2018-11-24

芸術という名の森

田舎でI wanna beしていた私は、一念発起して上京してからある程度の年数が過ぎた。

ひょんなことからとある芸術分野において創作活動を始めたのだが、その世界で見た事を部分的ながらも、

知っている方にとってはごく当たり前な事を書くことになる。

美術学校・藝大・専門学校における教師の質

残念ながら独学した方がマシな人しかいないので、正直名刺交換しんどい学生にとっては雲の上の人に見えるだろうけれど、

その内実は、企業とのつながりの為に出向した人間や、付き合いで取れた章典を引っ提げて人に教えている人が多い。

単純に考えればわかる事だが、才能も教えがいのない、カリキュラムも決まっていて、小金だけ持っている学生ルーチンでサラリー貰いながら教える仕事は、

最前線創作活動をし、名誉と金をもぎ取る人たちにとって、悪夢以外の何物でもないのである

これらの仕事として行う為の技術を学ぶ場としては機能しているし、OBOG就職先のネットワークは色々な点でメリットになるが、

それ以上の事は期待しても難しい。

定期的に何処かの美大教授怠惰であると抗議を挙げる学生がいるが、そもそも怠惰から美大教授をやっているとは考えなかったのだろうか?

パワハラ(というか優位的地位濫用)・セクハラ(というか強制わいせつ

そんな世界産業として成立していないとかいう人がいるが、労働者向けの用語に直すと括弧のにようになる。

どの世界でもある事だし、性善説社会は回っていない。自己権利を主張しない奴は「私の価値ゼロ円で使い放題です」と言っているのと同義から

優位的地位に居る奴に、いいように使われるのがオチであるセクハラ最近マシになったが、元々女にモテない奴が、

女に対して優位的立場行使できるようになると、気持ち悪い性欲の捨て場として使うようになるので、まあ気を付けてほしい。

・出来賞レース

言葉として、「10年に一人の逸材!」とかあるが、ではその方が受賞する賞年度を除く9年はどうかというと、

そこそこの落としどころで納得できる才能か、関係者の付き合いで賞を取らせることになる。

特に学校関係で受賞する方は、1020年先も活動できるような底の深さを作る間もなく、その余裕もない形でヨイショされるので、

憐憫眼差しで見てしまうのだが、本人にとっては今を生きているのだから仕方がない。ゴールは学校先生である

画廊関係の推薦も、よくよく思うと、その年の決算までに効率的に稼げそうな方を選んでいるフシもあるので、画廊を選ぶのも運である

そもそも大人しく金持ちの家に置く物や建具に細工をしていればまだいいが、fine artを名乗って売る以上、

その日暮らしのルンペンであり、狙った特定の層にウケる創作物を作るしかないのだが、

世界日本除く)は芸術作品の売買や輸出入における関税を極端に低くしているので、金持ち合法的脱税投機により成り立っている側面もある。

サラリー貰っている一般大衆とは考え方が違って当たり前で、そもそもそのような世界に居られない人間の逃げ場のような側面もあるので、

世間通念とずれた人間が多いのは仕方がないところである芸能含めて言い方が悪いがヤクザ世界である。信じられるのは己のみで、

己を信じられない奴は他社に食われる荒野世界に立っている。

個人的私見だが、ヤクザと聞くと皆さんが思い浮かべるのは悪いイメージだが、疑似家族制度や仁義義理の考えは、武士社会のもじりである

政治家財閥構成する方々の閨閥等の理論と、ヤクザ構成する方々の理論は、実はとても近い。

才能と己が全てである

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