域の制圧(ゴア、マラッカなどの港町を次々と砲撃して交易を強制、異教徒の追放、船の略奪など)を推し進めて、拠点網を整備した。ただしこの航海は原則的にポルトガル王(小国!)の単独事業で、次第に資金や物資調達面で苦しさを露呈してしまう。東インド交易で得た余剰資金も拠点網維持費に消えるという経営のまずさもあった。そりゃあ十分な資金調達とトップラインを安定確保できないまま、先行投資ばかりイケイケだったら誰だって行き詰るだろう、と言うことだ。

「第二段階」 オランダイギリス東インド会社」の参入と、その顛末

 会社形態にすることで広範囲から資金を調達できるようになった。利潤最大化を行う企業でありながら、現地で国が行うような政治的な行動をよくおこなった。18世紀に入ると自由貿易の風潮が高まり、独占の東インド会社国民に支持されなくなっていった。

オランダ東インド会社:1602年設立イギリスの10倍超の資本金スタート

・民間会社だが準国家的な独占事業:事業内容は東インドでの特権的な貿易。加えて要塞建設する。総督を任命する。兵士を雇う、現地の支配者と条約を結ぶことも許可され、国営企業ではないが国を代表して事業できた。イギリスとは違って、株主からの出資金は航海が終わっても据え置く、今の株主会社に近い形態をとった。

株主経営に参加しない:会社の特徴:造船部門まで内部化。経営方針は年2~3回開かれる取締役等の重役から構成される17人会で決定。株主経営参加権をもたない。経営は分権的で東アジアの事業運営は実質的バタヴィアの支社が握った(1年半の情報伝達期間!)。

東南アジア香辛料に事業を照準:ポルトガルが頓挫した方式を見習い、しばしば武力を用いた拠点拡大策を積極的に採用ヨーロッパへの香辛料貿易利権を掌握した。現地政府から力づくで奪い取ったジャカルタを中核拠点に、セイロンインドシナインドネシア中国台湾長崎などに次々商館設置。

・栄華からの急降下。1960年代まで各国の東インド会社の中で最大規模を誇っていた。が、その後業績は急落して1799年に解散する。理由は複数あげられる。1780年に起こった第四時英蘭戦争の影響で、オランダの船はイギリス船に次々と拿捕され大変な損失を被る。また、香辛料がその時期にコモディティ化し始めたため,価格の下落が収益を圧迫した。会計制度の欠陥や帳簿の不備なども理由として挙げられている。

イギリス東インド会社:1601年設立

・民間会社だが準国家的な独占事業:東インドでの特権的な貿易。現地の司法権貨幣鋳造権、貿易活動を守る軍事権、違法貿易船を検挙する権利

比較的強い本部:株主取締役投票権を持ち、経営に参加した(毎年4月に開催される株主総会取締役投票できた)。事業運営は週に1度ひらかれる取締役会で決定される。資本金オランダとは違って1回の航海ごとに株主にすべて分配され、航海ごとに資金を集めた。造船部門はアウトソース

インドの綿織物に着目しオランダ差別化:参入当初はオランダと同様、東南アジア香辛料交易を狙っていたが、経済大国オランダに船の数や武力で太刀打ちできず、しばしばオランダ船にも拿捕される自体に。そこで、差別化のためインド亜大陸の綿織物に着目。拠武力よりもインドペルシャなどの地場為政者に取り入ることで平和裏に拠点網を整備した。

・現地所領当地という多角化が仇に:インド国内の紛争に介入してベンガル地方の徴税権(ディワーニー)を獲得(1765年)。しかし現地の文化言語、慣習も不案内だったので徴税活動は難航した。他方、治安維持などの統治コストは膨れ上がったため、結局、財務内容は急速に悪化していく。その後、1794年に実質国営化。インド中国貿易特権の廃止を取り上げれつつも会社はさらに50年存続するが、1858年のインド大反乱を機についに解散。

フランス(東)インド会社:1664年設立

・後発参入:イギリスオランダ東インド進出を見たフランス政府が”上から”設立株主も王や王室関係者が多かった。イギリスオランダと違って巨大な商業資本が集まるほど豊かな街はなく、自立的な東インド会社の形成はなされなかった。

