「初音ミクみく」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 初音ミクみくとは

2011-02-06

海外ボカロPのインタビュー翻訳

 Vocaloidismという英語Vocaloid関連サイトで、英語圏では結構人気のあるボカロP「Doofus-P」のインタビューが載っていた。

 海外でのVocaloid人気の高まりを受け、初音ミク英語版発売など海外展開の動きが広がっている。だが、本当の意味Vocaloid国外根付くには「日本語以外を母国語としている作曲者」がVocaloidオリジナル曲を作り、それが広く受け入れられる必要があるだろう。日本のように幅広いDTM層が元々ある国ならば、その上にVocaloid文化が花開くことも難しくはない。でも、国外のようにあまりDTM層が厚くない地域ではそれだけハードルが高くなる。

 中でも英語母国語とするボカロP、それも才能のあるボカロPがどれほど増えるかは、今後のVocaloid海外展開を考えるうえで重要だ。そうしたボカロPが多数のオリジナル曲を作れば、その中から傑作が生まれる可能性が高まる。その時こそ本当の意味Vocaloid文化海外に浸透したと言えるだろう。

 私が注目している海外ボカロPがDoofus-Pだ。少なくともYoutube上で、海外Vocaloid製品を使って彼ほど高い再生数を得ている人は他にほとんどいない。そのDoofus-Pがニコニコ動画の週刊Vocaloidランキング入りを達成したインタビューはそれをきっかけに行われたもの。海外Pへの注目がこれを機にもっと増えればうれしい

 なお勝手翻訳なので匿名で。引用元のサイトアドレスは以下の通り。

http://www.vocaloidism.com/2011/01/28/an-interview-with-doofusp/

=====以下勝手翻訳=====

 最近Vocaloid関連ニュースにおいて、matt9fiveという名で知られるPの「サーカスモンスター」がVocaloidランキングに登場した英語圏Vocaloidコミュニティーにとってこれは驚きの成果だ。私は最近、matt9fiveとメッセージをやり取りする機会を得た。彼自身はDoofusPと呼ばれる方が好みだそうだ。DoofusPは長年にわたり、Youtube上でVocaloid関連のほとんどあらゆるジャンルについて、カバーからオリジナルからMMD作品にいたるまで投稿してきた。最近では彼のオリジナル作品「サーカスモンスター」が週刊VOCALOIDランキングに登場し、第169週には110位に、170週には14位に、171週には31位になった[初音ミクみくによれば14位になったのは週刊VOCALOIDランキング #171]。この画期的な出来事についてVocaloidismが行った彼への独占インタビューを以下に紹介しよう。

http://www.youtube.com/watch?v=Uef7F01tju4

Red2Vocaloidism主催者]:まず、インタビューに応じてくれてありがとう。

Doof:いつでも歓迎だよ。

Red2:早速始めるけど、最初Vocaloidを見つけたきっかけと、そのファン活動に捧げる情熱の源が何なのかを教えてくれないかな。

Doof:うん、確かVocaloid最初に見つけたのは、「涼宮ハルヒの憂鬱」の「晴れ晴れユカイ」をミクが歌って踊っているファンの作ったビデオだったな。ミクって誰なんだと思って少しばかりググったらVocaloidプログラムを見つけたんだ! 僕がこれまで見た中でまさに最もクールなものだと思ったよ。なにせそれまで「ヴァーチャルアイドル」なんて聞いたことがなかったからね。なかでも一番凄いと思ったのは、Vocaloidが完全に利用者に基礎を置いているとこだね。公式なものは何もないし、制限も全くない。Vocaloidは誰のものでもあり得るし、望むどのようなものにもなり得るんだ!

