2019-04-28

アベンジャーズ/エンドゲームを見た。スーパーソルジャーよ、ヒーローとは何だ。

※以下は、アベンジャーズ/エンドゲームに対する自分の想いをありのまま書いたものだ。

ネタバレを含み、総じて世の中の感想とは逆行している節がある。











まず、今回のアベンジャーズ/エンドゲームは最高だった。

映画は、作成の都合上、色んなことを妥協したり、すり合わせたり、あちらを立てこちらを立て、今回は約10年分の全てを凝縮し、ラストの1本を作らなければならない。

そのさまざまな事情の中で、できうるすべてを詰め込んだ最高傑作を届けてくれた。

本当に。この超大作の終わりにふさわしい映画だった。

なぜなら。最高の映画だったからだ。

笑い、息を呑み、涙し、感動し、ハラハラ、ドキドキした。あの人もこの人もこのシーンも見たかったのもが全部見れた。



そんな傑作だからこそ

キャップ理想キャップのままで終わって欲しかった。

断じてキャップ幸せを願っていなかったわけではない。

理想キャップ』とは私の中でだけにある理想だ。

今回のラストこそ最高と言う人もいるだろう。

果たせなかった約束を果たし、ひとりの人として幸せ人生を送ったに違いない。わかってる。

しかし、洗脳され敵同士だった時もあるとは言え、その後また過去を取り戻し、70年の時を経て変わらず友となり、仲間になった、同じ境遇バッキー気持ちどうなる。

あれだけ過去を変えてはいけないと言っていた話は?

これではそもそもをなかった事にした世界になって、今までのことはパラレルワールドでも良くなってしまわないか

もう一度言う。

キャップ幸せになったであろう事を否定する気持ちはない。

それにエンドゲームは最高の映画だった。

私は、おそらくガチMCUファンからみれば、まだまだニワカだろう。

原作は追いかけず、映画のみのMCU世界しか知らないし、未だに公開順は覚えられないし、登場人物名前もスッと出てこないこともある。どのタイトルでどこで戦ったのかとかも少しすればきっと記憶がおぼろげになるだろう。

そんな中でも、キャプテン・アメリカアイアンマンには思い入れが強かった。

から、トニーの事は非常に残念で、見ている時だって胸が張り裂けんばかりだった。

正直、隣の人に迷惑かもしれないぐらい泣いた。

私にとっては、スティーブいてこそのトニー、トニーいてこそのスティーブだと思っている。だからキャップだって、トニーと同じぐらい、華やかなラストをむかえて欲しかった。

わかっている。冒頭で書いたように、映画作りには色々な事情があるのだ。

これまでのキャップがずっとアベンジャーズでいる事は叶わないのもわかっている。

でも、できる事なら、(こちら側の身勝手で、重荷なのを承知で)キャップには変わらず、気高く、ヒーローとして、これから未来を生きてほしかった。

未来の為に命を燃やしたトニーやナターシャの分も、これからアベンジャーズの戦いを見守りつつ、自分人生を生きて欲しかった。

悔しい。

あのキャップが…

任務を終えたからと言って、自分人生を生きようと思うことがあるのだろうか。

命を捧げてスーパーソルジャーになり、アメリカの為に、世界の為に、平和の為に、いつだってリーダーとして、いつだって善としてそこにいてくれたじゃないか

悲しい。

MCUシリーズは好きだ。

ここ最近の新顔メンバーの今後も気になる。

スパイダーマンアントマン、Dr.ストレンジ、好きなキャラもたくさんいる。

公開予定されている作品も引き続き見ると思う。

ただ、しばらくエンドゲームは…

もらってきた子のように接し方がわからないままだろうなぁ。

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