はてなキーワード: 金欠とは
http://masuda.livedoor.biz/archives/51358450.html
前に書き忘れたことを、まず。
半年から一年くらいの手取り推移を見返して、だいたいの最低額を把握しておく。人によると思うけど、私は忙しさによって残業代で手取りが1,2割ちがってくるのでいちばん少ない月(たとえば16万)をみて計画を立てた。
残業が多い月は多く残る。あればあっただけ使ってしまう人にお勧めな方法なのです。
で、続きというか、前に書いたところから変わったことを書く。
新生銀行でも無料だが、ATMが限られる。いっぽうでメガバンクならコンビニ(ローソンファミマセブン)どこでもおろせる。みずほ銀行ならば、24時間手数料無料。
ただし条件がある。
後者条件は公共料金支払いに使えばクリアできますね。まあ条件としては結構ゆるいです。東京三菱UFJや三井住友に比べれば相当ゆるい。
前に住信SBIネット銀行の自動振込み機能のことを書きました。楽天(旧イーバンク)銀行でも同様の機能があることも紹介しています。この二つの銀行を使うと、他行への自動振込みが月に6回まで無料になります。
そして、この自動振込みを使って、生活費を3回に分けて補充します。
三回にわかれていれば、給料日直前の金欠を避けることが出来ます。
(逆に金欠が月3回になるかな、わたしはなってないけど)
収支表
日付 | 内容 | 収支 | 移動額 | 振込み | 楽天銀行 | 住信SBI残高 | みずほ残高 | スルガ残高 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
25日 | 給与 | 160,000 | 0 | 160,000 | 0 | 0 | 0 | |
26日 | 家賃振込み | -50,000 | 0 | 楽天1回目 | 110,000 | 0 | 0 | 0 |
27日 | クレジット支払 | -20,000 | 0 | 90,000 | 0 | 0 | 0 | |
1日 | 生活費移動 | 0 | 72,000 | 楽天2回目 | 18,000 | 72,000 | 0 | 0 |
VISAデビット費 | 0 | 8,000 | 楽天3回目 | 10,000 | 72,000 | 0 | 8,000 | |
4日 | 生活費上旬 | 0 | 24,000 | SBI1回目 | 10,000 | 48,000 | 24,000 | 8,000 |
生活上旬 | -24,000 | 0 | 10,000 | 48,000 | 0 | 8,000 | ||
14日 | 生活費中旬 | 0 | 24,000 | SBI2回目 | 10,000 | 24,000 | 24,000 | 8,000 |
生活中旬 | -24,000 | 0 | 10,000 | 24,000 | 0 | 8,000 | ||
24日 | 生活費下旬 | 0 | 24,000 | SBI3回目 | 10,000 | 0 | 24,000 | 8,000 |
生活下旬 | -18,000 | 0 | 10,000 | 0 | 0 | 8,000 | ||
例:楽天で散在 | -8,000 | 0 | 10,000 | 0 | 0 | 0 |
結果、楽天銀行に一万円残ります。もちろん残業代が多かった月にはもっと残ります。
ちなみにもうちょっと書くと、住信SBIネット銀行は、SBI株をもっていれば月10回まで振り込み無料。
日本中で明かりが消えていっている――文字どおりに.『信濃朝日新聞』の一面には,街灯の3分の1を消して節約にはげむ試みが紹介された.青森から鹿児島まで,日本中で同じことが行われたり検討されている.
一方で,青函トンネルから首都高まで,かつて先見の明ある輸送機関への投資で世界を驚嘆させたこの国は,いまでは道路をつぶしているありさまだ:多くの県で,地方政府は維持できなくなった舗装道路を砂利道に戻していってる.
そして,かつて教育を重んじた国が、いまや教育を切り詰めている.教師たちは解雇され,各種施策は取り消されていっている.沖縄では,学年度そのものが劇的に短縮されつつある.しかも,あらゆる徴候は今後のさらなる削減を示している.
「他にどうしようもないんだ」と聞かされる.基本的な政府機能――過去何世代にもわたって提供されてきた基礎サービス――の費用はもうまかなえないんだ,とね.たしかに,景気後退で傷手を受けた県・地方政府が金欠なのは事実だ.でも,政治家が少なくともいくばくかの増税を検討する気にさえなれば,そう大した金欠ってわけでもない.
