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2024-06-17

60歳以上の映画監督一覧

2024年6月17日時点。

※数年内になんらかの仕事をしている人。選出はてきとう。


アレハンドロ・ホドロフスキー 95歳

クリント・イーストウッド 94歳

山田洋次 92

ロマン・ポランスキー 90歳

ウディ・アレン 88歳

ケン・ローチ 87歳

リドリー・スコット 86

フランシス・フォード・コッポラ 85歳

宮崎駿 83歳

テリー・ギリアム 83歳

ダリオ・アルジェント 83歳

ビクトル・エリセ 83歳

マイケル・マン 81歳

マーティン・スコセッシ 81歳

ジョージ・ミラー 79歳

ジョン・ウー 78歳

ヴィム・ヴェンダース 78歳

デイヴィッド・リンチ 78歳

スティーヴン・スピルバーグ 77歳

北野武 77歳

チャン・イーモウ 74歳

押井守 72歳

ロバート・ゼメキス 72歳

キャスリン・ビグロー 72歳

ジェームズ・キャメロン 69歳

アン・リー 69歳

コーエン兄弟 69歳、66歳

黒沢清 68歳

滝田洋二郎 68歳

ローランド・エメリッヒ 68歳

ラース・フォン・トリアー 68歳

周防正行 67歳

ジョン・ラセター 67歳

スパイク・リー 67歳

アキ・カウリスマキ 67歳

クリス・バック 66歳

リュック・ベッソン 65歳

阪本順治 65歳

ティム・バートン 65歳

庵野秀明 64歳

原恵一 64歳

塚本晋也 64歳

中島哲也 64歳

サム・ライミ 64歳

三池崇史 63歳

片渕須直 63歳

是枝裕和 62歳

三谷幸喜 62歳

アルフォンソ・キュアロン 62歳

ピーター・ジャクソン 62歳

岩井俊二 61歳

クエンティン・タランティーノ 61歳

デヴィッド・フィンチャー 61歳

スティーヴン・ソダーバーグ 61歳

山崎貴 60歳

ギャスパー・ノエ 60歳

2018-08-21

となりのトトロ』はどんな話か

トトロってどんな話なの?

https://anond.hatelabo.jp/20180820185203

となりのトトロ

トトロの下敷きになった話はビクトル・エリセ監督の『ミツバチのささやき』というスペイン映画で、ストーリーほとんどこれをなぞっているだけ(妖精が見える少女迷子になってしまい、みんなが探し回る話)。

「何が目的で話が進められてんのか分からん。」というのはある意味真っ当で、その原因はトトロにおいてはこの映画思想的な側面がすっぽ抜けているからだ。

これがどういうことかってことを書く。

ミツバチのささやき』は、スペイン内戦前後スペイン国民の欺瞞に満ちた状況を、一つの家族の中に落とし込むことによって戦後スペインのあり方を批判的に論じた作品だ。

たとえば、お父さんは弾圧を怖れて何も表現できないインテリになっているし、お母さんは過去を懐かしむだけの人間となり、お姉ちゃんスペインサツキ)は暴力的フランコ独裁政権に順応的な少女となっている。

この作品は当時の政治体制批判的な内容でありながら、当時行われていた検閲を潜り抜けるために、非常に難解なつくりになっている。

難解ではあるが、田舎牧歌的風景の中で2人の美少女サツキとメイのモデル)が走り回っている姿は観ていて居心地が良く、宮崎駿イマジネーションを大いに刺激したらしい。

宮崎駿の作った『となりのトトロ』のテーマは「子どものように偏見のない無垢視点物事を見ることが大事」という点にあり、これは『ミツバチのささやき』と共通する。

だが、国民欺瞞に満ちた状況を一家族に落とし込むというアイデアはここでは慎重に取り除かれている。

その結果、『となりのトトロ』は印象的なシーンは多いものの、テーマ性が弱まり、「何が目的で話が進められてんのか分からん。」ということになった。

紅の豚

紅の豚』は『風立ちぬ』と同様、宮崎駿自身を描いた作品だ。

このことはタイトルから明らかで、『紅の豚』の「紅」は、アカ、つまり共産主義者のことだ。「豚」は、宮崎駿がよく自画像を豚として描くことから分かる通り宮崎駿自身を指す。これをつなげると『紅の豚』とは「共産主義者宮崎駿自身」ということになる。(このことは宮崎駿の著書にも書かれている)

内容としても、飛行機好きの主人公がかっこ良く活躍するが、自分を慕う女性蔑ろにしてしまう(が、女性の方はそれを許容する)、というもので、宮崎駿生活をそのまま(?)なぞっている。

