増田は起業支援をやっている。それがコンサルなのか、税理士なのか、はたまた他の士業なのかは身バレを防ぐために伏せさせて頂く。
この顧客へのサポートは本当に記憶に残るものだった。事前にしっかり時間をとって、行いたい事業内容をヒアリングし、提携している司法書士に会社設立の書類を作ってもらった。法人印の作り方もわからないというので、どこで買えるかも教えた。そして、会社設立の書類にハンコをもらう予定日の日。
「あの・・・・定款に新事業加えてほしいんだけど。新しい会社を一緒にやろうと言ってくれている友人がこれを加えたほうがいいっていっていて。」
言葉を失った。すでに司法書士さんに書類を作ってもらった後だった。とはいえ、その不満を顧客に直接ぶつけるわけにはいかない。司法書士さんにはひたすら謝って、書類を作ってもらった。
その新事業を提案した友人というのは、聞いていた話ではかなり有望株だった。新事業分野でも業界経験があり、目利き(本人談)とのこと。どうやら社長にとって兄のような存在だったようだ。
一方、顧客である社長はそう言った経験はない。最近まで学生で、ビジネスでの経験がない。むしろ、ビジネスでの経験がある友人が入ることで、より起業がスムーズにいくのではと思っていた。
「社長はビジネスのことがわからないから、私が事業の柱になります。」
その友人はそう言ってくれた。
会社の登記と並行して、事業計画を立てるフェースに入った。うちは顧客と一緒に事業計画は作るようにしている。そのため、顧客側には事前に自分なりに事業計画をまとめてもらうよう依頼している。この会社では友人がそれだった。顧客が作った事業計画を元に修正を加えていき、そこからブラッシュアップするのだ。しかし、彼の作ってきたドラフトを見て、私は言葉を失った。
まず、事業年度が間違っている。12月決算の会社なのに、事業計画では6月決算で書かれている。そして光熱費はまさかの0円計上。福利厚生費も0円だ。しかも事業計画のほとんどはメモ書きみたいなもので、正直、読んでいて意味不明な内容なのだ。
事業計画の策定にはかなりの労力を要した。友人はまだ新会社には入社していない。別に仕事があるようで、打ち合わせの時間も23時とかが普通だった。そして彼と話しているうちに、彼の本当の姿がわかってきた。
1.本人は社員と言っているが、どうやら今の雇用形態はアルバイトらしい。業界経験というのもアルバイト経験のことを言っているらしい。しかし、ろくな社会経験がない
2.彼の目的は、今の仕事(アルバイト)を辞めて、友人の会社でストレスなく安定した給料をもらいたいということ
3.共同創業と言っているが、実際には依頼者(社長)が全額出資し、友人は社員として入社する
実際、かれはしきりに、「今月から私の給料支払う形にしてくれませんか?」と私に言った。この事業には許認可がいる。それは行政書士に取得を依頼しているが、かなり時間がかかるとの見通しだった。正直、許可が取れない段階では会社も収益を生まないので、この段階で友人を雇用するメリットはなかった。どうみても、世間知らずに社長から楽して給料をもらおうとしていることは明白だった。
「それは・・・・あまり得策ではないです。許可を取得した後で雇用開始をしてはどうでしょうか?」
社長もいる打ち合わせの場で私はこうアドバイスした。また、内心ではこんな社員を入社させても会社の為にならないというのもあった。
それから友人は私に敵対的になった。恐らく私の本心を感じ取ったのだろう。まず、私の過去のアドバイス内容をほじくり返し、ガンガンクレームを入れる。また、いきなりこれまで聞いてもいない事業内容の話をして、「これは許可がいるはずだから、ちゃんと調べてください!!」と急な要求をしてくるようになった。すでに終わっていた話がひっくり帰ることも何度もあった。その対応には多くの時間を割いた。当然起業準備のペースは遅くなった。そしてそこにもクレームを入った。うちは零細、大手企業と違って豊富な人的資源があるわけではない。これは致し方のないことだった。
そして最終的に友人は私の会社との契約解除を言い出した。それは深夜0時、社長も同席しても打ち合わせの場であった。
「この会社は使えません!!事業責任者として、この会社との契約解除を提案します!!」
彼は言った。内心ムカついていた。
「お宅(増田の会社)にはお世話になっているし、それはちょっと。」
さすがに社長も躊躇した。
「どうしても契約を続けるというのですか!!社長権限を行使して!!それなら私はこの話からおります。」
この友人の言葉で社長は折れてしまった。そして、うちの解約が決まった。
正直、契約が切れて生成した。この社長は親が金持ちらしく、こちらが解約金を請求すると、あっさりと払ってくれた。上司も何も言わなかった。学生も社会経験のないアルバイターの起業ごっこに付き合わなくていいと思うと、本当に清々しい気持ちになった。顧客から契約切られて本当によかった!!