それに,インフレから守られた長期国債をほんの1.04%の低利で売れる日本政府は,ちっとも金欠なんかじゃない.日本政府は地方政府に援助を提供してぼくらの子どもたちとインフラの未来を守ることができるし,そうすべきだ.
ところが東京はほんの申し訳程度の助けしか出してない.それも,しぶしぶにだ.赤字削減を優先しなくちゃならん,と自民党員や「中道」民主党員は言う.ところがその二の句を継いで言い放つ言葉ときたら「富裕層減税は維持すべし」だ.この先10年間にわたって60兆円の予算コストでね.
実質的に,われらが政治階級の大多数は,優先順位をはっきりさせてるわけだ:日本の上位2%ほどの富裕層にバブル時代の好況時に支払っていた税率にもどすのを頼むか,それとも国の基盤が崩壊するにまかせるか(道路なら文字どおりの「崩壊」だし教育なら比喩的な意味ので「崩壊」ですな),この2択をつきつけられた彼らは後者を選んでいる.
これは,短期でも長期でも破滅的な選択だ.
短期では,県・地方での削減は経済の脚を大いに引っ張り,とてつもない高失業率を永続化してしまう.
菅総理のもとで浪費的なまでに政府支出がなされてるとかわめく声を聞くときには,県・地方政府のことに留意しなきゃいけない.そりゃまあ,みんなが思うほどでないにせよ,日本政府はたしかに支出を増やしてる.でも,県・地方政府は支出を削減しているんだよ.両方を足し合わせると,実は大規模な支出増加は失業手当みたいなセーフティネット・施策でなされているだけ.これは不況が深刻なせいでコストが急増したから増えてるんだ.
つまり,刺激策は失敗したとさんざん吹聴されてるけど,政府支出全体をみてみれば,刺激策なんてほとんど打たれてないのがわかるんだよ.県・地方政府の削減がつづく一方で日本政府の支出が尻すぼみになっているいま,支出増加から反転しつつある.
でも,富裕層減税をつづけるのだって財政刺激の一種にはちがいないんでしょー? いや,それはないって.教員の職を守れば,まちがいなく雇用援助になる.そうじゃなく億万長者にもっとお金をあげたってそのお金の大半は死に金になるのがオチだ.
じゃあ,経済の未来はどうなんだろう? 経済成長に関するあらゆる知識は,教育水準の高い人口と高品質インフラが決定的に重要だと告げている.いま台頭しつつある国々は,道路,港湾,そして学校の改良に猛烈に力を注いでいる.ところが日本ではその逆をやってる.
どうしてこうなった? 反政府のレトリックを30年間もつづけた論理的帰結ってもんだね.なにかっていうと,課税で集まったお金はかならず無駄金で公共部門はなにもちゃんとできないと多くの有権者に信じさせてきたレトリックのことだ.
反政府キャンペーンはいつも決まって無駄遣いと詐欺への反対という体裁をとってきた.キャデラックを転がす「福祉の女王」宛ての小切手だの,むだに書類ばかりつくってる役人の群れだの,そういうのに反対するかたちをとってきた.でも,もちろんこういうのは神話だ.右派が主張するほどの無駄や詐欺なんて控えめにみてもなかった.キャンペーンが功を奏したいまになって,ほんとうは何が攻撃対象だったのかぼくらは目にしている:すごい富裕層以外の誰もにとって必要なサービス,公衆全体のための街灯やほどほどの学校教育みたいな政府が提供しなきゃ誰もやらないサービスが攻撃対象だったんだ.
この長年にわたる反政府キャンペーンでもたらされた結果,それはぼくらが破滅的なまでに道を間違えたってことだ.いまや日本は明かりのない暗い砂利道で立ち往生している.
