2020-10-27

anond:20201027184133

ふむ。ならばもう少し説明しよう。

練習しまくれば甲子園に行ける? 練習しないやつは甲子園に行けんぞ。

この論理への擁護についた暴言

これらがなぜ悪いのか。単に悪口からか?

違います暴力で学びを促進しようとしているかです。

相手を低い身分に押し込めようとしたり、解らなければヒドいことになるぞって脅迫したりするのは世間一般でよく行われている。

脅迫犯罪として多くの国で禁止されているのは、それが精神自由を抑圧するから

自由のない状況で押し付けられた学びには、発展性がない。

環境が変化しようとも、教条的に同じ公式を当てはめるのみ。どうしてそれが成り立つのか? その概念が成立しないのはいつなのか? そう言うことを議論して、自問自答することで知識の体系は広がっていく。

あなたプログラマーだったら出会たことがあるかもしれない。「関数から脱出するリターン文は関数につきひとつ、必ず末尾に置きなさい」って指導する先輩に。

かつて goto 文——プログラムの次に実行される場所を次の行ではなくいろんな場所指定できる、って機能があった。でもそれはアチコチに飛びまくって訳が分からなくなる、って批判されて消滅していった。そのときにリターン文も実行が次の行じゃなくなるぞ、っていうんで色んなところに置くべきじゃない、行儀が悪いって言われるようになった。

しか現代では、ガード節——関数の冒頭にリターン文を置いてこの関数では処理できないよ、ってときに早期脱出を図る手法が、関数全体の構造シンプルにできるって評価されてよく使われている。型システムが発展し、変数の型を厳密にすることでプログラム実行前後で正しさのチェックをしやすくなった。ひとつのリターン文はそこで実行を止めれ関数全体の変数の値を解析できるのでデバッグのしやすさがあったが、正しさのチェックは実質的デバッグやすさの代わりになる。

先輩から押し付けられた古い教えを不文律としてそれに盲目的に従っていては、後輩はよりよい製品を作ることはできない。

もし自分一方的に誰かの強要を受ける立場だったらどうだろう。

一方的暴力を受ける立場、それは最下層の人間だ。

自分が最下層にならないためには、自分他人に同じことをするしかない。

先輩らにその場で「リターン文ひとつなのはどうしてですか?」ってその場で聞くと、たいていブチ切れる。合理的説明などできない。先輩本人もその原則に従うことを上司強要されたからだ。彼らが暴言を注意されたらブチ切れる理由もここにある。強要を認めてそれを禁止されてしまったなら最下層の人間になってしまう。怒るのも当然である

そうして強要は新たな強要を生む。暴力は受け継がれていく。

最初に何人かを、暴力で学びを促進する不毛さに気づかない“バカ”、のように申し上げた。

彼らがそういうことを考えてみようとしなかったのは、思考自由を束縛されていたからだと思う。

おそらくは自身も実際に、お前は田舎ものだとか、勉強についていけないやつはダメだぞ、のように言われてきたんだろう。でもそんな発言は許すべきではなかった。

増田ユーザーたちよ。暴言と闘え。暴言を断ち切るために、暴言のものに腹を立て続けろ。

ミラーリングとか言って受けた暴言他人に返す行為は、“暴言を許している”んだ。

記事への反応 -
  • 甲子園に行くやつは皆練習してるけど 必死で練習したからといって甲子園に行けるわけではない 日本語理解出来てるか?

    • 論理は大学で〜つってるバカ、中学はよほど底辺の地域だったんだろうな… たった一文で差別主義者だってことがバレバレである…

      • せやな 出身だとかを出すのはよくない 「中学時点で勉強についていけなくなった馬鹿」と増田自身を評するに留めるべき

        • もちろん論理学や集合論を勉強していなくても、そのレベルの論理を理解している人はいる。 でもわかってない人がいても何も不思議じゃない。 自分の基準を敷衍して「日本語理解でき...

          • そりゃ「人の悪口を言ってはいけません」レベルの話なのか「馬鹿っていうほうが馬鹿なんですー」な話なのか

            • ふむ。ならばもう少し説明しよう。 練習しまくれば甲子園に行ける? 練習しないやつは甲子園に行けんぞ。 この論理への擁護についた暴言、 中学はよほど底辺の地域だったんだろ...

              • 他人がやるのはダメだが私がやるのは許されるというのがミラーリングやぞ

    • 日本語っつーか論理ね。論理学は理系の大学一年で習う。

    • 論理は大学で〜つってるバカ、中学はよほど底辺の地域だったんだろうな…

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