この構図は『風立ちぬ』でもほぼそのまま踏襲されている(結核の妻の隣でタバコを吸う!)ので比較して観ると面白いだろう。

2009-11-28

http://d.hatena.ne.jp/aureliano/20091126/1259227980

映画を体系的に見たいと思って大学に入ってから教養として映画を見ていた。

好き、好きじゃないだけで判断してるんじゃ嫌だなと思ったから。

とりあえず「見てないとバカにされそう」な映画を選んで観ることにした。誰からされるかは知らないけど。

「このリスト全部読んでないと猿です」って言ってた奴もいたけど、ああいうのに影響されてたかもしれない。

もちろん、この7本は全部観てるし

ヒッチコックも、エイゼンシュタインも、ゴダールも、アンゲロプロスも、ワイルダーも、成瀬も、

タルコフスキーも、グリフィスも、ビクトル・エリセも、フェリーニも、陳凱歌も見た。いかにもでしょ。

大学入って3年で千本はいかないけどかなりの数を見た。これでもシネフィルにしてみればしょぼい数字なんだけど。

小説音楽も同じように体系的に理解したかったからとりあえず「読んでないと・聞いてないとバカにされそう」なものを選んできた。

数をこなした。ジャンクじゃないであろうものを何百冊読んで、何百枚アルバム聴いた。

オーディオが音飛びしてるのにあとで気付いた音楽もあった。

要は素晴らしいとされてるものを秩序付けて理解したいし、できるんじゃないかと思ってた。気持ちよくなりたいと思ってた。

だけど体系的に理解できるようにならなかったよ。お気に入りになったのはいくつかあったけど。

で今はこんだけ数こなしても体系的に理解できないならもういいやって感じ。

ソーカル事件ってある種の救いだよね。違うか。

結局、自分が好きなのはファイト・クラブだし。

はてなにも面白い映画評を書いている人が何人かいるけど、その人たちが体系的に理解できているかといえばそうじゃないと俺は思う。

でも、面白い。個人的な見方をしているから。それが自分とは違う見方でそれに納得できるから。自分が考えたのとは違うその映画の面白さを改めて発見するから。

だから、映画を体系的に理解するより、面白く映画を語れる方がよっぽどいいね。

でそれには映画を年間何百本も観る必要はない。人間的に面白い人になった方がいい。そっちの方が難しいけど。

みんなが蓮實重彦になる必要はないし、そんなのは絶対嫌でしょ。

畢竟、体系的に映画を観るための○本ってのは自分審美眼の正しさと自分の知識を権威づけるある種の権力闘争にならざるをえないよね。いいとか悪いじゃなくて。

つーか、今どきそんなに映画見てる奴も本読んでる奴もいないよ。クリエイター志望でキューブリック知らないぐらいなんだからさw

とはいえ、体系的に映画を理解したいとか言って、見れる環境にいるのに今「母なる証明」見に行ってない奴なんなのとも一方では思うよね、てへ。

つーか、体系的ってなんだよ。ファック。

2008-12-28

各種映画ランキング監督別比較

http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/movie/1042796710/872をやや修正

IMDBベスト250複数選出

11本 アルフレッド・ヒッチコック

8本 スタンリー・キューブリック 

7本 ビリー・ワイルダー

5本 マーティン・スコセッシ スティーヴン・スピルバーグ チャールズ・チャップリン

4本 クリストファー・ノーラン クリント・イーストウッド 黒澤明

   フランシス・F・コッポラ クエンティン・タランティーノ

   デビッド・リーン フェデリコ・フェリーニ セルジオ・レオーネ フランク・キャプラ

3本 ウイリアム・ワイラー ジェームズ・キャメロン シドニー・ルメット

   ジョエル・コーエン ジョン・ヒューストン ハワード・ホークス

   ピーター・ジャクソン リドリー・スコット ロマン・ポランスキー

2本 アンドリュー・スタントン アンリ・ジョルジュ・クルーゾー

   イングマール・ベルイマン ヴィクター・フレミング ウディ・アレン

   エリア・カザン オーソン・ウェルズ ガイ・リッチー

   ジェームズ・ホエール ジョージ・ロイ・ヒル ジョーゼフ・L・マンキーウィッツ

   ジョン・フォード ダニー・ボイル ダレン・アロノフスキ〓 ティム・バートン

   ヴィットリオ・デ・シーカ デビッド・フィンチャー テリー・ギリアム

   ブラッド・バード フランク・ダラボン フランク・J・シャフナー フリッツ・ラング

   フレッド・ジンネマン ポール・トマス・アンダーソン マイク・ニコルズ

   マイケル・カーディズ 宮崎駿 ミロス・フォアマン F・W・ムルナウ

   ロバート・ゼメキス ロブ・ライナー

シネマスケープ 殿堂75本複数選出

6本 黒澤明

5本 ビリー・ワイルダー

4本 小津安二郎

3本 フランク・キャプラ チャールズ・チャップリン

2本 ニック・パーク フランシス・F・コッポラ 宮崎駿

   スタンリー・キューブリック ビクトル・エリセ フェデリコ・フェリーニ 

   アンドレイ・タルコフスキー ヴィム・ヴェンダース ジョン・フォード

  

タイム誌100本(2005)複数選出監督

3本 マーティン・スコセッシ

2本 黒澤明 アルフレッド・ヒッチコック ビリー・ワイルダー

   エリア・カザン フランソワ・トリュフォー イングマール・ベルイマン 

   セルジオ・レオーネ スタンリー・ドーネン スタンリー・キューブリック

   エルンスト・ルビッチ スティーヴン・スピルバーグ

キネマ旬報ベスト100、1999年洋画編(複数選出)

http://mycinemakan.fc2web.com/movie2/best100a.htm

5本 スタンリー・キューブリック チャールズ・チャップリン

4本 アルフレッド・ヒッチコック ジョン・フォード フェデリコ・フェリーニ

3本 サム・ペキンパー デヴィッド・リーン ビリー・ワイルダー ルキノ・ヴィスコンティ

2本 アンドレイ・タルコフスキー アンリ・ジョルジュ・クルーゾー 

   ヴィクトル・エリセ ジャン・リュックゴダール ジョージ・ロイ・ヒル スティーブン・スピルバーグ

   チェン・カイコー チャン・イーモウ フランク・キャプラ フランシス・F・コッポラ フランソワ・トリュフォー

   ベルナルド・ベルリッチ ホウ・シャオシェン ミロス・フォアマン リドリー・スコット ルネ・クレマン  

 
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