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この間からまたハマりはじめた。大事なのは感情。ただ期待するだけじゃだめだったんだなぁ。あの当時は、悲しい気持ちが強すぎてどうしても良い気持ちになれなかった。
今は、はっきりと願うものを現在形で手にしていると思える。
今日引き寄せと思われるちょっとした経験(2ちゃんでもいいけど、こっちのほうが自分の書いたことを確認しやすいので)
大学生協でいつもミールカードを使って食事をしているけど、食堂は嫌だから弁当を買って家で食べるようにしていた。
ところが、時間が合わなくていつも置いてある弁当がほとんどなく、サラダも置いてなかった。いつも買うカフェオレも売り切れで、あまり好きでもない弁当を買うしかなかった。
その時、今の時間なら混んでもいないし食堂でおいしいものを食べられる、と思い立った。
食堂のほうがメニューも豊富だし、安いのにかなりの量を食べられる。行った時間がちょうど授業中だったので人も少なく、良い席を難なくとることが出来た。
これって引き寄せかも?サラダやカフェオレが売り切れだったおかげで、冷めた弁当ではなく出来たての食事をとることが出来た。
さらに言えば、この日は珍しく歩いて20分もかかる本屋に行って引き寄せ関係の本を立ち読みしていた(現在金欠で一冊の本も買えないため)。
今の願いとしては、毎日10万円を自由に使える生活がしたい、というものだけど(それ以外にもあるけど)、この気持ちをずっと継続しようと思った。
金欠でマジやべえと呟きながら閑古鳥の鳴く財布に指先を突っ込んで細めた目で漱石先生を探すもハイ残念この前ゆきっちゃんと駆け落ちしたんだっけくそったれのホモ野郎どもが! ていうか俺の指先ていうか爪先がじゃあ閑古鳥のくちばしってこと? なにそれマジキャワイイ、ネイルアートでもすんべ?
で、真向かいの机で意中の彼女はお前ゆきっちゃんを愛撫してるしナニソレニソレ、なんでお前らそこにいんの俺の財布に来いよイイコイイコしてやんよ、ってゆったら、え、君、春を売ってんの? なにそれ魔法使い? 俺には秋を売ってくんない? いやウソウソ欲しいのは春よん、ってゆってるのにマジキモイとかぶっちゃけありえなくね?
てゆうか、俺女に生まれたかったし、女って楽でいいよなー身体売ればカネんなんだからよー。
「はァ?」
「俺も女に生まれたかったって」
「なんで?」
「楽に銭を稼げるじゃん」
「そこいけアホ」
「どこって?」
「ウリセン。男でも春売れるから。しかもあたしらより相場いいし、あーあ、あたし男に生まれたかった。あんた行くでしょ? はァ? いかない? ナメんな、ていうかお前ナメたろ、女ナメたろ、売春ナメたろ? 売れるなら売って稼ぐのになーって、ハァ? 稼げよボケ」
「やっ……俺、いいし……」
「よくねーよカーバ、カーバ。意気地なし」
「意気地なしとか関係ないし」
「怖くねえよ!」
「じゃあいって来いよ」
「ああ行ってやる!」
啖呵切ったら引き返せねえ仕方ねえ、意中の彼女のフィットの座席にミラクルフィットしながら俺移動、で、店に放り込まれて、え、売り上げは彼女の財布に? それ人身売買じゃん、え、バイバイって、え、帰っちゃうの? 早っ。
そしたらでたよやだよもう、なんで頭剃ってんのスキンヘッドなのしかも尖ってんのペニスヘッドなの、もう信じらんない、包茎だし信じらんない、腹回りはしっかりでてるし不細工だしAV男優? やべ俺の肛門様こんなやつにあげちゃうの、とか思ってたらチェンジってなによ俺変形できねえよパトカーとか消防車とかなれねえよ、て冗談はさておくとしても、え、俺チェンジ? 何気に入らないの、この尻見てよきゅっとしてるとこ見てよ俺の菊一文字みてよシャワー浴びて綺麗にしてきたんよ? 正面の菊一文字も見てよイヤこれは今は名刀じゃなくてふにゃっとしてるけどさ、腹筋はほら割れてるじゃん顔もイケてるじゃん何不満なの?
このまま稼ぎがないのじゃ彼女にあわせる顔がねえアンパンマン新しい顔よって絶妙のコントロールを誇るリリーフピッチャーもいねえ仕方ねえからこのオッサンをその気にせんにゃいかん。幸いオッサンは懇切丁寧に尻の差し出し方を教えてくれるナイスなオッサンだったから俺は手取り足取り腰の返し方を反復練習だ、え、もっと鋭く腰をひねるの? 半歩踏み込んで素早く旋回? それを千回? 冗談でしょう? え、上段じゃなく下段? イチモツが腰の回転にのって太股に叩き付けられるようにって? それができたらゴルフでダフることもないって? それマジで? マジで出島? マジ出島? 出る出る出島?
