2020-03-27

今日高齢者役員たちを自宅待機にさせた

自宅待機水先案内人みたいな役割やってます

業務上リモートワークというのに向いていない業態なので、基本的に急ぎの仕事がなければ自宅待機ね、というのを一人一人通告して回っています

ルールあくまで自宅で待機、連絡が取れるようにしておく、呼び出しに応じるの3点。

それが守られれば当面は給料を払うよという感じ。もちろん、業務に支障がないという前提で。いつまで続けられるか知らないけど。

電車通勤している人間なんてのは本当に安心したような反応。

午前中自宅待機、午後から出社みたいなのにも対応しているので、時間通勤みたいな使い方もできる。

から話はすんなり済んだ。

徒歩通勤している人間有給ゲット!みたいな反応。

早速明日から自宅待機とか言い始めて、業者から電話に「いやー、明日いないんで」とか言い始める始末。(これは別途指導した)

でもこれには罠があって、仕事してない人間が顕著に炙り出されるというもの

こういう有事に協力できない人間は、今後もここぞというときに一番最初に逃げる人間

会社のために死ぬなんてことは自分でも愚かだと思うけど、ピンチときに真っ先に逃げ出す人間最後までなんとかしようと努力してくれる人間といたら、後者に沢山給料を払いたいと思うのが経営者というものではないかのかね。しらんけど。

自分は人を管理する立場にいるけど雇われ。与えられた職務粛々とこなしています

なのでそういう奴らには一回休みじゃないんだよと釘を刺さないといけないのが面倒だった。

まぁそれで本題なんですけど、70を過ぎた定年延長している役員さんたちがいて、正直な話、彼らが今一番の脅威。

もちろん感染すれば死亡するリスクも高いっていうことがあるのだけど、何よりも衛生観念が3週遅れくらいなので、自分たちがしているつもりになっている対策がとても脆弱

なんだか効果があるんだかわからないものを身に着けて対策した気になってる。

ハンカチで何でも拭いちゃう

くしゃみに遠慮がない。

会話中の距離が近い。(耳が遠いから仕方ないというのはある)

とどめとなったのが、先日こんな状態でみんな頑張ってるからって個別梱包されてないケーキを買ってきて配り始めたこと。

あなた衛生観念で、それを受け取るのも断るのも無理です。って空気になってしまって、結局みんなその人が帰ってから捨てるしかなかった。

いやー、これは無理にでも自粛させなきゃ本当にやばいなっていう話があって、この自宅待機の話しが始まったのが実のところ。

「ということで、当面は自宅待機していただくことになります給料は今のままなのでご安心ください」

って言ったらなんて言ったと思う?

「いや、僕らはみんなで話し合って万全の対策をしているか大丈夫若い人たち犠牲になっていくわけには行かない!」

って目をキラキラしていいやがるんですよ。

唖然とした。

この人達自分絶対になりたくないけど、自分絶対にならないっていうメカニズムで動いてるんだって思った。

これだよこれ。

高齢者自粛しろっていくら言ってもしない理由

万全なんだもん。自分たちルールの中で。どこで聞いてきたかからないけど、どうせテレビラジオ情報でしょ。

こんな感染拡大簡単にさせてしまいそうなのが街なか沢山歩いているわけですよ。

これは無理だ。無理だよ。

高齢者の死者数が一旦ぐーんと伸びないとわかってもらえないんじゃないかな。

じつは高齢者自粛させて若い人ちだけでゆっくり集団免疫を付けていこうっていう作戦が無理だから高齢者の中で感染拡大させて高齢者ビビって自粛し始めてから勝負ってことを国会の中の偉い人がわかってるんじゃないかとさえ思えてくる始末。

そんなわけ無いか

あなた方の命が何より一番大事ですし、若い人間がそれに遠慮してしまえばむしろ行動が制限されてしまます。役立ちたいと思って頂けるなら、尚更ご自宅での待機をお願いします!」

って言ったら「わかった。給料はいつもどおりなんだね?」ってもう一回確認してから誰よりも早く帰ったよ。

ドアがしまった直後に社内で拍手喝采が巻き起こったという嘘みたいな本当の話。

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