冒頭で既に税理士の仕事じゃないんだけどなんで書いたんだ?
最近は税理士でも起業支援をされている方もいるので。
事業計画書書く支援とまた違うぞ 改めてなんで書いたん?
そんなことどうでもいいと思うぞ なんでここでイキろうと思ったん?
漫画みたいな展開だな
ひたすら謝ったら無料で書類を追加で作成してくれる司法書士っていいな 俺も欲しい
友人含めて顧客側に落ち度はない気がするけど。増田が勝手に悪い想像した上にそれが言動にでちゃって相手の心象が悪化したんじゃないかな。社長が金持ちなら営業立ってない段階で...
落ち度ではないけど、個人的に業界経験者って触れ込みで入って、ここまでダメなら、支援側も慎重にはなるで。支援側からしたら、会社にとって有益にならないと判断した人材に関...
プロの悪い予感は当たるからそれでよかったのかもね。最初から二人で相談に来てたパターンならまた違った結果にはなったとは思うけど。
正直、契約が切れて生成した。 何を生成したのですか?
この文章がChatGTP製だってネタバラシでしょ
「自分は無能です」まで読んだ
増田が起業した社長のような気もしなくもない
誤字脱字ばかりの文章しか書けないスキルじゃ切られて当然だし、腹に据えかねてここに書いちゃう幼稚性じゃあ世の中生きていけないよな
このぶどうは酸っぱいに違いない!食べなくて本当によかった!!
似たような話を経験してるのでなんか懐かしい気持ち。そいつはF欄大卒で虚言癖持ちの金持ちの息子だったな。 何アドバイスしても「了解です!すぐやります!」って言ってその後一...
似たような仕事をしているが、特に"本職ならあり得ない常識違いが冒頭から散見"してなくて困惑してる
自分は違和感だらけでなんかしっくりこなかったな まず、起業支援してたらこの手の素人起業家とか怪しい友人とかなんて、あるある過ぎてわざわざこんな長文書くほど珍しいとか腹...
いろんな商売があるんやで 車検だって自分でやれば安くできるけど、みんなクルマ屋さんに頼むやん。 それには違和感持たないんでしょ。
そこはさ、中段にも書いたけど、車検に例えるならクルマ屋が深夜0時まで顧客対応したり、ドライビングテクニック教授したりとか余計なサービスせんでしょ。利幅に対して相応のコス...
普通なら守秘義務あるのに、ここで盛大に内容書いちゃうような会社な時点で 元々そういう素人相手にボッタクリ仕事してるんだろうなぁって思って読んでた。
そのパターンはあるよね、だとしたら友人氏と本質は変わらんじゃんって思うわけで
そういや話変わるが、技術顧問詐欺が日本で横行しているのだが、積極的に切ったほうがええよ。
僕も相談役っていう良く分からない役職に就いてお金貰いたいー
あたしも取締役になって積極的に取り締まりたい