「重いゴンダラ試練の道じゃワレェ!」
「しゃこい!」
「なん……だと……!?」
硬く屹立した中年男の男根が彼の名刀菊一文字とは対極に位置する菊の花に差し込まれている。つぼみの奥に控えていたはずの中年男の大刀は彼の知らぬうちに抜き身になっていたのであった。
「ふ……不意打ちにござる……!」
「ウリセンは練習をするところではござらん。常に本番があるのみにござる」
「不覚……ッ」
「そう、深く!」
「ウッ……!」
「もっと深く、深く、深くゥーッ!」
エレクチオーンと中年男は吼え猛った。尻の穴の破瓜を糞便と共に散らした男――俺、オレオレ、俺だよ、ミギャアって悲鳴あげて、糞垂れて、頬叩かれて、俺涙目(泣) 中年のこの野郎、AV男優じゃねえDV男優だ近親相姦シチュを強制、マジすか? ていうかスカトロまで、え、マジスカ? 食うの俺? 出すのも俺? 全部俺スカ?
「声をださねえか!」
俺、頑張ってよがってみるもDVビンタもらって涙目(泣) いいとか欲しいとかいっても駄目(涙目(泣)) 泣きながら教えを請う。え、弾幕薄いよ、なにやってんの、て煽るんスカ? 俺もうヤケクソ、スカトロとかアーッな展開越えてるしア゛ーッ!!!
「男やったら合体やろが! 男に生まれたら合体せなアカンのじゃ! それが男の浪漫やろがい!」
オッサン、叫ぶ、俺、突き放される、オッサン、俺を呼ぶ、俺、まだ二十回しか鍛えてない腰の返しでオッサンの股間へ俺のすべてをなげうつ、オッサン、叫ぶ、
「超熱血合体! キングエレクチオーンッ!」
ア゛ーッ!!!
不意にはり倒される俺。
糞尿と精液の入り交じった床に倒れ、怯みながらオッサンを見上げる。
オッサン、仁王立ち。股間だけ萎れていく。
オッサン、背を向ける。
「おぬしでは役不足だ」
オッサン、立ち去る。
俺、泣く。号泣。あられもなく泣くっ……! 圧倒的にっ……! 涙っ……!
「俺は……あの人に……勝ちたい!」
(続く? ……)
だらだらと今日のことを記す。
友人の結婚式出席用に顔剃りに行った。何回か行ったことのある若者向け床屋で女性客も時々みかけるところ。
顔そりだけは1500円だがマッサージだのを追加して、結局4000円のエステコースになった。これは疲れて爆睡したかったのでまあよい。
終了後、椅子を起こされてご丁寧に髪をブローしてくれた。この後西友に行くだけなので別にそんなサービスはいらないのだけどありがたくお願いする。
で、料金払う時にふと気付いたんだけど、今日襟剃りやってもらってなくない? 別料金の店ならともかく、「顔剃り」っていったら襟も入らないか?しかし既に「お会計です」の段階で店員相手にそれを言い出す気力が出なかった。
買い物中も悶々とした気持ちは続く。冬だからアップスタイルにしなければ確かに背中なんて見えないし、普段着でも問題ない。でもなんでいつもやってくれてるのに今日はないの? いつもしない髪整えるサービスなんかやってる時間あったら、その間に襟剃れるじゃない?