Red2:君はVocaloidでいろんなことをしているね。MMD英語曲のカバー、そしてもちろんオリジナル曲。今まで君のYoutubeページを見たことがない人のために、それぞれのジャンルでどれがお勧めなのか教えてくれないか

Doof:わかった(笑)。僕がアップしたのはあらゆるものがあるんだけど…そうだね、英語カバー曲としてはケイトペリーの「Firework」をルカがカバーしたものが現時点でのベストかな。実はやたらと歌詞を間違えまくっているんだけどね(笑)

http://www.youtube.com/watch?v=nRVPKOTbhYg

 でも実のところ、僕のベストカバー曲は日本語曲だね! アイドルマスターの「プリコグ」をミクがカバーしたやつさ!

http://www.youtube.com/watch?v=DrnHzlVrQUQ

 自分でも理由はわかんないけど、本当にいい仕事したと感じているんだ! MMDについてはあまり作っていないけど、自分で一番好きなのはポータル洋ゲー]に基づいているミクの「Who are you?」だね。

http://www.youtube.com/watch?v=WjFFlSXz1Pg

 ポータル2が盛り上がっている時に作ったんだけど、今でもポータル2には興奮しまくっているよ(笑)。それと、僕のオリジナルで是非とも「必見」なのは「Finale」だね。

http://www.youtube.com/watch?v=r7pvTRi_GGs

 僕の曲の中でも一番短くて簡単なやつだけど、書いていてその歌詞完璧に満足した数少ない曲の一つなんだ(笑)

Red2VocaloidUTAU、それとVocaloidに関連した製品の中で持っているものと普段使っているものは何だい?

Doof:実際にはかなりの数のVocaloidを持っているよ。でも本当に使っているのは初音ミク巡音ルカSONiKA、そしてSF-A2 mikiだ。僕はこれらのヴォーカル表現方法が本当に好きだし、それにこれらはどれも凄く使い易いと思うよ!

Red2:それって少ないとは言えないんじゃないの。

Doof:(笑)いえーい。

Red2:じゃあ「サーカスモンスター」の話をしよう。緑の角を持ったルカは、君の作品の大半に繰り返し出てくるテーマだよね。君の作り出したこの存在について話してくれるかな?

Doof:ああ、緑の角のルカ! 彼女が緑の角を持った化け物である理由は「サーカスモンスター」のストーリー展開にとってそれがとても重要からだよ。ルカが演じているサーカスでは、女性歌手たちはある種の「再生」過程を経なければならないんだ。もしこの過程に失敗すると、彼女らはゆっくり時間をかけて化け物になってしまう。でもその過程に再挑戦すれば、それを解除することができるんだ。しかしながらもう一度失敗すると彼女らは永遠に化け物となり、死の呪いにかかって永遠に他の存在へと生まれ変わることになる。ルカはそうなってしまったんだ! ルカが最後に「死んで」しまうように見える歌は全て彼女前世を描いたもので、だから僕の多くの曲で彼女は角を持っているんだ!

Red2:そりゃまた随分重い話だね。「サーカスモンスター」を作る際に特にインスピレーションとなったものは何だい?

Doof:うーん…特にサーカスモンスターに関してインスピレーションがあったかどうかはわらかないな。でも、できれば人々に考えさせるような曲を作ろうとはしていたよ。英語Vocaloidコミュニティーにはそれほど多くの「深遠な」曲がないことに気づいていたし。あるいは単に僕がその分野の曲をたくさん聞いていなかっただけかもしれないけど(笑)。ただ、「サーカスモンスター」は僕にとってどっちかというと練習曲だったね。期待したほど深遠でも思考を誘発するものでもなかったし…

Red2Youtube投稿した時の最初の反応はどうだったの、そしてそれはニコニコ動画の反応と比べてどうだったんだい?

Doof:うん、随分と違っていたよ。Youtubeでは最初からかなりの再生数とコメントを稼いだんだ! でもニコ動ではほとんど再生されなかったね。1ヶ月から3ヶ月経ってもまだ400再生かそこいらしかなかった。同時期のYoutubeと比べたらほんの端数でしかなかったよ(笑)

Red2:腹話によるカバーと、Vocaloidランキング14位、どっちを先に知った?

http://www.youtube.com/watch?v=5LKM3xn6goc

Doof:腹話のカバーが先だったね。凄いと思ったよ! 彼がカバーしてくれて本当に光栄に思う。

Red2:興奮しただろうね。Vocaloidランキングについて知ったのはいつで、どうやって知ったのかな?