・東西インド貿易を一体運営:事業的な最大の特徴は、東西インドアフリカ貿易を一体運営したこと。東インドの綿織物で西アフリカ奴隷を買って、西インドに送りそこで作られた砂糖を銀貨に変えて、東インドの綿織物を買う。この円環である。

・国の後押しで急成長:1720年~60年まで絶頂期。後発参入という事業的なアゲインストにもかかわらず、取扱額はイギリスとほぼ同等に達した。

政府主導事業の弱さを露呈:英仏7年戦争に敗北(1763年)したことで、政府財政危機に陥いると資金繰りが一気に悪くなる構造的弱点が露呈。一方、民間資本はクラウディングアウトされていたので潤沢に集まらなかった。そんなわけで1769年にあっけなく解散。


気になった点、疑問など

1、スペインハプスブルク帝国)の活動が目立っていないが、彼らはlucrativeな東インド交易に対しどういうスタンスだったのか。

2、ポルトガルの弱点を当時のオランダイギリスはどう認識したのか。そして、それをいかにして超克しようとしたのか。

3、イギリスの強い本社はどうやって成立したのか。経営方針や情報の伝達環境オランダと大差ないようにみえるが。

4、イギリスオランダの全体経済に占める東インド会社の割合はどの程度だったのか。

5、東インド会社という企業競争勝敗は結局どうなのか。一番儲かった会社はどこなのか。どのような背景によるものなのか。


http://twitter.com/zaway/status/17875881079

2010-07-01

アエド・バルデスはいい男すぎる

http://sankei.jp.msn.com/sports/soccer/100630/scr1006300737063-n1.htm

パラグアイ戦でPK終わった後、泣いている駒野に駆け寄って慰めてたらしい。

パラグアイだってはじめての8強入りで浮かれてるだろうに、真っ先に失敗した相手チームの選手に駆け寄るなんて普通できないだろ。

たぶん勝敗兵家の常ですから気になさらないようにとかそういうことをスペイン語かなにかで言っていたんだろうな。

どういう人物なのか気になって調べてみたら、相当な苦労人らしいことがわかった。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%A8%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%B9

ホームレスやりながらプレーしてたときもあったんだな。

故郷子供たちにおもちゃを配ったりもしているらしい。

いい男すぎるな。

2010-06-19

http://anond.hatelabo.jp/20100619014557

同意。そこらへんの大学入試東大入試じゃ天地の差があるよな。東大入試は言ってみりゃ今俺たちがやってるレベル技能を17,8歳に要求する内容。はじめから勝敗は決している。

2010-06-15

http://anond.hatelabo.jp/20100615010311

野球にしてもサッカーにしてもベンチが全く采配せんでも、選手が頑張ればそれなりの試合できるんじゃね?

野球なんて同じメンツで戦っても試合ごとに勝敗得点差も違うじゃん。

全部、作戦が当たったとか外れたとか、ぜんぶ確率論の範囲なんじゃね?

2010-06-05

ドームラン

よく巨人は、ドームランのせいで勝ってる、っていう意見アンチから聞くのだけど、

まぁホームでの試合が多いからHR数とかの記録の面ではさすがに有利かもしれないけど、

一試合の勝敗までドームランのせいにするのは、頭が悪過ぎると思うのは私だけでしょうか。

同じスタジアムで試合しているのに、なぜ相手チームにはドームラン「すら」打てないのでしょうか。

かんたんにスタンドインしてしまう構造より前に、東京ドームですらHR打てないナインを責めるべきなのではないでしょうか。

確かに東京ドームは他球場に比べ特殊な構造で、いつもとは違う戦い方が強いられるのかもしれません。

しかし東京ドームが出来てから何年が経過したのでしょうか。未だに東京ドームでの戦い方に適応できない自らファンのチームを責めるべきではないのでしょうか。

まぁ巨人ファンではないのでどうでもいいですか。

2010-03-24

男の人が女の人に口喧嘩で勝てないとか言うこと

最近どこかで目にしたんだけど、どこだったかはわすれちゃった

確かに女の人と口喧嘩して、僕のほうが押し黙ることはある

まぁ、口喧嘩勝敗のつけ方がよく分からないけど、相手を黙らせたら勝ちって言うのであれば、僕は往々にして男女間では黒星が多いと思う

それは、相手の言っている事に対して自分の反論がなくなったというよりは、「もうだめだ、何を言っているんだこの人は」みたいな感情が芽生えてきてもう口を開くのも嫌になってしまうから。もしくは、明らかに相手の言っていることが間違っていて、その証拠(ぐぐれば分かるような)もあるような状態になってしまったりすると、逆にそれを告げるのが申し訳なくなってしまってやっぱり黙ったりする