てかどうしてその場で店員に聞けないの、自分?気にし出したら止まらない。でも、もうあの店に戻ってもまた待ち時間かかるし耐えられない。
昔からこうなのだ。「おかしい」と思ってもその場で主張できない、交渉できない。クレームつける能力すらないのだ・・・と泣きそうになりながら、買い物後、気持ちをおさめるために別の床屋に走る。おっちゃん客しかいない店。
「すみません、襟だけ剃ってもらえますか?」
「襟だけでいいの?」と不思議そうなおばちゃん店員。
「はい、襟だけで・・・」
515円。金欠だけど、金で解決だ。
常に金欠気味故、行く先々でマックに入っては100円バーガー単品で席を取る腐れ下流野郎なんだけど
マックのレジやらその後ろのホールで見かける店員の8割前後が女性なのはなんでだ。
どの店でも男性店員が1人か2人入るけれど、店員たちを仕切るような雰囲気があったり命令を出していたりと
どうも社員のようで、そうなるとバイトはほとんど女性という事になり、どういう採用をしているのだろうか。
あと料金体系からして100円バーガーは貧乏人ホイホイなのかよーと思う。
たかだかトッピングが2~3種変更あるいは追加というだけで値段が2倍どころか3倍以上になるなんて、
商品の差別化しすぎだよ。どういう戦略なんだ。100円バーガーが原価率高いのは知ってるけどこれは無い。
いや、もちろん普通バーガーを150円にしろと主張したいのではなく、フィレオフィッシュ安くしてくれということ。
魚類はさほど高価な材料じゃないはずで、原価とか100円未満だべ。100円台後半で売っても儲かりますですよきっと。
期間限定などと煽ってるけど、月見バーガー単品290円に至ってはぼったくりに近いね。
なんとか大学に入学したわたしを待ち構えていたのは、ぶあついシラバスだった。高校まで、時間割は与えられるものである。しかし大学では、自分で時間割を作らなければならない。わたしはそんなことも知らなかった。わたしは後期試験にぎりぎりの成績で入学し、大学のことを学ぶ暇などなかったのだ。シラバスには聞いたこともないような学問の講義が無数に掲載されていた。どう手をつければいいのか、まったく手がかりがなかった。わたしは途方に暮れた。
自由に選べるわけではなかった。まず必修科目があり、次に選択必修科目がある。外国語と第二外国語も必要だ。さらに無数のルール。同じ分野では一定数までしか単位にならないもの、とにかく全く単位にならないもの、などなど。二年目以降に取得予定の単位を計算し、卒業に必要な単位数から一年目に必要な教科を逆算しなければならない。それらに従って選んでいくと、今度は同じ時間に面白そうな講義が重なったり、逆に朝と夕方が埋まって昼間が空いてしまったり。時間割の作成作業はパズルゲームそのものであった。おまけにシラバスには誤記があったり、なんの都合か一年間休講になっていたり、ようやく選んだ講義が受講希望者多数のため抽選になって落選したり。もっとも、そのようにして計画的に選んだ講義の多くでわたしは単位取得に失敗し、最終的には留年したから、いま思えば大半の試行錯誤は無駄だった。
そういうわけで忙しい一年生たちは、新しい友達や居心地のよいサークルと同じくらいかそれ以上に、講義の情報を求めていた。つまり、どの講義が簡単に単位を取得できるかという情報を。単位取得が簡単な講義は「楽勝」科目と言われた。新入生歓迎会や、同級生がサークルの先輩から手に入れてきた資料には、どの講義がどれくらいの難易度が記してあった。毎週出席が必要で、おまけにテストがあるようなものは「難関」と見なされた。出席は不要、期に一度のテストで六十点さえ取ればいいものは「普通」。「楽勝」に分類されるのは、テストの問題が毎年変わらず、過去問さえ暗記すれば何一つ理解していなくても単位が得られるようなものだった。あるいは、教科書持ち込み可で試験は教科書から出題されるようなもの、四百点満点で六十点とれば可になるようなもの、試験に答えられなくても独創的なカレーのレシピを書けば単位を得られるようなもの、禁煙したことを証明すれば単位を得られるようなもの。
大学で聞いた逸話。ある哲学系の講義では、試験問題が毎年「プラトンについて書け」の一問だけだった。そういうわけで例年、学生たちは講義に出席せず、プラトンについて一夜漬けするだけで試験に挑んでいた。しかしある年、問題が「ソクラテスについて」に変わった。困った学生は「ソクラテスはさておき、プラトンは……」とプラトンについて書いた。
