https://digital.asahi.com/articles/ASN7Z3CQPN7ZULBJ001.html
まず最初に、上記記事における小児性愛という言葉は、一般的に想起される「ちっちゃいおんなのこを性的に見ている」人を指す言葉ではなくて、「ちっちゃい子を性的に見すぎて日常生活に支障をきたしている病気」を指しているように読める。
記事は故意に混在させるような書き方をしているので、やっぱり朝日新聞は不誠実な記事書くよね、とは思うけど。(「性嗜好で職業選択」の段落全部、まるっと上記二つを混ぜて書いてて本当に性格が悪い)
で、読んでて一番違和感があったのが、この部分。
「彼らは現実の捉え方、すなわち認知がゆがんでいます。たとえば、痛みで涙をにじませている子どもを見て『相手も感じている』と受け取り、犯罪をおかしても捕まらない成功体験を積み重ねることで、その行動を学習し、強化していきます。治療では認知行動療法と薬物療法を中心に再犯防止に取り組みますが、認知のゆがみ自体をなくすことはできません。『この子を襲いたい』という自動思考が出たときに、その思考への反応の仕方や行動を回避する方法を学ぶのです」
例えば男性が女性をレイプするようなポルノだって「嫌がっているけれど犯されているうちに快感になってしまって……」みたいな展開になっているものが多く、これを事実だとして実行に移す性犯罪者だって結構いる。
同様にゲイ向けのポルノコンテンツでも、いわゆる「ノンケ喰い」と呼ばれる系統の、ゲイの人が異性愛者をレイプするような作品が一定の人気を博しているわけ。
女性と違って男性は「射精」という明確な快感の証明があるから、「なんだよお前女が好きとか言いながら結局掘られて射精してるじゃねぇかw 結局お前も男に犯されるのが好きなんだろ?」みたいなストーリーが組み立てられてることが多い。
※完全に余談だけどゲイの中には一定数ノンケ好きがいて、ゲイ向け風俗でも相手をノンケ/バイ/ゲイから選べるような仕組みがあるところがある 。「素人女性好き」みたいなのと同じイメージなのかもしれない。
ということで、児童ポルノに限らずこういうファンタジーなポルノコンテンツはたくさんあって、そのファンタジーによって認知の歪みをさらに強化して固定化していくようなタイプの性犯罪者って結構いるんだよ。
だから小児性愛だけに目を向けるのはあまり良い結果にならないし、更に言うならば日本の性犯罪って被害者女性が一定の年齢を超えていると「自己責任だろ」みたいな論調がいまだに根強い中で(カオスラのヤツだって被害者女性を自己責任だと断じる声が一定数ある中で)こういう記事を出すことは「じゃあ責任能力がある女性が被害になるのは自己責任だね」というクソみたいな論調の補強に使われるのが目に見える。
だから、小児性愛者を殊更に取り上げるのではなく、もっと「性犯罪者はそもそも認知が歪みまくってる」って話にしないと、多くの性犯罪被害者があまりに救われなさすぎる。
z1h4784 ロリコンをLGBTと同列に扱えないのは弱者への暴力的欲求が影響している可能性が高いため。ロリ物のエロコンテンツって不必要に暴力的なものが多いでしょ。あれは「子供に暴力を振るいたい」というニーズがあるから
そもそも暴力的なものはLGBT向けでもロリコン向けでも多いし、更に言うと、児童ポルノの中で怖いのは「レイプもの」よりもむしろ「純愛もの」だと思わん?
子どもの大人に対する「あこがれ」を恋愛感情に捻じ曲げて解釈する(この解釈の主体は子どもであり、好意を向けられる大人自身でもある)ことで、「たまたま好きになったのがちっちゃい子だったんだ! 純愛だ!」って言い訳ができてしまう。
やってることがレイプであっても。
LGBTだから犯罪をするわけではない LGBTでも三島のような小説を書けないやつが多数派だしマッチョでもない