要約すると「公園で不審な男性に絡まれたことに対する注意喚起」なんですが。
そして世の中には子供を狙った犯罪が度々起きていて、それらの脅威から子供を守らなければならない母親として、不審者に対して恐怖心や怒りを抱く気持ちもとてもよく理解できます。
ただ、作中で「気持ち悪いおっさん」「不審者」と呼ばれ、作者さんのInstagramのコメントで「キモイ!」「こんな奴は本当に消えてしまえと思います!」と盛大に叩かれているこの男性を、他人事のように思えませんでした。
まるで未来の息子の姿を見ているようで。
この男性、娘さんが砂をこぼさず入れられないことに激昂しているあたり、なんらかの発達障害か精神疾患をお持ちの男性かな…と、漫画を一目読んですぐに思い当たりました。
うちの末の息子は赤ちゃんの時に大病をして軽度の知的障害が残ったため、いろいろな施設に通院しています。
いまはまだ幼稚園児ですが、息子の通うデイや病院などの施設では、知的障害や発達障害のある大人の方を見かけたりすることがあります。
急に大きな声を出したり、人目を憚らず局部をいじり始めたり(性的な意味でなく本当に幼児のように)、いきなりよく分からないことを話しかけてきたり…
障害のある方が身近ではなく免疫のない人にとっては、それらの行動に対して「怖い」「気持ち悪い」と感じてしまう気持ち、理解できます。
そう感じてしまうのはきっと本能なので、それをどうこう言うつもりは私にはありません。
様子のおかしな人から何かアクションを起こされたとき、まずは身を守ることが第一。
でも、それらの話を誰かに話すとき…ほんの少しだけでいいので、「もしかしたら悪意や害意をもってやっているわけではないかもしれない」と思考してみてほしい。
もしかしたら、「意図的にやってる気持ち悪い犯罪者のおっさん」ではなく「障害や病気で自分の言動を制御できないおっさん」かもしれない。
障害がある人がやりがちな言動の特徴についてもっと周知されれば、お互いに悲しい思いをするような出来事は減るのではないかと思います。
しかしながら、障害のせいだからといってこれらの言動が許されるわけではありません。
他人に迷惑をかけているわけですし、万が一パニックを起こして暴力沙汰なんかになってしまえば大変です。
そうなったらもう警察の出番かと思うのですが、できれば「糾弾するために」通報するのではなく、「保護するために」通報してあげてほしい…
本当、細かいと思われるかもしれないですが、気持ちの問題で…そう思います。
恐怖を感じて当然ですし、この男性のためにも地域住民のためにも、男性に親族や保護者がいないのであれば、行政の介入なりなんなりで監督者が必要なパターンだと個人的に思います。
ただ、障害や病気のせいで起きてしまった男性の行動について貶めないであげてほしい。
「ムカつく」「怖かった」はわかる。
「キモい!」「消えて!」「許せない!」と心で思ってしまうのも仕方ない。
性犯罪を起こす一部のアレな男性と、そういう人を強烈&苛烈すぎるほどに糾弾する女性のせいで、男性というだけで警戒されたり非難されてしまうの、いずれおじさんになる息子を抱える身としては本当に胸が痛いです。
いま、末の息子は幼稚園児で、私の年齢は30半ば。
これから迎える思春期と性の目覚め、そしてただでさえ世間から警戒されがちなおじさん期、それから親亡き後の事…彼がどのように成長しているか、誰にも予想はつきません。
きっと誰かの助けを必要とするだろうし、支えてくださる方々には私が生きているうちに先取りの恩返しをたくさんしておく予定です。
毎日福祉と人の善意のありがたみを噛み締めながら生活しています。
願わくば、人に害なすことのないよう、いまのおっとりした性格のまま真っ直ぐに大きくなって、そしてたくさん愛し愛されて人生を楽しんでおくれ、息子よ…
嘘ついて楽しい?
俺からすると、お前らが気持ち悪いから お前らからすると、俺は気持ち悪いだろうなというのが理解できるから 近づかない おっさんからするとガキは怖くてしょうがない ちかよらせ...
自分の属性について嘘じゃないと証明する方法がないのであなたを説き伏せるつもりはないですが、一言だけ。 自分の信じたいものだけを信じるのはあなたの勝手です。 ただそれを他人...
押し付けてるのは増田だろ
どの辺が押し付けと感じたのかちょっとわからないですね