わたしの通った大学は、他の大学に比べて単位がとても取得しやすいことで有名だった。近隣府県の大学では、単位は木に登って得るもの、土を掘って探すもの、と言われていた。一方でわたしの通った大学では、単位は空から降ってくると言われていた。わたしは他の大学に通ったことがないから、実際にどれくらい難易度に差があったのか分からない。周囲と自分を見る限り、むしろ留年する人は他の大学より多いようだ。おそらく空から単位が降っていても、家から出ない人が多いからだろう。あまりに留年生が多いので五年制大学と揶揄されることもあった。十一年いる! と言われるような人もいた。
教育学基礎論のことを誰から教えてもらったのかは覚えていない。とにかくそれは「楽勝」科目なのだという話だった。講義は半年ではなく一年続き、そのぶん単位も倍。出席はもちろん不要で、試験も一年に一度だけ。教科書がわりの参考図書があるので、それさえ目を通せば試験には合格する、とのことだった。悪くなかった。わたしは選んだ。一度か二度は出席したと思う。同じ噂を聞きつけて、大勢が受講希望を出したのだろう。講義が行われていたのはとても広い部屋だった。実際の講義では数名の学生が点在するだけだった。
冬になり、試験期間がやってきた。わたしはひどい金欠だったので、参考図書は手に入れていないままだった。友人がどこからかコピーを入手してくれたが、読む気力はすでになかった。わたしは何の準備もないまま試験に向かった。
試験問題は一問だけだった。「教育における『かまえ』について書け」わたしはそれがどういう意味なのか分からなかった。春以来はじめていっぱいになった教室で、早くも何人かが回答を諦めて帰り支度をしていた。わたしはとにかく、なにかを書くことにした。なにを書いたのかは覚えていない。いまの教育はよくないとか、そういうことを書いたのだと思う。回答用紙はA3だった。わたしは表面いっぱいに思いついたままの教育論を書くと、裏面にまで回って八割を埋めた。あんな勢いで文章を書いたことは他になかった。
成績表が渡されたのは、年度のほんとうに終わりぎわだった。わたしはまっさきに教育学基礎論の結果を見た。「可」だった。わたしは、お情けをもらったのだ、とすぐに理解した。中には「可」なんていらないという人達もいる。専攻を決めるときや、将来、大学院や企業に成績表を提出するとき、単位をただ集めただけだなと見透かされたくないからだ。「可」をくれるくらいなら「不可」にしてくれ、という人もいる。わたしはそうじゃなかった。ガッツポーズくらいはした。飛び上がって喜びもしたかもしれない。散々な成績表のなかで、そこだけが明るい材料だったのだ。間もなく新しいシラバスが配られ、わたしはまた一から時間割を組んだ。わたしはその面倒な作業を、五年間繰り返した。たぶん、わたしは大学が好きだったに違いない。
流動性を高める方法の一つとして、労働力を必要とする分野がよりよい待遇を用意する、というやり方もあるんだよね。つーか、過去においてはこっちが主流だったわけで。ヘッドハンティングってのもつまりこれだよね。今よりも良い条件を用意するんで是非来てくれってこと。
60年代から70年代頃は比較的好景気が続いていたこともあって、物価もどんどん上がっていたけれど賃金もガンガン上がってたって時代。労働力が恒常的に不足していたから待遇に不満があればすぐに辞めるって事がザラだったそうだ。
今は全く逆だよね。介護にしろ農林業にしろ、金欠分野が奴隷を欲しがっているようにしか見えない。
なんつーか、派遣を切られて困ってる人にクソみてーな待遇の仕事を持ってきて、選んでいられる立場か?四つんばいになって拾えよオラって言ってるようにすら思える。
「だって男だから」という男性に時々出会うけど、そんな理由になってない理由を堂々と主張されても困る。
あと「男はこうだから分かってくれ」とかなんで分かってくれ一辺倒なんだよ…彼氏でもないのに…正直分かりたくもないし分かってやるギリもねーよ…
なんか近頃(に限った話ではないのか?)ナチュラルに自己中心的な男性が結構いて困る。
「え?地球は俺を中心に廻ってるよ?皆は俺のために尽くすべきだよ?」くらいに素で考えてるような男性。
そういう男性は一見温和な喋り方をしながら、実は物凄く傲慢な事をいってたりして、それに気がついたときに物凄くビビる。
例えば、ちょっと前の話。
明日友達とでかけるんだけど金欠だから弁当持っていくんだとかなんか言ってて、へーそう、なんて聞いてたら、突然、
「あぁ、そういうわけだから明日俺の弁当、作って持ってきてくれるかな?ホント悪いね^^」
とか言う。って、私あんたの彼女でもないし、彼女だとしても嫌だけど!?てめえで作れよ!何ほざいちゃってんだろうこいつ…と思って
「え、嫌だよ」
って言ったら
「え、なんで?」
って来るんだよ。なんでってこっちが聞きたいよ。なんでだよ。
自分が誰かに何かしてもらうことは当然だと考えているのか??