Doof:(笑)もちろんとても興奮したさ! 最初に知ったのは「Vocaloidランキング入りおめでとう!」というたくさんのコメントをもらったからさ。みんなが何を言っているのか調べなくちゃならなかったよ! そんで見つけた時にはランキングの高さに衝撃を受けたね! 多分30位前後か、実際にはそもそもVocaloidランキングに入っていないと思っていたか(笑)

Red2:1週前は110位で、それから14位に急上昇。そして先週はほんの1つだけランク外の31位だったね。これからしばらく「サーカスモンスター」に何を期待しているかい? もっとたくさんのカバーが出てくると思う?

Doof:うーん、正直これ以上「サーカスモンスター」にはあまり期待していないね。間違いなく1週間のうちに、もしかしたら多分数日のうちに忘れ去られるだろう。もしかしたらもっと多くのカバーを楽しめるかもしれないけど、本当にそうなるとは思っていないよ(笑)

Red2日本語版については?

http://www.youtube.com/watch?v=o4QDUtHOjZM

Doof:日本語版に何が起きると思っているかってこと? そうだね、いくらか海外のファンの間で人気になって、Youtubeにもう少し多くのカバーが出てくるかもしれない。でも、悲しいことにニコ動で大人気になるとは思っていないよ。どちらも歌詞が理解できなくてもその意味を取れる歌の方が好きだと思う。そのことを責められはしないけどね(笑)

Red2:このシリーズについて続編を公開する予定は? MMDにするつもりは?

Doof:もちろん! でもすぐには無理かな。シリーズを続ける前にもっと歌詞を書く練習をしたいしね。僕は自分歌詞に誇りを持っているよ。聞くたびに身の縮む思いがするんだけどね(笑)

Red2:じゃあサーカスモンスターについてはここまで。Vocaloidに関して将来なにをするつもりなのか、そろそろ出来上がりそうなものがあるか教えてくれないかな? ランキングのトップを目指すのかい? CDを出すつもりは? 他にそうした予定は?

Doof:うーん…練習を続けるのは当然として、それ以外に次に何をするかはまだわからないな。もっと自分の作品に自信が持てるようになったらトップを狙えるだろうけど、それまでは単なる夢でしかいし。でも、「サーカスモンスター」の全シリーズが完結したCDは出したいな! もっとも「生気のない物体にランダム生命が宿り人々を気味悪がらせる」CDの方が先にリリースできると思うけどね(笑)。[DoofusPの曲の中にはCreepy ToastとかCreepy Songなどがある]

Red2日本語勉強するつもりは?

Doof:考えたことはあるけど多分しないね。やるとしたスペイン語のコツを掴んだ後になるだろう。多分そんな時は絶対に来ないだろうけど(笑)

Red2:話をする時間をくれてありがとう。とても参考になったよ。Vocaloidコミュニティーや君のファン、潜在的な作曲者たち、あるいはみんなに何か言いたいことはあるかな?

Doof:どういたしまして! うーん…何を言うべきなのかわかんないや(笑)。そうだな、VocaloidであれUTAUであれMMDであれ他のプログラムであれ、何かやるときには少なくとも楽しむこと! 嫌いなことをずっとやりたいとは思わないだろうからね!

 以上。先月Vocaloidランキングに入ったDoofusPのVocaloidism独占インタビューだ。もし追加の質問があるなら、下のコメント欄に書き残してほしい。DoofusPに返答するよう頼んでみるから

=====勝手翻訳終了=====

2010-11-18

http://anond.hatelabo.jp/20101118024246

 「初音ミクバブル」「パンデみっく」「みくみく世界征服」も随分落ち着いたようだ。World is Mineコンサート動画再生数180万弱と明らかにペースが落ちた。それでも1日10万再生くらいはあるんだけど。

http://www.youtube.com/watch?v=DTXO7KGHtjI

 ただTopsyの「Mikuツイート数は相変わらず高水準。直近1日のツイート数は565と、ペースが落ちる様子はない。

 初音ミクに関するウィリアム・ギブスンつぶやきは、どうやら単にミクについて詳しいことを知らなかっただけのようだ。日本外国オタクが相次いでギブスンに情報を伝え、その結果としてギブスンもミクの実態について理解を深めたらしいことが初音ミクみくに紹介されている。

http://vocaloid.blog120.fc2.com/blog-entry-7254.html

 同じく海外で広まっている「初音ミクホログラム説」に対しても海外オタクがいちいちニュースサイトコメントで訂正を入れている。自分が関心を持つ事柄に対して異様なほど饒舌になるのは国内外を問わずオタクの共通特性らしい。

