はてなキーワード: スパイダーマン3とは
EGから1年半以上が過ぎた。
あの胸のつまるラストの記憶もうすれて、やっと平常心でEGの次作にあたるスパイダーマンファーフロムホームが見れそうだな。と思って、見た。
もしかしたら、FFHを見るための時間をおきすぎたかもしれない…。冷静になりすぎた。
あれ?あの時は何にそんなに熱狂的だったんだろうか。と、そんな気分になって、ざっとFFHの感想とやっぱりEGのラストについて納得できてない件を1年半ぶりの書こうと思い、書くからには忘れてるシーンもあるから、見返そうと思って飛ばし飛ばしでEG見直した。
トニーのラストシーンに涙した。それもツーと一筋とかではなく鼻をすするほど泣いた。
トニー…。 あぁ。トニー…。
でも… 涙はするけど…
強大な力のある石をトニーに使わせる。
このラストには物申したい。アイアンマンでもウルトロンでも、トニーはテロ集団に拉致監禁されてからずっと、自分の作ってきた武器、廃棄について悩んできたのに…
平和のために作った物で戦争が起きてることに嘆いてたのに… そんなトニーの結末は悲しすぎる…。
しかし。
その気持ちは、EG初見当時と変わらないから、リンクを貼っておく。
続き物は適切な見るタイミングがあるなぁ。と。
やっぱ映画は劇場で公開されてる時がベストなタイミングだな。と実感した。
まぁそうは思うものの、公開予定の次作がブラックウィドウってところもあいまって、残念ながら、アベンジャーズシリーズはもうあの時ほど熱狂に追いかけられなさそうだ。
FFHは、まぁ、面白かった。
が、EGのエピローグ感が強い。
実際FFHでインフィニティ・サーガの完結作品だからそれでいいんだろうけど、他の作品に比べるとEGを見ずに、FFH単体で見た場合にイマイチ話に乗り切れない、入り込めないのが微妙だと思う。
そして、スパイダーマンの次作になるスパイダーマン3(タイトル未定)への伏線として、(おそらく3の冒頭では簡単なFFHの振り返りがあるだろうけど)FFHを見ないと3が楽しめなそうという点も微妙だ。これは人に勧めづらい。
内容は、基本のスパイダーマンにMCUの繋がりをうまくいれてある感じの仕上がりだった。
サムライミ版、アメスパとも違う、ディズニーみのあるスパイダーマンになってると思う。
FFHを見る限りでは、MUC的にスパイダーマンは欠かせない存在になりそうだから、是非ともディズニーは興行収入等々で「我、ディズニーぞ。」という態度になって、SONYさんといざこざらない事を願うばなりだ。
悩みらしい悩みなんかなかったし。
2での悩みも、リアクターの毒素でうんにゃら(ようするに健康問題かよッ!)で、人間関係とか精神的に追い詰められる素振り一切なし。
急に社長職を秘書に譲って、むしろ秘書のほうがテンパっていっぱいいっぱい。
悩みの解決方法も、父親の遺品でヒントを得て云々はあるけれど、要するに天才的頭脳でリアクターの改良して問題解決。
晴れて悩みナッシング。
テンパった秘書を見かねて社長職に復帰する、みたいな内容だった記憶がある。
悩んでばかりのスパイダーマン3部作(アメイジングじゃなくてサムライミ監督のほう)と対比させると興味深い。
スパイダーマンは悩む。
「それぞれが正義が、相手にとっての正義ではなくて、それでも周りの人が傷つくのは耐えられなくて、僕の決断は…」
みたいな、一昔前のスクウェアエニクス。
「悩み?なんでも聞いてやるよ。歯が痛い?オーケー分かった。歯医者いけよ。」
って感じ。
秘書や友人たちといった主人公サイドも、敵も、童貞をこじらせたり重圧にテンパってあたふたしてるなか、主人公のメンタルマッチョがすがすがしくて面白い。
正直、アイアンマンの心の傷ってちょっとどうなんだろうって思って、3を観に行きたいとは思わなかった。
で、なんだ、過呼吸かよ。
こりゃ観に行くしかない。