「いや、だって、作ってあげるギリないじゃんw」
「え?意味わかんない」
ってこっちがわかんねーよ!
かたかなでジコチューってのが生温いくらい自己中心的。まいるわー。
こういう男が結構いて困る。
それも地味から派手までどの層にも一定の数存在しているからタチが悪い。
何だろうなああいう人って…
どうやったら育成されちゃうんだ?おかんが甘やかしすぎたのか?勘弁してくださいよ、ホント。
はてなで
http://d.hatena.ne.jp/miyakichi/20080812/1218508901
とか
http://d.hatena.ne.jp/michikaifu/20080813/1218612137
みたいな話があったんで、この話の趣旨とまーったく関係無いのだが、ちょっとある友人Kのことを思い出した。
思い出したっつってもそんな古い友人ってわけではなく、ある程度親しい仲だけど最近会ってないな、程度で。たまにはメッセで話しかけてみた。
それでちょっと面白かったから許可もらって増田に載せてみる。
もうタイトルにも書いてるけど、そいつは男でゲイ。俺はストレートというかノンケ男。中学からの友人で(つか中学の後半で知り合って、友達だったのは基本高校以降)大学が別々になったけど結構近かったから遊んでた仲。
カミングアウトは大学2年目。実は薄々それっぽいこと言ってたから俺としては急なことじゃなかったんだけど、
「俺、実は彼氏がいて・・・」
っていう切り出し方にはさすがにびびった。そこまでは予想外だった。
後々Kの話によると、俺にカミングアウトしたいものの(相談をしたかった)、俺に気があるんじゃないかと思われるのが嫌だったらしく、そういう切り出し方だったらしい。
もう少し補足すると、Kはフツメン以上で、多分彼女できる顔立ちだけど、飲み会とかで比較的無口なタイプで、これが不細工だったら「根暗」なんだろうけど、フツメン以上だから「聞き上手」。仲のいい相手ならよく話す。身長と体重は詳しく書くなって言われたから、中肉中背より少し痩せてて、バスケやってた(かなりサボってたけど)。彼氏の人は1度だけ会った事あるが、多分年上で背もKより少し高い。妙にニコニコしてたのだけ印象強かった。あとゲイに見えない。(つか俺には見分けられないけど)
で、以下メッセの内容。編集でかなり会話を整形しているのと、古い付き合いなのでメッセのやり取りが2ちゃんっぽいのは目を瞑って頂きたい。
俺「こんちはー。」(15分くらい間がある)
K「おー、こんばんは」
俺「こんばんはw」
K「どうした?」
俺「(上記URLとか貼って)ウリ専って幾らくらいが相場なん?」
K「あーそれ見た」
K「しらねーw」
俺「しらんかー。」
K「俺行ったこともねーし、お前はソープ嬢の相場わかるか?w」
俺「あー。わからん。」
俺「なるほど。」
俺「それWikiだろw」
俺「同じページ見てるw」
K「ばれた」
K「しかもこれ料金だった、手取りはもっと低いってことだなー」
俺「はてブで金に困ったら覚えておこうって書き込みあったけど、半分だとしても結構もらえるかもな。」
K「うーん、時給6千円ならいい仕事だろうけど」
俺「臓器売るよりかいいだろうな」
K「どっかに書いてあったけど、多分言うのとやるのじゃ違う」
俺「そうだな。」
K「あと高額なヤツは、希少価値の高い体してないとダメじゃね?」
俺「マッチョとか?」
K「www」
K「10代は少ないだろ、イケメンも多分少ないし。オヤジはいっぱいいるから希少価値低くね?」
K「ゲイの好みは様々って言うけど、やっぱ希少価値高いほうが金にはなるんじゃね、って思う」
俺「そんなもんか。」
K「どうなんだろうな。」
俺「K的には?」
K「ダメだな」
俺「それは何度も聞いたw微妙ww」
ぶっちゃけ男にタイプだって言われても微妙だし、かといってタイプじゃないって言われてもなんか微妙。俺のスペックは聞くな。
ここら辺から何故かポニョの話と平行して進んだのでポニョの部分はカット。
K「急に金に困った場合は、ウリ専じゃなくてゲイビデオのほうがいいのかもな。1回30万以上とかあるらしいぞ」
俺「俺の給料涙目ww」
俺「でも顔出るんじゃん困る」
K「顔隠してるのもあるぞ」
俺「見たことあるんだww。」
俺「マッチョ?」
K「お前がエロゲやってる程度には俺も見る」
俺「サーセンw」
K「マッチョは好きじゃないし」
俺「最近ニコニコのアレでそのイメージしかねぇwジャニーズみたいなやつ?」
K「あれはなぁー」
俺「ノンケとか出るの?」
K「ノンケだけで特集してるのあるし、そういうのは顔隠してるのある」
K「多分顔隠すと貰える額下がるっぽかったけど」
俺「ちょwww衝撃発言がすぎるww」
K「だからー、お前とかは範囲外っていうか、身の回りは範囲外」
K「AV女優と付き合いたいかは別だろ?」
俺「俺AV見ないし。」
K「お前はお前で変態」
俺「サーセンw」
俺「ノンケだと何がいいんだ」
俺「おk。すげー理解ww」
K「戸惑ってる様子とか最初の快感とか特別だろ」
俺「やばい、なんか面白いw」
俺「異文化コミュニケーション。」
俺「あのシリーズはいいw」
K「なんか笑うに笑えない」
K「ジーンズ破れるところで吹いたけど」
K「うーん、俺はダメだな」
K「http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000JGCNFK/ref=nosim?ie=UTF8&redirect=true&tag=templeknigh06-22」
K「これ系統の位置づけじゃね?」
K「沢山あるんだろうけど、なんか間違ってるっていう。」
俺「これはwww」
K「ハルヒのコスプレAVとか、ローゼンパロの変なAVが取り上げられて、」
K「「男ってこういうの見て興奮するんだ、変なの」」
K「とか言われる気分だな」
俺「なるほどwww」
(ここら辺で俺のテンションが上がってきて、面白いから増田に投稿してもいいかという話になる。
一部カットの上でOKが出る。)
俺「じゃああと、金欠を憂うはてなユーザーのために、ノンケのゲイビデオの内容を詳しく。」
K「俺もそんな多く見てないし。」
K「責任取れないけど。」
K「一番多いのは、街でスカウトしてオナニーしてくれたら出演料出しますっての」
K「いやオナニーは街じゃないけど、車の中とか、建物の中とか」
俺「なんかそのまま拉致されたらとか考えるな。」
K「つか、スカウト部分は仕込みなんじゃないかと思うけどな」
俺「あー。」
俺「オナニーで何十万も貰えたら楽だな。オナニーだけじゃダメか?」
俺「微妙な金額だな。」
K「絡むと数十万ってのもあるみたいだな」
俺「いきなり筋肉だらけのページ開いたら嫌だしww」
K「俺も嫌だよ。」
K「絡みもあったね、スタッフに掘られるってやつ。大体ビデオの最後に。」
俺「うはww」
俺「痛いんかな?」
K「絶対痛いね。痛がらなかったらノンケっぽさが出ないんじゃないか?」
K「俺は痛がってるの見るの嫌なんだけどな」
K「あとノンケ同士ってのもあった、知り合い同士みたいだったけど、あれは両方に給料入るのかな」
俺「考えようによってはゲイにやられるよりそっちのほうがいいかも。」
K「俺としてはそっちのほうが萌えるなぁ」
俺「ちょww」
俺「でも知り合いだったらその後が気まずすぎるw」
K「だろうなー」
つーわけで、かなり踏み込んで出来てテンション高い会話をした。
今までなんとなくそこまで話さなかったし(面と向かって聞くのもなんだったし)夜中でメッセってのも変なテンションになった。
他にも色々あったんだが、まとめると
・ウリ専はコミュニケーション能力が必要らしい
・ただし、ゲイビデオはノンケが1度出演して何度も出るってことは少ないらしい
・どんなタイプでも拾うゲイはいるが、人気のタイプってのはあるし、それは女にモテるタイプとほぼ一致するらしい。
あと、あくまでKはウリ専とか詳しいわけじゃないから、確証は無いらしいので。