 一方、フェイスブックのLike数は予想通り39390を超え(というか既に4万を超え)、クリプトン側からも「英語版について公式に情報を出す」との宣言がなされた。既定路線とはいえ、当初予想されていたよりはるかに早く達成したのは凄いの一言

http://www.facebook.com/pages/Hatsune-Miku/10150149727825637

 海外からの取材はまだ続く見通しで、例えばブラジルテレビ初音ミクファンクラブを探しているとの情報ツイッターに流れている。

http://twitter.com/robertomaxwell/status/4807463496851456

 海外における報道ラッシュは、今までとは異なる層に初音ミクをアピールしたのではないかと思われる。ギブスンもそうだが、要するに比較的年齢の高い男性の関心を呼んだ可能性があるのだ。例えば10月下旬にSingularity Hubに紹介されたStargazerRの動画を見ると、世代別で最もよく見ているのが35-44歳男性、次が45-54歳男性、三番手が25-34歳男性となっている。

http://www.youtube.com/watch?v=aV6udITI9IQ

 これが普通初音ミク動画、例えばPo pi poの場合、このデータは13-17歳女性、18-24歳女性、13-17歳男性の順番になる。

http://www.youtube.com/watch?v=T0-2lzA7_Cg

 クリプトンフェイスブックデータを基に行った分析でも、Likeをつけたのは女性65:男性35であり、しかもその大半が13-24歳の若者層であることが判明している。

http://blog.piapro.jp/2010/10/facebook.html

 つまり、今回の報道ラッシュでミク動画を見た人たちは、従来の海外Vocaloidファンとは異なる層が中心だったということ。StargazeRも、そしておそらくはWorld is Mineも聞いたのはおっさんが中心だったのだろう。そのせいかLikesに対するDislikesの比率が他の初音ミク動画より高い(1割前後)。若者より中年層の方に拒否反応を示す人が多かったってことだろう。

 でもその比率は極めて低い。大多数は「こういうのもアリ」と受け入れたようだ。いや、日本初音ミクがおっさん連中(35-54歳男性)に人気を博していることを踏まえるなら、海外でも今回の報道ラッシュを機にみくみくにされるおっさんが増えてくる可能性はある。何しろこの中年男性世代はまさにサイバーパンクSF全盛期に若者だった連中だ。「初音ミクはあの頃見たキラキラした未来そのものなんだ」と言いながらノスタルジーに浸っているおっさんが、国内だけでなく国外でも増えてくるのかもしれん。

 なお、海外ネタではないが、初音ミク紅白に出るとのデマ本日ツイッター上で流れていた。中には「ソースフジテレビ」なる怪しげなスレを立てるヤツも出てくるほどで、そこそこ反応した人もいた模様。

http://www.unkar.org/read/yutori7.2ch.net/news4vip/1258929427

 実際に出るのは「アニソン紅白」だけどな。

http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20101022_kingrun_anison_kouhaku_2010/

 で、このデマに関連してこんなネタも出ていた。ありそうで笑える。

http://twitter.com/kuoki_sec/status/5225879995154432

http://anond.hatelabo.jp/20101117001151

 初音ミクバブル、どうやら昨日の伸びは「たまたま」起きた現象だったようだ。本日は急速に伸びが鈍化し、例えば超えるんじゃないかと思っていたフェイスブックのLike数39390人にはいまだ到達していない(39000は超えたけど)。

http://www.facebook.com/pages/Hatsune-Miku/10150149727825637

 World is Mineコンサート動画もやっと再生数170万を超えたくらいで、こちらも伸びが急速に衰えている。

http://www.youtube.com/watch?v=DTXO7KGHtjI

 初音ミクみく海外報道まとめにも「少ない」との表現が登場した。1週間に及んだ「初音ミクバブル」「パンデみっく」「みくみく世界征服」も、終息局面に入りつつあるのかもしれない。

http://vocaloid.blog120.fc2.com/blog-entry-7244.html

 おそらく情報世界一周し、各国のめぼしいニュースサイトが一通りこのネタに飛びつき終わったのだろう。裏取りをきちんとやるような「英国の高級紙」などに報道が載るまでにはしばらく時間がかかるだろうし、ペースはかなり落ち着いてくるかもしれない。

