はてなキーワード: ハンドブレーキとは
僕は教習生だ。
車は小さい頃から全く興味がなかった。原人の生活について図書館で調べるのが趣味だったから仕方ない。
この度僕は就職することになり、会社から免許はとって欲しいと言われた。ちなみに僕は18歳だ。
免許を取るために教習所に通うことになったが、とにかく憂鬱だ。学科はまあまあ楽しい。本当に興味がなかったので、ブレーキの仕組みなど大雑把にでも知ることができて楽しかった。
問題は実技だ。できないし、できないだけならまだしも全く面白くない。多少できても面白くない。全く面白くない。
苦痛だ。
アクセルを踏む微妙な力加減がストレスだ。ハンドブレーキを引くときの感触がストレスだ。シートベルトもストレスだ。バックする際にズレを確認するのがストレスだ。ルームミラーをちらちら見ることがストレスだ。車内の右寄り(左でも変わらんだろう)に自分がいるのがストレスだ。
たくさんいる友達たちはツイッターで楽しい楽しいと言っている。僕もその領域に立ちたい。それにはまず、小さい頃から車に興味のある人生を送らねばならない。
ああ、詰んだなあ。
長い下り坂でフットブレーキを多用すると、熱の関係で突然使用不可な状況に陥る時がある。(ベーパーロック、フェード現象)
また、タクシーや乗合バスでは、時に運転手が意識を失ってしまう場合がある。
そんな時、運転席に座らずに車を制御できる2つの方法をお教えしたい。
ただし、いずれの場合であってもまずは必ず片手でハンドルを握り、車体の制御を優先しよう。
1.エンジンブレーキによる減速
ギアの制御の関係でスピードが落ちる。(Nでは減速が弱い。むしろ下りでは加速する場合がある)
ブレーキほどの効果が有るわけではないが、衝突時の大惨事を避ける程度には減速できる。
また、次に記載するパーキングブレーキによる停止の前準備段階としても利用できる。
2.パーキングブレーキによる停車
運転席のサイド、ハンドルの下、フットブレーキの隣などに見られる。
ただし、一気に作動させるとタイヤがロックされてしまい、スリップやスピンなど別の危険性を生じる。
停車時のように一気に作動させるのではなく、フットブレーキ同様に速度に合わせて少しずつ効かせるようにする必要がある。
過去実際に、タクシーやバスの運転手が意識を失った時にこの対応で助かったケースは多数ある。
運転の習熟度問わず、山道の経験のないドライバーはフットブレーキが使えなくなる危険性を忘れてしまうことが多い。
もし下り坂で不必要な加速を繰り返すドライバーや、フットブレーキを多用するドライバーには、危険性を示唆した上でエンジンブレーキの使用を推奨しよう。
ただし、当然エンジンブレーキだけでは減速は追いつかない。車体の重量の関係でどうしても多用せざるを得ない時は、長くゆるやかに効かせるのではなく、短く強めに効かせることで冷却時間を長く確保する必要がある。
この2つは運転免許をもっていなくてもいざというときに身を守る知識になる。覚えておいて損はないだろう。
また、運転者であれば、ちょっとした下り坂でもエンジンブレーキを使う習慣を付け、いざというときのためにパーキングブレーキを利用した停車を経験しておくべきだろう。(当然周囲の安全を確認した上でだ。)
しかしながら、バスの蛇行を止める方法はまったくもって検討がつかない。
いずれにしてもあの事故は、料金を安くしようとするあまり運転技術が未熟な人間を採用したが故に起きた人災と考えざるを得ない。