悩みらしい悩みなんかなかったし。
2での悩みも、リアクターの毒素でうんにゃら(ようするに健康問題かよッ!)で、人間関係とか精神的に追い詰められる素振り一切なし。
急に社長職を秘書に譲って、むしろ秘書のほうがテンパっていっぱいいっぱい。
悩みの解決方法も、父親の遺品でヒントを得て云々はあるけれど、要するに天才的頭脳でリアクターの改良して問題解決。
晴れて悩みナッシング。
テンパった秘書を見かねて社長職に復帰する、みたいな内容だった記憶がある。
悩んでばかりのスパイダーマン3部作(アメイジングじゃなくてサムライミ監督のほう)と対比させると興味深い。
スパイダーマンは悩む。
「それぞれが正義が、相手にとっての正義ではなくて、それでも周りの人が傷つくのは耐えられなくて、僕の決断は…」
みたいな、一昔前のスクウェアエニクス。
「悩み?なんでも聞いてやるよ。歯が痛い?オーケー分かった。歯医者いけよ。」
って感じ。
秘書や友人たちといった主人公サイドも、敵も、童貞をこじらせたり重圧にテンパってあたふたしてるなか、主人公のメンタルマッチョがすがすがしくて面白い。
正直、アイアンマンの心の傷ってちょっとどうなんだろうって思って、3を観に行きたいとは思わなかった。
で、なんだ、過呼吸かよ。
こりゃ観に行くしかない。
以下すべてネタバレ。 アメリカの巨大軍需企業の社長をしている両親の一人息子として生まれたトニーは、 17歳でマサチューセッツ工科大学を首席で卒業した天才的頭脳の持ち主。 ...
1のときからマッチョ礼賛だった気がするんだが。 悩みらしい悩みなんかなかったし。 2での悩みも、リアクターの毒素でうんにゃら(ようするに健康問題かよッ!)で、人間関係とか精...
今まで悩みすぎていた反動で悩まないヒーローって題材が出てきたんだろーね。 どっちかって言うとアイアンマンがどうとかって話じゃなくてど言う比率でその比率が落ち着くかって...