相手を言い負かす、はい論破、的な事ならたぶん男の方が得意だろう。大概男との会話は論理的な道順を辿ることが多い。そして、会話の種にしても~はなぜ……なのか、と言った話題が多い気がする。これはよく言われてるように思う

口数の多さでの勝負なら女の方が上だろう。問題となってる話題に関係ないこととか、他の人はどうだとか、とにかく自分はそう思うとか、よく喋る。そしてそれに辟易する。あと、なぜか妙に語気が強い。わざとらしく語気を強めて喋る。そういうことは止めて欲しい。芝居がかった喋り方もなんだか滑稽に見えてやっぱり僕はそれに大して真摯に受け止めようにも、そこまで言うならそっちが正しいという事にしよう、と言うような妥協が生まれてまた負ける

女の人の方が口が達者っていうのは、そういった男の人側の諦めみたいなものがある気がする。これは女性蔑視と言ってもいいかもしれない。まじめに取り合わない事もあるし、わかったわかったと言って収めようとする事もある。女の人というだけでその発言すら軽く扱われるきらいがある

一度確立されてしまった男尊女卑社会では、女の人の発言の価値が低くなってしまっているので、その弱い発言権で現状を崩すのは難しい。一度決まってしまったバランスを変えるのは並大抵のことじゃないだろう。ただし、その現状が間違っているのかというと、それもどうなんだろうか

2010-03-09

http://anond.hatelabo.jp/20100309192309

貴方が悪いね、そういう根回しも恋愛戦争では必須でしょ。

他国(F)が介入する前に結果を出すべきだったし

介入する以前からすでに勝敗は決してるように見えるよ。俺から見れば。

どの位って言われれば確かに9割位悪い。人の責任を出す程じゃないね。

2010-03-01

http://anond.hatelabo.jp/20100301020037

いや、普通に理解が出来るけれども。

強いて言えば、ルールっていう構造階層の問題だと思うのだけれど。

例えば、「柔道」を例にとると(サッカーを例にとろうと思ったけど、僕はサッカーを知らなかった・・・)

背中から一定以上の勢いを持って相手を十分に制御した形で投げ落とせば一本」

という結構根本に近いルール階層があり、それより更に深い階層

「一対一で勝負し、勝敗がつく」

というような「根本原理」とも呼べる階層があるわけだ。(もちろん、これも広義にはルールと呼べるだろうけど)

逆に、より表層に近い場所では

「一定時間攻撃の意図が見られなければ教育的指導(反則)」

とか

「片方の襟を一定時間以上持ち続けてたらダメ

とか

「軸足払っちゃダメよ」

みたいな、「ルール」がある。これは変更しても「柔道」が勝敗を決めるものであり、1対1のスポーツである

っていう「根本原理」には影響を及ぼさない。「ゲーム性」に変化が現れるだけ。

そのブログを書いている人は比較的表層に近い部分の規則を「ルール」と呼んでいるのでしょう。

あなたはそれを「環境」と呼ぶけれど。でも、ぼくとしては「気温は平均24度」とか「日差しは強めでシダ植物多目」とか

その辺の「表層」の方が、まぁサッカーの「オフサイド」とかそういう「ルール」に近いと思うよ。

あなたの言う「弱肉強食」みたいなのは「ゲーム勝敗がある」みたいなレベルの「根本原理」に近い。

そのルールを変更すると、もう「ゲーム」が成立しなくなっちまうわけで。

そのレベルの改正を「ルール変更」とはちょっと言わないでしょう。

例えば、サッカーを「チームごとの勝負」から「22人の中で最も優秀なプレイヤーを決める競技」に変えることを

一般的には(もちろん、語の定義次第ではその限りじゃないけど)「ルール変更」とは呼ばないでしょ。

まぁ、でも元エントリもresemblanceの理論というか、家族的類似から引っ張った論理に過ぎないから

こんな議論そのものがムダって気もするけど。類似関係から導かれる論証の過程がゼロなわけで。

2010-01-18

http://anond.hatelabo.jp/20100118141427

何者かが勝敗を決めてるわけじゃないからそれは難しい

恋愛市場といっしょで自然価格が決められるもの

マスコミの操作で価格が高騰したりすることもあるけど

2010-01-04

http://www.asahi.com/politics/update/0104/TKY201001040121.html

鳩山首相の年頭会見(要旨)

 4日の鳩山由紀夫首相の年頭会見の要旨は次の通り。

 【抱負】百年に一度の改革のため、政権交代を実現したが、これからがスタート。正念場の1年と覚悟を決めている。補正予算と本予算を一刻も早く成立させ、国民の暮らしを少しでも豊かにしたい。

 【参院選内閣改造】今、考えることは、予算を成立させ、国民の命を守る政治をすることだ。(参院選の)勝敗ラインを申し上げる立場ではない。(衆参)同日選も念頭に置いていない。内閣改造も一切考えていない。閣僚がコロコロと代わることで、国としての存在感が薄くなる。国益のうえから安易に改造を行う発想をとるべきではない。

 【政治主導・事業仕分け内閣の中に政治家がしっかり働いてもらえるような準備を行う。規制改革、制度改革に広げて事業仕分けをやる。独立行政法人公益法人改革、天下り禁止もさらに徹底する。

 【外交安全保障】普天間(飛行場)移設を解決していかなければいけない。決してムダに時間浪費させるつもりはない。期限を切って理解いただいて結論を出す。(日米安全保障条約締結50年は)大きな年、チャンスとして活用したい。言うべきことを言いながら、信頼関係を高めていく。重層的な形で、日米同盟進化させるのが大事だ。

 【憲法改正政治家だから「憲法かくあるべし」は一人ひとりが持ち合わせるべきだ。私も安全保障以上に、地域主権のあり方を抜本的に変える発想に基づく試案を世に問うた。民主党の考え方をまとめていくことが肝要。与党超党派でしっかりと議論し、与野党との協議で決めていくのが筋だ。

 【献金事件】年末に知りうる範囲の中で説明し尽くした。検察は結論を出し、決着がついた。私自身もなぜという思いがあり、国民ストンと落ちない部分があると思う。国会の中で議論があれば、自分なりに丁寧に答える。(献金の)使い道をどこまで把握できるかはあるが、説明したい。

献金問題、現実逃避モードに入りました。いや全部の分野で逃げまくってるか。

2009-11-11

名人級のアプローチ

釣り名人アプローチはまるで本物と区別がつかない。

「1場所、2エサ、3技術」という釣りセオリーは万国共通。

従って「アプローチ」で一番重要なのはエサである。

ごもっともなセオリーは「その魚が普段捕食しているエサと可能な限り近似させる事」だが、

生存本能ゾーニング(縄張り)、条件反射などを巧みに焚き付けるやり方も有るため、一概には言えない。

特に疑似餌、ルアーを使った釣りでは仕掛けのローテーションが勝敗の鍵となる事もしばしば有る。

因に色の効果は絶大だ。ただし、「赤い」からと言っても魚に同じように見えていると思ってはいけない。

水深2mでは赤と黒の区別がつかない。実際に試してみれば解る。

                           〜T/H

2009-11-06

ライフハックプログラミング英語は現代の馬では?

真・三国無双2」をプレイして思ったのだが、

プログラミング英語は「現代の馬」ではないだろうか?