 ただし、Topsyのツイート数を見ると状況は昨日とあまり変わらないまま。直近1日は546件、直近1週間は3583件(1日平均511件)、直近1ヶ月8960件(1日平均298件)と、引き続きツイート数が加速している様子が窺える。入り口としてWorld is Mine動画を見る流れは一通り終わり、初音ミクに興味を持った人がさらなる情報を求めてネット上を拡散しているのかもしれない。

 広がった情報サイバーパンクSF大御所ウィリアム・ギブスンの元にも届いていた。この報道ラッシュの真っ最中ツイッター初音ミクについて言及していた。

http://twitter.com/GreatDismal/status/2473102269227008

 「俺はもっとハイレゾアニメっぽくない方が好み」だそうだ。それほど高い評価には見えない、んだが日本側の反応を見ると妙に感激している声が多い。

http://topsy.com/rakusyasa.blog41.fc2.com/blog-entry-1770.html

 「ついにあのギブスンから言及される」といって喜んでいる人たちの大半はかつてのSF少年(つまり現在ではおっさん)だと見た。

2010-11-16

http://anond.hatelabo.jp/20101115002200

 最近初音ミク報道ラッシュ初音ミクバブル」を、「パンデみっく」と呼ぶ人もいるようだ。Sankaku ComplexではMikuMiku World Conquest「みくみく世界征服」と称している。オールハイルネギニアァァァ!

http://www.sankakucomplex.com/2010/11/15/mikumiku-world-conquest-argentina-brazil-italy-romania/

 この記事によるとルーマニアテレビ(?)にもミクが登場したようだ。下のサイトの、45分くらいのところからミクのニュースが流れる。

http://inregistrari.antena3.ro/view-13_Nov-2010-Stiri_Ora_08:00-3.html

 使われているのはWorld is Mineと愛言葉映像コメント欄英訳もあるのですこし翻訳してみる。

======適当翻訳開始=====

 ホログラムスター

 女性ヴァーチャルセレブが新しいビジネスの種になりつつあります。その一例が日本で、そこでは最も人気の歌手ホログラムです。彼女コンサートチケットが売り切れとなり、数万のファンがいます」

 日本で最も人気のある歌手ホログラム

 男性彼女初音ミク。もし本当の人間なら、彼女日本人で16歳となります。彼女ホログラムですが、本物のスターのように振る舞い、歌い、踊り、多くのファンを持っています。彼女の声が外国のファンにも幸せを届けるようにしてほしいと、1万4000人が署名をしました」

 日本全体に数万人の初音ミクファンがいる

 男性彼女製作者は、録音した声優の声を利用しソフトウエアでそれを編集します。その結果は見事なものです。ファンたちは、彼女がとても上手く歌い、何の問題もなくステージ上で動いていると言っています。ミクは有名な交流サイトにページを持っており、彼女チケットは勢いよく売れています。しかし、彼女サインもできないし一緒に写真に写ることもできないのが、彼女のファンにとっては残念なところです」

=====適当翻訳終了=====

 途中に出てくる署名の話は、Hatune Miku World Tour Signature Siteのことだろうか。

http://mikutour.blog106.fc2.com/

 有名な交流サイトってのはもちろんFacebookだろう。

http://www.facebook.com/pages/Hatsune-Miku/10150149727825637

 あと、既に初音ミクみくなどに載っているが、ブラジルテレビにも登場済み。

http://www.youtube.com/watch?v=mBT6JvNXcnI

 それ以外に映像などはないが、オランダやらトルコやらで「テレビに流れた」との情報もあった。ネット報道サイトから始まった流れが、旧来のメディアまで広がっている様子が窺える。