このゲームプレイしてないとわからないと思うが、

このゲームではプレイヤーキャラが馬に乗ると、すごく強くなるのだ。

移動にも戦闘にも、馬に乗っているのと乗っていないのでは段違い。

封神演義」を読んだ時にも思ったが、広大な土地グローバル社会)での戦闘では、落馬は即、死を意味するということ。

馬を使えない戦士はありえず、馬を乗りこなすこと、良い馬に乗ることが勝敗を決めるということ。

コンピューターを使いこなせない、英語が読めない話せない、ということは、

現代においてはかつての中国で馬に乗れないのと同じではないだろうか。

戦場に行くことすらできない。無双など夢のまた夢。

まさに、話にならない、のである。できないとか言っている場合じゃない。

あんま関係ないかも↓

http://agora-web.jp/archives/793423.html

2009-11-04

http://anond.hatelabo.jp/20091103121741

単に情報量の話だね。

相手よりも多くの情報を手にしましょうね、と。

格下や無知を相手にすると、自分情報を持っている事に気付きやすいし、その優越感は自信にもなるから悪いことでは無い。

ある程度までは情報の有無が勝敗を分けるが、それ以降は取捨選択や処理能力が問題になってくる。

実際の優劣は、そこからかな。

2009-09-19

投手力」を上げるしかなかったチームについて

http://anond.hatelabo.jp/20090918220903

自分ブログに書こうかと思ったんだけど、あまりにも球団内面に触れることで、恥ずかしいのでこちらに書きます。全体的に「投手力必要ないじゃん」とか「投手力はファンを集めるためのものorセリーグ同士のランク付け」という論調が多くて「投手力の高いチーム」、いわゆる投手王国(笑)的なものの存在が軽視されてる気がしたので。

うちは敬遠もするし、炎上もするし、夏の甲子園東京六大学野球や「週刊ベースボール」のチェックもそれなりにします。番長もいるし、常勝ではないけれど、おそらく外見上はそれほど弱小球団に見えないでしょう。

だけど、内面は立派に投手力の低いチームで、十分Bクラスです。

どうして投手を補強することを決めたかというと、自チームの戦力にものすごいコンプレックスがあったから。とくに、開幕当初は巨人を見るのも嫌だった。周りのチームは強くてたくましくて人気なのに、うちは開幕6連敗したから、よくシーレックスに間違えられた。「勝てない」ということは、あたりまえだけど「監督が悪い」とか「暗黒時代」と同レベルの単純なルサンチマンを生みます。そして、単純だからこそ根深い。わたしは勝てないチームが嫌いでしかたなかった。四国・九州アイランドリーグならAクラス入りもできるし、「勝てなくてもいさせてもらえる」ことを知ることもあるかもしれない。だけど、セリーグという狭い世界のなかでは、勝てないチームをどうしたって認めてもらうことができなかった。

だから、「勝てるように」なろうとした。単純な理屈です。

FA外国人トレードで、どんなチームもそれなりに戦えるようになるのはご存知の通り。たしかに「やっと3連勝した」と言われたこともあったし、パリーグのチームにやさしくされたりもした。

だけど、どんなに取り繕ったところで、もとから「勝てる」チームには勝てるはずもないんです。だって、彼らはもう育成がうまい。強くなるという事象を当たり前のようにして育ってきているから、それを疑うことも、悩むこともない。投手力はファンに認められるため? 相手チームに認められるため? なんて議論が無駄に思えるくらい、手足のようにピッチングスタッフを扱える、そこに不自然を感じないチームはあるのです。つまり、うちはどこまでいっても「強く」なれなかった。

そして、「順調な左肩上がり」と言われるようになった代わりに、ファンの人から逆の意味呪詛を吐かれることもありました。

「ハマのファンヒーター」とか「レフトが神隠しにあった」「ベイス★ボール」ということが全部ネット受けを狙ってる、とか、ネタだと受け取る人。もしかしたら番長の運が悪かったのかもしれないけど。でも、そういうファンの人が少なからずいました(それなりに高レベルの試合だったからかも)。どうせ琢朗を放出するんでしょ、みたいな。要するに若返り(笑)なんでしょ、とか、改革なんでしょ、みたいな。

もちろん、ある程度仲良くなってチーム事情を知ってもらえれば、そういうことを言う人はいなくなる。だけど、今季初対戦でそう決めつけられることは、やっぱり苦痛でした。村田が好き(村田修一とか)って言っても、え、村田真一?みたいな。そういう些細なことでも、何度か積み重なると嫌気がさすものです。わたしは普通に、対等に、試合がしたかった。でも、そういうタイプのチームの人が対戦相手と認めるのは「隙のないチーム」で、うちではない。たとえそこからオバQ采配によって修正されても、第一印象で不利になることは変わらない。

じゃあ、どうすればよかったんだろう、って思います。投手力をつけることなんて目指さなきゃよかったのか? スタメンだけでサードジョンソン(笑)って馬鹿にされるくらいなら、と。

わたしは、投手力が低い=試合を壊さないことだとは思いません。もちろんそういうチームもあるんだろうけど、うちのようなチームから見れば、壊さないチームはそれだけクオリティスタートに自信がある、強いチームにみえてしまう(こういう常勝軍団の心理が本当にわからないので、よければAクラスの人教えてください)。うちは弱いから休養させてるだけなのに、監督を代えただけで「投手力の高い、強いチーム」だと思われる。どういうことなんだろう、って。

今はもう、そんなふうにリーグ戦勝敗だけでチーム状況を判断するフロントは相手にしないことに決めたのでいいんですが、しこりとしては心に残っています。

でも、やっぱりフロントには言いたい。

「成績だけで監督を判断しないでください」

あなたたちが「名将に限る」とかいう言葉で、暗に育成目的選手を使うやる大矢を批判するように、わたしもそういうフロントを批判します。そして、成績で監督を判断しているのはいわゆるナベツネだとか、TBSだけじゃない。万年Bクラス草野男子を自認・自称する人も、逆の意味でたくさんベイスを傷つけているんだということを、わかってほしい。「補強に成功しているチームを支持する」ことを、「補強に失敗しているチームを批判する」ことに結びつけないでほしいと、思います。スターティングメンバーが派手でも、内面はあなたたちと同じように繊細で内向的なチームって、思ってるよりたくさんいると思うんだ。

そして「左投手を補強しないフロントのお偉方」たち。「そんな投手なんて恥ずかしくて出せない」、「スカウトはめんどうだからしない」なんて言葉で、あなたたちも人を傷つけていることがあるんです。だって、世の中には本気で、先発しないと打力を発揮できない(吉見的な意味で)人がいるのだから。補強をしなくても、トレードしなくてもそのままでいられるのなら、それだけで恵まれていることもあるんだよ、とわたしは思います。

「先発投手を間違えた時の気持ちも考えろ」って言ってるわけじゃありません。でも、こういうチームもある、しかもそう少ない数ではないということを、せめて知ってほしかった。このホームランがどれだけの人に届くかわからないけど、なるべくたくさんの人に捕球してもらえたら、とてもうれしいです。

2009-08-31

小選挙区を接戦順にソートしてみる:数百票に救われた町村と中川

http://anond.hatelabo.jp/20090831025349 を接戦順にソートしてみる。

青森3区:大島理森自民)90176 対 田名部匡代民主)89809 差367票

神奈川2区:菅義偉自民)132270 対 三村和也民主)131722 差548票

鳥取2区:赤沢亮正(自民)84659 対 湯原俊二(民主)84033 差626票

北海道7区:伊東良孝(自民)100150 対 仲野博子民主)99236 差814票

--------1000票差未満(与党4勝)------------

山形1区鹿野道彦民主)106202 対 遠藤利明自民)104911 差1189票

徳島3区:後藤田正純自民)81581 対 仁木博文(民主)80359 差1222票

秋田2区:川口博(無所属)93951 対 金田勝年自民)92600 差1351票

福井2区:山本拓自民)80033 対 糸川正晃民主)78496 差1537票

大阪6区:村上史好(民主)109143 対 福島豊(公明)107336 差1807票

奈良4区:田之瀬良太郎(自民)95638 対 大西孝典(民主)93803 差1835票

神奈川13区:橘秀徳(民主)138104 対 甘利明自民)136164 差1840票

長崎3区:山田正彦民主)79223 対 谷川弥一自民)77316 差1913票

--------2000票差未満(与党3勝野党系5勝)-------

石川3区:近藤和也民主)100832 対 北村茂男自民)98599 差2233票

兵庫8区田中康夫日本)106225 対 冬柴鉄三公明)103918 差2307票

愛媛1区塩崎恭久自民)133030 対 永江孝子(民主)127562 差2468票

鹿児島4区:小里泰弘自民)97054 対 皆吉稲生(民主)94343 差2711票

茨城2区:石津政雄(民主)114455 対 額賀福志郎自民)111674 差2781票

三重5区:三ツ矢憲生(自民)105188 対 藤田大助(民主)102377 差2811票

--------3000票差未満(与党3勝野党3勝)----------

東京13区平山泰朗(民主)114653 対 鴨下一郎自民)111590 差3063票

三重4区:森本哲生(民主)87824 対 田村憲久自民)84583 差3241票

奈良2区滝実民主)98728 対 高市早苗自民)94879 差3849票

--------4000票差未満(野党3勝)-------------

岡山1区逢沢一郎自民)113045 対 高井崇志(民主)106269 差4076票

千葉11区:森英介自民)116937 対 金子健一民主)112707 差4230票

高知1区福井照自民)44068 対 橋本大二郎無所属)39326 差4742票

石川2区:森喜朗自民)123490 対 田中美絵子民主)119021 差4469票

東京11区下村博文自民)117472 対 有田芳生日本)113998 差4474票

長崎4区宮島大典民主)97912 対 北村誠吾自民)93423 差4484票

熊本2区:福島健一郎(民主)104876 対 林田彪(自民)99933 差4943票

大分2区:重野安正社民)112090 対 衛藤征士郎自民)107124 差4966票

--------5000票差未満(与党5勝野党系3勝)---------

個別に見ていくと、暴風が吹いて自民の牙城に迫った民主だとか、

暴風に耐え忍んでなんとか逆転、あるいは肉薄して比例復活を勝ち取った自民とかいるし、

トータルで見た接戦区の勝敗数も一応合理的かな。



でも、1000票差以内の4選挙区選挙民で、投票に行かなかった人で、自民党に不満を持っていた人には、

どうして投票に行かなかったのと聞いてみたい気はする。



(追記)

ブクマに指摘があったので、ちょっと追加してみる。

比例北海道ブロック 自民党 当選

2.町村信孝 惜敗率82.7%


北海道5区:小林千代美(民主)182952 対 町村信孝自民)151448 差31504票


比例中国ブロック 自民党 当選

4.中川秀直 惜敗率94.9%


広島4区:空本誠喜(民主)102435 対 中川秀直自民)97296 差5139票


これだけの票の差がついて負けた自民党(つか清和会)の大物の政治生命を救ったのは、北海道7区と鳥取2区自民候補に投じられた

814票と626票なんだ、ということを理解できれば、「一票の重み」が実感できると思うんだけどね。



(追記2)

この接戦29選挙区世論調査出口調査では全部野党系に出ていたんだろうね。

これに加えて、民主自民公明プレゼントした2、みんなの党自民民主プレゼントした2を考慮すると

自民党103、民主党321

民主党は、もう少しだけ頑張り、比例代表候補者を揃えていれば、単独で2/3を達成できていた。

逆に言えば、極めて濃厚だった民主党の単独2/3をぎりぎりで阻止したのが、自民党の最後の意地と抵抗だね。

2009-07-24

http://anond.hatelabo.jp/20090724001844

その自称議論とやらで勝てそうな相手がいたら、必ず議論をふっかけて

いかに自分が優れているかをアピールせずにはいられない、というような。

しかも「議論(笑)」とは常にメンツをかけた勝負であり、はてサたるもの敗北は許されない、

その勝敗論理ではなく(ココ笑うところ)、「 どちらが相手を脱落させるか 」で決まる、

どんな手段をとってもいいから、とにかくまず相手を脱落させたあとに、 勝ったのは自分

である!だから自分は正しかったし自分論理も正しかった!という「ポーズ」だけとればよい、

それさえできれば論理によって勝敗が決まったかのように装える。

とかそんな感じでしょ。彼ら得意だよね。そういう「ポーズ」を格好つけるのだけはさ。

DQNヤンキーがはすに構えて頭をカクカクさせるのが得意なのと同じ程度には。

まあとにもかくにも最低でも勝利宣言だけはして、自己愛を満たさずには

いられないということなんだろうけどもね。

で、自分がそうだから皆そうだとでも思ってるんじゃないかな。

これをひっくり返すと、「反論が無いということは、皆自分に勝てないと思っているからだ」

という噴飯ものの認識に至るんではないかと。「反論できないんだろ」みたいなね。

呆れられて無視されてるだけ、とか空気のようにスルーされてるだけ、という可能性に

思い至らない(あるいは至りたくない)んだろうね。

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