 その「初音ミクバブル」または「パンデみっく」または「みくみく世界征服」の効果で再生数が伸びているYouTubeコンサート動画World is Mine。どうやら120万を超えたようだ。

http://www.youtube.com/watch?v=DTXO7KGHtjI

 朝日新聞の作った初音ミク紹介動画も上回った。

http://www.youtube.com/watch?v=xBZOlipfjkQ

 ちなみにYouTube上では100万超の再生を誇るVocaloid関連動画は多数ある。ただ、その大半は日本中心に見られているものであり、海外の視聴はそれほど多くない。外国でよく見られている動画の中にも、下のリンクのようなネタ動画場合Vocaloid人気とはあまり関係ないだろう。

http://www.youtube.com/watch?v=H_X7mMU6Gb0

 真っ当なVocaloid動画で、なおかつ海外でよく見られている代表はIevan Polkka。有名なネギ振り動画だ。

http://www.youtube.com/watch?v=kbbA9BhCTko

 オリジナル曲に絞ると、一番見られているのは「ぽっぴっぽー」だろう。映像が評価された面もあると思うが。

http://www.youtube.com/watch?v=T0-2lzA7_Cg

 で、今回再生数が急増したWorld is Mine動画は、オリジナルとしてはこのぽっぴっぽーに次ぐ位置にまで浮上してきた計算になる。その過程で巡音ルカの「Just Be Friends」、鏡音リンの「す.. す..すき大すき」という他の100万再生突破曲もぶっこ抜いてきた。

http://www.youtube.com/watch?v=VoPzP-MwcLI

http://www.youtube.com/watch?v=ebAKoRcYFTA

 クリプトン社長によると英国の高級紙からも取材依頼が来たそうなので、「初音ミクバブル」または「パンデみっく」または「みくみく世界征服」の流れはしばらく続きそう。World is Mineを含めたコンサート動画再生数も、まだ伸びると見ていいだろう。

http://twitter.com/itohh/status/4006086407364608

 あとクリプトン社長初音ミク英語ページへのリンクをお願いしていた。こんなところに張っても意味はないかもしれないが、一応張っておく。

http://www.crypton.co.jp/mp/pages/prod/vocaloid/cv01_us.jsp

2010-11-15

http://anond.hatelabo.jp/20101114031651

 初音ミク関連ニュースは今やグローバル伝言ゲームと化しているようだ。togetterのまとめによれば20言語くらいで紹介されているとか。

http://togetter.com/li/68475

 初音ミクみくも折に触れてまとめている。

http://vocaloid.blog120.fc2.com/

 下の画像メキシコ及びカナダ新聞ネットだけでなく紙でも続々と取り上げられているようだ。

http://i54.tinypic.com/1r3syh.jpg

http://fc00.deviantart.net/fs70/f/2010/317/4/2/newpaper____by_izuki4chan-d32skz1.jpg

 最も内容はかなりアレなものも含まれているようで、ホログラムじゃないのにホログラムってのはほぼ全ての記事がそうなっているし、中には「初音ミコ」だの「初音キク」だの固有名詞そのものを間違っている事例もあるそうだ。以下のblogがツッコんでいる。

http://blogs.itmedia.co.jp/closebox/2010/11/cnettechnically.html

 初音ミクの紹介動画を作った朝日新聞編集者も内容の不正確さを気にしている模様。ちなみにその朝日動画はミク報道ラッシュの影響で再生ペースが急激に上がっているんだそうだ。

http://twitter.com/Tristan_Tristan/status/3453124412973056

 でも朝日動画は1年9ヶ月かけて120万再生くらいだから、そんなに出鱈目な数でもない。

http://www.youtube.com/watch?v=xBZOlipfjkQ

 恐ろしいのはやはりYouTubeにあるWorld is Mineコンサート動画。本格的な報道ラッシュ初音ミクバブルと呼ぶ声も)が始まった11月9日から5日間で急増し、どうやら100万再生を超えてしまったようだ。

http://www.youtube.com/watch?v=DTXO7KGHtjI

 上ページの再生数はまだ100万に達していないが、mikuという言葉検索した一覧を見ると1,000,805となっている。私が最初再生数をチェックした11月11日昼過ぎには9万程度の再生数だったので、それから3日半で90万再生以上を記録した計算だ。

 ただ、Google Updatesでmikuツイート数を調べると足元はペースダウンしている模様。YouTube動画再生数増加ペースもようやく緩みそうだ。

 
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん